今日も、毒をあおって死んでいく
馬鹿者が愚か者が、己の本当の自分、識らず
まんまのまんまでいつしか瞑目眼前に光り輝く
黄金色の一筋また一筋、光帯の谷間から射し込み
一気に伸び拡がる 次第に赤々 ...
挨拶しても
返事はない
吹き出しに
見えている
心の声だけ
饒舌なんだ
好き嫌いで
仕事が滞る
そんな感情
無駄な時間
仕事効率化
できないよ
怒る気にも
なれないよ ...
唐突に自分語りさせていただきますね。
むかしむかし、なぜだか知らないけれど文学極道っていうところで新人賞もらったんですよ。
それに初投稿から文学極道が終わるまでのあいだ、詩作から離れた期 ...
牢獄の幻が脳の片隅で鎖の音を鳴らし続ける長い退屈の午後、僅かな転寝の後で世界は入れ替わっているのかもしれなかった、でもだからって別に俺自身は同じものだし、特別することは変わらなかった、俺はいつだっ ...
僕の心を
ジュースにしたら
きっと
とても酸っぱくて
ドロドロで
不味いのだろう
三ツ矢サイダーのように
なりたいと
言っていたら
世の中には
僕に砂糖や炭酸を
入れてくれる ...
指を鳴らして
僕の
病気が
網ザルで
こす
ように
体と
心から
出ていったら
いいのに
指を鳴らして
君の
過小評価された
悩みが
風船
のように
飛んでいって
...
宮沢賢治の『春と修羅』について、多少語りたい。もっとも、宮沢賢治についても『春と修羅』についても語り尽くされた感があるので、いまさら僕ごときが何か新たなことを語れるかは非常に心許ないのだが。
『 ...
息を吸う
息を吐く
息を吸って
息を吐いて
吸って、吐いて
息を繰り返す
生きる事は
息ること
身の回りに誰も居ないのは
何故だろう
みんな引き篭もっているのかな
いやちがう
居なくなったのだ
仏壇のある部屋に入ったら
母と夫の遺影があった
此処に居たの
家の前の道を ...
日常に、
薄闇の影。
俺等なんて、
モルモットだ。
何時だって、そう。
はみ出し者同士、
君と抱き合う、至福。
薬は忘れず、飲み込む。
それは日々の、ルーチン。
一拍置いて、
...
只サイトコントロールも人まかせ 川柳
*
システムコントロール or シスター(聖女)コンプレックス
二者択一のなかでも、どちらにも組せず生きている私たち
ai( ...
これまでにない驚きを
斬新で念願の驚きを
どうか私に与えてください
オリジナルのデザインを
よくみてよ、って顔で
どうか私にみせつけてください
あなたの感性が好きだか ...
柔らかな微かな香りが鼻を掠めたら
少しずつ少しずつ
君を過去の記憶から消していこう
共に過ごし
苦さも優しさも初めて知った想い出を
君はもう僕とは違う道を歩んでいく
新しい道を
...
僕らはまだ寝惚け眼
人間の作った時限爆弾の恐ろしさを知らない
自然の力が発火装置さ
地下に眠る大蛇が縦横無尽に大暴れすれば
たちまち大爆発を起こして
死の灰を撒き散らす
それでも人 ...
投げ入れろ小石
深くて暗い水面に広がる波紋
だんだんと大きく
まるですべて覆い尽くすみたいに
黒い叢は謳う
靄の掛かった疑問を隠す膜
薄く深く僕は纏い
夢うつつの海の中を航海する笹舟
その本を読んでショック死した人がいるとい
うような伝説的な読み物にはそうお目にかか
るものじゃない。開高健の『オーパ!』はかな
り危なかった。腹が痛くなるほど笑い転げた。
ほんと息が出来なくて ...
小さな体で
寄り添うあなたは
光を集めて 深呼吸する
まだ見えていないものたち
内から溢れるまなざしで 弾けながら
湿った広大なスクリーンは
なんとか 機微(オーロラ)を生みだそ ...
今日を頑張って生きたら
明日も頑張らなくちゃいけない
生き方をまちがえた
自由に生きればよかった
明日も自由でいられる
ハンノキハムシ、
小豆大ほどの、ちいさな黒い甲が秘めた、
爽やかな初夏の訪れを告げる、
まるで宝石質のように美しい、その青びかり、
葉を噛んでゆく、作業を放って、
框ドアのアルミのサッシを、 ...
イヤなこともあったけど
うれしいこともあった
楽しいこともあった
いつもより遅くなった帰り道
月がきれいに浮かんでた
炭酸みたいにアオハルは
は ...
何もない部屋で羽ばたいた
黒い蝶が頭に刺さった
白い壁の中で探した
君の声が聞こえた
実在のない声が
ぼくの頭の中で聞こえた
壁の中に閉じ込められた
君の体はきっと溶けていった
...
昨夜観た
別れ人の
私の眠る
寝床に
ま直ぐ座る
マボロシの
余りの厚み、
声音の感触、
やはらかく
あたたかく
寄り添い続け
恐れることも無く
只々お前なのか
ほんとうにと ...
傷ついた時のための防護服を
何円でも買っていた時に比べたら
今は少し生きやすくなった
戦地にいるような形相の時に比べたら
今は少し安全な場所に来れた
幸せになりたいと今でも思ってしま ...
月のない夜に
小さな罪を 沢山着飾って
玉虫色の日傘を くるくる回して
ビルの屋上から 君は
ふわりふわり と降りてくるのだ
お嬢さん、御機いかが?
と、声をかければ 嬉しそうな顔で
...
言葉にすると消えるもの
願って叶うと失せるもの
愛とか夢とかそんなもの
そんなものさ、そんなもの
曖昧な定義で居させてくれ
輪郭を与えないでくれ
見え透いた嘘で満た ...
人生がキモい
ゲームオーバーの画面
ずっと繰り返しているよ
そんなんじゃなくて
勇者の証とか
旅の仲間とか
かっけえ剣とか手に入れたいよ
そうでなくちゃ美しくないだろ
なのにどうしてこ ...
誰かにとっての嫌いな詩と
自分にとっての好きな詩が
同じだった時
争いの種になり得るのだろう
誰かにとっても
自分にとっても
感動に殴られた時
共感の種になるのだろう
生きてい ...
蜜でびしょびしょのパンケーキ。
明るい白いお皿。
切り分けられる直前の幸福。
あなたの精神には美しい余白があって、
私たちはよくそこで落ち合った。
夕暮れどき、影になっていく街を ...
もう二十年近く
髪はショートヘア
気に入ってしている
昨日 少し伸びた部分を
自分で切って切り過ぎて
朝から鏡を見て見て溜息
越して間もないので
挨拶しか ...
計算なんてないからね
ふつうに一日あたりに
搾り出せるやさしさの
すべてを君にそそいでいるだけさ
ただ笑えるほど真っ白な世界に
住みたいな
って夢をみる
僕の心の闇が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
谷間の毒
ひだかたけし
自由詩
5
25/6/6 19:55
人間関係
海
自由詩
10*
25/6/6 18:57
書かない人のはじめかた
飯沼ふるい
散文(批評...
5*
25/6/6 18:07
pass blood
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
25/6/6 17:57
三ツ矢サイダー
sonano
自由詩
11
25/6/6 16:22
一瞬で
〃
自由詩
2
25/6/6 15:09
『春と修羅』における喪失のドラマについて
岡部淳太郎
散文(批評...
3*
25/6/6 12:52
生きる事は息ること
多賀良ヒカル
自由詩
5
25/6/6 11:54
無人島
けいこ
散文(批評...
4*
25/6/6 10:30
断層
群青透夜
自由詩
10*
25/6/6 10:10
シスコン(「私は傍観者」ではなく、「私は選ばない参加者」であ ...
足立らどみ
川柳
2
25/6/6 8:25
蕎麦
秋葉竹
自由詩
2
25/6/6 7:46
祝日
栗栖真理亜
自由詩
4*
25/6/6 5:59
寝惚け眼
〃
自由詩
1*
25/6/6 5:56
深層の海
〃
自由詩
1
25/6/6 5:54
豚の餌を食う人たちへ
室町 礼
散文(批評...
3
25/6/6 3:58
恋
乾 加津也
自由詩
7*
25/6/6 2:02
生き方
リィ
自由詩
4*
25/6/5 23:04
ハンノキハムシ
本田憲嵩
自由詩
7
25/6/5 23:00
帰り道
おやすみ
自由詩
4
25/6/5 20:24
壁の中の
海
自由詩
5*
25/6/5 19:09
病臥の幻、魂の現(改訂)
ひだかたけし
自由詩
10
25/6/5 16:17
愚かさ
sonano
自由詩
5*
25/6/5 14:48
朔
神奈備亭
自由詩
4
25/6/5 14:23
あいまい
たいら
自由詩
3
25/6/5 12:58
キモいゲーム
若森
自由詩
2*
25/6/5 12:10
種
sonano
自由詩
6*
25/6/5 11:51
幸福
はるな
自由詩
4
25/6/5 11:22
花の人
花野誉
自由詩
7*
25/6/5 9:47
くちびる
秋葉竹
自由詩
3
25/6/5 7:41
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
加筆訂正:
日日草
/
洗貝新
[25/6/5 12:36]
※ 晴れ渡る~澄み覚めるに改訂
0.48sec.