溢れ出る悪意の
果実を丸ごと搾り切り

奥底から表層へ

 広がる原野 聳える岩峰

足元は見えずに
痕跡だけ
浮かび上がり
粉々に四散する
声の断片

不機嫌な朝に夕べを夢 ...
ススキノにトルコ風呂が増え
ノーパン喫茶や
端にはのぞき見劇場ができた頃
ライブを終えた帰り道で
しつこい客引きと
トラブルになったことがある

袖を掴み放さいでいる客引きと
強い口調 ...
 
 陽 翳り
 枯れいろの
 シロツメクサも凍てつく風に
 負けじと見ゆる 
 ふくら雀の いとおしさ
失くした封筒は開封しないままに
いったい何処へいったのだろう
鞄の中も
机の引き出しを探っても
書架のページをめくっても
探したけれど見付からないので
誰か心覚えがある人はいませんか
体温が微かに響く
駐車場の隅に捨てられた
古い型の深海に
街灯のあかりが
とっぶりと落ちていく
コロナの夜は
静かに進む
階下から聞こえる
くぐもった洋画の声が
唯一の栞だっ ...
○「なんのために書く」
ボケ防止のために書く
人からほめられたいから書く
でも一番は
書きたいから書くだろうな

○「コンクール」
応募すると
入選するかどうか
とても気になる
心 ...
今は通り過ぎていくだけの公園で
思い出す その中にいた役者だった 昔を
冬の僕はポケットに手を突っ込んだまま通り過ぎるだけだった
僕は 街の何処かを目指して


景色は駅前のコンビニと
...
{引用=
 そのことについて


その後のことについて

しゃがんで空を見た


 そこには何も無い。


そのことがそのあとにあったのであれば、
その前のことを想像しま ...
晴れた日には
ゆで玉子を咲かそう
カワウソと並ぶ
いきいきと生きた
意匠の意味を
いっそ、もう河原に置いた
木魚を叩く暴徒を
許そう
宇宙人も許す
一切赦す
半熟の黄身が溶け出すく ...
枯れた公園の人は疎らで
みな肩を狭めている
5月には香る薔薇が咲き誇り
恋人たちは手を握り
至福を味わっていた


月の光に照らされて
レタスが芽生える5月
いまは寂しい季節だけど
...
わたしはわたしたちは
感覚直観される此の世界次元で
夢を観て居る、のではないか
とそう私は
時々 想うのです。
純白の頬を手で触れて
氷山の漂う
海原深く
沈んでいく夢を観る

一瞬から醒め
眼見開けば、

孔雀の鮮やかな羽ばたき
一閃する輝きの矢、

夜陰の街並みを
大勢の南国の人々
...
〔前回までのあらすじ〕
ペットショップで。一目惚れした。白い犬。彼=ダンスケ。
を。買い取った。年金詩人の。Kは。その後。彼の。養育
費を稼ぐために。海水浴場で働くことになった。


三月 ...
自分の年齢ほど
自分の気持ちとぴったり来ないものは
ない
「○○歳」
俺はいつ
こんなに年を取ったのだろうと思う
玉手箱をあけた
浦島太郎のような心境だ
今だに各種文書等に
「年齢欄 ...
○「生きる」
夏は暑さとともに生きる
冬は寒さとともに生きる
春は雨とともに生きる
秋は風とともに生きる
四季巡りしながら生きる

○「まちがい」
人のまちがいを
鬼の首を取ったかの ...
真夜中にたった独りで酒を飲む たまには屋根の上で
おもいっきり叫びたいときが在る
誰にも解らない言葉で
おもいっきり歌いたい時が在る

らぁ~! らぁ~! と

いくら叫んでも
罪は消えない
空気を吸う
命が在る

水を飲む
命が在る

米を食う
命が在る

シラスを食う
命が在る

肉を食う
命が在る

汚れた体を拭っても
消えない汚れ

矛盾が叫ぶ夜 ...
始発の朝に
腹を割いたら
群青があふれだし
膝をついたまま
脱落を選んだ

履歴書はよく燃えて
約束された未来は焼失した
何者にも名づけられない自分が
裸で社会に投げられ
すりむい ...
あの人は生命力の塊のような言葉を
私に打ち込んでくれた
今日よりは
他人を羨む暇があったら
自身の向上に努めよう
この命尽きるまで
勝利勝利の連続であろう
今日はあちらこちらを彷徨ってみたけれど
やはり此処がいい

恥ずかしくて
恥ずかしくて

此処に舞い戻った

夜毎繰り返す波の騒めき
夜空に降る星たちの囁き

一からやり直せと大 ...
誰かに教わったわけでもなく
ひれもないのに
泳ぐ術を知っていた
不思議
暗闇の水は透明なはずなのに
烏賊墨いろ
触れる
包まれる
抱きしめられる
身ひとつだけの
図式
へその緒が ...
私のためにどれだけ泣こうが
女の子殴って育てるような家ですよ
大人になるってのは理解することだし
雨を知らない雨なんてないのです

リンゴの皮を剥きながら
殺してやろうと思う
微笑みなが ...
幾何学的な街並み
色付いて
黃の明るみ紫のうねり覆い

その奥に黄金光り輝き圧倒
優しく包まれ街並み人々在り

この世界、幾層幾次元から成り
異様の立ち昇り柔らか異様のヒビキ

深 ...
タイムマシーンに乗って夜に覚醒
ふわり浮かぶ白い頬のその感触
また逢いたい人の柔らかな熱

利他主義の反対、利己主義
エゴを競いエゴを注いで
資本主義、
何が飛び出すか分からないぞ!
...
椎茸がたくさん採れてお裾分け大きさだけは何処にも負けない

リフォームをするかしないか話し合う家族五人の二人が反対

満員の電車は嫌い窮屈で平日の朝日本の風景

けん玉で盛り上がる街廿日市 ...
走る少年は
ポケットを太陽で満たし
地球を廻している


祈る少女は
ガンジス河のほとりで涙を流し
海の満ち引きを導いた



(((そらの階段昇っていこう
ほらほら
あんよ ...
書けない!

私はぐるぐるとリビングを旋回し
踵をパチンと鳴らして
フラメンコよろしく手拍子を打つ

閃いたっ!
ごにょごにょごにょ



詰まった…

あ"あ&q ...
ポジティブなめりはりつけを受け入れてPCとともに再起動する ○「人間不信」
蛇の赤い舌のようなものが
ちらちらのぞく
人間関係は
自分の心の反映でもある

○「自分の思うようにならないもの」
天気
大陽や月の動き
心臓の動き
相手の心
自 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
不機嫌な朝(改訂)ひだかたけし自由詩6*24/1/24 16:50
わいせつとはなにか板谷みきょう自由詩2*24/1/24 13:20
五行歌 空地リリー自由詩4+*24/1/24 13:03
捜索願いレタス自由詩5*24/1/24 8:03
たもつ自由詩424/1/24 7:10
独り言1.24ホカチャン自由詩2*24/1/24 6:54
コンビニの街番田 自由詩124/1/24 2:05
, 2020 ryinx自由詩7*24/1/23 23:29
定点の通り道トビラ自由詩3*24/1/23 23:20
五行詩 初夏を待ちながらレタス自由詩5*24/1/23 22:38
詩想夜想、五行歌借りひだかたけし自由詩624/1/23 20:36
正夢自由詩8*24/1/23 16:07
終の犬 5。たま自由詩3*24/1/23 11:04
年齢ホカチャン自由詩1*24/1/23 9:00
独り言1.23自由詩2*24/1/23 6:57
酔って候レタス俳句2*24/1/23 0:32
今夜は自由詩4*24/1/22 23:54
生命自由詩6*24/1/22 23:22
ただ働きトビラ自由詩4*24/1/22 23:14
渡辺亘自由詩024/1/22 21:18
還る場所レタス自由詩5*24/1/22 21:14
対岸までそらの珊瑚自由詩12*24/1/22 20:29
林檎の兎303.co...自由詩324/1/22 18:57
意識の光景◯夜想詩想ひだかたけし自由詩624/1/22 18:40
あの日のこと(改訂)自由詩624/1/22 15:41
リフォーム夏川ゆう短歌124/1/22 11:11
散華自由詩4*24/1/22 10:47
書けないっ!自由詩3+*24/1/22 10:45
再起動足立らどみ短歌424/1/22 6:44
独り言1.22ホカチャン自由詩1*24/1/22 6:10

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加筆訂正:
, 2020 /ryinx[24/1/24 0:21]
変更があるかもしれません
対岸まで/そらの珊瑚[24/1/22 23:08]
手直ししました
対岸まで/そらの珊瑚[24/1/22 22:37]
少し手直ししました
0.1sec.