すべてのおすすめ
水面ははるか上
光は届いていないはずなのに
ぼんやりと明るい

呼吸の仕方を覚えたのは
もうだいぶ前のこと
少ない養分にも慣れた
清さがいまは心地よい
先のことはまだ分からないけれど
 ....
巧みな話術
タクラマカン砂漠
ラジオスターの悲劇
リンゴ・スターの打撃

豆腐一丁
一丁目の銀杏
ちょうちょ捕まえて
情緒不安定

束の間の夢
伝う馬の船
つま先立ちの毎日
 ....
 クエスト

テニスは制覇した
ゴルフも制覇した
競泳にもスケートにも進出した
クラシックに白鳥の湖、ポロやクリケット

黒人の登山家っているのか
少なくともアフリカ大陸にいないとすれ ....
彼が放り投げた銀色短剣
N次元へと飛んでった

無意識のうちに飛んでった

さりげなく、ああ、さりげなく


これはクレヨン

銀色クレヨン

大切にするって決めた、宝物

 ....
外のいつもの秋の姿。
つるべ落としが落ちました。
私は身震い一つしました。
秋の夜空は美しく、私は息をのみました。
不思議な鉱脈に行き当たりました。
ダイヤモンドの輝き。
豊かな気分にさせ ....
猫を撫でたあとで
優しさは書かない

返信を待ち焦がれても
淋しさは書かない

軍鶏鍋を食ったからといって
美味しさは書かない

マニュアルをなぞったつもりで
愚かしさは書かな ....
 何
 ここのトイレ広いナ
 人も多いぞ
 中の方が広いじゃないか
 手ごろな個室へ入りづらいんだけど、
 あ どうも 失礼、いえいえ お先 どうぞ、
 皆んな そんな ....
  今夜の
  君の手の指は
  ストリップ劇場で
  ストリップ嬢が使う
  あのポールによく似ている



  ブラディ・マリーの朱い滴を
  君が薬指から舐めとるとき
 ....
のっそりのっそり 午前中
猫が歩いている
公園は 曇り空
尻尾がない そう思いながら良く見ると
ハイハイ?
1歳に満たない乳児が地面を這っている
どこから来て どこに向かっているのか
た ....
たとえば曇天の松戸
ゴミ焼却処理場の高層煙突
ピカリぴかりと位置を知らせる
ピカリぴかりと存在を知らせる
岩瀬無番地という住居表示
表示不要の権力装置
存在を表示しない

昔陸軍工兵学 ....
娘の時間になると
町が焼ける
夫は静かに
壁際で畑に手を入れる
土の中に娘の
背中を見つけて
私は夫の腰を
押す

水をまく
娘の寝所に
知らない男が
混ざった香りの
後で
 ....
イラついて
鬱血した脳髄をガリガリ齧りたくて、どうしてもそうしたくて
釘抜きで顎を削っていたら鈍臭い音がして
俺の口腔には脳漿の雨だ
舌の上に降るたびに目映い光が…
 ....
ひまわりは もう 空いろの自転車をこがない
それが すっかり あかね色にかわって 杖をついて 
やっと歩いているから

風をたべていた鳥は 夢をたべはじめてからずっと 腹をすかせ
風は その ....
〜風ってそれそのものではない
なのにそれで間にあってしまう
どちらでもいいのかな
そんな空気なのかな

雨がふりそうでふらない
別に待ってないけど
ふるならふるでもいいな
受け入れる気 ....
曖昧な空間に出来た亀裂の中に身体を溶かして連続する呼吸はまるで推敲の足りない台本の様に不規則だ、何を言っているのかまるで聞き取れないスピーカーの音量に辟易しながら広告をやり過ごす様な時間ば ....  二兎
オヤヂは悲しい事が好き
酒と冷え行く白銀の宵
 
 芽吹
少し山なりの丘で
君は燃えている
たぶん黒い棺桶が
炎の色と混ざって
じっと大気を揺らめかす
とても澄んだ空だ
 ....
殺虫剤のニオイが
指から取れない
何度洗っても

だいっッ嫌いな殺虫剤のニオイが
スプレー缶のボタンを押した指に
染み込んで 汚点ついて
取れない いつまでも

だいたい人の寝ている ....
道は
舗装がなくなり
助手席で眠ったままのネコが
なにかをつぶやく

誰もいない
海水浴場で
夏に買った服を着て
悲鳴を上げる
 
抱き合うより

見つめ合いたい

そんなお年ごろ


 
毎日小さなバスに乗る
手を上げないと通り過ぎる
キーッと止まりむーっと出る
少量の客は揺すぶられて

たった100円で駅に着き
たった一本の桜のもみぢ
見つけたから今日は佳し

優し ....
最近はお金が無くて彼女とデートもできません

美しい格差の国は何処のはなしなのでしょうか


高村光太郎では無いのです〜がちょっと頭の軽い彼女と

悪癖に懲りない僕との明るい毎日です
 ....
あるかなきかの
かすかな身じろぎに
あるいは
とりとめのない
呼吸の満ち引きに
歩幅を合わせる

小さな宇宙の
無限のひろがりを浮遊する
みる、でもなく
わかる、でもなく
ただ感 ....
あれ以来
すっかりしなびた果実に
水をやりつづけて
きみの指は
完ぺきにふやけてしまった

(夜よ
やさしさは
こんなにも目に見えるのに)

きみは
まだ自分が
強い人間な ....
ネットでできた詩友さんは いつも消えていくので
あまり深追いはしない いつも
忙しくなったんだな 飽きたんだな
ひとときのやりとりが 良い思い出になるように
なんて 気を使っているわけでもない ....
エテカリンブルクのイパチェフの家で
一九一九年七月一六日から一七日の間に
人知れずロマノフ王朝が最期を迎え
ニコライ二世と后妃アレクサンドラ
長女オリガ、次女タチアナ、三女マリア、四女アナスタ ....
雨が降ると私は
主を失くした犬のように大人しい
夫を亡くした妻のように淋しい
世界は私と一体何の関連性があるのか
此処に生きている意味などあるのか
いや、予めの墓標に過ぎないのだと
そんな ....
最初からそこに確かにあった

遠くから見上げる立ち姿は
あまりに機能的で無駄がなく
目に映るほかの風景を邪魔しなかったから
ほかのものばかりに目が奪われ
それを意識することがなかった

 ....
 
そらにはりつく ひしゃく星

すくっておくれよ

ちっちゃな、ちっちゃな、うちの祈り


 
透き通ったグラスに
白く砕けた貝殻を入れる

カラカラと乾いた音が
私の耳を潤す

グラスに耳を当てれば
澄んだ音色が

脳天から足の爪先まで
私の体を支配する

あなたは恥ず ....
上空フォフォフォフォンがやってきた

それは!

やってきたと言うより

上空フォフォフォフォンは木綿豆腐の香りがする

そして

髪をかきあげる

上空フォフォフォフォンの音 ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 深水遊脚自由詩10*11-11-28
うんたらかんたら- 葛西曹達自由詩411-11-28
ちょっとした疑問- salco自由詩3*11-11-25
Ag- 烏薬事自由詩111-11-25
秋の夕べ- 黒髪自由詩2*11-11-24
嘘っぱち- nonya自由詩25*11-11-23
男子トイレマークへ、あ、あった- ヨルノテ ...自由詩111-11-23
クレーン・ゲーム- 草野春心自由詩7*11-11-21
一大事- 空丸ゆら ...自由詩1211-11-19
松渡- ……とあ ...自由詩1011-11-17
習作- ballad自由詩211-11-11
脳男・マストダイ- ホロウ・ ...自由詩5*11-11-8
末路- 草野大悟自由詩6*11-11-8
そんな風な今日- 朧月自由詩211-11-6
世界にはどうしてこんなにたくさんの音が溢れているのだろう- ホロウ・ ...自由詩4*11-11-5
うさぎのそら- さひ自由詩411-11-5
殺虫剤のニオイ- 相差 遠 ...自由詩4*11-11-4
セラフィム- mizunomadoka自由詩111-11-2
お年ごろ- 殿上 童自由詩18*11-11-1
今日のもみぢ- 木原東子自由詩8*11-11-1
明るい生活- 梅昆布茶自由詩311-11-1
ちっちゃいもの倶楽部- 佐野権太自由詩7*11-10-26
夜の実- はるな自由詩611-10-26
ぬくもり- 砂木自由詩21*11-10-25
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- salco自由詩7*11-10-21
- 深水遊脚自由詩8*11-10-20
ひしゃく星- 殿上 童自由詩17*11-10-19
虚像- subaru★自由詩18*11-10-14
上空フォフォフォフォン- 空中分解自由詩3*11-10-14

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