すべてのおすすめ
○「薬」
薬は毒にもなる
改めてこの頃強く思う

○「老いの知恵」
若いときのような突進力はもうない
せめて老いたら
踏みとどまる自制心と
引き下がる分別を持ちたい

○「不思議な ....
流線型のトースターから
褐色の食パンが飛び出した
珈琲と目玉焼きとシーザーサラダ、
トーストには人造バターを塗る

今日からはボクも宇宙人
立派な宇宙人として社会に貢献したい
家を出ると ....
あまいお酒が沁みてるケーキ
まるであたしの脳みそみたい
ねじがゆるくて軽やかだから
きみのことも縛らない ぼんやり見送るの
旅のおみやげは 自慢と ジョッキに一杯のぐちと 
アンゼリカみたい ....
詩は音楽にならなかった言葉で

音楽はことばにならなかった詩である

ヘッセ


今あるものもかつては想像されしもの

ブレイク



・・・

うろ覚えの頭の浮かんだ格 ....
きみがいない間
ぼくは代わりに
盆栽の水遣りをした

欅の古木に
きみは延寿という名を付け
大切に育てていた

細かな若葉を季節通りに芽吹かせ
今年も元気だよと
ぼくに告げた

 ....
○「シルバー登山」
*下り坂で
 転んだ先に
 山ガールの心配顔
*追い抜かれることに
快感さえ覚えるこの頃
*転ばぬ先の一休み
*山ガールに
まわりの山の名を聞かれ
とうとうとしゃ ....
きみの純潔は
透明な水晶のようで
とても傷つきやすかった

ぼくという毒薬を飲み込んでは
嘔吐を繰り返し
それでもぼくに優しさをくれた

十五年という歳月は白色矮星よりも重い

風 ....
あいつはあのまま
日本に居るべきだったんだ


自分が二人存在することに
人は耐えられない
NYの汚らしい街へ来て
地面を這いずり回っている俺
もう一人の俺は
おしゃれな避暑地で
 ....
まるで痴呆のように
大口あけて天を見上げる男
できうる限り舌をのばして待っている
いつの日か
その舌の上に蝿がとまるのを
(とまればどうすんの)
蛙のように巻き取って食うんだ
(と) ....
隣りの海で 鯨が髭を磨いてる

海老が抜けない
ささらに破れた尾びれを揺らし
海老が抜けないのです、と

わたしも歯茎を押しひろげ
まぶされた砂をはらい

やせた少年がくらりと傾いて ....
落ちぶれた世界の歯軋りが俺を眠れなくさせる、飲み干した水の入った、コップの底に張り付いていた潰れた小虫、排水溝の向こうで今頃、呪詛を吐き続けているだろう、小さいから、弱いから、儚いからで納得ずくで .... しぼ虫はしぼんでしぼんでしぼみつくして
しょんぼり虫とであえたころには四月の宵
単四電池にまきついてだきついてころがり
ベッドの下にまで旅にでたらわすれられて
からっぽのリモコンの席にほこりが ....
今年彼女は桜をみることはない

大学病院のICUに閉じ込められ
チューブや配線にグルグルと巻かれ
モニターの画面に規則正しい波形が映る

何が悪かったのか誰にもわからない
本当のことは
 ....
船の窓から宇宙を眺めると中性になる
雲は薄っぺらな模様になって
海の青のところどころに
赤茶色と緑とに塗られた陸地が
安物のTシャツのプリントになっている


そのプリントの上で
生ま ....
あやうい花のいのちも誇らしげに
青に浮かぶ梢の淡い紅の清らかさよ
そよぐ風に花は揺蕩い、
霞に煙る吉野を見渡せば、一目千本
賑やかに咲き、忽ちに散る花の錦、
散る道の風情はいつしか夢へとつづ ....
 

ひとのこころに悲しみが
ないなら世界は味気ない
世界であったことでしょう

ひとのこころに悲しみが
ないならひとは傷つかず
日々しあわせであれたでしょう

ようやく知った真実 ....
エイプリルフールにぴったりな報告がある
4月1日から公職に就いた
自分でも驚いてる
生きていてしんどい人を支える仕事だ

勤務初日 職権でデータベースにアクセスし
最初にしたことは死んだ友 ....
{引用=




あの日 ぼくは くうきの なかに
浮かんで いました、


次第に 浮かぶのに
つかれる ように なりました

(なった のかも しれません)


その ....
おピンク色に恥じらう
シャイな豚のこころはよう、
塩で揉んでヌメリを洗って
筋を剥がして切って、刻んで
ニンニク醤油にしばらく浸けて
ちゃーんと竹串に刺してだあ、
骨董モンの長火鉢でよォ、 ....
ご神体は山だった
うさぎは皆に撫でられて
頭と耳がぴかぴか光っている
カレル橋のヤンネポの犬もそうだった
ウイルスが沁みこんでいる
だだっ広い草原に意味不明な巨石
群がる観光客を羊だと思っ ....
磯野波平に良く似た教授は
ステテコにラクダの腹巻姿
団扇をパタパタと仰いで

トリスタンの加速器に行ってみるかい?

はい 是非とも!

では
このカウンターを胸に付けて放射能を測定 ....
師匠が言ったことを思い出す

若いということはバカなこと だと…

何故ぼくはこの歳になってもバカなのか

大切な珠玉をアスファルトに叩きつけ

深い傷を負わせた

それは自分を傷 ....
春は、旅へといざなう季節、
小鹿のようにそわそわして、
居ても立っても居られなくなる季節、
かつて春の日に落としてしまったなにかを、
取り戻すため、
どこかへと無性にお出かけしたくなる、
 ....
おまえとビバークしたい
花粉の舞いとぶビルの屋上で
段ボールを敷いて、
テントなんか張らずに
星空を仰いで夜を過ごしたい

ポケットにはウイスキーもある
柿の種とかっぱえびせんだってある ....
ずぶ濡れの子猫が鳴いていた
寒さで震えている
ニャァ… とか細く鳴いたので
ぼくは自宅へ連れて帰った
タオルで拭いても鳴いている
ミルクを与えても口にせず
ぼくはどうしたら良いのか
解ら ....
 教室が半分水につかっているのに、先生は黒板の端から端まで書いてる。ばかじゃないの。「ばかやろー」って叫んだ子がいる。どうせ街中、水びたしなんだけど、せめて学校でくらい、机のうえに立って、濡れない .... ぼくは道化師
老いたピエロ

観客を笑わせては
ご機嫌をとっている

化粧に隠した顔は誰にも見せない
眼尻に描いた紅い涙は乾いている

手品を見せてはため息を吐かせ
夜毎繰り返す芸 ....
赤煉瓦の港町は
後ろ暗い汚物が一掃され
うわべだけは瀟洒な衣装を着ている
遠い国からの荷物に潜んだ
赤い蜘蛛にとっては新天地だ
交響曲が聞こえてくる


泥とあぶらが染みついた服で
 ....
春の上辺の景色に
色欲がなぞる
それは現実と内側が
溶け合う真昼

子供のような体温は
不規則な熱情と
規則的な自然のまたたきに
揺らぐ小さな愛のように
しずくとなり
冷たいような ....
詩にもスペックがあり多くの人の日々の生活で普遍的に利用可能なものだったら詩サイトは言葉のプロの人たちの出入りが目に見える形であるはずなのにダークマターのように不気味と静かなのは詩が無意味の証明

 ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
独り言4.11- zenyama太 ...自由詩3*24-4-11
スタート- atsuchan69自由詩14*24-4-11
サバラン- 福岡朔自由詩7*24-4-10
めも- うし自由詩1*24-4-10
小さな世界- レタス自由詩8*24-4-9
独り言4.9- zenyama太 ...自由詩4*24-4-9
あした- レタス自由詩5*24-4-8
離山房- 藤原絵理 ...自由詩324-4-8
蛙男。- 田中宏輔自由詩10*24-4-8
隣りの海- soft_machine自由詩11*24-4-8
手遅れの手前- ホロウ・ ...自由詩5*24-4-7
しぼ虫- 菊西 夕 ...自由詩6*24-4-6
花曇り- レタス自由詩6*24-4-6
ヤー・チャイカ- 藤原絵理 ...自由詩1024-4-6
サクラ- atsuchan69自由詩9*24-4-6
ひとのこころに悲しみが- 秋葉竹自由詩324-4-6
データ(幽霊)- 猫道自由詩324-4-5
あの日- ryinx自由詩924-4-5
豚のこころ- atsuchan69自由詩5+*24-4-4
ぎんなん- 藤原絵理 ...自由詩324-4-4
高エネルギー物理学研究所- レタス自由詩6*24-4-3
珠割り- レタス自由詩5*24-4-1
春は、- 本田憲嵩自由詩824-4-1
星空のビバーク- atsuchan69自由詩7*24-4-1
まどろみ- レタス自由詩5*24-4-1
水没都市。- 田中宏輔自由詩9*24-4-1
セフィニ/幕切れ- レタス自由詩5*24-3-31
悲しい酒- 藤原絵理 ...自由詩824-3-31
春のまたたき- 林 理仁自由詩424-3-31
(復習)さぁ、ココに幸福を追求しましょう!- 足立らど ...自由詩4*24-3-31

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