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溶けてくるのは腰?
いや、そうではあるまい
それは、キャベツであったはずだ
あるいはお前そのものであったか?

みかんの骨はおそらくは蝶になるのだろうが
蝶の飛ぶ空だけは残して欲しい
願 ....
現代詩の向こう側で
、君は大味の言葉を砕いている
現代詩の向こう側で
、君はいかにもな表現を潰している
現代詩の向こう側で
、君はそれらしい物語を消している

それは確かなことだ

 ....
スレンダーって言やあ
許されるかと思いやがって
単にペチャパイなだけだろうが!
やーい、ペチャパーイ
ペチャパーイ

あなた達、止めなさい!
ペチャパイいじめは
人間として一番やっては ....
みんなが寝静まったので
何もかも忘れてしまった僕は
いつものように、夜のタマネギを剥き始めた。
一枚剥くと
最後まで剥き終われば何かを思い出すはずだ、ということを思い出した。
もう一枚剥くと ....
風呂場においてあった
女房の使用済みパンティ
あたりを気にしつつ
手にとって
グフフと笑いを噛み殺しながら
鼻に押し当て
胸一杯にその芳醇な香りを吸い込むと
下着泥棒だったあの頃が思い出 ....
鋭利な刃物で削がれたみたいに二十三夜目の月は欠けて、煮詰め過ぎたジャガイモのようなどろんとした色をしていた、シャーマニズムに傾倒するアマンダは香の立ち込める薄暗い部屋で観念的な詩文を綴って .... ピザまんって10回言ってみて

ピザまん
ピザまん
ピザまん
ピザまん
角煮まん
ピザまん
ピザまん
ピザまん
ピザまん
ピザまん

ここは?

喉仏

指すとこ間違 ....
こんなに苦しい思いはしたくなかった
軽快に、爽快に生きていたかった

すべてはきみと出会ってから変わった
僕の心は押しつぶされて
呼吸も出来ないほど

きみが他の誰かのものになるのを
 ....
16時35分

視線を見開き 曇天の空を仰ぐ
視線を細くして 雲の切れ目が刺す
光の線は 川に降り立ち 流れる


17時10分

光の線は 炎を帯びながら
薄れゆく景色に 目もく ....
ジョーが打たれて
コーナーに戻って来たとき
朦朧とした意識を
回復させるため
セコンドの丹下段平が
アンモニアをジョーに
嗅がせていたのを覚えていたので
最近頭がボーッとして
ハッキリ ....
シンプルに濁点をひろう
歩幅は正確に保ったままで
ぼくたちにはちいさな物語しかない
そうしたフレーズには語弊があって
信号に、プロミスの看板に、防空壕に
わらいながら灰色の花をか ....
  午後六時十五分頃の
  日に焼けた街のことをきみは歌いたかった
  八月……
  その燻すんだ終わりにむけて
  けれどもきみの細い首で
  ネックレスが曲がっている
  飴色 ....
 
雨にとけてしまいそうなウチ

それでも傘に入れてくれるん?

いっしょに流されてくれるん?





 
上諏訪のひんやりとした
澄んだ朝の空気に
俺って少し
思い上がっていたんじゃないかと
自分を見つめ直した
代官山のカリスマ美容師(無免許)
これが下諏訪だったら
こうはならなかったと思う ....
荒れ果てた夜を
隠された夜を
打ちのめされた夜を
くずおれた夜を


バラードがレクイエムのように
人気のない街角に流れて
霧に濡れた路上で
二度と開くことのな ....
カリスマホストは
カリスマなので
金持ちオバハンや
ニュースに出るときは
何故か飲食店勤務となる
訳の分からんオネエチャンの
ご機嫌とったり
お酒注いだり
きめの細かい接客なんか
死 ....
僕が君にかけた言葉に
足りなかったひとつまみの愛

投げやりになって疲れ果て
忙しくってもこれにまさるスパイスはないんだ

わすれちゃあいけないひとつまみの愛
ありあまるものでは替え ....
わたしの母は詩をかいていた。

いつもテーブルの上に無造作に置いて
あったのでたまによんでは見たけれど
それはよくわからないものであったよ
うに記憶している。そもそも小学生の
わたしにはよ ....
ねじられた
つぼみは
夜のさざなみに
ゆるゆると洗われて
空が
ほんのりあけるころ
星の形に開きます

命、うすむらさきに笑ってる

私の心も
ほどけてゆきました
***********************
*
* おばけあります
*
***********************


居酒屋の柱に 【おばけあります】ってあるから
 ....
人通りの少ない路地裏の
心許ない電灯の下で
会社帰りの少し疲れた
でも肉付きのいい
三十代前半OLを待ち伏せしていると
ちょうど、えりなさん(仮名32)が
通り掛かったので
前に立ち塞が ....
彼女が突然
夜食にゆで卵を食べたいと云って
卵をふたつゆでた。
寝そべって
二人でひとつずつ食べながら、
話をする。

彼女には卵の黄身になってくれたら
僕は白身になって君を包みたいと ....
                130920


素直に非を認めないのは
家の躾が悪いのだと
親まで叱られている
其れには大いに腹が立つが
全知全 ....
あたし
体重が重すぎて
膝に水が溜まって
溜まりに溜まって
お魚さんや
それを狙った水鳥たちが
集まるようになってしまいました
餌を与えないで下さいって
言ってるのに
パン屑を投げる ....
最前列に磔刑宛ら固定され
急な坂をゆっくりと上って行く
頂上に何が待ち受けているかは分っている
(何故こんな日に雨が降るのか) から
(何故雨の日にこんなことをするのか)
思いを行き来する疑 ....
よじれる鉛筆は
十六夜を犯す 

コロコロ鳴く秋は
ベクレルやシーベルトに困惑して
ひとり を
実感・・・・・・する・・・・・・十六夜
白は
処女であったころの風をまとい
眠りこけて ....
【記憶の塩漬け】
 



すべての壁は白い  それぞれの壁が白さの中にも蔭を落し
直線で構成された 迷路
一陣の風がふいて 一粒一粒の白砂が
皺やよじれとなり集まり
 ....
迷う男と迷う女の
迷う街を迷う足どりと方向の。

雪の結晶のような街の明るさに反射する気持ちは
雪空に抜けゆく、カラカラとした女の笑い声と
慎重なタクシーの回転はまるで別世界の歩 ....
あの日、
そうです。あの日からわたしは詩をつ
くれなくなった。何も浮かばないので
闇が静かに明けてゆくのを待っていま
す。ほら、ありふれているだろ。君の
言葉は素晴らしい。必ず朝を呼びすべ
 ....
  に売る寅年生まれのわたしアトリエ
まぶたにキスしたらあなた流れてゆきそうで
へばりついたことばの触覚しぼみ
たましいのサイズは変わらないのに
重さの変動はげしく
じたばたあたふ ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
溶けてくるのは- 草野大悟 ...自由詩2*13-9-27
現代、詩- 左屋百色自由詩19*13-9-26
スレンダーガール- 花形新次自由詩113-9-26
夜のタマネギと砂の城- ストーリ ...自由詩213-9-25
女房のパンティ- 花形新次自由詩113-9-25
月夜の晩、私は、河原の葦になってクレーターをなぞり- ホロウ・ ...自由詩2*13-9-25
ピザまん- 花形新次自由詩113-9-24
カレーまん- 花形新次自由詩513-9-24
4分間- 小川麻由 ...自由詩3*13-9-24
嫁の尿- 花形新次自由詩613-9-23
個人的な風葬地帯- ねことら自由詩613-9-23
ネックレス- 草野春心自由詩913-9-23
それでも- 殿上 童自由詩18*13-9-23
上諏訪美容師- 花形新次自由詩813-9-22
夜明けまでの闇は果てしなく- ホロウ・ ...自由詩8*13-9-22
カリスマ- 花形新次自由詩113-9-21
ひとつまみの愛- 梅昆布茶自由詩1713-9-21
家族の散文- 左屋百色自由詩21+*13-9-21
ほしのはな- そらの珊 ...自由詩17*13-9-21
それでも- るるりら自由詩12*13-9-21
貴女のお尻を見せて下さい- 花形新次自由詩2+13-9-21
月を食む夢をみる鳥- りゅうの ...自由詩11*13-9-21
それでも- あおば自由詩10*13-9-21
絶食自殺- 花形新次自由詩413-9-20
家族旅行- ただのみ ...自由詩26*13-9-20
よじれる白- 草野大悟 ...自由詩2*13-9-20
【音】塩時計には音がない---三篇のオムニバス- るるりら自由詩15*13-9-20
雪景色は明日も- ヨルノテ ...自由詩213-9-20
わたしは詩をつくれない- 左屋百色自由詩14*13-9-19
ウルトラ- 阿ト理恵自由詩7*13-9-19

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