すべてのおすすめ
窓の外に水溜りがある
水溜りは晴れている
天気のことや外のことが好きだった
十二歳くらい
それくらいに
固定されているものがあった
お向かいのベランダには
シーツの類や
名前のわか ....
人生が ぽつねん 立っている
カエルが キーキー鳴いて
そうして 朝の間際 僕も泣いていたのでした

運命が純白の手を 僕にふるから
僕は さむざむ と泣いているのでした
ふわふわ 青 ....
フローリングに寝転がり
燃え盛る太陽を浴びる
降って来る光の洪水は
世界のすべてを受け容れ
温め熱し燃やし尽くす

 否、否、否
 肯、肯、肯
 越えて超えて!

気の揺れ動きに苦 ....
○「脱落人生」
人生は
脱落なり
脱落なり
脱落して
ことにのぞめ!

○「リタイア」
退職しても
まだ
現役時代の価値観に縛られている
退職したら
義理を欠いて
無理をせず ....
空中にばら撒かれた葉脈のような物体が痙攣のように蠢いている、そんな幻を見つめているうちにいつの間にか数時間が経過していた…数時間が―右手の人差指の爪で目の脇を掻いたら細かい傷がついた、血すら滲んで ....           - impromptu


 風の{ルビ惑星=ほし}の午後 


                不意の凪 


 スケルトンコーストに{ルビ一滴=ひとつぶ}の  ....
○「テレビニュース」
テレビニュースを見ると
よくまあ!こんなに事件や事故が多いものかと思う
僕の田舎では殺人事件なんて一件もないのに

○「ああ!結婚」
「できちゃた婚」
昭和の懐かし ....
 ベランダ打ちつける雨音
 レースのカーテン越し鳴り響くものが
 西の空も
 東の空も
 緋色 噴き上げ
 花火の様に開いていた
 湖に ぴかっと光った一線が在るだろう
 そこに連なる峰 ....
 幾つものブイが並び浮かんだ沖合、幾つものカラフルなパラソルが立ち並んだ岸辺。その中間に、畳二枚ほどの広さの休憩台がある。金属パイプの支柱に、木でできた幾枚もの細長い板を張って造られた空間。その空間の .... 「ねぎま」がごろごろして
にゃおといった
戦争も災害も犯罪もない
一コマだった

雨の土曜日から
日曜日は青空を取り戻したのだが
底がないとどこまでも落ちていく
蓋がないといつまでも溢 ....
おまえはおまえから水のようにあふれ出す
素焼きの面を突き破り
涙と笑いの濁流が
古い殻を後にして
新たな肉体を生成する
おまえはほどかれた書物
書かれていたことも書かれなかったことも
風 ....
  

やさしさがあふれるような風が吹く

やさしさがあふれるような街に住み

やさしさがあふれるような人にあい

やさしさがぼくの心をくるんだよ


ごまかしてなんていないんだ ....
遠く街並み きっと人いきれ

横臥して窓越し 日常と隔たれ

わたしはここ 私はどこへ

鳴り止まぬアラーム 時が止まらぬよう

昼も夜もなく生きる 時が進まぬよう


休むに似 ....
○「流されていく人生」

世の中は流れている
僕は流されている
流れにさからってもムダだ
さからったらもっと流される
自然に流れされた方がいい

世の中は流れている
僕は流されている ....
いつまでも直らない。おのが、おのの肉を喰らい千切る。とりあえず寒々とした部屋で、リュックを背負う、罪を背負う。12.5キログラム、を背負う。もう一度破壊して、また再合成するために、つよく太く束ねなおす .... カブトムシ野郎が
愛と平和なんて言い出すから
世の中つまらなくなったんだ
というハンター・トンプソンの
言葉が好きで好きで
俺もこんなことが言いたくて
ものを書いている

ポリコレなん ....
私が歌っているときに
キーを上げたり下げたりしないでください。
そういうのちょっと、分からないんです。

私が歌っているときに
サビのいいところで合唱しないでください。
裏打ちで拍手をしな ....
私の町の
五百年を過ごした
大きな大きなクス
大地とつながり
空とつながり
人とつながり

一年一年 年輪を重ね
五百年分の出来事や人の思いを
その内に大切にしまいながら
この先も ....
 

や、やぁ
みなさん。

大きな希望がなくても
別に何もしなくてもいいんだ。

満開の季節は
もちろんのことだけど
いまさっきの桜の散り際だって
美しかったよ。

あ ....
すべて逃れ去っていく
すべて過ぎ去っていく
なかで、
けっして忘れられないモノ
けっして忘れてはならないモノ

  *

誰もが
それぞれの
限界と可能性、
抱え生きている
そ ....
タピオカにはミサイルがある
かぎられたみなしごたちのまえには
泥水がはいったペットボトルが幾本もあって
それを飲み干さないとみなしごたちは
前へはいけなかった
みなしごたちはみんな嘘 ....
思い出し笑いよ
いつの日か

いくつかの
別離の後の
いくつもの
沈黙の先に

やってくる
明後日の群れ

名前を忘れても
台詞を忘れても

同じ匂いの風が
頬を
 ....
水の色する春の空

静か独り、浜辺に立つ

群れる者達、エゴイズムの海

逃れ、打ち寄せるイメージの波

浮かぶ波間の混沌は

思考の光に照らされて

弾む言ノ葉、生動の渦
 ....
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telexxx.dat  ....
○「登山の効用」
山に登って
青空を眺める
山の空気を吸う
山ガールと話す
よみがえる青春

○「虐待」
世の中の皺寄せが
最後は子供へ行く

○「ハゲ頭」
僕もオヤジに似てき ....
知ってる人がいる
知ってる分だけ見つめる
知らない部分が話しかける
知って欲しいと言いたげに
逃げる私を捕まえる

自問自答の雨あられ
記憶は既にびしょ濡れで
街は途端に頼りない
ど ....
「今日の貨物も 重そうだな」
「ああ 空の雲も 重そうだな」

凍り付く森の枝先 すり抜けて 
貨物列車がゆく
港の駅まで たんたたんと

コンテナの奥はガラスの水槽です 
銀の平原を ....
他人の人生に深く関わるなんて

ごめんだよ 何度も失敗してきたから


嘘つき 頼られたいくせに

愛されるより 失敗するほうが簡単だから


わがままにいじけていたほうが刹那は楽 ....
四月は
新しい生活に馴染めない
潜在的自称詩人が
その芽を出す季節

───今より他の場所へ

その思い一心で
自称詩投稿サイトの門を叩く

しかし、自称詩人になることは
何の価 ....
   
   薔薇の美少年

                         
かれの手よりも おおきなオレの手で
エスコートするように そのかたく骨ばった
小さな手をとって
かよ ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水溜り- たもつ自由詩2*23-4-18
夜です- 家畜人自由詩523-4-18
日光浴(改訂)- ひだかた ...自由詩3*23-4-18
独り言4.18- zenyama太 ...自由詩1*23-4-18
ダウンフォース- ホロウ・ ...自由詩1*23-4-17
EMAK-BAKIA- 墨晶自由詩3*23-4-17
独り言4.17- zenyama太 ...自由詩1*23-4-17
湖の即興曲- リリー自由詩4*23-4-17
反射光。- 田中宏輔自由詩13*23-4-17
5月を語るにはまだ早い- 空丸自由詩923-4-16
デスマスク- ただのみ ...自由詩1*23-4-16
やさしさにくるまれて- 秋葉竹自由詩423-4-14
抱きしめて- 短角牛自由詩1*23-4-14
独り言4.14- zenyama太 ...自由詩2*23-4-14
磔刑- 本田憲嵩自由詩3*23-4-14
ハンター・トンプソン- 花形新次自由詩223-4-13
私が歌っているときに- にゃんし ...自由詩223-4-13
大きなクス- 日朗歩野自由詩1*23-4-13
蟷螂の斧、ふりかざし- 秋葉竹自由詩123-4-13
ノンセンス- ひだかた ...自由詩6*23-4-13
タピオカしんどい- モリマサ ...自由詩223-4-13
再会- やまうち ...自由詩2*23-4-13
静観の時に(改訂)- ひだかた ...自由詩6*23-4-13
utuo9m.dat- ナンモナ ...自由詩3*23-4-13
独り言4.13- zenyama太 ...自由詩1*23-4-13
知ってる人- 妻咲邦香自由詩1*23-4-13
水_槽_列_車- 松岡宮自由詩15*23-4-12
哀しきモラン- 短角牛自由詩2*23-4-12
自称詩人発生注意報- 花形新次自由詩223-4-12
過去作二編(薔薇の美少年、百合の男)- 本田憲嵩自由詩3+*23-4-12

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