奏者は愛おしそうに
艶やかなボディをひと撫でし
ため息をついて弓を構えた
最初は軽く軽く
羽根のように優しく奏でる
ヴァイオリンは直ぐに応え
小刻みな小さな音で震え求めた
ヴァイ ...
ジョンレノンも、セックスピストルズのジョニーロットンも、ボブディランもマドンナだって、ハングリーな世界から成り上がった人の報われない時代にあったものは、俺はここじゃねえ(私はここじゃない)だったと思う ...
蝶々結びになっていた指をほどいて、
今はとてもあわくしろい、
わたしたちから剥いでいったシーツをヒシと掴んで、
数珠繋ぎになった看護師たちが、
屋上へ舞い上がっていく、
手垢でも ...
気づくとたいてい
じゃがいものくぼみから芽が出ている
ほっとくとそれらは
すくすく伸びて
じゃがいもをだめにしてしまう
わたしの毛穴からも芽が出て だけど
それは空なんかは目指さない
...
環境は心が反映子どもたち
大人からだと音無し世界!
こわっぱのどろぼう 逃げだした
この部屋から いちもくさん
お化けがこわいと むがむちゅう
部屋にのこった 音楽隊
暖か ...
泳ぐことができず 手足を
遊ばせているだけの水夫
笑いぐさで
赤く硬い
蕾が 夜の上で冷えている
折り重なった 死の ガーゼケット
重い目蓋を 持て余していた 沈黙の ...
いつか雨はやむって
みんな言うけど
ちっとも晴れない
私の心
星占いでは
絶好調のハズなんだけど
私だけ
ホロスコープの輪からはぐれて
...
わたしのおばさんは
おばさんなんだけど独身だ
結婚してたことはないと思う
本人に聞いたことはないけど
おばさんちには山のように本がある
マンガも岩波文庫もラノベも
エロ小説も詩集も古典 ...
逃げても逃げても追って来る
明日という時間に
悪い想像ばかりしてしまう
明日に捕まったら
地獄が待っているきっと
きっときっとはカットしよう
KitKatを食べながら
どうにかなるは ...
コーラも好きだが、普段は1000ccの容器にインスタントコーヒーを大匙、一杯、ブライトを大匙、一杯、砂糖を大匙、4杯、入れて、よく溶かした、インスタントコーヒーにスーパーから貰ってきた氷を入れて飲ん ...
あえないのです、私たちは、絶対に!
すれ違うことしかできないのです!
電話も会話もできるひとたちに
この深い絶望が分かりますか?
板の上で、
愛を確認しあって
ようやく希望を灯していき ...
チリリンチリリン
響きの音の
風吹き抜けながら
脳髄震わせ
チリリンチリリン
うねり始める
風が思考を呼んでいる
思考が風を呼んでいる
風が思考を
思考を風がと
呼び交わす ...
(548)逆転の歯車、詩歌絶望の発想
大御稜かたづけなさは勝ちすぎて
此の日ごろ燈火管制もせず
9回裏二死満塁2ストライク3ボールで
高崎さんはバッタ―ボックスに立つ
京都の雨、 ...
黒か白か
白か黒か
肌色に近い赤か
波にゆらめく生命線
分断しては繋がり
溶けこむ
下降線と上昇線
鏡の前で無理やり
口角を上げようと
努力する人のように
Uの字を描いては
...
環境は心が反映子どもたち大人からだと音無し世界!
古傷が痛むことだってある
それは仕様がない
要はそれを伸び代にして
成長していくしかない
季節が巡れば
必ず花は咲く
寒い日は プリンたべたい
寒い 寒い プリン プリン
プリンは からだがあったまる
風邪も なおります
(個人差 あります)
プリンは プリン体がたまりますか
どうだったでしょうか
...
○「し」
いっこうに詩は浮かばない
死ばかりで
今日は近所の奥さんの通夜だ
まだ70そこそこ
元気な方だったのに
大学病院に行ったら
もう手遅れと言われた
肝臓ガンだった
昨日は69 ...
チューインガムを噛みながら
あっという間の1日だけなら
まだマシなほうなのです よ
なんて 気を抜いていると
一生が終わってしまう
でものちの夢みる ...
「地底者の花」
怯えているものがあったのだ
それは今でも思い出すと悲鳴を上げたくなる
その苦しみは私だけだと思うほどであった
そこには花のようなものはなかった
蝉の鳴き声が聴こえるばかり ...
最近はめっきり聞くことのできなくなった
あの声
祖父が購読していた週刊誌に挟まれた
女の顔と富士山と訳のわからないものが
不揃いで並べられた不思議な絵
一瞬感じた引力のような力強い声 ...
あなたは
わたしを憎んでらした
冷たい怒りを身に受け
仕方がないのだからと謝った
それがわたしたちの出逢いでした
嫌みや皮肉がたっぷり
それでも、わたしは嬉しかった
面と向かって ...
少しがさついた指先が冷たくて
それでも「有り難う」という言葉が
何だか妙にあたたかい
特に大それた事をした訳ではない
ただ、世知辛い社会から追い出され
家も家族も失った人達に
水のよう ...
面白きを生むか? 美しきを生むか?
ピカソは美しきではなく、面白きを生んだ。
ゴッホも美しきではなく、面白きを生んだ。
ダヴィンチが生んだものも美しきではなく、面白きだったと思う。
美しきはな ...
「さりげない日々につまずいた僕は」
「星を数える男になったよ」
った詩があって
大好きだったんだけど
けど
なんだよ、それって
とかちょっと冷静になって
今は想うよ
『さり ...
図星がストライクゾーンに入る
黒目がおたまじゃくしとなって
白目の中を慌ただしく泳ぎまくる
いっそここから抜け出し
白目剥き出したぁい
手足よ早く生えろ
滑落していくエゴ、
地滑りし続け
疼く私なしの一日に
打ち下ろされる一撃
もはや何の計画も無く
内に秘める純粋な怒り、
この混沌の世に夜に
闇に病み犯され
沈み込む重心
尚 ...
冷たい牛乳には
もはや靑々しい牧草の薫りは
しない
干し草の味がする
だけだ
僕は夜もすがら
睡魔と闘ふ日々は
棄てゝしまつた
創作の為だとか
さう云ふ事ぢやなしに
たゞ、 ...
燐光を見た
どちらかと云へば
アレッホ・カルペンティエエルの中で
熱されたディキシーランドのやうなジャズ
D.W.ライト氏が持ち上げた
ヘイデン・カルースの隠遁
とは一歩二歩違ふ
燐 ...
「天才の再現性」基礎だ。間違った癖がついているなら、徹底的に矯正し、正しい基礎を身につけることだ。
だけど、詩の基礎ってなに?
本に書いてる?
とにかく我流では限界なのは分かる
Tさんはとにか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ヴァイオリン
りつ
自由詩
5*
25/1/17 2:45
置かれた場所で咲きなさい? 人間は砂漠に咲ける花ばかりではあ ...
鏡文志
散文(批評...
2*
25/1/17 1:47
あわくしろい日々
パンジーの切...
自由詩
5
25/1/17 0:08
ソラニン
そらの珊瑚
自由詩
13*
25/1/16 23:05
ブレーメンの音楽隊
足立らどみ
自由詩
2*
25/1/16 22:02
泳げない(2025.01.08)
草野春心
自由詩
2
25/1/16 21:01
ホロスコープ
おやすみ
自由詩
2
25/1/16 20:04
わたしのおばさん【きょうのソネット】
佐々宝砂
自由詩
4*
25/1/16 19:54
KitKat
海
自由詩
4
25/1/16 19:36
「クレクレ星人の独り言 19」
ジム・プリマ...
散文(批評...
2*
25/1/16 19:31
絶望と怒り
りつ
自由詩
2*
25/1/16 18:53
詩想、熱風思考
ひだかたけし
自由詩
6*
25/1/16 18:03
野施行十二単衣 ㉘
水恋鳥魚夫
散文(批評...
2
25/1/16 16:15
慟哭
栗栖真理亜
自由詩
2*
25/1/16 15:15
そういうこと だったの か !(閃いたこと)
足立らどみ
短歌
1
25/1/16 11:43
花
渡辺亘
自由詩
3
25/1/16 10:46
プリン
kawa
自由詩
5*
25/1/16 10:07
独り言1.16
zenyam...
自由詩
1*
25/1/16 8:55
チューインガムを噛みながら
足立らどみ
自由詩
2
25/1/16 7:55
地底者の花
陽向(2躯-...
自由詩
4
25/1/16 2:53
声
栗栖真理亜
自由詩
1
25/1/16 1:39
追憶ーエピソード①ー
りつ
自由詩
3*
25/1/16 0:43
人間の尊厳
栗栖真理亜
自由詩
5*
25/1/15 22:16
浅薄詩
鏡文志
自由詩
3*
25/1/15 21:47
「流星」
秋葉竹
自由詩
2
25/1/15 21:42
おたまじゃくし
海
自由詩
5*
25/1/15 18:45
A Day Without Me*(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
25/1/15 18:14
深夜から夜明けに向けての数十行
髙任勇梓 T...
自由詩
4
25/1/15 18:13
燐光
〃
自由詩
2
25/1/15 17:26
1月15日メモ
りつ
散文(批評...
4*
25/1/15 17:23
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
加筆訂正:
チューインガムを噛みながら
/
足立らどみ
[25/1/16 8:21]
改行等
1月15日メモ
/
りつ
[25/1/15 18:18]
「時間」追加。1月15日終了
0.41sec.