○「日々の暮らし」
トランプ大統領がどうの?
大谷選手がどうの?
僕には関係ない テレビ世界のことだ
それよりも
一杯のお湯割りが僕の体をあたためる
一つの言葉が僕の心をあたためる
寒い ...
詩とは何か
詩であるか否かは自分で決めるものではなく詩心の或る他者の手に委ねられている。
他者のなかには自分のなかにいる他者を明確にできる他者も含むが明確にできる人はとても少ない。
詩心 ...
市販の紙巻き煙草を吸うのを止めて、煙管を使って刻み煙草を吸うようになった。30グラムの刻み煙草で、約一週間もつので、このペースを保てれば、煙草の費用を約半分に抑えられる。
車で出かけるときの ...
あなたは誰にも触れてほしくないが、その手が風のうちがわであれば許す/人はみんな秘密をかかえて生きているし、たいていは口に出したくなり、それで満足する。
(これで正しいかな。わたしは子どもだったこ ...
夜は何であるかを思う
それを見ることもなく
朝であることを目に
僕は 見ようとすることで
夜をそしてまた
見ることもなく 目に この
遠くに浮かぶ月を
この心で捉えようとすることで
静謐が胸に冷たく
夢ばかりかなたにじいろ
その夜の底の底には
過去ばかり沈み震える
朝までに深く眠るわ
夜ばかりなぜか長くて
耳栓をしたいうたごえ
月の果てかなた消え入る
...
祭のあとに起きた出来事の後、父と母は離婚し、僕と兄とは母に連れられて兵庫県の山手に引っ越した。そこは母の故郷で、母は知り合いの口利きでとある公的な機関で団体職員として働き始めた。やがて母は市議会に立候 ...
耳障りなジャズのながれるサ店で
長い髪で隠れた耳に口を寄せ合い話した
望みに届かぬ生活をいつも心底悩んでた
親のすねの匂いが一杯の部屋で
煙草をくわえて酒飲みながら一夜を明かした
男同志と友 ...
冷たい雨がボトボトと傘を打つ
自然と俯きがちになる
温かなものが恋しい
こんな日に限って一人きり
水たまりを避けながら
家路を急ぐ
いっそ雪になってくれたなら
空を見上げて
頬に触れた ...
夕暮れに落ちるメタファー
志に恋をしたのに
五年前の咳がマスクの内にこもる
龍宮城で流行ってる歌があるって
それって稲妻の魔法?
注目のシンデレラ
乙姫様は歌姫様で
微小な微笑の美少 ...
つるりとしろいプレートに盛られ、
真白く連なるポテトサラダから
球形の緑に滑るグリーンピース
注意深く刺し掬い取り除ける
フォークの動き 銀に輝き
シシシと笑う彼女の両頬に
笑窪穿たれる ...
粟と伊勢海老を
含んだまま
鉄風、
口笛すがら吹いておいで
唇の傷は口舌の徒だ
ペダルに漕がれる足元と
火車の取手を握る手、汗それと
春の電池を
抜きとった髪
それだけが私な ...
明確な価値観を
打ち立てるしかない
神は死んだかも知れないが
人間を賢くし強くし良くすることが必要
全ては人間の為に
明確な価値観を
打ち立てるしかない
あの人の博識が慾しい!
と云つても
返つてくるのは
お前には詩がある、だからそれで自得せよ
と、そんな言葉ばかり
〈子供らの鏡開きや甘く待つ 涙次〉
本当は甘く待つてゐたのは
お年玉だけ ...
きみはカレーが嫌ひだと云ふ
お蔭で僕は、カレー嫌ひの人間は
信用するに足らない
と云ふ言葉を
取り下げなくてはいけなくなつた
夏は爽快
冬温まる
そんなカレーを
嫌ふきみはだうかしてゐ ...
(537)次の武蔵は●んだのさ
その次にやって来た戦争俳句戦争短歌
戦争詩が待っていた
やッと花鳥風月賛美を脱却しかけ
大正デモクラシー、モダンも流行したが
ちなみいにカ ...
もし私が一陣の風ならば
空の窓辺を叩き
君の頬をそっと撫でて
飛び去る、飛び去る、飛び去る
この広い世界に私の行く先がある
低い谷間には降り立たない
冷たい影には触れない
荒れ果てた ...
少女の終わりごろ、視線の先でうまれた蛇を飼っていた。
あまりにも白く、ちいさく、
そして骨ばった足までついていたが、たしかに蛇だった。
そのときわたしは恋をしていたから、
蛇にもそのひ ...
凡人56歳
大事に大事に
「私腹を肥やす」
確かに腹は大切なのだ
手鹽にかけた人生が詰まつてゐる
そして顔
丸みは年輪なのか
それとも‐
もしも太宰のやうな三十代でピークを迎へた才人が ...
平らかな水面を刺して君の指
これはたしかな愛に為りうる
冬の澱
蝶ちょは部屋で凍えてて
あなたの指は光を集める
○「失敗損」
失敗は教訓にかえて生きていくしかないね
そうでなければ失敗損になる
○「交通事故」
事故は一瞬で起きる
油断大敵だ
新年早々駐車している車に接触してしまった!
狭い駐車 ...
午前三時
茹で玉子の薄皮のような眠りは破られた
ゆうべ飲んだ珈琲が効き過ぎたのだろうか
迎え珈琲に冷えたTULLY'Sのブラックを飲み
ホールで覚醒を{ルビ促=うなが}した
煙草が ...
クレクレ星人の独り言 9
現代詩フォーラムに投稿したエッセーというか、随筆みたいなものをまとめた「クレクレ星人の独り言」を、なろうのほうに載せたら、思っていた以上に読んでくれる人が多いみたいな ...
なるようになるんでしょう
えぇ、つまり
パパが死んでママも死んで
子供も生まれず僕も死んで
完、ってふざけんなぁっと
またそれは
人類史の終わりでもあった
そんなことが許されるなら
...
炬燵に潜った黒い詩のかたまりを蹴とばした
かたまりは、黄色く悲しい柄の炬燵布団を這い出して
畳に埋め込まれたトランジスタの蜜を指で掬った
雪と雨の雑じった空の涙を、吊し柿はただ見ている
正 ...
長月の幼い思い出は、遠い昔の祭囃子が運んでくる。
あれはまだ僕が幼かった頃の思い出。
胸に秘めた酸っぱいようなむず痒いような、本当の出来事は誰にも知られたくない。
そう、僕はまだ小学生で、その小 ...
学校始まるのがイヤで
宿題もなかなか終わらなくて
現実逃避して
弟と二人で
新春マリオカート大会をしておりました
そして今
はげしく後悔しています
...
偽りを胸に刻んで
悲しみがすこし汚れた
一編の彼の詩に在る
くろいしみ胸に沁み入り
牛乳を朝のむからさ
睨まずに褒めてほしいの
かいわない寒い食卓
白い息ふたりは ...
君の口から花がチロチロ見えて
私は気になったんだ
近頃雨降らないねって言おうとか
唾でも引っ掛けて騙そうとか
生活はうまくいってる?
根気よくいけそう?
呼び鈴が鳴り怒号が聞こえ
あ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
独り言1.8
zenyam...
自由詩
1*
25/1/8 6:55
詩とは何か
足立らどみ
自由詩
3
25/1/8 6:01
「クレクレ星人の独り言 10」
ジム・プリマ...
散文(批評...
2*
25/1/8 2:53
風のうちがわ
よるもと
自由詩
1
25/1/8 2:06
夜の空
番田
自由詩
2
25/1/8 1:03
しろいきす
秋葉竹
自由詩
1
25/1/7 22:34
夢のあと
栗栖真理亜
散文(批評...
1
25/1/7 21:19
リフレイン
板谷みきょう
自由詩
1*
25/1/7 21:16
冬の雨
海
自由詩
7
25/1/7 18:39
君はヒロイン
トビラ
自由詩
1*
25/1/7 18:22
残光、死して
ひだかたけし
自由詩
3
25/1/7 17:59
過密教室から、
らりるれろ。
自由詩
3
25/1/7 15:52
明確
渡辺亘
自由詩
1
25/1/7 15:49
本当の年明け
髙任勇梓 T...
自由詩
3
25/1/7 15:14
甘口な詩
〃
自由詩
3
25/1/7 14:13
野施行十二単衣 ⑲
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
25/1/7 11:28
風の呼吸
天草原悠
自由詩
2
25/1/7 10:35
蛇の話
はるな
散文(批評...
1
25/1/7 9:24
腹と顔
髙任勇梓 T...
自由詩
2
25/1/7 9:12
水面
はるな
短歌
3
25/1/7 9:02
ちょうちょ
〃
短歌
5
25/1/7 9:00
独り言1.7
zenyam...
自由詩
4*
25/1/7 6:54
中途覚醒
レタス
自由詩
5*
25/1/7 5:30
クレクレ星人の独り言 9
ジム・プリマ...
散文(批評...
1*
25/1/7 2:50
終末論
りゅうさん
自由詩
1
25/1/7 2:23
青い涙
atsuch...
自由詩
15*
25/1/7 1:51
祭りのあと
栗栖真理亜
散文(批評...
1
25/1/7 1:42
マリオカート
おやすみ
自由詩
4
25/1/6 22:11
しろいいき
秋葉竹
自由詩
3
25/1/6 21:53
花は気にならない
らりるれろ。
自由詩
3
25/1/6 21:40
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
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0.5sec.