すべてのおすすめ
大きく裂けた口のある白い顔で笑い
煌びやかな衣を纏った記号が宙を行き交う
吊るされた語彙は真夜中の死体のように重く
暗い羅列が濁点だらけの股間にあった

大好きなキミの瞳を輝かせたいから、
 ....
あんなに永遠だった花も
過ぎてしまえば永遠でなくなる

嘘みたいだ
今までを永遠と呼ぶこと

永遠が終わり
実存の穴埋めが始まる

埋まらないまま時が流れる
その間も日々の生活があ ....
論理的には全世界が自分の名前になるということが理解できるか?
(イアン・ワトスン『乳のごとききみの血潮』野村芳夫訳)


ほかにいかなるしるしありや?
(コードウェイナー・スミス『スキャナー ....
彼には、入れ墨があった。
革ジャンの下に無地の白いTシャツ。
ぼくを見るな。
ぼくじゃだめだと思った。
若いコなら、ほかにもいる。
ぼくはブサイクだから。
でも、彼は、ぼくを選んだ。 ....
土留色のナイショが蠢いている
秘めごとを沢山食べて大きくなった
巨大な海鼠にも似たナイショが床を這う
ナイショの匂いは潮風のようだった

こんなに丸々と育ってしまったら
きっといつかバレて ....
{引用=
日々の蓄積された労働によって、もうすっかりとひび割れて、枯れきってしまった。そんな心の大地の奥底から少しずつ滲みでてくる、君という存在を知っている、ボクの中から生じられた、補おうとする水な ....
  暗い目をして 海へ

暗い目をして ブツブツ云う
私を嫌ったひとは 嫌いかえしたいな
いつまでも好きと想うな 自惚れないで
わからないなら べつに良いけど
わからな ....
やまない雨はないけれど、
世界のどこかでは雨が降る。
たとえ地球の降雨量が
ゼロとなる瞬間があるとしても、
宇宙のどこかでは
絶対に雨が降っている。
硫酸の雨が、
鉄の雨が、
砂の雨が ....
◯●●●●◯●●●●●●◯●●●●●◯●●●●●●◯●●●●●●◯●●●◯●●●
◯●●●●◯●●●●◯●●●◯●●●●●◯●●●●◯●●●●●●◯●●◯●●●●
◯●●●●●●◯●●●◯●●●● ....
 蝿の唾液の味というものは
 全体にくぐもっている輪郭と
 妙に痺れるようなさらりとした芯で構成されていて
 鈍い光を反射する鉄釉の盃の縁を
 六本の脚で複雑に
 同時に滑らかなことこの上な ....
サルモ属には
キングサーモン、ピンクサーモン、シルバーサーモン、トラウトサーモン、スチールヘッド、チャムサーモン、アメマス、オショロコマ、イワナ、アマゴ、ヤマメ、アユ、ニジマス、イトウ、サツキマス、 ....
○「雨あがり」
罪咎のしるし
天から消えて
心も晴朗なり

○「火葬」
引き取り手のない遺体が
増えているそうだ
引き取り手のない遺体は
自治体が無料で火葬にしてくれるそうだ
入院 ....
●●●●◯●●●●●●
●●●●●◯●●●●●●

●●●●●●◯●●●
●●●◯●●●●

●●●●◯●●●
●●●●●◯●●●●

●●●●●●◯●●
●●●●◯●●●●●●
 ....
朝が来る
不鮮明に蓋をして
パンを食べて
珈琲を入れて
普通のふりをして
何もかも分からないようにして

口は何も吐かず
文字が頭を流れていく
雲を掴んで啜って飲み
訳が分からなく ....
 

鬼の
仕舞いかたを忘れた夜に
やっと帰り着いて鏡をみるときには

ぜったい
泣くな!


絶交
とか懐かしい言葉の響きだなって
ほろほろ する


さみしさも
 ....
  

首周りが
ちょっとだけ寒い
ストリート歩く バイト帰り 朝焼け
カラン!
とどこかで空き缶転がる音が鳴った



生きること
前を向くことあゆむこと
風に向かっ ....
虹鱒はほっこりと

ヤマメはとても繊細で

イワナはホロホロと

みなそれぞれの味がある

ぼくは必要なだけで釣り終わる
1 歩いていった

ある台風の日、灯台が根本から消失した。台風が原因だと思われた。怪獣映画の冒頭のようだという者もあった。人々はそれなりに天の災いを恐れた。しかし誰も真実を知らぬ。灯台は歩いていっ ....
1 岐路

私は毎日岐路に立つ。朝の窓を開け放ったとき、お昼どきのコンビニで小銭を落として放置したとき、アサヒとキリンとサッポロとサントリーとどれにしようか悩んで結局奮発してヱビスにしたとき、私は ....
悪魔がおった

まだ動ける洗濯機や朝日の凧や風に舞うはずれ馬券
潮溜まりでたゆたう割れた鏡の反射裡に

悪魔がおった

夢にも愛にも解決されない憎しみや
みなし子らが消えてしまう足波に ....
 藁人形の呪術など
 やってみたことはないけれど
 若気の至りで似たような実践を試みた
 思い出ならばある

 どんな効果があっただろうか

 あの頃 片付けたはずの居室で三日もすれ ....
そうよ今なら空が明るいのだわ
見上げてよ
あの雲と虹のむこう遠くに
もしオズの国があるのなら

そこにだれも死なない国と
音楽とカラフルな謎と
すてきな魔法と
エメラルドの都に向かう道 ....
来週はまた緑に溶けてゆく

透明な水をかき分け

鮮やかな{ルビ生命=いのち}を奪う

舌鼓を打つたび

一粒だけ涙を流す
眼いっぱい
ふるえる木洩れ日
ちいさな朱い鰭
息の仕方を忘れた朝に

滲む菖蒲
色香の移った骨抱いて
 影は濃く
  跪拝する
落涙に 蟻のもだえ
狂える記号たち

傷みの価値 ....
水の上に花が咲いている
花の姿が水にゆらめいている

それをながめながら
   幾重にも愛を囁きながら
   幾重にも別れにふるえているような
   このひとときに

   いちばん告 ....
○「パワースポット高千穂峰」
登山口の高千穂河原に車から降りると
僕はいつも霊気を感じる
御鉢のガレ場の急坂を登りきると
高千穂峰の気高い山容が
目に飛び込んでくる
不気味な御鉢の火口を横 ....
僕は生まれ変わったというと
いぶかしがる大衆のなかから
君が一歩前に出てきてため息

「、、、ついて、嘘ついてとか
本当のこととかは奥にある、人
生きる上、形而上ではねっ」ト

創 ....
水泡ひとつ
コ|ヒ|カップの上にみる
向かい合う顔の間の空間は
隙間なく埋められている

水蒸気が凝結
水滴が付着したグラスには
水が鎮座する
口に運ばれるのはあまりに容易で
喉越し ....
突然の嵐に襲われ躊躇した

飲んで 飲んで 飲みまくり

今夜は酔いつぶれ

明日は本音を吐くから

信じてください何時までも
 私の周囲にあったものは、すべて私と同一の素材、惨めな一種の苦しみによってできていた。私の外の世界も、非常に醜かった。テーブルの上のあのきたないコップも、鏡の褐色の汚点も、マドレーヌのエプロンも、マダ ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
曲芸- atsuchan69自由詩11+*24-6-22
ピークアウト- mmnkt自由詩624-6-16
Ommadawn。- 田中宏輔自由詩6*24-6-16
マールボロ。__- 田中宏輔自由詩13*24-6-16
ナイショ- atsuchan69自由詩12*24-6-16
水精Ⅱ- 本田憲嵩自由詩1424-6-16
疾風の世界- 秋葉竹自由詩324-6-12
降りやまない雨- 佐々宝砂自由詩5*24-6-12
●●●●●- 田中宏輔自由詩5*24-6-12
お客さん- soft_machine自由詩324-6-12
釣への問いかけ- レタス自由詩5*24-6-12
独り言6.11- zenyama太 ...自由詩2*24-6-11
●●●●◯●●●- 田中宏輔自由詩5*24-6-11
朝食- 這 いず ...自由詩3*24-6-11
生きてりゃ_笑える- 秋葉竹自由詩124-6-11
やっぱ_笑って- 秋葉竹自由詩324-6-11
五行歌【渓流】塩焼き- レタス自由詩6*24-6-10
閃篇5_恐怖の巻1- 佐々宝砂自由詩4+*24-6-10
閃篇5_そのさん- 佐々宝砂自由詩424-6-10
悪魔- soft_machine自由詩424-6-10
嫉妬- リリー自由詩5*24-6-10
梅雨の晴れ間に- 佐々宝砂自由詩524-6-9
五行歌【渓流】山女魚狙い- レタス自由詩6*24-6-9
- ただのみ ...自由詩4*24-6-9
水_鏡- 塔野夏子自由詩9*24-6-9
独り言6.9- zenyama太 ...自由詩2*24-6-9
未来から_始まる絵本_004- 足立らど ...自由詩4*24-6-9
水と- 中沢人鳥自由詩4*24-6-8
五行歌_独白- レタス自由詩6*24-6-8
Sat_In_Your_Lap。序文- 田中宏輔自由詩6*24-6-8

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208