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あなたは
柔らかな布団を握りしめ
誰かの存在を抱き締めるかのように
ぐっすり眠っている

二世の誓いも
三世の契りも
いりません

二番目の女でも
愛してるじゃなくても
好きだよ ....
とても土のにおいがする花壇で
先生は苦しそうな顔できれいごとを並べていた
お母さんは泣いてた
僕はまだ小学生で
マリーゴールドを眺めながら
図鑑で見た
花の構造を思い出していた
茎、がく ....
 
  

夜になると
ひとりだからよかったと想う

トラックがゆきすぎる音が
けっこう近くで聴こえるようで
夜だから
静寂に穴をあけるように
サ──────ッ
って
アス ....
その悲しみを少し私に分けてください
言葉の迷宮に戸惑う君は
命を消費して己を亡きものにしようとしている
魂を砕いてしまったら全ては終わり
地獄に囚われてしまう
この世の雑踏に耐えられない君の ....
もうきみは眠る時刻になっている

ぼくは何時になったら眠れるのかわからない

群青の空に輝く星々を飽かず眺め

そっときみの寝息を聞きながら

明日は必ず来ると信じている

琥珀に ....
 不思議。意欲が消えた。私の内部に有った。が、消えた。あの時は確かに書きたいと思っていたのであるが、今はそれほどでもない。まったく無い訣ではないかもしれない。が、明らかに{ルビ石鹸玉=はかなく}なった .... ○「無常」
いくら気をつけいても
自分だけ病気にならない
自分だけ事故に遭わない
自分だけ死なない
というわけにはいかない

○「死に方」
死に方は
人生最期の「大舞台」であろう
 ....
北極星が見えるなら

きっと行き先は見えるはず

冷えた足を暖め

さぁ! 歩き出そう

いまが通り過ぎて行く前に
しらない街の
公衆便所の手洗い場に花が咲いていた
枯れてはいけないと思い
わたしは水をやった

小さな花だった
色はかまぼこの縁によく似た桃色で
仄かに石鹸の香りを放っていた

その ....
こんな歌はいかがでしょうかともってきたのが鍋のうた
お湯をたっぷりいれてから強火で強気にあっためて
ふたをおいたらあたふたと歌いだすのが鍋のふた
ぶくぶくいってる熱湯にあおられまくりのパッシ ....
結局半分のぼくが囁いたように睡魔に負けた
これから朝までが長い
さてと、シュウマイでも食べようか…
ウイスキーの水割りを飲んで
朝まで起きていよう
昼に遠方から人が訪ねてくるので
あまり深 ....
一行目が二行目ならば二行目は一行目ではない これは真である
二行目が一行目ならば一行目は二行目である これは偽である
三行目が一行目ならば二行目は二行目である これは真でもなければ偽でもない
四 ....
白く浮かんだ綿雲が涼しげな影を作り、
緑の斑は噴煙のように大地を盛り上がらせた
いつもは動かない巨きな山たちが
突然、立ち上がって天空を掴みそうだ

現実と、非現実との見分けがつかない
遠 ....
 ありのままに定めよ天馬は(苦い、)余裕ぶって
 山百合の旋律をそのままに見つめても気だるげで

この影は、
どの光も。書いた言葉が外縁を彷徨いながら
     頬は触れた感覚 ....
角がないから、
まあるくなれる、
笑顔という名の、
おまんじゅう、


角がないから、
まあるくさせる、
笑顔という名の、
おまんじゅう、


笑うと目が細くなる、
とぉーっ ....
伝えたい想いがあるから描くのです
届けたい想いがあるから描くのです


この想いが、この世界のどこかの片隅に
たったひとり たったひとりの誰かに
拾い上げてほしいから描くのです


 ....
帰り道でも
     ない道を

通ってアパートに辿り着くと、飼い主のない
猫に好かれて。君の声も、君の顔も思い出せ
ないのに、君の匂いなんて思い出したはずも
ない、あの夜に似てい ....
○「早めの避難」
(年寄り)「八十、九十の足の不自由な年寄りが早めの避難が
     できるわけないだろう!」
(市役所)「だからこそ早めの避難を呼びかけているわけです」
(年寄り)「あんたた ....
自分について多くを語ることは、自分を隠す一つの手段でもありうる。
                  (ニーチェ『善悪の彼岸』竹山道雄訳)

 人は、気のきいたことをいおうとすると、なんとな ....
夕方に米一合の飯を炊き
三食分に分けてラップで包み冷凍する
基本は納豆玉子かけご飯
キュウリの浅漬け
ご飯のお供を数種
コンビーフやウインナーを齧り
3分間の食事は終わる
冷蔵庫の冷凍室 ....
○「報道官」
アメリカや中国などでは
「報道官」という役職の人がいるようだが
日本の場合はそれぞれ担当している部署の方が
報道官もかねているようだ
例えば政府の記者会見などは官房長官などが
 ....
淋しさとは
消えゆく炎の眩しさです と先日聞いた
ひとの言葉を思い出す

七輪で
ひとり肉片を炙っている

網のすき間から
火が時にやわらかく伸びるのを見ているが
すぐに消え ....
夏の日に
僕等は少しだけ詩的になる
降り注ぐ太陽は殺意とともに肌をじりじりと焼いて
そんな苦役さえも受け入れて
僕等は夏を楽しむのだが

夏の日に
僕等は少しだけ何かを予感する
この喧 ....
「冷やし中華はじめました」、それは夏を大まかに括っていた、水色の一枚の暦のように、町中華の古びたガラス製の開き戸に貼られていた、その水色の張り紙を、店主のおっさんの手がゆっくりとひき剥がしてゆく、ぽっ .... もう、何がなんだかワケワカメ

物静かな人妻のパンティを脱がせたら愛の嵐でワケワカメ
中折れし、拳で殴られ鼻から垂れたワケワカメ

冷蔵庫の中で賞味期限の切れた深い悲しみのワケワカメ
入居 ....
歴史教育にこそ、決して枯れることのない泉がある。それはとりわけ
忘却の時代において、無言の警告者として刹那的な栄華を超越し、つね
に過去を思いだすことによって、新しい未来をささやくのである。    ....
早朝の渓を彷徨い歩く

フィトンチッドが心地よい

気温22℃

マイナスイオンに包まれ

日頃の喧噪を忘れる
いつも天気予報とにらめっこ

明日はまたとない釣り日和

銀鱗たちが待っている

モスグリーンを身にまとい

渓の緑に溶けてゆく
シンガッキ、
なつやすみにおウチでおかあさんに洗ってもらった、
とてもキレイになった、
まっ白なウワバキ、
ゲタ箱したのふるいスノコの上で外グツと履き替えて、
とてもウキウキしながら、
ナ ....
日々が山となって積もる
あまりにも積もりすぎて
日々の山は崩れる
麓の地平は突然の崩落に大騒ぎだが
俺は山の頂上にいて
ぐらつく足下も気にせず
泰然自若としている
日々は崩れる時は崩れる ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
二番目の女- レタスの ...自由詩5*24-9-10
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3時間のパッシブドライブ- 菊西 夕 ...自由詩3*24-9-7
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百行詩。- 田中宏輔自由詩13*24-9-4
virtual- atsuchan69自由詩13*24-9-4
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ギブ_&_テイク- 涙(ルイ ...自由詩324-8-30
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独り言8.29- zenyama太 ...自由詩3*24-8-29
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五行歌_【渓流】_遡行- レタス自由詩5*24-8-24
五行歌【渓流】_曇天- レタス自由詩5*24-8-22
シンガッキ- 本田憲嵩自由詩724-8-21
日記(山)- 岡部淳太 ...自由詩4*24-8-21

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