能登の震災で
みんな困っているのに
相変わらず
お前らは自分語りのクソ
自称詩に終始して
全く恥じるところもなく
アホみたいな顔していやがる

なあんでお前らの頭の上に
瓦礫が落ちな ...
ゆるやかに
意識ほどかれ
やわらかに
見慣れた景色
ふと浮き立ち在り
波打つ岩の割れ目
ゆるりひらいて
見慣れぬ初めての
景色ひろがる光景

ゆるやかに
ほどかれた意識
今ひと ...
現の底から
浮かび上がる
思い出の予感に
陶然と
現の過去の遠さが
俄に近く狭まって
古代の太鼓の打刻音
木霊となり鳴り響き
底の底に横たわる
わたし独りのたましい
融通無碍に踊り ...
関西風のだしがおいしかったうどんの店は
コロナが始まってすぐのころ店を閉じた
よくお世話になってたのになあ
売り上げが落ちてかどうかは知らないよ
四月にはなくなってたから
それで、ちょっとし ...
ゲット・アップ・ルーシー

『われわ ...
... 凍ったフロントガラス
朝日が少しづつ彼らを懐柔すれば
やがてそこは完璧な薔薇園になる
回旋塔のはがれかかった塗装から
こぼれ落ちるドライフラワー
校舎の壁にはヒビの花が
鉄屑には錆の花が
...
ここでずっと
花が咲くのを待っている
小さな神様でありたい

霧のような明るい雨が
柔らかい芽にしたたる
その明るさは血と同じ
うつくしいもの

いつかも人間であった
小さな神様は ...
何か一歩踏み出したら 素敵な何かに出会えるかしら

きっと 何かあるのでしょうね 確率はゼロじゃない

でも その素敵なコミュニティに 迷惑をかけない自信がない

素敵なものは須らく 私と ...
ここかしこ雪塊光る闇の夜も

蒼空に映えて白梅自生の木

光りさす一箇所のあり冬暮色
雪が解け
心ほどけて
過ごす冬

ストーブで煮た
大根を

気がつく度に
食べている

なんにも無い日
こうやって

春には良いこと
あるような

そんな期待で
...
――外気温2℃。
深夜の阪和自動車道を
オートクルーズで突っ走る
後部座席には竿がある

目的は、磯釣りだ
前回の屈辱を晴らすべく
ウキをハリス側にセットした
これで仕掛けは撒き餌と同 ...
ドラッグストアのレジのところで
「お疲れではありませんか」
と聞かれるときがある
僕はそのたびに
「いいや ちっとも」
と返す
すると店員が
何か困ったような期待はずれのような顔をする
...
天がすることも
私に都合のいい
ことばかりではない
それでも
これも運命 天の自由だ



空を
見ている
私を
見ている
空を



宙の闇に
冷えた星が
ひ ...
ゆるせないことを
ゆるすことにより
前へ進めるので
私は振り返り
黙礼をする
年を取ると
悲しむ力さえなくなる
わんわん涙を流しながら泣いたのは
いつだろう?
知人や友人の葬式に行っても
焼香して故人の顔を見て
「お疲れ様でした ありがとうございました」
などと言 ...
異様さの
呪いの深み入り
夜闇に沈む天井の
一角だけ真白い光の帯
凝視し次第顕われ確か在り



終わりから逆算される残余の日々、
生き生きと生き天真爛漫さ失わずに
戻り水を飲みな ...
天使の翼に乗って
羽ばたく花の
聴き入る
北極星の蒼い声、

〈君は何処から来たの?
そんなに冷え切って〉

 深い闇の奥から
 引き裂く声のヒビキ渦中
 深い闇の奥に潜むヒカリ掴 ...
イタコ、暖炉、雲の姿。ガスの目論んだ固体。
いたこ だんろ くものすがた がすのもくろんだこたい


重く語ってったか、蜘蛛を。
おもくかたってったか くもを


餅の命の要素。滅ぼそ ...
...  カーテン開ける
 東の窓辺は柔らかな
 柳の芽吹き おもわす光

 三度目に
 鳴っていた携帯のアラーム消して
 私を 執拗に抱きしめるコットン毛布から
 這い出してきた脳みそが
  ...
ぬれた星を見上げ
渇きをいやす
眼球は
キリギリスを歌う
風見の舌と睦みながら
吐血の祈り
内視鏡では
さかしまに蜷局を巻く
死は累々と
あどけなく惨めに
染みはそのまま
母の着 ...
社会の底辺で生きる
意識の高い人は
四角四面の性格を
三角社会に収めるために
半分諦めている

半分諦めなければ
絶望の面積になるので
それよりはいいかなと
2で割って生きる

...
君と僕とのあいだに
置きたい言葉があるとして

それはいつも最初の言葉であり
最後の言葉

初めての言葉であり
いくたびも繰り返されてきた言葉

すでに過ぎ去ったこと
あるいはいま ...
 
 山茶花の
 散り染めし途、
 花片もえたち
 明るさ投げかけるのは
 心の所為
 
 夜のしげみに
 いく重にも
 折り畳む 
 紅を、抱いて目映いのは
 心の所為

...
従順さで囚人の憂いは免れぬ
自由を求め、逡巡するな
散々説かれ
陰惨な世に野垂れ死に

どうしようもなく
相手が悪いと
今、諦観す
お隣のベランダで
お葬式が始まっている
空は澄んでいて
ご焼香の良い香りが漂っている
わたしの持っている図書館は
翼が無いのに透明だから
時々午睡をすると
豆腐の表面にも
良い ...
○「人間というものは」


「希望があれば立ち上がり

見通しが持てれば歩き始め

目標が決まれば全力で駆け出すものだろう」


○「詰め」
弓道に
「五分の詰め」と「八部の詰 ...
ひこうきぐも、
それは、ひこうきが飛んでゆくように、
あっというまに経過してゆく、
とても楽しい、
ひとときのあとの余韻、


ひこうきぐも、
それは青空にもきざみたい、
ぼくのよろ ...

 ディスプレイの向こう側の壁に、ポロックの絵の複製を貼っている。落ち着いて座っていられないときや、動悸がするときなどに、僕はその絵を何となく見ている。

 ビル・エヴァンスのピアノには死の匂 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自称詩人皆殺し花形新次自由詩2+24/1/28 20:07
展開ひだかたけし自由詩524/1/28 17:59
現の底*自由詩5*24/1/28 16:29
繁忙期の放心と、周縁の人々、一部に含まれることうめバア自由詩424/1/28 15:51
青い墓標TAT自由詩024/1/28 15:06
夜想レタス自由詩6*24/1/28 15:01
常設展そらの珊瑚自由詩5*24/1/28 13:52
雨神303.co...自由詩424/1/28 12:15
独り言5短角牛自由詩2*24/1/28 12:08
ふゆのひかりけいこ俳句1*24/1/28 11:27
ふゆの日自由詩3*24/1/28 11:17
ボウズ街道atsuch...自由詩10*24/1/28 10:43
疲れていませんかホカチャン自由詩2*24/1/28 7:36
※五行歌 三首「天がすることも」こしごえ自由詩2*24/1/28 7:29
※五行歌「ゆるせないことを」自由詩3*24/1/28 7:28
悲しむ力ホカチャン自由詩4*24/1/28 6:11
五行歌、KEY OF LIFEひだかたけし自由詩6*24/1/27 20:04
君へのファンタジー自由詩824/1/27 16:35
古代にいた子水宮うみ自由詩4*24/1/27 15:47
赤い墓標TAT自由詩124/1/27 14:24
朝暘リリー自由詩10*24/1/27 12:26
よみがえるただのみきや自由詩5*24/1/27 11:55
底辺×高さ÷2=不幸の面積イオン自由詩2*24/1/27 10:37
合言葉塔野夏子自由詩7*24/1/27 10:16
五行歌 抜け道リリー自由詩6*24/1/27 8:15
戦況りゅうさん自由詩1*24/1/27 7:50
ベランダたもつ自由詩324/1/27 7:21
独り言1.27ホカチャン自由詩3*24/1/27 6:37
ひこうきぐも本田憲嵩自由詩1224/1/27 2:27
ひとりのメモ由比良 倖散文(批評...3*24/1/27 2:18

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加筆訂正:
常設展/そらの珊瑚[24/1/28 15:36]
大幅修正しました
よみがえる/ただのみきや[24/1/28 11:58]
何か所か訂正
ひこうきぐも/本田憲嵩[24/1/27 23:47]
最後の一行、加筆修正。
よみがえる/ただのみきや[24/1/27 12:28]
最後の2行少しかえました
生滅問答/レタス[24/1/27 9:37]
一部改訂いたしました。それはメビウスの輪と同じ… それはを削除しました。田中宏輔さん、そらの珊瑚さん、申し訳ございません。
渦巻き迷路/そらの珊瑚[24/1/27 7:32]
終連、大幅修正しました
五行歌 三首 宴/レタス[24/1/27 6:38]
一部改訂させて頂きました。ともどち集めをともどち集いに。ひだかたけしさん、田中宏輔さん申し訳ございません。 
0.1sec.