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お盆を過ぎると、
いつも風が少し涼しくなるのは、
多くの死者たちが来訪していた、
その磁場の名残なのか、
死んだカブト虫たちを裏庭の暗い土に埋めて、
その上にできるだけ細長い小石を立ててゆく ....
ポエムちゃん、サヨナラ
汗ばんだからだでふたり抱きあった
昨日までの嘘は水に流して
今夜からは本は読まないで眠る

潔く、完璧な AI に譲ろう
思えば、想いはすべて映像だった
ことばは ....
今日は釣行の予定だった
午前2時に起きるため
昨夜は8時にクスリを食べた
頑固な不眠症で5~6時間が精いっぱいだ
それがなんと今朝は5時半に起床
こんなに寝たのはここ10数年来なかった
身 ....
あなたはくちびるを固くとじて
わたしは
かみなりをきいていた
無人でない駅のひとごみ
ベンチに残る
前のひとの温度

夏 情欲とみまがうほど
はげしい雨が降って
わたしは乱雑な鞄のな ....
雨が降っていました。
心に陰鬱が溜まっていました。
「バカばっかり。みんなみんな、死ねばいいのに」
心の中で、そう思いました。
思い出しました。嫌なことをされ、抵抗出来ませんでした。
「嫌な ....
舟は雨を抱いて沈む
川面に写る星は
遠すぎる悲しみの形見だ

か細い星あかりをたよりに
こわくない夢を探せば
夜にちりばめた
魔法のしるしが消える

自分の身体がどこに
すがるべき ....
ともだちが
家族を持った
ともだちが
家族を増やしたころ
また別のともだちが
家族を持ち
家族を増やした

ともだちは
ともだちと
そもそも
ともだちであったが
ともだちの家族 ....
ぼくは
(サルトル『一指導者の幼年時代』中村真一郎訳)

花びらが
(カミュ『異邦人』第一部、窪田啓作訳)

海に落ちてゆくのを見つめていた。
(ナボコフ『ベンドシニスター』4、加 ....
何か落としたぞ、ほら、きみのだ。
(ナボコフ『ベンドシニスター』1、加藤光也訳)

たしかに、
(ラディゲ『肉体の悪魔』新庄嘉章訳)

僕のものだった。
(ラディゲ『肉体の悪魔』新 ....
ルーペをこらせば針は意外とでこぼこしている
ざらつく空洞を液で充たした

 ニミリ

 十ミリ

 百ミリ もっと 震わせながら伸ばす

 ずる休み

保健室の時計はゆっくり回る ....
シャリシャリと雪の降る、とてもカラフルで甘い、果実のシロップのかけられた、とてもささやかな氷河期をとても暑い夏の日に食べる。 手探りで生きてきた

成功も失敗も泥の路

独り歩いてきた

燃え盛る胸をかき抱き

希望という彼方の峰を目指す
○「教訓」
*後味の悪いことはやらない
*すっきりしないことはやらない
*自分の立ち位置を明確に知るということ
*自分のやった過ちから目をそむけない

○「独り言」
独り言は自分のために ....
パインサラダにするレタスをちぎり
水に反射した光をそっとボウルに散らせる
どうということもない休日の終わり
新しいドレッシングの蓋を開けた

レモンピールが見えなくなるまで刻み
胡椒とクル ....
おれらのマミーはすっかりダミーでどれが実母か実像ぼやけちゃってる
あっちじゃ酒マミーれ、こっちじゃマンマミューズ、そっちじゃ年じゅー夏休マミーさ
オウ! 擬態にあけくれるヒビとヒビ割れるマミーの愛 ....
悪戯を刺した苺が波に沈み、
すると糸が穗先までピンと張った
弧を描くように竿が曲がり
命の鼓動が手元に ガツンと伝わる

竿を起こして夢を浮かせる
現実までは、あと数十センチだ
生きた夢 ....
浴室の/白いタイルが                                         (来住野恵子『脱衣』)

窓という窓に                             ....
{ルビ画布=カンヴァス}の中に
(夏目漱石『三四郎』三)

海がある。
(詩篇一〇四・二五)

海辺のきわまで
(エリノア・ファージョン『町かどのジム』ありあまり島、松岡享子訳)

 ....
(君のくちびるは、まるで明るいフルーツパフェのてっぺんに添えられた、砂糖漬けチェリーのような紅さだね)。のような視線。照れながらすこし俯く、見事に染め上げたホワイトブロンドの頭髪をあかるい指さきで搔き .... 夜のスーパーは人影少なく
ゆったりと買い物ができる

入口を入ると野菜コーナーでアスパラとエリンギが眼に飛び込んだ
明日の朝はベーコンと一緒にバターソテーにしよう
このスーパーでは半額シール ....
まなざしの射程に入る
からだの一部。つまさき、へその緒、
暗い部屋をなめらかに浮遊する蛍を
捕まえようとしても、ゆびとゆびの間をすり抜け

まなざしの射程を抜ける
夜空のかけら。目を凝らし ....
生きるために
お歌を歌う
蜩の
いのちの
歌声

 ※ 蜩=ひぐらし。別名、かなかな。



私にとって詩とは
死を含んでいる生(せい)です。
詩とは例えば、
草むしりの草 ....
  
洗い流しても洗い流しても
消えてくれないソイツらが
擦っても擦っても
剥がれ落ちてくれないソイツらが

いつまで経っても
俺を眠らせてくれない

ソレは
体の周りの空気の ....
出来レースに興味はない
欲しいのは
ほんもののひょうげんに
触れた時の爆散だ
昨日の晩
探しても
探しても
無かったモノが
今朝見つかる
私に必要なのは
心の中を照らす光
太陽光 ....
診察券と保険証を出して
呼ばれるまでソワソワ

定期検診だから怖くない
そう思ってもドキドキ

歯茎の隅から隅まで
器具で突かれチクチク

歯茎チェックはOK
次は歯のクリーニング ....
○「詩募集します」
読んだら
涼しくなる詩は
ありませんか
あったら朝夕お経のように唱えたいとおもいます
なかったら
誰か書いてくれませんか
真夏の日中に上空を塞いでいた、ひとつの低い層がなくなって、青春の夏はより遠くまで反射して、よりいっそう真夏の夜の夢に届きやすくなる。より受信しやすいように部屋のなかの灯りをすべて消す。多分に雨の吹き荒 .... 甘いささやきが

ゆったりとこの身を襲う

抗っても

酒を飲んでも

憑りついて離さない
 
 部活で帰りが遅くなったから

 夜の電車に揺られてる



 向かいの窓に映る私の顔

 前髪なんか気にしたりして



 なんでアイツの顔が浮かぶんだろ

 好き ....
空にはモクモクと山のように雲が聳え

熱風に包まれる

公園でバットがボールを打つ音

子供たちのはしゃぐ声

蝉がミーンミーンと伸びやかに鳴いている
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
晩夏の鐘- 本田憲嵩自由詩1324-8-20
素敵な嘘- atsuchan69自由詩13*24-8-20
食べる- レタス自由詩6+*24-8-18
- 完備 ver.2自由詩624-8-18
現実- 鏡文志自由詩4*24-8-18
AI-Generated_Poem_#2- AI詩研 ...自由詩224-8-18
留年中- 北村 守 ...自由詩324-8-18
Interlude。- 田中宏輔自由詩12*24-8-18
Interlude。- 田中宏輔自由詩9*24-8-18
ニンゲン- soft_machine自由詩424-8-17
かき氷- 本田憲嵩自由詩424-8-16
五行歌_遥か- レタス自由詩7*24-8-16
独り言8.16- zenyama太 ...自由詩2*24-8-16
パインサラダ- soft_machine自由詩1024-8-15
病におかされちゃってもダミーのダメージにマイっちゃダメーさ( ...- 菊西 夕 ...自由詩2*24-8-15
苺と海- atsuchan69自由詩9*24-8-12
WHY_SHOULD_I_CRY_FOR_THE_BOY_I ...- 田中宏輔自由詩12*24-8-11
LET_THERE_BE_MORE_LIGHT。- 田中宏輔自由詩8*24-7-25
フルーツパフェ- 本田憲嵩自由詩624-7-25
夜に蠢く- レタス自由詩8*24-7-24
- 完備 ver.2自由詩624-7-24
※五行歌_五首「詩とは例えば、」- こしごえ自由詩8*24-7-24
不眠のうた- 秋葉竹自由詩424-7-24
爆散- 渡辺亘自由詩124-7-23
歯医者の日- 自由詩3*24-7-23
独り言7.23- zenyama太 ...自由詩1*24-7-23
夏夜のラジオ- 本田憲嵩自由詩1324-7-22
五行歌_睡魔- レタス自由詩5*24-7-22
フェットチーネグミ- おやすみ自由詩224-7-22
夏休み- 自由詩7*24-7-22

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