すべてのおすすめ
きみの王國と、ぼくの王國を秤に載せてみようよ。
新しい王國のために、頭の上に亀をのっけて
哲学者たちが車座になって議論している。
百の議論よりも、百の戦の方が正しいと
将軍たちは、哲学者たちに ....
妻との決着は穏やかに着いた
様々な想い出が走馬灯のように通り過ぎてゆく
長いと言えば長く
短いと言えば短かった

二人は別々の路を選び
晩秋を待って別れることになった
互いに別々の白い路 ....
ホっぺたがほころんでいる、
御餅、
焼き餅を焼いている、
御餅持ち、
○「光と影」

年老いたときに わかる
青春の輝きが

入院したときに わかる
健康の有り難さが

就職したときに わかる
稼ぐ苦労が

子どもをもったときに わかる
親の愛情 ....
枯れ葉が、自分のいた場所を見上げていた。
木馬は、ぼくか、ぼくは、頭でないところで考えた。
切なくって、さびしくって、
わたしたちは、傷つくことでしか
深くなれないのかもしれない。
あれは、 ....
豊かさにすがる人々が挙って生贄を捧げる
まぶしい海の街に聳え立つ女神の像が淫らに、
そして聖母のように微笑んでいる
見よ、彼女が踏み荒らした諸国の苦しみを

アフリカの中央部、西部、そして ....
死神、画商
藝術家の死はカネになる
死に際に何點か繪を買つて置く
やがて没年の後何年かすると
画家の許容され得る時代が來るかも知れず
愛情を以て愛を語るより
Money honeyを以て語 ....
彼らはファッションモデルで皆貧しく着回しの事しか考へてゐなかつた
スタイリストは職掌柄助言を與へたが彼ら彼女の提唱するスタイルに従はなかつた
彼らは一様にフェラーリに乘るのを夢見たが彼らの多くは運 ....
きみの手は、
しっとりとした雪が、
もうすでに降り積もっている、
ひんやりとした夜の雪原である、
ぼく、うしどし。
おれは、いのししで
おれの方が〝し〟が多いよ。
あらら、ほんとね。
ほかの〝えと〟では、どうかしら?
たしか、国語辞典の後ろにのってたよね。
調べてみましょ。
うう ....
愛つてなーに?
心悸亢進のと或る形だよ

シンキコーシンつてなーに?
愛、さ

機智の詩は書きたくないね
ウィットさへあればいゝと
思はれるのは恥辱だ
重い物を引き摺つて書くんぢ ....
きみキューピット、
おんなのこの、
キューピット、
しろいましゅまろみたいな、
ほっぺたを、
ふたつのてのひらで、
おさえながら、
すこぉーしだけ、
くびを、
ななめに、
かしげて ....
LINEを交換した時
心も交換しました
有人ロケットに
眠たそうな亀を乗せて
月の兎の言付けは
葬祭場の灰に混じり
新たな嵐が発生しました
未曾有の試練に備えてください
猫ちゃんかわい ....
空がとても青いから

ぽろぽろ涙を流します

ハンカチを持っていないので

涙を拭うことはできません

地図を持っていないので

トコトコ家に帰ることも難しくて

夕陽が沈む頃 ....
カバ、ひたひたと、たそがれて、
電車、痴漢を乗せて走る。
ヴィオラの稽古の帰り、
落ち葉が、自分の落ちる音に、目を覚ました。
見逃せないオチンチンをしてる、と耳元でささやく
その人は、ポ ....
 

いつも海辺を歩くと
貝殻を探してるのに気づく

最初は海の向こうに
なにがあるのかと目をこらし
海と空の境目がちゃんとあると認め
それが宇宙と地球を隔てる線だと想い
次いで ....
○「気づいた愛」
この年になって古女房への愛を新たに感じた
たった二週間のワイフの入院だったが
新たに愛を感じた
やっぱり独居老人は寂しい
知り合いの奥さんが1ヶ月ぐらいがん治療で入院してい ....
〈寒柝の夜を纏へる親チカしさよ 涙次〉
彼は離れ星
一人カレーを食べてゐる
石化した思ひ出が
彼の心に居坐る
I come and stand at every door...
死んだ少女 ....
ネズミ、
ひとつに特定できない冬の死、
風のつよい日に、灰色の体毛さえ靡かせず、
そのままで凍(しば)れきった、
ひとつのからだ、
まるで縁石の上に乗りあげて、
横転してしまったちいさなバ ....
なんだもう夜かと
ひとりごつ
ずっと傷にお塩ぬりぬり
オナニーしてもなんか違って
生渇き

誰のせいなのかと考える
自業自得すぎて笑える
やけに膣が恋しくなるが
生殺し

あーあ ....
ちょっといいですか。
あなたは神を信じますか。
牛の声で返事をした。
たしかに、神はいらっしゃいます。
立派に役割を果たしておられます。
ふざけてるんじゃない。
ぼくは大真面目だ。
友だ ....
羊齒生ひ茂る湧水地
‐清澄な水の中
野生の山葵も生えてゐた
どんな味がするのか?
僕は大事にそれを折り取つた
だが、夢では
夢では味までは分からない
僕は何となく夢の中で夢想した
野趣 ....
散らかったイメージを一瞬の構成の中に誘い、ひとつの体系を生み出す、その時の真実、その時のリアル―俺は思考がまだ信号の段階である時にキャッチして変換する、脳味噌はその作業をするには遅過ぎる、それは神 .... ああ、冬晴れだ

差し込む光と空気に

猫を羨む
のつぺりした自由だ
僕の顔をしてゐない
自分と云ふ
嫌らしい迄に
嶮岨な山脈を越えてきた
あの自由の顔をしてゐない
ピアスを外し、ピアスをまた着ける
その間に挟まる
沐浴なる時間帯
 ....
○「テーマ」
僕は若い頃は
「愛と死」に関心があったが
今は
「老いと死」に関心が移ってきている

○「企業団体献金」
金をもらうと
弱くなる
金を渡すと
強くなるのが
人情だ
 ....
夜明けの海が磯際を洗っていた

スプニングリールに巻いた
ナイロンの道糸を
仕掛けの糸(ハリス)と直結するのに
結び方を選んだりはしなかった
一応、ストロングノットも知っているが、
トリ ....
自分だけが似合っていると思っていると思われていても気にしないけどブラックイズビューティフルを普段着で普通に着ている私なんかではそろそろ誰かが自称詩人は凄いブランドを立ち上げても着こなせるのかな
ai ....
誰も助けてくれない場所になら行きたい
だれも見向きもしない場所へなら
すべてがある暖かさ
どことも比べられないような安心できる人たちに囲まれていたら
いつか肺の中は綿でいっぱいの
人形に ....
私の言ってきたことは、過去の人たちが既に言ってきたこと
私のやってきたこと。考えてきたことは、過去の人たちが既に考えてきたこと
星と星。点を線で繋ぎ合わせ、不思議な星座を無数に作る
星と星の数だ ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
王國の秤。- 田中宏輔自由詩13*25-1-3
和解- レタス自由詩8*25-1-2
御餅やき- 本田憲嵩自由詩725-1-1
元日独り言b- zenyama太 ...自由詩4*25-1-1
むちゃくちゃ抒情的でごじゃりますがな。- 田中宏輔自由詩17*25-1-1
アフリカの涙- atsuchan69自由詩21*24-12-31
A_Merchant_of_Death- 髙任勇梓 ...自由詩424-12-31
(Do_you_wanna_be_a)_Male_Model ...- 髙任勇梓 ...自由詩224-12-31
雪手- 本田憲嵩自由詩1724-12-30
木にのぼるわたし/街路樹の。- 田中宏輔自由詩14*24-12-30
愛つて何?- 髙任勇梓 ...自由詩224-12-30
花キューピット- 本田憲嵩自由詩624-12-30
逆さ記念碑- トビラ自由詩3*24-12-29
家路- レタス自由詩7*24-12-29
頭を叩くと、泣き出した。- 田中宏輔自由詩12*24-12-29
やさしい貝殻- 秋葉竹自由詩124-12-29
独り言12.29- zenyama太 ...自由詩4*24-12-29
詩の作法- 髙任勇梓 ...自由詩324-12-29
冬ネズミ- 本田憲嵩自由詩524-12-29
「ひとりごつ」替え歌クリスマスver.- ◇レキ自由詩1*24-12-28
みんな、きみのことが好きだった。- 田中宏輔自由詩13*24-12-27
野生の山葵_/_夢- 髙任勇梓 ...自由詩624-12-26
coincidentia_oppositorum- ホロウ・ ...自由詩4*24-12-25
めも- うし自由詩224-12-25
無題- 髙任勇梓 ...自由詩324-12-25
独り言12.25- zenyama太 ...自由詩3*24-12-25
秋磯のアングラー- atsuchan69自由詩13*24-12-25
ブラックイズビューティフル- 足立らど ...自由詩6*24-12-25
area_to- 竜門勇気自由詩1*24-12-24
- 鏡文志自由詩4*24-12-24

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