なな な はて
て て
は は
ん い い え
な
しぃ て タ
はぁわぁ てぇ いぃー
て て し て ...
カレンダーの途中
発車するわたしの
ポケットがあった
行き先が非表示の時刻表と
あり合わせの足音
打ち水をする初老の駅員は
いつも固く唇を結ぶ
口の中で飼育している金魚が
...
○「朝立の歌」
朝立ちしても
むなしいだけ
相手にしてくれる女(ひと)は
もうだれもいない
朝立ちしても
むなしいだけ
体は興奮しても
心に燃えない
カラブリの朝を続けて幾年ぞ
...
白いおひげの モフ
びくびくと 世界に
だってさ 生まれたてだもの
わしゃわしゃと 撫でたら
モフモフと いじらしい
やわらかな黄金の モフ
わくわくと 景色を
あっ! あっちで花が ...
拳を振り上げ肩を怒らせながら語る詩よ
オマエの声は届いているか?
自分の知り得た情報すべてを伝えたいが為に
人の首根っこ捕まえてガクガク揺さぶる詩よ
オマエのコトバはヒトのココロに浸透している ...
夢を語るおバカさんはいつもみんなに笑われています
もちろんみんな口にして嘲笑うわけではないですけど
心のなかでは指を指しながら白い目で笑いころげています
あぁ、夢は幻でしかないのに
おバカ ...
詩は無ではない
創造の泉がそこにあるかぎり
詩は無ではない
冷たく煌めく水が私の心を満たすかぎり
詩は無ではない
密やかな熱情が精神(こころ)の炎を燃やすかぎり
いまここにある ...
竹輪の穴からのぞく夕焼け
すきとほるとほい空
すくいなきこの身でこそ
視てしまう 観えてしまう
直に来るうつつの
よろごび呼び込み
くうの高みの現の写し
ぐんぐん来れば
暮れて
もう
うすい景色
映 ...
終電まで
バス停のベンチで喋る
時代小説の話をしたような
山の薫りが
背中の方から覆ってきて
いい夜だなぁと思う
あなたの声は心をやわらかくする
けっ ...
殻にひびを入れている
中身を見るまでどちらかわからないときみは言ったけど
そんなの嘘だと思う
扉を閉めたら一人になった
でも 遠くに灯りが見える
見えるからあるに違いないと思う
扉の向 ...
僕の黒が夜を染めていく
君の白が朝を照らしてく
別々の景色 触れた指先
壊れるその瞬間に僕ら交わる
バラバラになる音が響く
君と僕の色が混ざり合う
始まりと終わりが溶ける場所で
新し ...
あなたと私の立ち位置に
汚れのない小川がある
近くでもなく
遠くでもなく
長い付き合いだねと
あなたは言った
私もそう思っているけれど
あなたはいつも私の中にいた
大勢のファン ...
とぼけた光が朝を呼ぶ
雨樋の上を鳥が闊歩する
うんざりするような
薄水色の空が広がって
人を傷つけることのない
丸い風が吹く 強く 強く
別れすらも曖昧に笑って
時間は過ぎていくばか ...
これが私の人生なのか?
元いた場所とはかけ離れた場所での日々
これは本当に私なのか?
駄目なのを、奥底の怒りを、誤魔化すように
笑いながら話すのは
転調
形が欠けても
...
ひどい時代だとぶつぶつ呟きながら飯を
食い続けてもう三十年がたちました。で
も死んでない。おそらくバルブが崩壊し
たあたりから言いつづけているような気
がしています。
まえの投稿にも少し書い ...
○「理解し合う」
価値観がちがうのに
理解し合えるのか
経験がちがうのに
理解し合えるのか
感覚がちがうのに
理解し合えるのか
視点がちがうのに
理解し合えるのか
波長がちがうのに
...
医療費がね
かかるんだよね、これが
どこが悪いの?
頭
って、これがね
何でもない人のね
医療費がね
かかるんだよね、これが
ぶったぎりゃええな?
そうしなさい
...
俺もそう
俺も
お前が
嫌いだよ
俺はお前が
一番嫌い
私とはボクである
ボクとは私ではない
僕が生まれるずっと以前(マエ)に私が生まれた
ボクは私の涙が枯れかかる頃
苦渋の底から産声を上げた
ボクと私とは一心同体
しかしまったく性質の異な ...
哀しみの一滴を君の瞼のうえに垂らそう
瞳の中に映るその苦痛を少しでも和らげるために
神様は君に試練を与えた
それは大きく翼を広げ羽ばたく第一歩
灰色に濁った空を突き抜けて
白の彼方へ ...
{ルビ夫=つま}の忌や庭は若葉の森となる
子は餃子作り置きして帰りけり
野良猫も居心地の良き木陰かな
君の冷たい口唇にそっとキスをする
もっと君に近付きたい
君の温かくて柔らかな肌が
愛しくて
愛しくて
何度も君の名を呼んだ
こころの中に甘酸っぱい感情が溢れ込んで来て
僕を果てし ...
誕生日に
チューリップの花束をもらった
ぜんぶ違う種類のチューリップ
〝電車だからね、ちょっと恥ずかしかった〟
広い肩幅と一八〇センチ以上ある
その人は
...
しらほねしらぬか
しとしと
しとど ぬれそぼり
問い尋ねる先の
みえないみない
むなしい
だけ だから
隠れたお月様
姿を現しませぬか
陽を求める迄を
しませぬから
...
隠された事柄は
ある日ひょんなことから
氷山の一角として人目に晒される
ぼくは目撃者となった
それを黙殺すれば
棺桶まで持っていくことになるかもしれない
一時の面倒臭さを優先したら
一生 ...
死んだ軍人達の命、ダンシング男児。
しんだぐんじんたちのいのちだんしんぐだんじ
男子も女児も死んだ。
だんしもじょじもしんだ
怪しんでいる、軽いデンジャー。
あやしんでいるか ...
バターでできた巨大な彫像は
やすりがけされたぼくの舌で
みんななめされてしまった
地上は地獄の業火につつまれる
ここでページはおわっている
なんてかなしいんだろう
かんかんの俎上でぺらぺら ...
Who’s in your heart now?
誕生日、おめでとう。ぼくはあなたに言った。
全身がおれのストレッチだ! ははははははは!
陽気な日だ、きのうみたいに、特に憂鬱なことはない。 ...
○「異常な世界」
押すと
すぐ電気がつく
押すとすぐ
水が流れる
押すとすぐ
友人とつながる
僕たちは今異常な世界に住んでいる
○「豊かな社会」
豊かな社会は
孤立を深めた
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
はてななては/ゴル/お題阿トさん
足立らどみ
自由詩
9*
25/4/25 8:39
陽光
たもつ
自由詩
3
25/4/25 7:06
独り言4.25
zenyam...
自由詩
1*
25/4/25 6:40
トワイライト・モフ
みぎめ ひだ...
自由詩
4
25/4/25 5:50
オマエの願いひとつ
栗栖真理亜
自由詩
3
25/4/24 23:51
おバカさん
〃
自由詩
1
25/4/24 21:58
最期の走者(ランナー)
〃
自由詩
1
25/4/24 21:54
ちくわ
紅茶猫
自由詩
3*
25/4/24 21:10
Rejoice
ひだかたけし
自由詩
4
25/4/24 20:00
中山の駅前
花野誉
自由詩
4*
25/4/24 19:52
硝子の繭
凪目
自由詩
2*
25/4/24 19:15
混ざり合うセカイ
海
自由詩
9*
25/4/24 19:12
そのままの距離感
けいこ
自由詩
4*
25/4/24 16:00
昧爽
青の群れ
自由詩
4
25/4/24 12:06
Modulation
sonano
自由詩
2
25/4/24 11:00
つるっつる
室町 礼
自由詩
3+*
25/4/24 9:52
独り言4.24
zenyam...
自由詩
2*
25/4/24 7:51
暗部
りゅうさん
自由詩
2
25/4/24 5:17
アンタなんか大嫌い
TAT
短歌
1
25/4/24 0:45
私とボク
栗栖真理亜
自由詩
4
25/4/23 23:45
哀しみの一滴
〃
自由詩
3
25/4/23 21:11
家族と野良
けいこ
俳句
2*
25/4/23 21:09
硝子の告白
栗栖真理亜
自由詩
1
25/4/23 21:07
忘れられない花束
花野誉
自由詩
3
25/4/23 20:48
しらほね唄
ひだかたけし
自由詩
5
25/4/23 20:25
目撃者
海
自由詩
6*
25/4/23 19:18
猩の星(回文)
水宮うみ
自由詩
0
25/4/23 18:03
破綻
凪目
自由詩
4*
25/4/23 17:52
ぼくは、あなたの大きなおっぱいで終わりました。
田中宏輔
自由詩
11*
25/4/23 13:08
独り言4.23
zenyam...
自由詩
2*
25/4/23 10:35
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
0.28sec.