すべてのおすすめ
さくばんは狂い気味だった
綿のシャツにノミを一匹見つけたものでね
ノミの視座に立ち
世界が広過ぎて困った
六畳も宇宙


軍隊式の睡眠法で眠り
起きたら午前四時だった
午後七 ....
大好きだったシンガーが死んだ


ピッツバーグからグレイハウンドに乗って
何かを探しに行った時代は
まだ探すべきものがどこかにあった
今はもう
クリック一つで何でも見つかると
真実かど ....
まあ
じっさいに、熊の被害に遭われた方には
申し訳ないのだけれど

熊のフリー・ハグに注意!

きょう
きゃしゃな感じの三人組の青年たちが
フリー・ハグのプラカードを胸にぶら下げて
 ....
三寸の舌に五尺の身を亡す
 言葉はクスリにも鋭いナイフにもなりえるもの
 どんな言葉だってナイフにもなれば
 クスリにだってなれるのに
 言葉に取扱説明書なんてないから
 使い方も使い道 ....
朝からクタクタになっている
キックが必要と
濃いコーヒーに赤ラークを摂っている
ときに妻の地雷を踏んでいる
富士山を眺めゆったりしたいな


さびしさの
天の
オルゴールが鳴 ....
久しぶりに
馴染みの店に
掃き寄せられた
落ち葉の面々

互いの無事を
半ば涙目で喜びつつ
とりあえずハイボールで
万感をこめて乾杯する

真っ赤に出来上がるヤツ
いつまでも ....
ほんのり白い{ルビ繭=まゆ}のなか

疲れた夜に横たわり

ゆっくり静かに沈みます

外界のざわめきが届かぬように

繭を編んで眠ります
○「ユーチューブ家族」
パパもママも子どもたちも
布団の中でみるユーチューブが
一日のほっとする時間だって

○「玉木代表」
将来の総理候補とも言われていたのに
「玉」を潰されてしまった ....
温かい土のなかで眠り続け
眩しい光に導かれて
初めて外の世界を知った
希望と期待を抱きながら

何も知らなかった私
たくさんの愛と夢が
私を守ってくれると信じていた
たくさんの裏切りと ....
って
どうよ!
下痢をしているわたしの部屋に
ジミーちゃんがたずねてきて
唐突に言ったの
最近
猫を尊敬するの
だって
猫って
あんなに小さくて命が短いのに
気にもとめない様子で
 ....
タマキン代表は
タマキンがでかいから
不倫ぐらいしないと
タマキンが爆発してしまうので
仕方ないと思います
○「103万円の壁」
壁は一つだけではなかった
官僚がいくつも壁を築いていた

○「不幸なニュース」
テレビは今日も
世界中の不幸なニュースを
流し続けている
視聴者は不幸慣れしている ....
横になればすぐにわかる
どうして今まで立っていたのだ
眠るために必要なものは、
とりあえず枕と寝床があればよい

悔しかったことや腹が立つこと
悲しいことや傷ついたこと
虫歯の痛みや腹ぺ ....
秋空に 

流れる雲を

眺めては

ひとり路ゆき

涙ひまなし
いまここに
流されて たどりついた
なんの咎なのかも知らされず
この生の失敗の成れの果てのように
流されて
打ち上げられて
それでも息をして
すべてを自らと無関係な物語のように眺めていた ....
   ――完成された時のなかでは、空想だったあの人も、生まれ、生きて、心をふるわせ、
     すべてのとまってしまった血をもういちどあたためてくれる。そのとき、わたしの血は、空想から現実へと輸血さ ....
○「心の復旧復興」
道路は車が通れるようになった
水道も出るようになった
電気もつくようになった
仮説の住宅もできた
しかし しかしだ
亡くなった人は帰ってこない
避難した人たちは帰って ....
ほんとうは未だ
眠りの王国で
牧歌に耳をすませていたい

日は明けたが
曇りがひどく暗い
こんな寒い朝を
事務所まで
原付で風切って
向かわないとならないのか

なぜ暗い ....
もみじ、
肩まで浸かった露天風呂からのぞむ、
さりゆく、秋の赤い夕ひが、
ひとすじの、きまぐれな寒風とともに落としていった、
いちまいの、
星のカケラ、
休憩室の掲示板に、ずらりと並んで立 ....
ぼくは斬首刑を執行された
{ルビ亡骸=なきがら}の臓物は白日のもとに晒され
医師はぼくの秘密を探ろうとした
だが 魂の在りかだけは解らなかった
真実は真実で何処にも逃げはしない
ぼくの悪行を ....
やまいだれ疒とは、面白い言葉だ。「疾病」など主に
病気に関する漢字に使われる部首のことだ。
いま、俺の脳内にやまいだれが垂れ下がっていて、脳
の底にぽたぽたと病の元を滴らせている。また、やま
 ....
なぜだろう
夫と賭けをして
負ければとうとう離婚だと言うのに
朝から喜びが止まらない
後から後から
溢れ出てくる

文字にすれば感慨深い
涙も込み上げてくるが
哀しみの涙とは少し違う ....
考えるな 感じろ
と誰かが言ったが
背中で感じても指が動かない私は
ひたすら考える

詩人のような暮らしや
詩人のような風貌を
持ち合わせていない私は
ひたすら考える

語彙の ....
さくばんの眠りの残り滓
吐ききって 吐ききって 吐ききって
今朝はつとめて寒いなぁ
凝集した感性を冷やします


僕は真白い一頁
一体ここに何を書こうか


この朝は妻と和 ....
○「ボケると」
ボケると
自分の行動や判断を
疑ってみる
ということをしなくなるから
解決が難しくなる

○「高齢者医療」
医者は
問診の前に
年齢で診察するのではないか
「70 ....
 緑道の奥にある図書館に向かう

 調べものがあるわけではない

 感想文を書くわけでもない

 興味があるのは静かな空間と

 そこで本と睨めっこしている人々

 悪趣味の人 ....
白いシーツに午後の陽射しが映る
暖かなベッドに横たわり
刹那に消える夢を観た

アイス珈琲を飲みほして
虚ろな時をやり過ごそうとしても
うつら うつらと首を振る

至福はすぐそばにいっ ....
○「トランプ氏返り咲き」
78歳で返り咲き
とは驚きである
新しいアメリカンドリームだ!
バイデン政治への不平不満や失望が
トランプ氏返り咲きを生んだのだろう
それにしても新天地アメリカで ....
木枯らしの渦巻く中庭で本を読んでいた
まだ蒼い銀杏の葉がページに挟まり{ルビ栞=しおり}となって
ぼくはそのまま本を閉じた
階段を昇りきると
磨かれた長い廊下は光り輝き
影を失くした透明な人 ....
知らなかった世界を知ることができた
小さなことから積み重ねてゆけば
頑張って生きてゆけば
月は満ちて己の思いのままにできる
何も思い悩むことはない
軒下で震えていた猫も
曾ての夢を実現しよ ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
インプロヴィゼーション- 田中教平 ...自由詩324-11-14
アメリカ- 藤原絵理 ...自由詩424-11-14
熊のフリー・ハグ。- 田中宏輔自由詩14*24-11-13
仕事幽霊飯弁慶、その癖夏瘦せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病- 涙(ルイ ...自由詩324-11-13
- 田中教平 ...自由詩324-11-13
落ち葉- 夏井椋也自由詩11*24-11-13
五行歌_沈黙の夜- レタス自由詩5*24-11-12
独り言11.12- zenyama太 ...自由詩2*24-11-12
毒華~HANA~- 栗栖真理 ...自由詩4*24-11-11
存在の下痢。- 田中宏輔自由詩10*24-11-11
国民タマキン党- 花形新次自由詩324-11-11
独り言11.11- zenyama太 ...自由詩3*24-11-11
微睡の草原- atsuchan69自由詩14*24-11-11
五行歌__旅路- レタス自由詩6*24-11-10
流刑- 岡部淳太 ...自由詩2*24-11-10
しあわせよりも血あわせ- 菊西 夕 ...自由詩1*24-11-10
独り言11.10- zenyama太 ...自由詩2*24-11-10
眠りの王国- 田中教平 ...自由詩324-11-10
冬どなり- 本田憲嵩自由詩1424-11-10
解体新書- レタス自由詩6*24-11-9
病中- 岡部淳太 ...自由詩4*24-11-9
朝からウキウキ♪- レタスの ...自由詩4*24-11-9
考える人- 夏井椋也自由詩8*24-11-9
空白- 田中教平 ...自由詩724-11-9
独り言11.9- zenyama太 ...自由詩4*24-11-9
図書館- 佐白光自由詩6*24-11-9
白日夢- レタス自由詩7*24-11-8
独り言11.8- zenyama太 ...自由詩3*24-11-8
病棟- レタス自由詩11*24-11-7
生きる道- 栗栖真理 ...自由詩124-11-7

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