淡い水色がどこまでも広がる空は僕の心を呼び醒ます
思い出の欠片が瞬くたびに響く記憶

風に乗ってあの山を越えれば苦い感情もやがて甘美な詩となるのだろうか?

蒼い海を渡り君の住む街へと還ろう ...
臆病なボクは傷つく事が怖くて君を愛せずにいる
硝子越しに眺めるだけで君に指一本触れる事の出来ない臆病者さ
君の柔らかな眼差しが鋭い視線に変わるのが耐えられなくて
まるでひ弱な小動物のように震えて ...
ホテルの部屋には窓が無く、代わりにとでもいうように壁一面がゴッホの絵で埋め尽くされていた、寝室の贋作だ…寝室の壁に寝室の贋作?いったいどんな意図でこういう部屋を作るのか、空調がはっきりとわかるくら ... はてなはて
はてなはてはて
ぢっと手を見る
一握の階ぶん
ちかづくか

はてなはて
はてなはてはて
はてななては
はてなきはては
はてないて

いきのはて
はてのはて
...
濃くなる春の半袖に踊り
生かされ寛ぎ過ごし生きて
夕闇に心の塗れ始める時頃に
否定の楔、天から振り落とされ
感覚の粉砕され消え透きとほり
不在になる己の内から現れの宇宙

賑の天国も苦の ...
俺たちの時代を連呼する
前世代のゾンビと対峙して
赤ずきんは立ち尽くす

赤いケープ翻し
腐敗した風を避け
御伽話からリアリストへ

子供のお使いからは卒業
虚構の世界に鞭を振るい
...
やさしい天使だって
夜がくれば おやすみ
そんなこと ばっかでさ
泣いたって だめみたい
見えなくなることも あってさ

オレンジ飴の 甘さに会いたい
いつまでも 浸っていたかった そこ ...
答えが見つからなくても少しだけ

さもしい「人」として生きるしか道がなかった人生のなかでも
笑えている方々とともに生きて私のほうがより惨めな生き方を
選択してきたのだと歳をとっても毎日が勉強の ...
 

か、み、さ、ま、の、
ゆーとーり。

生きて来たけれど
べつに上手く生きてるみたいとは
これっぽっちもおもえねーな。

やましくて
みっともなくて
せつなくて
いっそ ...
雨上がり山の若葉のグラデーション

夕闇やみかんの花の香に寄する
哀しみは心のなかで少しずつ融けていく
まるで君といた瞬間がウソみたいに消えていく傷痕

ボクは「消えないで」とわざと深く深く突き刺すんだ
痛みは赤い赤い薔薇の血となって流れるけれど
君はそっ ...
わたしはサイくんのおしり
おしりにできたぶつぶつのおできです。

でもサイくんは、どんなにかゆくっても
てでかくことはできません。
(だって、てがとってもみじかいんだもーん)
あしでか ...
 

火星が赤いってのは、
あれあ、嘘だな。
星座を作るのも
神話を作るのも
物語を紡ぐのも
それはとても良い創作活動だとは想うけど。

火星が赤いってのは、
あれあ、嘘さ。
...
ジャック・ラカンはいった。

 われらが勃起性の器官は √-1 と等価だ。
  
√-1 は方程式 x2=−1の解として定義される虚
数単位 i を表す──そうです。
「そうです」というの ...
ひとりの
子猫がずぶ濡れに
なっていたので
その夜

おもわずうちにつれてかえった

責任を果たす自信もなく
面倒をみる気もちもあまりないのに
なんだか小雨の夜に紛れてしまって
...
失われつつあるものを思うことは、
まるで水のように渇望する、
真っ赤な炎に染まった夕焼けの光景だ、
その時になってそれは何と美しかったのだろうと、
その時になってようやく特別なかがやきを放って ...
 橋を渡る時に目に映る

 川辺の桜並木の下にベンチがある

 幅広のベンチを占領して

 ただ川面を眺めているらしき人

 新聞を読んでいるらしき人

 音楽を聴いているらし ...
印画紙に染みついた影
人生から落とすまいと誓っていたものから
手を離した瞬間を覚えている

何度も何度も反芻する
記憶が消化器官と口内を往復する
輪郭がとけ筋も擦り切れ味もなくなる
そん ...
強がりな若葉が芽生えたから
車を飛ばして海を見に行こう
お弁当はトマト・レタス・生ハム・チーズのサンド
カラシマヨネーズを効かせて

ほら 遠くに洋紅色の貨物船が浮かんでいるよ
きみは う ...
何度も何度も振り向いて空を見上げた

過去という亡霊にとりつかれていたあの頃
明日なんか見えなかったよ
だけど苦い思い出とは決別して前だけ向いていよう
もう無理して笑う必要なんてないんだ
...
孤独故の日々は
自分を脅かすほどではない

争い事

憎しみ
よりは自分を支配しない

それでも自分がエイリアンのように今は感じる
憎んでいた相手がトラウマに表れなくなったからだ
...
一ヶ月後輩のオバちゃんには「アンタ、ココ長いの?」と訊かれ
係長にまで「ずっとココに居たんだと思った」と勘違いされ

これでもワタシ、半年なんです(笑)
職場に来て一年にも満たないんです
そ ...
シャッターのおりた憂楽街
眠りに落ちた改札口
プラットフォームの底
沈んだレールから
明日が聴こえますように
生きているー。
この奇跡とも言うべき出来事に
私は歓喜に打ち震えている
生きている 生きている 生きている
生きているからこそ
歓喜に打ち震える事も出来る
今生命は
宇宙をも包み返す
...
仕事の夢を見て悪夢だと思う
だから現実も悪夢の中を生きている

崖っぷちギリギリに
目隠しされて立たされている

手探りで伸ばす指に触れるのは
錆びた鉄のマニュアル

黒塗りで
行 ...
甘やかな時の過ぎ去りて
何一つ慌てることなく
渦巻く界の奥に
岩の照り光り
光球の巨大
地平を限りに
のっそりと昇り
どろんと沈み又昇る
奥へいけばいくほどに
打ち降ろされる彩の斧の ...
波長が合わないだけでクラクション鳴らす、か?
スピードもバランスも把握している足りない忠告いらない結構、結婚もする
時空の流れ方及び流され方が十色、故にズレているただそれだけ
気分屋のオムライス ...
○「信頼」
いくらりっぱなことを言っても
信頼を得ることは難しい
言うことと行動が
一致してこそ
信頼は得ることができる

○「意欲」
意欲のなくなった人に
こうしたらいいよ
ああ ...
さいきん固有名詞が出てこない。
むつかしい字ではなく誰でも知っている
作家の名前が浮かばないのです。
あれ? おれ、どうなったの?
あわててその作家が書いた小説のひとつ
を思い出しgoogl ...
壊れた飛行機が
指先に落ちていた
修理して空を飛んだ
空を飛ぶなんて
ありふれた夢のようだけれど
空に来なければ見えない景色は
確かにあった
題名のない本があったので
表紙に着 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
涙の海栗栖真理亜自由詩525/4/30 0:08
悠久の壁自由詩325/4/30 0:02
理由が知りたいけれどホロウ・シカ...自由詩3*25/4/29 22:28
はてななてはwc自由詩625/4/29 21:54
詩想、私の中で思考するものひだかたけし自由詩425/4/29 19:54
やがて頭巾を脱ぐだろう自由詩8*25/4/29 19:14
ミュート・グラン・レイみぎめ ひだ...自由詩425/4/29 16:46
答えが見つからなくても少しだけ足立らどみ散文(批評...4*25/4/29 16:21
虹橋秋葉竹自由詩225/4/29 15:24
夕日さす庭でけいこ俳句1*25/4/29 15:18
傷と痕栗栖真理亜自由詩325/4/29 13:06
ぶつぶつ。田中宏輔自由詩11*25/4/29 11:05
春は名のみ秋葉竹自由詩225/4/29 7:41
ヤカンによるラカンのハルキ室町 礼散文(批評...225/4/29 7:00
ねむり秋葉竹自由詩225/4/29 5:28
夕焼けのアメンボ本田憲嵩自由詩1025/4/29 1:32
らしき人佐白光自由詩6*25/4/29 0:42
反芻凍湖自由詩725/4/28 23:35
五月にはレタス自由詩6*25/4/28 23:33
栗栖真理亜自由詩325/4/28 23:26
エイリアンと恐竜sonano自由詩125/4/28 23:26
ヌシ栗栖真理亜自由詩225/4/28 23:23
夜の底wc自由詩18*25/4/28 22:56
生きる渡辺亘自由詩225/4/28 20:18
悪夢の淵で自由詩6*25/4/28 18:45
幕間ひだかたけし自由詩3*25/4/28 18:38
caえrE饂飩(うどん...自由詩225/4/28 14:46
独り言4.28zenyam...自由詩1*25/4/28 7:09
アルツ+ウツ=ワルツ室町 礼散文(批評...325/4/28 6:55
挿絵たもつ自由詩625/4/28 5:12

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加筆訂正:
五月には/レタス[25/4/29 0:19]
wc さん  冒頭を削除しました。
0.41sec.