もう何度目だろう
こみ上げた微熱
確かな胸の鼓動
波音しか見えない海へと向かった
感じる心を見るために
もう何度目だろう
変わらない朝
変わらない景色
少しの微笑と少しの ...
学校のことを 思い出そうとすると
ぼやけた記憶した浮かばないのは
僕にとって 青春というものは
伝統的で矛盾した 色彩の衝突であったからだ
延々と神さまが 夜空を覗き込んでいる
からか ...
――― これはもう駝鳥ぢゃないぢゃないか〈光太郎〉
すてられた魂のうへに やさしげな嘆息をもらすのは
野をひそひそと歩んでゆく {ルビ角=ツノ}を持たない羊の群れ
むくむく ...
もしかして
いま蘇つてくれたとて
も壱度ホンキて恋せるだらうか
いやに初歩的なことから始めて恐縮だが
原稿がなければデータは組めない、right?
二か月まるっとは制作期間ですらない
原稿が、ないのだ
彼は何を焦っているの?
ぶっ飛ばしてもいいで ...
一瞬にして 、
光の回廊の現れ出て
頭くらくら意識の鮮やか
飛び散る血飛沫に染め抜かれ
自らの終わり観える瞬き、
警告のベルの鳴り渡り
光景の涯てなど掻き消し潰され
美しき夜明けも深 ...
種まきした朝
浅い海に干上がる
ガルシンの赤い花はどこに?
小憎らしいエビが
美がなんとかと解説する
スルメになっちまえ
前から後ろから
身体はがんじがらめ
ラメ散りばめて
馬手(め ...
白銀のというには淡い
白地に描かれる薄墨紋様は
シンメトリーに見えて実は
全然左右対称でない
この蛾は隠れない蛾で
クサイチゴの葉の上や
大きなシャクナゲの花の上や
テンナンショウの ...
花山椒鍋。
要は熊肉のしゃぶしゃぶだ。
春、四月から五月、緑色の山椒を、鰹と昆布で出汁を引いた鍋に大量に散らし、
その出汁で、熊の薄切り肉をしゃぶしゃぶする。
熊肉は食べたことがあるのだが ...
夕焼けの跡に焦げた鳥の形
喉の鬱陶しい痛み
弾ける炭酸の飴を途中で吹き飛ばして
走っている今は
夏か冬か、朝か夜か
苛々したままロックをききゃあいいじゃん
とロックスターが言っていた
確 ...
公園通りを抜けたところで
突然、大粒の雨が落ちてきて
石畳を駆けぬけ
アーケードに避難した
濡れた前髪から
昨晩のヘアトリートメントのにおいが
密かにたちのぼる
フローラルウッディの ...
少子高齢化社会と言われてしたしいがお年寄りが増えると世界中のとても長すぎて細かすぎる歴史情報や年取ってからでも習得できない限界を知らない日々成長を続ける全学問の根っこの部分をすっぽぬいてきて次世代育成 ...
盆前の最終勤務日の今朝、ぎっくり腰になった。
時折、酷い腰痛に悩まされるが、ここまで酷く、まともに起き上がれないのは久しぶり。結局、仕事は休ませてもらった。
腰がここまで悪くなったのは、あの仕 ...
スマフォで長距離デート
恥ずかしげな会話のお二人
参考書とノートとペン
学びに悩みと学生
世間話と四方山話で
盛り上がる奥様方
スクリーンを眺め
しかめっ面の会社員
...
ぼくは忘れていない
あの日のきみ
瞳の中に
色褪せないように
時が流れても
忘れない
夢の中で
泳ぐようにして
きみに出会う
儚い
夢の中で
ぼくは忘れていない
約 ...
のりものに乗った
小さな真昼だった
窓際の席に座ると
すぐ側には
窓があった
外は色彩豊かな
景色で満たされていて
足りないものなど
何もないように見えた
懐かしい誰かが
...
ピー鳴いて 神になりまた すでにアホ
ですから根 せいこういして さようなら
10年後 誰もいなくて 草生える
2階から 小鳥眺めて へへへのへ
さざ波をそっと触ろうか
さざ波をそっとしておこう
年波に想い巡らせて
砂浜に背を向ける
一人旅です
分かってました
歩いてきた道のことは
一歩一歩
ただ踏みしめて
バス停までを歩きま ...
一羽だけおどけてるような
他のみんなが笑ってる
次の日はいなかった
次の日も
それからずっといなかった
一人で強く生きるとは
鳴いている鳩の声すら嬉しく思い
愛しいと思える日々の積み重ね
鳩がたくさん糞をして困るが
仕方がない
水をかけて流せばいい
――― やまと歌は、人の心を{ルビ種=たね}として
よろずの言の葉とぞなれりける〈紀貫之〉
――― 夏草や つわものどもが夢の跡 〈松尾芭蕉〉
...
記憶の中に家があって
記憶の中に家族が居た
毎朝同じ時刻に
家族のような人たちの出て行く玄関は
毎朝違う場所にあった
ある日
家族のような人たちは
夏を連れてきた夕刻に
消えてしまった ...
善く生きたい
と思うということは、
私は悪なのであった。
だから私を
悪く言ってもそれは当然なのである
だから私は
謝ってばかりだ
何かと至らない私で
ごめんなさい
と
蜩の、 ...
ねぇ
ちばさん
サイダーがねぇんだわ
と
書きたかったので
書く
男女が互いの卑怯を知り、傷を舐め合ったり
殺し合いに近いことをして、互いの醜さを知ったり
そう言うことが人間としての認識を深めていく上で
成長のための足掛かりとなる経験となったとして
良い大人 ...
風を誘い夜を酔わせて
瞬く余韻に溶けるもの
溶けて蕩けて目醒めては
熱気の空から降り頻る
雨 、
むっと時を淀ませ刻み込み
あの御巣鷹の空からすら
ひとひと哀しみ只々麻痺させ
...
誰かが離れ業をやった
ロープを投げろ
同じ空の下で
猫が狂ったように踊り回る
キッキング・ザ・ファッキン・アス
光を帯びた歌舞伎役者が
大見えを切っている
観客みんな息をのみ
拍車 ...
時代を拒み続けても
それでも季節は変わって行く
心はそのままに身体だけ変わってく
変わらないのは見えないものだけ
文字を並べて
君への想いを
書いていると
白い紙が
ほんのりと紅に染まる
文字を並べて
心の苦しみを
書いてると
白い紙が
真っ黒に染まる
文字を並べて
嬉しい気分を
...
雨がくる
雨が降る
気をつけて
あっという間に
やってくる
激しい雨
電車は止まる
車も浸水する
いたるところで
道路が海のよう
なすすべもない
こういうことで
大変なのに ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Never ever
自画自計
自由詩
3
25/8/14 7:51
青いプールと少女Q
みぎめ ひだ...
自由詩
3
25/8/14 7:22
詩の動物園
ハァモニィベ...
自由詩
4+*
25/8/14 7:03
純恋
秋葉竹
短歌
2
25/8/13 22:06
トロイのはっぱ
りゅうさん
自由詩
3*
25/8/13 22:00
虹色れいん(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6
25/8/13 21:39
しりとり詩Version2.0
佐々宝砂
自由詩
3*
25/8/13 20:41
ギンツバメ(百蟲譜53)
〃
自由詩
6
25/8/13 20:37
比良山荘で花山椒鍋を食べてみたい!
りつ
散文(批評...
4+*
25/8/13 20:33
殴音
中沢人鳥
自由詩
3
25/8/13 20:00
通り雨
そらの珊瑚
自由詩
14*
25/8/13 15:02
陰謀論
足立らどみ
散文(批評...
1
25/8/13 14:21
布団の上で追想
花野誉
散文(批評...
13*
25/8/13 13:21
コーヒーショップ
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/8/13 13:06
忘れない
海
自由詩
4
25/8/13 12:35
のりもの
たもつ
自由詩
8*
25/8/13 12:04
小鳥ちゃん
林 理仁
短歌
0
25/8/13 11:19
長い旅
降墨睨白島/...
自由詩
6*
25/8/13 9:01
雀
〃
自由詩
4*
25/8/13 6:28
鳩
〃
自由詩
2*
25/8/13 6:26
詩の植物園
ハァモニィベ...
自由詩
5*
25/8/13 3:59
マヨイガ
ちぇりこ。
自由詩
18*
25/8/12 22:37
悪人と善人
こしごえ
自由詩
9*
25/8/12 22:24
memo
うし
自由詩
1
25/8/12 22:18
大人とは、なんだろうか?
鏡文志
自由詩
6*
25/8/12 22:07
さがうしお
ひだかたけし
自由詩
7
25/8/12 20:59
空想と夢想
杉原詠二(黒...
自由詩
2*
25/8/12 19:11
盲目
リィ
自由詩
0
25/8/12 18:47
文字はステキだな
多賀良ヒカル
自由詩
3
25/8/12 13:00
線状降水帯
海
自由詩
8*
25/8/12 12:37
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
加筆訂正:
通り雨
/
そらの珊瑚
[25/8/13 18:45]
少し修正しました
通り雨
/
そらの珊瑚
[25/8/13 15:55]
一連を加筆しました
0.49sec.