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足から冷気が這い上がる
私の友達のことを思う
冷たさが自分を罰しているんだって
私の根拠の無い救いの罰を
私は、私は、私は
こうして生きて君のいない夢見心地の
空間に何を見た
私、ずっと ....
朝が来る
不鮮明に蓋をして
パンを食べて
珈琲を入れて
普通のふりをして
何もかも分からないようにして

口は何も吐かず
文字が頭を流れていく
雲を掴んで啜って飲み
訳が分からなく ....
夏の陰の濃さが地面に染み付いて
光だけ眩しくて行方を暗ます
目の瞬きの速度が
飛蚊を同定し
影を居ないものとする
私、生きている
こうやって生活して物を食べて
掃除してみたらし団子食べて ....
永遠と続くような
耳鳴りの海と
目に入るのを遺棄する光線
何も見えない私が
愛になる訳がなく
一時、一時、一年
夢とする
どこを彷徨っているのかしら
暗雲であるということ
誇れないそ ....
雨の降る端っこにいる
それを全てにして
明日に踏み出す先もなく
後顧の広さに竦み
見上げる先から落ちるものが
雪であれ、と思う
間違った先もなく
泥濘の重さが
安寧に変わる境目が
降 ....
寂しい鳥がススキに乗り垂れる
頭を捧げる一生涯の祈りが
こうして虚しさばかり産む
くちなわが巻きついて
孤独の印をつける
何にもなれないままだ
何にもならないまま
詞が死んでいくのを見る ....
漂白の剽窃する眼差しが
降り掛かっている自分じゃないって
よく思えるね
甘い詞の差し込み披露されてるの
自分だけじゃない
街角で何人にも話してるでしょ
よくわかった?わかってない
鴨ねぎ ....
君が渇きません
私は夢見る牧羊犬の尻尾を踏みました
朝から晩まで数えていたら
羊が灰色になってきました
ごましおの柄が可哀想
雲に浮かんだ雨も可哀想
足先から落ちる水滴を目で追い
まとも ....
「る、」
雫の垂れ落ちる音がまとわる
離れないわたしを誘う夜に
踊って、と言う
雨粒が傘に当たってはねる
「る、る、ら」

不定期のリズムに調子を合わせて
あなたと調和する
「る、、 ....
お地蔵さまがほっかむりをかぶったと見に来たが昼の光に雪解けのあと

雪から雨に変わったせいかコンビニから出たら俺の傘がない

空が黒いし降るか降るなと傘を持って電車に乗る 駅を出たら雪
昔MACARONIがあった
MACARONIを知らないものはいなかったけど
お腹に収めるものとして知っていはいた
食べたことはなかったみんな
存在として歴史に残っていた

私のここは何処か ....
あわただしい厨房からようやく出てきたカキフライを
口蓋を火傷しながら詰め込み食べ
待たされた客はそれでいて味が分かった顔で頷きながら
口ぎたない罵倒もついでに口から飛び出して

熱々の油に浴 ....
僕の靴墨に汚れた手を握らない
横顔ばかり見せて正面の微笑みを見せない



この齟齬は、僕の気持ちは
一方通行の迷路へ向かう
走り続けるジープを追いかける子供
チョコレートを欲しがり ....
アラガイsさんの這 いずるさんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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