すべてのおすすめ
ノイズは不気味な音を立てた
ジー
君は魅力的な笑顔を浮かべた
ジー
僕は惚れてしまった
ジー
ああ、夢の中へ連れていかれる
ジー
まるで深淵な愛だ
ジー
画面の中の世 ....
○「個人主義」
日本はまだ個人主義が
中途半端だと思う
リクルートスーツや簾髪がそのいい例である
もっともっと人と違っていい!
○「目標」
目標のない人生は
金のない人生よりも
退 ....
地球という巨大な力、
姿を浮き彫りにする瞬間
早朝に、
ドーンというヒビキ
大地、揺れ動き
私の、目醒める
我々の住み着く地球という星に
その星の上に自分は在るという事実に
人の営 ....
音韻を小瓶に入れて思い切り放り投げた
海岸線を歩けばカモメが鳴いて
子供達がはしゃいでいる
それを横目で見ながら
私はするりと通り過ぎる
明るさはいつも影を落とす
その事が私の胸を ....
○「終わりの言葉」
ワイフにしろ恋人にしろ
女性のほうから
「顔も見たくない」
と言われたら
もう終わりということだ
男は潔く諦めよう
それが男の美学だ
女々しいのは男じゃない
....
道化の口角を極端に上げて
引き攣った笑顔を その白塗りの顔に浮かべながら
人間としての階段を きわめてダイナミックに下ってゆく
ジョーカーダンス あなたは
最も深い地の底の地獄を まるで天上界 ....
深緑は私の祖、
収縮と拡張
繰り返す
私たちの命、
源たどれば皆 同一。
日本国を率いる者たちが
自分の間違いを認めようとしない
このままだと日本は滅びる
そのことに気づいている者たちが
その間違いの元である
貨幣の信用創造という事実に基づいた
正しい貨幣観を広 ....
洗濯したシャツを畳んでいると
シャツに畳まれている私があった
痛くないように
関節が動く方向に畳んでくれた
畳み終えると皺に注意しながら
シャツはそっと私をタンスに仕舞った
衣替え ....
空と壁、画布と壁の関係は
デッサンの向こう側にある
あったと思う
手ざわりがした
もう、海は。これでいいと
朝方に眠りきれず
続く未来が光の形をとって
泡々と今になる
脳色 ....
僕はまだ寝てはいない
なぜなら寝ていないからだ
それは寝ているから
という意味ではない
なぜなら寝ているからだ
ならなぜ寝ているというのだろう
それは寝ていないからだ
寝ていないから寝て ....
家の窓の中にいると
そこが家の眼だということを
うっかり忘れそうになる
薄いカーテンを開け放ち
風を出迎えると
人の眼も
家の眼も
まばたきする
季節のかわりめに
少し驚くようにして ....
○「好日」
体調よし
天気よし
ワイフの機嫌よしで
今日も好日なり
○「柔軟心」
あれはダメ!
これもダメ!
ではなく
あれもよし
これもよしで
暮らしていく
○「本質 ....
真夜中、夜の川
川面に突き出た瀬岩を
{ルビ躱=かわ}しかわしながら
ぼくの死体が流れていく
足裏をくすぐる魚たち
手に、肩に、脇に、背に、尻に
触れては離れ、触れては離 ....
ジェンガティンガ司令
来る日も来る日も定位置まで数メートルを進む。食べるため生きるために日々が変化の暮らしの繰り返しのなかで一挙一動ひと言葉ひと言葉が命とりになる世界で生きてきてこれからも生き続 ....
ゆうやけ、こやけ、
鍋の底がすこし焦げた、
スプーンですくった、黄いろいルーの、
ぐつぐつと美味しそうに、ガスコンロの火で煮込まれてゆく、
それは、
ようやくふたりで完成させた、
さいごの ....
○「5月の連休」
98歳で登山している友人もあれば
入院して点滴受けている友人もある
人生はさまざまだ
○「不平不満」
Uターンして田舎の悪口ばかり言ってどうすんのよ
夫の実家 ....
靴の波形が
朝に眠っている
せっかく書いた
花粉の名がついた遺書を
私たちは窓に落としてしまった
加工場から続くダクトの
先を曲がると
梅雨が始まる
身体が雨のようになる
そ ....
○「欲望」
宝くじはもうあきらめた!
金持ちにはなれない家系なんだろう
名誉欲はもうとっくにない
賞状やメダルとは無縁の人生だった
ほめられもせずくにもされずの人生だった
しかし食欲だけは ....
過去があり未来があり
望遠鏡があり顕微鏡がある
意味はないのに
生きる意味を考えてしまう
暇だからだろうか
心に弦を張り
白紙に戻す
人生とは と問われれば
後悔
無意味
成り ....
仕方ないのかあるのか
不透明のまま踏んでみ
るとルート開びゃく
ひらけごま
まこと新たなステージに
立ち尽くしては進むたび
間違っていたのか正しかったのか
一瞬脳裏をよぎるの ....
片手間に積み上げるなにか。
これは甘いチョコレートで足したりひたりしてる魔に 刻々と溶けていきます
底に広がるセピアの隊列をよぉくご覧。単眼の脱兎を檻の中に躾け、解決の
糸口を縫い込み ....
時は流れていくものなので
私はいつもどおり 生きている
笑顔の下に 大きな変化を隠しながら いつもと同じ 私でいる
でも、ふと気づくときがある
私は 私の変化に対応できてい ....
アマガエルの緑色が好き
色々な緑色に変わるけど
どれも好き
アマガエルの表情が好き
少し微笑んだふうに
黙っている
ここに居るとは
思わないだろう?
自信たっぷり
あんま ....
泉涌寺の
楊貴妃観音
のお堂の前に
春の日が暮れて
ほのぼのと薄く紅
開きそめて囁く枝の
下に 微かな響き伝え
息づいている空気が在る
遠い春雷の 音ない震え ....
人を嫌えば自分も嫌われる
人を好けば自分も好かれる
人間関係はお互い様
口で言わなくても目でわかる
口に出して言えばもっとわかる
好きな人嫌いな人苦手な人 人はさまざま
それが世の中 自分 ....
自分を知れば道は見えてくる
目標が決まればやる気が出てくる
うまくいかないのは変えなさいということだ
人生は人との競争じゃない
人は変えられない
変えられるのは自分の対応だけだ
大きな悩み ....
春の日も夏の日も、そこに行けばそこに海辺があり磯があり、秋の日も冬の日も、そこに行けばそこに丘があり林があり、そこはいつもやわらかく甘い匂いが流れてくる場所。焼き場があるのだ。木陰のさしかかる三角屋根 ....
- L'impromptu
日照りの荒野で獨り修行していると、またも蝙蝠傘をさした黑衣の惡魔がやってきて傍らで漫談を勝手に始める。わたしの氣を散らせ集中させない{ル ....
雨のなか歩き進み
燃える陽の光見る
すべて終わり過ぎて
解ることばかり
運命に導かれ此処まで来た
私は運命に促され今を生きる
炎のなか歩き進み
これ以上無い高貴観る
こ ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208