経ったぞ。昨日の子未だ迷子。脳の樹育った。
たったぞ きのうのこいまだまいご のうのきそだった


傷付き饐えた黄続き。啄木鳥絶えず樹突き。
きづつきすえたきつづき きつつきたえずきつつき
...
 地下駅へ降りる階段
 吹き上がって来た風で、
 乱れた前髪なおそうともせず

 いらだたしく
 けだるい晩春の気圧に
 襲われる

 かつて愛した男
 今でも その腕に抱きしめてほ ...
ふわり ふんわり
白く白に白 つもり 

時の和らぎ     
寝入り束の間、

遥か遠い夢をみて

  ふわり ふんわり
 ふんわり ふわり

純白 ひたすらな里の響
聞こえない音をさせて
雪は
遠く
降って来る
初めて



からっぽの
こころの
ここと
つながっている
そらの青



春を
夢見る
冬の
蕾に
ありがと ...
とある小さい団体に居たんだ。異才散る後。
とあるちいさいだんたいにいたんだ いさいちるあと


退けたらそれは亡き。天体観測損壊。端的な晴れ空だけど。
どけたらそれはなき てんたいかんそくそ ...
 ひとたび渇いた魂しいは舌のように膨張し始める
 軍備を払う金が政府にはあるはずだった
 敵は身近な隣人を人質にとった
 でも政府は動こうとしない
 あいつらはおれたちを
 見棄てた ...
日本現代詩人会オフィシャルサイトのトップページに
次のような文言が吊るされている。

  わたしたちはロシア・プーチン大統領に起因
  する不条理に反対し、ウクライナの人々の安
  全と平和 ...
目が覚めると布団の中で
今日も手首に指をあててみる
脈を感じる
ドクッ ドクッ ドクッ┅┅
今日も俺は生きているんだとじっかんする
毎日十万回も規則正しく動いている
このドクッ ドクッ ド ...
一喜一憂しても
始まらない
雨の日も風の日も
寒い日も暑い日も
生きていかなければならない
置かれた状況の中で
日々前向きに生きていかなければならない
後戻りはできない
ゴールは目の前 ...
微睡みぬ夢の揺蕩いに
林立する森影の薄闇
ひたすらに耐え続く
耳鳴りの朝に布団蹴飛ばし 
起き上がり陽を浴びる歓び



陽の光 陽の熱
この新た一日の生活を
点火し意識を叩き起こ ...
今夜また琥珀をあおり夢をみる 雪渓を登りつめ
一息を吐いた

其処は花々のサンクチュアリ
ぼくを燦々と迎えてくれた

写真に撮ろうとするけれど
その美しさはレンズを透しても再現できない
山に登る者だけにその秘密を明 ...
雨音に目覚めた午前3時
枕元に散らかった
言の葉と
夢の残滓を拾う

爪切り用のハサミで
言の葉をさくさくと刻み
オニオンスキンの便箋で巻く
慣れた手つきで擦るマッチ

小出し ...
あなたの泥の中に眠っている
掌に乗るような種の話をしましょう
神の国を夢見たひとびとが
スイレンを大事に育ててきたように

あなたの声を聞きながら
いつつの子供のように眠っている
それは ...
体感無い館内、分かんない。なんかワイ何階? 難解だ。
たいかんないかんない わかんない なんかわいなんかい なんかいだ


詐欺師祈り、叶う夜の苦しみ。シルクのような仮の意識さ。
さぎしいの ...
氷河にお船、浮かべては
食い入る喰ってやる、オマエの肉
蒼白い透明に、いよいよ赤く染まり
眼見開かんと、この凍結の地に
ああ一気、赤の濃密真紅に眩まり
神の口すら、吐息吐く
オマエ、円成し ...
ふと渡米、霞むスカイへと飛ぶ。
ふととべい かすむすかいへととぶ


頭蓋骨一個生かす。
ずがいこつ いっこいかす


罠の名は、花の縄。
わなのなは はなのなわ


竜も踊る ...
先日テレビで五十代ぐらいの美しい女優が
食べ物や運動などあらゆることに気をつけて
若々しさを保っているという話があった
そのなかで体形が崩れないように
夜もブラジャーをつけて寝ているという話が ...
幸せは
ここの
こころにある
幸せに
気付けば




自分が
持っている物事で
十分だな
こう思えば



夏の夕暮方の
西の山の上の
蒼く
透けた空の
...
雨が降る、十二時の長針の上
赤い流星と黄色の音符
ふたつの意思が結婚式を挙げる
白い祝日は
透き通る幽霊たちの歌で始まる

今日はウツボカズラの休日
塞がっていた穴の開く朝
べこべこな ...
 まやは水草の満ちる夕暮れでも
 草原しかなかった過去のように
 かたわらの湖をみつめる

 修理費のいらない世界だから
 ただ自然に流れていく世界だから
 森の陰でその光景をそっと見つめ ...
子供の頃の夢がかなって
階段屋になった
便利な階段や
綺麗な階段をたくさん作って
みんなに感謝された
それなのに利用する人たちは
とても辛そうだった
階段たちに理由を聞いても
...
学生の頃に
僕も覚えがあるのだけれど
一生懸命生きてると
一球入魂で生きてると

余計なものは視野の外に流せ
で的に集中し
必然、傍若無人にも見える

そういうことなのだ
砕け散り ...
自戒として、
大道すたれて
仁義ありと言う
私は強欲だから
足るを知らねばな



自戒として
放てば満ちると言う
私は時々存在しない
幽霊となる
そう思えば気楽さ

・ ...
尻の曲線に墜落した
堕ちたのは、
きっと酒のせいだ
窪みから下腹部を抜けて
波打つサテンのシーツを泳ぐ

女の夜は満天の星空で
凍った涙のように美しかった

柔らかな乳房の谷間で
...
a.m.2:00/
夜中に起きて
誰もいない
台所の小さな明かりの下で本を読む
きみとふたり
丘のうえ

夕景色
山なみの果て
我は彼方を
さし示し

きみは頬笑み
頷いた

{ルビ蘇芳=すおう}の衣は
{ルビ飄々=ひょうひょう}と
明日を求めて
彷徨 ...
甘く
酸っぱく
苦く
切なく
悲しい
 
涙乾けど悲恋は癒えぬ 壺で濃くなる毒の蜜 下着買い受けの女へ生理寛解を拝みにいくと嘯いて
最果ての夕暮れ春の灯台にあった
魍魎が私と共にいた
ヤブ椿の花は無心にあえいでる

既視感もかくやとばかりに他人様と衝突する
左肩が痛む ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
消えない苗木水宮うみ自由詩024/2/8 21:42
名残りの愛リリー自由詩5*24/2/8 19:55
記憶の里ひだかたけし自由詩524/2/8 17:04
※五行歌 三首「聞こえない音をさせて」こしごえ自由詩3*24/2/8 16:54
回りつづける文明水宮うみ自由詩1*24/2/8 13:29
レミング中田満帆自由詩124/2/8 13:21
日本現代詩人会は正気か室町散文(批評...124/2/8 9:18
ホカチャン自由詩2*24/2/8 8:36
終活を生きる自由詩3*24/2/8 7:38
五行歌、硬さ柔らぎの朝にひだかたけし自由詩624/2/7 22:43
独杯レタス俳句2*24/2/7 22:29
桔梗自由詩5*24/2/7 21:43
言の葉46U自由詩3*24/2/7 20:45
303.co...自由詩4*24/2/7 19:50
リングワンダリング回文水宮うみ自由詩4*24/2/7 18:32
飢餓のうた・花咲き染めるガーベラにひだかたけし自由詩524/2/7 16:18
頭蓋の中のスカイ水宮うみ自由詩4*24/2/7 10:29
人に言えない話ホカチャン自由詩2*24/2/7 10:09
※五行歌 三首「幸せは ここの こころにある」こしごえ自由詩5*24/2/7 8:41
二重線トビラ自由詩4*24/2/7 8:20
memo.02ryinx自由詩824/2/7 7:23
階段屋たもつ自由詩224/2/7 7:03
今日、勉強りゅうさん自由詩4*24/2/7 7:01
※五行歌 三首「一生 勉強です」こしごえ自由詩6*24/2/7 5:23
天国atsuch...自由詩16*24/2/7 5:16
春日線香自由詩224/2/7 0:44
盛唐の夢レタス自由詩5*24/2/6 23:05
五行歌 愛自由詩3*24/2/6 22:11
壺【都々逸】46U伝統定型各...1*24/2/6 21:32
五時五十七分の日入り民二郎自由詩324/2/6 20:42

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