おぶわれた彼女は彼に傘をさす
耳と耳をくっつけて
時折 顔を見合わせて
どうか神様 この二人が
このまま幸せでありますように
あの日 竹林の小径
傘の縁から ...
2025年5月6日(火曜日)
私の住んでいる地域では、雨が降っている。今日はGW最後の日
利用者サービスとして、送迎でお出かけ
私は一人で本来どこへでも行けるのだが、その力のない利用者と同じ ...
何だよ
その態度は
僕なんかに嫉妬するなんて
いやただ見下してるだけか
その態度をやめないと
消えちまえって思うだろう
いつも戦って生きてきたんだ
だからもうやめてくれ
色んな意味 ...
胸の奥
ざわめく風に煽られて
過ぎるのはただ
彼の面影
闇の中宵待草の灯がともる
風薫る自慢話を聴く余裕
隣家よりハタとふ魚の御礼あり
水に滴る青紫の鮮やかなる宝石に暫し眼を止め
こころ奪われる
どんな貴婦人よりも麗しく気高く天を見上げるその姿は
地に足を着けた他の生き物逹をも圧倒させる力となり
忘れかけた感性を呼び起こす ...
僕の浮き沈みを見て
あんまり君が
泣いたり笑ったりを繰り返すもんだから
なんか楽しくなってきちゃって
もっと沈んでみましょうか
やめてくださいよ
他の誰のためでもない
自分のため ...
○「友だち相談」
小さな悩みの大部分は
友だちに聞いてもらうだけで
すっきりする
○「ゆらぐジジ心」
長生きだけが人生じゃない!
いやいや生きているだけでも幸せもんだ!
○「スマ ...
この水はただの水だが
じぶんではけっして汲めない
天の与えてくれたらしい
冷え切った、甘露。
この水を
早朝飲み干し目を覚まし
新しい日のはじまりとする。
ホントはさ
...
{引用= 夕暮れに、きょうもひとは、 めいめい帰ってゆきます
その中のだれも きのうのゆめの つづきを読んでいる調子です
まっさらな気持ちで空を飛ぶ はじまりのページにまき戻る
...
五月五日、
なかば強制されている春、
どうしてもせざるを得ない、
タイヤこうかん、
いっぴきの蜜蜂はわざわざ庭先にまで見学に来て、
となりの家の庭では、
紫と白、ツツジがいつの間にかもうす ...
人間の細胞はおよそ37兆個の細胞からなるという
元素は酸素・水素・炭素・窒素・カルシウム・リン
手元に残るのは焼骨のリン酸カルシウムくらいだけだ
残された者はそれを後生大事に故人を偲ぶ
大空に ...
描き写した花びらの
燃えつく因果のあざやかさ
いずれ消えゆき 死んでいく
辿り着く道は ただおなじ
わたしの燃ゆる夕焼けを
灯していった あの人の
暗い木陰で澄む 横顔は
どこかで読 ...
消えていく
響キの
残り香から
また
発光し生まれ来る
未完成を自ら導く意思、
なんの計画もなく
企図だけ澄み
この世この次元に
生きて息ある限り
意識ひろげ続け
器 ...
わたしがあたしを見つめたとき
あたしの心が安らいでいく
あたしがわたしに微笑んだとき
あたしの未来が見えてくる
新しいところに行くために
今までのものを背負っていく
誰もが未来の山を登る
...
変えたいものがある
体調
人相
性格
僕ではない
それでもいい
それこそ
別人になってやろう
僕の運命があるなら
それはカスだ
なのに何度も喧嘩を売ってきた
その度負 ...
聲帯の
ふるふる
ふるへ
今日の時々
きざみ
ささくれ
たちながら
やがて暮れに
夜汽車となり
発ち向かう
夜半あたり
やはらかな
ひろがりどき
ときのいざない
かいき ...
天に暗き蒼の幕が降り街に薄闇が覆う頃
背中を撫でるような畏れが霊気となって通り抜ける
思わず後ろを振り返り駆け出してしまいそうな本能
それは先祖から受け継いだ遺伝子
遥か彼方からやって来た ...
夏のそよ風が僕らの頬を撫でるよ
さらさらと流れてゆく優しい嘘
微笑みが幸せを運ぶから
言葉なんかいらない
ただうなずくだけでいい
騒がしい雑音も何もかも僕らの耳には入らないから
言葉の ...
どこかにあるだろうか
ここにいたら大丈夫という場所が
頑丈なシェルターのように
どこかにいるだろうか
ここにいたら大丈夫と思わせてくれるような人が
尊敬できる母親の愛のように
...
寂しさが募ったのは
その人に少し依存するのは
信頼を寄せているから
興味ない人には邪推のしようがないように
愛してたから邪推する
どこか懐かしい虚しさを抱え
町の雑踏に消える私
満月がもしも鏡なら
そっとこの手で引き下ろし
貴方に逢いにゆく夜の
秘めの化粧に使いましょ
曼珠沙華色の紅ひいて
白銀の鬼女になったなら
貴方の妻になれるでしょ
半月がもしも櫛ならば ...
○「子どもの日」
後ろの家は
近年孫ラッシュだ!
三人の子どもに
子どもが七人できた
今孫たちが集まって
キャ!キャ!言っている
保育園みたいになっている
ところが今朝はまったく孫たち ...
■同じ少女■同じ男の子■同じ世界■同じ場所■同じ小路■同じ国■同じ地方■同じもの■同じ言葉■同じ見方■同じ人間■同じ問題■同じ階段■同じ手段■同じ方向■同じドア■同じ形■同じ理由■同じ意味■同じ場所■ ...
近くの公園で
詩集を読んでいると
小さい虫がページのうえに
で
無造作に手ではらったら
簡単につぶれて
ページにしみがついてしまって
で
すぐに部屋に戻って
消しゴ ...
あさ、仕事に行くために駅に向かう途中、
目の隅で、何か動くものがあった。
歩く速さを落として目をやると、
結ばれていたはずの結び目が、
廃棄された専用ゴミ袋の結び目が
ほどけていくところ ...
左と右と言っても
建前と本音と言っても
開国と攘夷と言ってもいいが
話を進めよう
分裂してるぅ~
明治維新で開国を選び
大正デモクラシー
いい時代があり
しかし対外屈従、攘夷に ...
開かれるドア
巨大な時の
ひろがり
担い抱え持ち
眠りの最中遡行し
肉身の破滅に
何れ成就す
人に込められた想い
閉じられた扉
こじ開ける勇気も無く
ぼくはまた瞳を涙で濡らす
君の声
君の姿を思い浮かべるたび
切なくて
切なくて
痛む胸を押えた
ねえ、夢で逢えたら
ううん、夢ではなく ...
私は雲です
風に押し流されるものです
こうしておおきくなりはしましたが
いつどのような{ルビ原理=ことわり}に依って生まれてきたものか
さだかな憶えもありません
すうすうと胸が{ルビ空=す ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨宿り
花野誉
自由詩
4
25/5/6 18:49
音遊び日記
鏡文志
自由詩
3*
25/5/6 17:24
憤怒と憔悴
sonano
自由詩
3*
25/5/6 15:35
君恋いし歌
栗栖真理亜
短歌
2
25/5/6 11:33
生活の句
けいこ
俳句
1*
25/5/6 11:14
路地裏の貴婦人
栗栖真理亜
自由詩
1+*
25/5/6 10:42
サブマリン
りゅうさん
自由詩
5+*
25/5/6 8:49
独り言5.6
zenyam...
自由詩
1*
25/5/6 7:34
走馬灯
秋葉竹
自由詩
3+
25/5/6 3:37
zero
ryinx
自由詩
13+*
25/5/6 3:23
初入道
本田憲嵩
自由詩
14+
25/5/6 1:44
生命
レタス
自由詩
7+*
25/5/6 1:00
花とレプリカ
みぎめ ひだ...
自由詩
3+
25/5/5 23:55
フェイドアウト、フェイドイン
ひだかたけし
自由詩
4
25/5/5 20:49
未来の山
海
自由詩
9*
25/5/5 18:56
試合
sonano
自由詩
0*
25/5/5 18:55
ドア
ひだかたけし
自由詩
2*
25/5/5 18:53
安全地帯(ホーム)
栗栖真理亜
自由詩
1
25/5/5 18:46
未来(あした)の夢
〃
自由詩
2*
25/5/5 18:40
シェルター
sonano
自由詩
1*
25/5/5 17:41
街中
〃
自由詩
2*
25/5/5 13:55
鬼女ノ恋歌
福岡朔
自由詩
2
25/5/5 12:34
独り言5.5
zenyam...
自由詩
0*
25/5/5 10:57
SAME OLD SCENE。
田中宏輔
自由詩
10*
25/5/5 9:48
100人のダリが曲がっている。
〃
自由詩
13*
25/5/5 9:32
THEN。
〃
自由詩
15*
25/5/5 8:58
岸田先生に
りゅうさん
自由詩
3*
25/5/5 6:08
夜夢に目醒めて
ひだかたけし
自由詩
4
25/5/5 3:15
太陽と瞳
栗栖真理亜
自由詩
3
25/5/5 0:21
雲のひとり言
「ま」の字
自由詩
3*
25/5/4 23:28
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
加筆訂正:
音遊び日記
/
鏡文志
[25/5/6 18:35]
修正しました
未分化横丁、ついてこないで、刑事アメンボ
/
菊西 夕座
[25/5/6 10:55]
28連目を「悪がいくらわるあがきしたところで悪にしかなれない未来を、過去でもって照射する転倒」から「譜たしかな音階たろうと、おとなしい先端へとまるめこむ悪を過去でもって照射する転倒」に文字細胞が変化し
生命
/
レタス
[25/5/6 9:01]
少し訂正しました。
雲のひとり言
/
「ま」の字
[25/5/5 9:19]
翌5/5、一字加筆
0.49sec.