何を見てきたのだろう
一体 どこに行ってきたのだろう
ぼんやりと 写真を 見ている
日本語のラジオを聞きながら
日本の食べ物を食べ
少しだけ物思いにふける時
僕は日本人であることを確かめる ...
今日の朝は、静かな眠りの中で、1時間、2時間と、時間が経つのが分かるようでした。
身体の外側から、僕自身が、いつまで眠っているのかを見ているようでした。

ベッドから起きると、母が、明太子にシラ ...
本来の概念というのはどろどろしていて名前を与えることで姿形がしっかりしてくるわけで、例えば川から現れた化け物を河童だから河童の沙悟浄だとしたのは日本人の捉え方なんだけど、中共青年はよく思っていない。A ... 九月半ばなのに猛暑
しかも歩き過ぎていた
これ以上歩ける気がしなくて
目の前にあった喫茶店に入った
落ち着きのあるいい雰囲気
コーヒーの香りに大きく息を吸った
アイスコーヒーを頼んでほーっ ...
森林、静まり返り
雨、細やかに
濡れる アナタの唇
深紅の色彩に燃え
降り頻る降り頻る
森林の奥から
研磨された氷柱の意識
呼び起こし招来し

 チリチリと
  視界に光の粒子
...
夜の静けさに
身をひたすと
闇が優しくて
こころが
満ちる



祈る
せめて
私の大切な
存在たちが
笑顔でありますようにと



人生は一度限り
私の肉体は一 ...
昨日の私が自己否定/今日の私も拒絶して
第一人称無くなった/第一印象もう忘れた

北/南 幻想/現実
東/ ...
(番外編21-②)世に詩情あふるるもの
         もののふの 八十宇治川の 網代木いさよふ波の



(本編)

② 有難い嘗ての飼い主の御主人様と飼い馬との再会に在りし日の ...
 

ほんとうのほんとうに
天国を信じてないひとなんて
いるんだろうか?

うちは
短命な家系で
父は私がもの心つくまえに
母も五十台前半で
姉も十年以上まえに亡くなっている

...
令和6年9月16日月曜日の朝から御会式の練習か
倒錯した感情が半纏を着て街を駆け回っています

第五福竜丸の船底にこびりついているフジツボは
誰しれず呪いの567のエキスを吐き続けたまま

...
ペンギンは
空を飛べないのではない
空を飛ばないのだ
翼は泳ぐことに特化している
空から海の餌を狙うよりも
餌いる海を泳ぐことを選んだ

ボクは
前へ進めないのではない
前へ進まない ...
自分が幸せと思えば
そこは天国
自分が不幸だと思えば
そこは地獄
天国も地獄も自分の心の中にある
やりたいならやらせてくださいってお願いしたほうがいいよ

あのブドウは酸っぱいとは言うな

甘かったろうが、あんなに虫に食われちゃって

いいんです、虫が潤ったのならいいんです

原告 ...
○「死の不安」
人生百年時代というけれど
「死」からまぬがれることはできない
ただ寿命がのびただけである
今の世の中寿命をのばすことに一生懸命だが
死の不安と向き合うことには目をつむっている ...
暑いから寝たくないんだ

眠いんだけれど 睡眠薬は適量飲んだから

夢の中か空想かどこか向こうでウィスキーをダブルで

現実でもないのにずっしり重いバカラグラス

さすがのガラスの塊と ...
美酒に酔いしれ
夢は万華鏡のように移ろいながら
次々と舞台を変えては魅了した

深い森の中を彷徨ったり
渓に宝石魚を追い求めたり
鮮やかな花園に埋もれたり
青い波間に抱かれたり
風に吹 ...
そうして、
窓に叩きつける夕立ちを眺めていると
心のいちばん深いところで
理解できる
君は何ひとつ
本当のことなど言わなかったと……

ベランダに迷い込んだ
茶色い蛙を
そっと田んぼ ...
正義は破壊に加担した
枯れかけた地球
生きのびるために
最期の抱擁
種を超え交ざり合い
限界突破して
母なる個体が残された

羊水に守られて
夢見る木霊の仔
月暈に包まれた
月の ...
凍り付いていく
彼の声が揺れ震え
透明な呪いとなり
意識に貼り付き
性別を失いながら筋立ち
絶対の孤独の壁を波打たせ

うねる唸る うねる唸る 、

 何度でも人、
  自分の世界 ...
雨音に
打たれ
鳴りひびく
空っぽの胸に
よみがえるあの人の言葉
 朝からむっとした湿度を感じていた。汗が出るか出ないかの瀬戸際の不快感と、速乾性のフィットした肌着が体に食いつき、不快感の相乗効果を呈していた。
 昨日、家業は妻に頼み、登山道除草の三つ目の山域にか ...
何も分かりゃしないよ

小さな虫ですら、おれより本気で生きてる

真理なんておれにはない

世界から置き去りにされてんだ

いつの日からか、同じように生きてる

おれの何が悪い?
...
筆を洗ったように
空は濁っていた
積もりに積もったことば
こころはもう見つからない
遠い昔に死んだ
自分のようななにか
滲んだ絵具
見分けのつかない瞳から
こぼれ出す 記憶の澱

...
キッチンには、朝陽が斜めに入る
僕は眩しくない身体の角度を保って
毎朝、玉子焼きを作る
お母さんは玉子焼きが大好きだから

鶏の無精卵を割るたび
命じゃなくて良かったと思う
有精卵なんて ...
つらい時
つらいって言わないから
わからなかったわよ

あんた
今になって言うんだもの

それに
生んでくれてありがとうって
なんで
今になって言い出すの
泣いちゃうじゃない ...
(番外編21-①)世に溌溂たるもの イタリア人はカプアのオーソレミオ、
マリアマリ、そしてさらばナポリと日本の除夜の鐘も真っ二つ 拡声器人



(本編)

馬を食べないで生きてきた人は ...
至福の{ルビ美酒=うまざけ}を含み
堪らず10本追加注文をした
海の香り
フルーティーな追撃に襲われ
スモーキーな苦みに終わる
マッカラン18年以来の驚愕だ
あまり人には教えたくはない
...
フリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリック
バックスペースバックスペースバックスペースバックスペースバックスペースバックスペース ...
明けゆく青い大空に
電柱の突端突き刺さり
向かいの家の甍が輝き出す
僕は大きく胸開き深呼吸をして
新しく訪れたこの一日の始まりに挨拶する

あゝいつしかあの青に包み込まれ
おゝ確かな手応 ...
(村一番の期待の星の輝く見えずこの都会では)

研究者は喧嘩を教わった
まだみぬ真実の嶺をめざすために
研究者は優越の方法を教わった
個ッココッ個として屹立するために

指導教官K教授お ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
時差ボケの朝に番田 自由詩224/9/16 20:54
一昨日の生活記録陽向(2躯-...自由詩10*24/9/16 19:42
日本酒を呑めば呑むほど赤くなり足立らどみ散文(批評...324/9/16 19:22
猛暑、それでも歩く自由詩6*24/9/16 19:04
詩想、「自己存在」という問い・今の私という境地5ひだかたけし自由詩5*24/9/16 17:43
※五行歌 五首「影も 和やかになる」こしごえ自由詩11*24/9/16 16:14
ひとり連詩風 ℹ︎足立らどみ自由詩524/9/16 13:15
(512)野施行三十一(みそひと)文字水恋鳥魚夫散文(批評...024/9/16 12:00
白兎秋葉竹自由詩224/9/16 11:06
□私はロボットではありません。(ゴルコンダお題はまいきーさん ...足立らどみ自由詩524/9/16 9:33
ペンギンの翼イオン自由詩3*24/9/16 9:33
五行歌 天国と地獄りつ自由詩4*24/9/16 8:26
こじらせ中年りゅうさん自由詩124/9/16 6:40
独り言9.16ホカチャン自由詩4*24/9/16 6:20
もうすぐ今年の秋彼岸というとある夜秋也自由詩324/9/16 1:38
レタス自由詩8*24/9/16 0:11
九月の夕立ち九十九空間自由詩424/9/15 21:37
木霊の仔自由詩524/9/15 19:03
詩想、The Man Who Sold the World*ひだかたけし自由詩5*24/9/15 18:46
※五行歌「よみがえるあの人の言葉」こしごえ自由詩6*24/9/15 16:43
午後からの雨山人散文(批評...5*24/9/15 16:18
さらに走る陽向(2躯-...自由詩5*24/9/15 16:13
ただのみきや自由詩4*24/9/15 14:51
僕の「I was born」九十九空間自由詩424/9/15 14:36
お見舞いルルカ ne...自由詩424/9/15 13:09
(511)野施行三十一(みそひと)文字水恋鳥魚夫散文(批評...024/9/15 11:34
美酒レタス自由詩6*24/9/14 23:57
それ以上書けない自由詩6*24/9/14 18:50
また一歩、この朝にひだかたけし自由詩6*24/9/14 17:32
研究者は喧嘩を教わった松岡宮自由詩4+24/9/14 16:39

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