金と銀の龍は螺旋を描き
{ルビ蒼穹=そうきゅう}をかけ昇り
久遠の果てまで行ってしまった
アレクサンドリア図書館に
地球の円周を解き
数学者は美しい数式を描いた
ガンジスの行者は
...
ももを食べました
塩で食べました
レバーを食べました
タレで食べました
叔父が余命を宣告されました
ねぎまを食べました
塩で食べました
十人いた父の兄弟姉妹の
最後 ...
朝霧のもやる中で
ぼくは尾瀬の夢をみた
ニッコウキスゲの咲く湿原に彷徨い
{ルビ詩=うた}を歌いながら
ぼくは大切な何かを忘れてしまい
グルグルと彷徨った
あれは何だろう
ルビー ...
私は趣味で
自称詩人をやっています
と告げた場合の相手の反応を
考えると
背筋に寒気が走る
「えっ?」
にこやかだった顔が真顔に戻り
それを察知されないようにと
コーヒーに手を伸ばすだ ...
森影繁く深い暗まりに
踊る人影の在りて
〉迎える意識〈
静かさに尚より一層
明るく輝き私を映し出す
いけると想って
いこうとする崖っぷちで
立ち止まらない
それが大事
残酷な太陽に弄ばれる
三月の未来がみえる
なにも残らない枝先に
硬い蕾があって
は ...
夜陰の大雪原に独り
垂直に立つ童子の私
ふと何かを感じ
天空 仰ぎ見れば、
巨大な光の眼、眼、眼
私を見ている私を観入り
巨大に在る光の眼、眼、眼
(私が見ているのではなく ...
孤独。ぽつん。天国行くコンテンツ。僕何処?
こどくぽつん てんごくいくこんてんつ ぼくどこ
飼い犬来て、人は縄跳びできぬ。良いか。
かいいぬきて ひとわなわとびできぬ いいか
...
「寮母さん、寮母さん。」
タクシーの後部座席でフロントガラスに揺れるワイパーの
雨しずくを見ているうちに眠りこけてしまった私を
「もう着くで。」
肩を叩き 起こしてくれたYさん
...
11月2日『産経新聞』夕刊、「第三文明」および「文芸社」の広告より
つまらない室の
まつたくつまらない夜
ふたつの新聞広告を見ていて
それも ...
この世の卒業写真
近頃若すぎる写真が目立つ
あまりにも若すぎると
三途の川で
足止めをくうかもしれない
閻魔大王が
見間違うかもしれない
白梅の散り初めし小道に
空が
あの冬の頃の
遥かな厳しさをはなれて
泉は薄青さをとり戻し
ふつふつと 春に向かって駆け出している
梅の林は
香気を溢れさせ 溺れて ...
生きている生きている
高齢者も子どもも
生きている生きている
病人も健康な人も
生きている生きている
貧乏人も金持ちも
生きている生きている
仕事のない人もある人も
生きている生きてい ...
会話だけでは
君を理解できない
熱いキスをしないと、
心は通わない
一晩じゅう愛し合って
瞳と瞳で想いを映しあわないと
夜が白みはじめても
心は暗く閉ざされたままだ
どうか ...
まだ日暮れには早いけど外にいると冷えるから
おばあさんがアタシのために縁側の下に
段ボール置いて 敷いてくれているプランケットへ
戻ることにするわ
午前中の雨で湿気った雑 ...
「肩からハトやでぇー!」、
あおぞらへととびたってゆく、まっしろなみらくる、
同じものを見ているのに
なぜこうも違うのだろう
誰もが気づくことを並べたてたて
尚も新鮮な目線に驚かされ
尊き子ら 高き空を飛んで行く
止まり木もいいななんて人生観に酔っ ...
彩色ノうねりうなり
純白となりカタチ形造り
知らない君の顔、
〉断崖絶壁眼下に立ち〈
肉一つ震え揺るがず。
急ぎつつ
ただ透明なアリの群れ
探しているまに日暮れる寂しさ
虚ろという
遊びにできない悲しみが
甘いと感じる夜ココア飲む
憎しみを
風呂場の鏡のまえ ...
自称詩人であるのを
カミングアウトすることは
今のポリコレ社会においても
大変勇気のいることであって
軽々しくは出来ないことだ
もし万が一
会社の同僚にでも知られたら
社内会議で問題 ...
マンションが数棟並び建っているどの方向見ても目に入る
公園の土地の持ち主亡くなったその息子たち土地を返せと
使われていない畑をまた使うその土地を借り野菜育てる
良い土地を手に入れ家が ...
透明な時の内に
波の持ち上がり
波は崩れ去って
飛び立つ海鳥
透明な時の溶け
巨大な記憶のタブロー海面に立ち
巨大な意志のチカラに引き裂かれ
蒼白く燃える光の眼
...
てな、新スレッドで御座います。
「ありゃあ美味かった」とか「わたくし、ランプ・フイッシュが憎くてよ」やら
「くどくど言うな!白いまんまをたんと食え」ですとか・・・
食わなきゃ死んじゃうだけに切 ...
小雪のふる
三月
雪国の春はおそい
けれど
芽はある
・
つまらない
と思う自分が
つまらない奴なんだね。
おもしろいことを
自分で探したり作ればいい
・
六花 ...
人人のなかを貴方は彷徨った
世界知る犬が自分の鼻で嗅ぐ
息を忘れて自らを亡くしてる
春隣 燐火瞬き舞っていた
カーテンのない部屋だから
そよ風も吹かなくて
ただひとつの安寧を求めて
四方が囲まれた壁に
背中を預けたりする
この部屋は僕に
出ていけとは言わないから
いつまでも動かずに
付けっ ...
行雲流水で
行けば
どこに転んでも
いい
私の人生
・
できるだけで十分
なので
足るを知り
放てば満ちる
私の人生
○「すだれ髪」
僕たちの若い頃は
男も長髪が流行った
多分ビートルズなんかの真似だったんだろう
今の子たちは
目のところまで髪を垂らした
すだれ髪が流行っている
第三の目を隠して
心の ...
人類が生まれてから
確か500万年前だったかな
その頃は多分縄張り争いもあっただろう
でも、今のような殺し合う戦争は無かったはずだ
近親憎悪という言葉が浮かぶ
宇宙はこんなに広い ...
フリースタイルダンジョンを見ていて
韻踏みが気に入ったので
自分の気に入った韻を踏むスレです。
韻踏みしてれば何書き込んでもいいです。
例えば
青葉、カウパー、ローパー、ラッパー
とい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夢の欠片
レタス
自由詩
7*
24/3/6 2:56
焼き鳥
たもつ
自由詩
4
24/3/6 0:03
朝霧の中で
レタス
自由詩
4*
24/3/5 22:55
元殺人犯
花形新次
自由詩
2
24/3/5 20:08
五行歌、意識の私
ひだかたけし
自由詩
5
24/3/5 19:53
いいんじゃないでしょうか
秋葉竹
自由詩
1
24/3/5 19:48
原体験◯ヒカリの想起
ひだかたけし
自由詩
5
24/3/5 17:35
いぬ回らぬ
水宮うみ
自由詩
2*
24/3/5 17:16
鏡像(5)「あだっちゃん」②
リリー
自由詩
4*
24/3/5 15:59
広告(2009)
中田満帆
自由詩
1
24/3/5 14:52
遺影
ホカチャン
自由詩
1*
24/3/5 11:52
春光
リリー
自由詩
5*
24/3/5 11:36
生きている生きている
ホカチャン
自由詩
2*
24/3/5 10:30
くちづけ
atsuch...
自由詩
4*
24/3/5 7:28
鏡像(4)「あだっちゃん」①
リリー
自由詩
3*
24/3/5 7:04
おふしょる
本田憲嵩
自由詩
6
24/3/5 2:22
独り言7
短角牛
自由詩
3*
24/3/4 23:22
五行歌、顔◯知らない君の
ひだかたけし
自由詩
7
24/3/4 22:38
夜へ行く
秋葉竹
短歌
5
24/3/4 22:14
自称詩人のカミングアウト
花形新次
自由詩
2
24/3/4 21:51
野菜
夏川ゆう
短歌
3
24/3/4 17:46
息絶えて
ひだかたけし
自由詩
6*
24/3/4 16:50
食べているかい?
会議室
24/3/4 16:40
※五行歌 三首「六花」
こしごえ
自由詩
5*
24/3/4 15:56
春の心
水宮うみ
川柳
2*
24/3/4 13:20
監獄の朝
ミナト 螢
自由詩
3
24/3/4 11:56
※五行歌 二首「私の人生」
こしごえ
自由詩
4*
24/3/4 10:54
独り言3.4
ホカチャン
自由詩
4*
24/3/4 9:00
愛
レタス
自由詩
3*
24/3/3 23:49
韻踏み処
会議室
24/3/3 23:21
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
加筆訂正:
融雪
/
本田憲嵩
[24/3/4 22:00]
2連目、若干修正。
春の心
/
水宮うみ
[24/3/4 17:02]
二句目を少し変えました
0.07sec.