すべてのおすすめ
病人が自己慰安で
書いたもんが
良かったためしがない
大体、書かれたもんに
病的なところなんか
これっぽっちもない
クソ女々しいか
猫撫で声のどちらかだ

病人にもランクがあって
 ....
キムチトーストにはまっている
いまさら短時間高収入の仕事に就くすべもなく

ちぎられた時間のなかでファーストフードならぬ
簡単な食事と全自動洗濯機
電子レンジとオーブントースター
せまい部 ....
道路はよこたわっているのではない
限りなく渦を巻いては
自動車たちを加速させている
建築は直立しているのではない
限りなく燃え上がっては
過ぎる風を減速させている
世界の心臓は血液 ....
誰も知らない山路で
酸っぱく甘い梅の香り
ふわりふわりと匂っている

静まり返った藪の中
にわかに騒ぐ猿一匹
がさがさがさと音を立てる

山間に炊飯の煙を眺め
雲雀の声を耳にして
 ....
鳥は傘をささない
あめにうたれてなにかを待っている
たったひとりで待っている

どうして高いところにいるのか
まちびとは空からやってくるのか

そろそろ私の首は疲れた

鳥はひとりで ....
多摩動物公園行きのバスに乗って
通わなければならなかった学生時代
イケメンゴリラに似ていた私は
逆サファリパークだと
みんなから揶揄されたものだ
(当時イケメンゴリラはいなかったので
宇宙 ....
明日を生きることを辞めれば
私は現実を見ることができるのだろうか
現実は淡い霧の中に
木漏れ日の陽光が漏れる場所
明るさは角度に反射し
暗さにより大半の視界を覆う
私の視力は世界を見るため ....
手塚治虫が死んだ歳まであと十四年だ

一日十八時間起きてるとして

十八時間×三百六十五日×十四年

まだ九万二千時間もあるじゃあないか


これからの人生でいちばん大切なこととは
 ....
生理前になると
ムラムラしてきて
つい、下着の中に
手を伸ばして
一番敏感な部分に
触れてしまう

背中から頭にかけて
電気が走るような感覚
あなたに分かりっこない

終わった後 ....
開け放たれた門の前を
数匹の猫が退屈
そうに通り過ぎた
門の内側で金切り声をあげる
子供達の服に
ざらざらとした灰が付着していた
門を叩く音がするが
気にする者はいない
まだ少し早かっ ....
たくさんのてのひらが、
胸のうちをなでてくる。
私はその愛撫のあたたかさに、
目がくらみ、
行くべき路を忘れてしまう。
たくさんのてが、
雨を耳にあびせた。
たくさんのてが、
子どもた ....
だからわたし死ぬから
とじいちゃんに云ったら
死んだ気になれば
なんでもできる と

ね、じいちゃん
毛布を送って
大きくてゴージャスな
アクリル製のお古を

それをどうする
送 ....
隣りの家の小母さんは
ちいさくて可愛くて
とても珍しい
南の国の生まれだという小鳥を
とても大切にしていた
小母さんの宝物
知っていたけどあたしは
鳥なら空を飛びたいだろう
そう思って ....
指で感じて
頭で捏ねくり回して
指で嘘をつく

唇で感じて
頭で探し切れず
唇で誤魔化す

背中で感じても
頭は留守で
背中は語れない

爪先で感じても  ....
  方形のネイビー {ルビ夕布=ゆうぬの}に包み
  ガソリン 尽きそうな軽自動車に
  挟まり 岩屑 染みた海岸 転がり
  闇の 端を すこし 三角に 切り取り
  {ルビ憂=う} ....
望むことを
できないジキがあり
望むことを
できるジキがある

ジィ~キル歯貸せと
ハイドゥ死のように
ぱっぱか、ぱっぱか、
お産まサンが進む
産婦人科のお前は
富士山になる前のフ ....
知的だね、と呼ばれてみたい宇宙人明日来るかもBOSS買いに

母ひとり、具だくさん

猫の手の嘘つき

周りますとも公転周期二万年意固地すぎますプラネットナイン

破瓜を超えても月ひと ....
無い背筋を伸ばし
まな板の上にぬっと立つ 
おまえの
下段から冷たく射るような
視線――まったく読めやしない
包丁を握り
ジリジリと
間合いを詰める
――突然
ながい触腕(しょくわん ....
気合を入れすぎると 無理が祟るからと言って
最初から 気を抜き過ぎては イケマセン

空に舞い上がる 美しい風船の姿を
よもや お忘れですか

バルーンには 夢が詰まっていると 信ずる子供 ....
   あれは空だろうか
   それとも海だろうか
   わたしが欲しかったのは
   あの青だったのだ
   体中の骨を関節を筋肉を
   すべてを伸ばし
   掴もうとす ....
      160223

自衛隊は何をしている
国土を侵略されたのだから
すぐに取り戻すのが筋だろう
二国間の争いだから
憲法違反にもならないはずだ
すぐに、ジェット戦闘機で
攻撃し ....
あんなに大事だった針を
谷底に落としてしまったせいで
かかとからほつれた赤い糸が
林間をくねくねと絡まっている
まるで血管を張り巡らせたかのごとくに
山の中をうろつき
あるいは全体を火事の ....
星々は瞬かず 月は今宵も新月
永遠のように夜は深く
宇宙のように果てなく
そして愛のように孤独だ

朝刊の放り込まれる音がして
偽善者のような眩しい陽が昇り
見えなくていいものまでも白日 ....
 
火葬がいい

わたしを構成していた炭素原子はリサイクルされ

その二酸化炭素が空へ散布されるのだから



 
私達の目は形の無いものをどれだけ見つめることが出来るだろう。昨日の陽の光の形を、10年前の雨の滴る上空を、過ぎ去った記憶の思い出を。薄ぼんやりとした過去の欠片は、今日の一日をボロボロと噛み砕いている。 .... 無くなったはずの感情を
少しずつ拾い集めポケットに詰める
家に戻ると1枚のパレット
ポケットからパレットに置いていく
感情が姿を現してくると
なぜか怖くなり投げ捨てた
見てはいけないような ....
あわただしい厨房からようやく出てきたカキフライを
口蓋を火傷しながら詰め込み食べ
待たされた客はそれでいて味が分かった顔で頷きながら
口ぎたない罵倒もついでに口から飛び出して

熱々の油に浴 ....
見つけられないものを探している
とっくに失くした何かを
例えば棚で眠っている本に挟まって
頭を覗かせる封筒
歳月に黄ばみ
だが秘められた部分は青白く
ほのかに
呼吸して
机の上で宛名を ....
海沿いの一部は工場地帯
市街地は空気が綺麗とは言えない

大竹市は海側は少しだけ
殆どが自然豊かな山々
小規模な市

鯉のぼりが有名
昔みたいに盛んではなく
作る人が減る一方

 ....
突然、まな板になってしまったらどうすればいいか
このことを知っている人は意外に少ない
まずはその職務につくことを神に報告するため
東に向かって三礼
簡単でもいいから供物を用意するとよい
そし ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
頭の病気- 花形新次自由詩216-3-1
途上にて- 梅昆布茶自由詩1216-3-1
過程- 葉leaf自由詩516-3-1
梅と猿- 藤山 誠自由詩4*16-3-1
あめのなかのとり- 朧月自由詩216-2-29
多摩センター「猿の惑星」- 花形新次自由詩116-2-29
感覚- 鷲田自由詩216-2-28
手塚治虫まで- 吉岡ペペ ...自由詩1016-2-28
マスオカキッコ「自慰」- 花形新次自由詩116-2-28
向こう側から来る人はいない- noman自由詩216-2-28
喝采- あおい満 ...自由詩11*16-2-28
毛布- もっぷ自由詩316-2-28
小母さんの小鳥- もっぷ自由詩6*16-2-27
ポンコツ- nonya自由詩16*16-2-26
kado- 草野春心自由詩216-2-26
せまりくるぅ9ケツ- 狩心自由詩3*16-2-26
第九惑星_2016- たま自由詩16+*16-2-25
活イカ- ただのみ ...自由詩17*16-2-24
カラカラ- 藤鈴呼自由詩1+*16-2-24
青になる- 石田とわ自由詩15*16-2-24
ひだまりだまりねこねころがり- あおば自由詩4*16-2-23
ほつれ- 春日線香自由詩416-2-22
- HAL自由詩5*16-2-22
空へ- 殿上 童自由詩18*16-2-22
世界- 鷲田自由詩516-2-21
恋の気持ちー愛のカタチ- 独奏自由詩216-2-21
加工肉自動人形- 這 いず ...自由詩6*16-2-20
ファントムペイン- ただのみ ...自由詩16*16-2-20
大竹市- 夏川ゆう自由詩416-2-20
まな板- 春日線香自由詩416-2-20

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