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若い女性のみずみずしい肢体が
老人の眼を焦がすんだ

見てはいけないのか
いやらしく見ていたら
汚ならしいのか

同じ位の年頃の娘が俺にはいるんだから
恥ずかしくないのかと
自分に言 ....
芝生はいい
寝転がって
僕たちは笑う
とくになにがあったわけでもないのに
ただ笑って
じゃれ合って
空を眺める
雲が何にでも見えた
アイスクリーム
蛇の目
ありえない獣
五本 ....
神よ もしも貴方に 恋したなら
きっと多くの者が 割礼を望み
無地のヴェールと クロスと指輪
そして 三つの誓いを 立てるのです

神よ 私がそれを 望まなかったから
貴方は授けてくれまし ....
 
 七ヵ/{ルビ = レ}

 {ルビx=kha}

 是、

 {ルビ眼=yeux} {ルビ灰=gris}繰る

 + tz



 {ルビ睡蓮=セイレーン} 啼く
 ....
月が見ゑぬ 濡れ羽が広がつてゐる
爪櫛の如く 敷き詰められた 羽根が広がつて
一条の光すら無く 啼くや恋しき {ルビ鴦=おしどり}の{ルビ吟=こえ}を
ぴいりぴりりと 唄つてゐる

此処は獄 ....
「死にたい」

唇から零れ落ちる夜は
時間の粘度も高くなり
生きたまま
全身の血が失われていきます

苛立ちすら
霧散する無力感

【本当は】
【死にたくないけど】
【もう】 ....
今日と言う日が
昨日の続編で明日の予告編だとし
ても

脚本は先が読めないし
台本は先が読めてしまう

その表紙は綺麗じゃなくなってるし
捲ってきた頁は
汗と涙
鼻水さえも垂れてい ....
母さん??

私が呼ぶと
文節のない文字を
あなたはつぶやく

失ってしまったね

私は

悲しいことだけど
自然なことかもしれないね
あなたの

あと何年かで
そこ ....
馨しいもの 此岸の破邪の 弓矢に似て
その瞳 映る銀河に 命なく
その耳は 己が愛の歌を 弾き奏で
その鼻筋は 谷間の百合より 透き通る
その舌は 我が名を 囁きこそすれ
その眼差 確かに我 ....
 あわてん坊の 切手 舐めただけで いっちゃた~
 おしくらまんじゅう 川柳 ひりだす
 抜け目ない おみくじ すってんころりん
 全ての 点と線 手下にした曲線 退化の快心 やっちまった~
 ....
婉曲な月が浮かんでいる
高橋留美子とつげよしはるが好きで
藤原新也と東京漂流する夢をみる

彼女の方程式は誰も試さないほうがよい
ゆれうごく等記号の
ちっちゃな解決なんてほっとけばよいのだ ....
蜘蛛を決して殺さないこと、幼き夏の夕に僕は僕と約束をした。
左右の小指で指切りをし、指が切れ、僕は8本指の少年となった。
叫びは暗闇に飲み込まれ、おれたちは
財布を落としてきたみたいな心もとない気持ちでいる
神さまは金持ちにだけ整理券を配り
おれたちには聖書みたいに硬いパンを施すだけさ
適性検査を受けて戦いに ....
お付き合いしたい人グループにも

おかしなプライドが邪魔して参加できず

今はいいことかもしれないが

家から一歩も出ることもよくできず

こうしてうん十年過ぎ去り

こうなればあ ....
洗い立ての髪
しっとりとして艶があり
いつもと違った君がいる

化粧していない素肌
隠し事のない笑顔

濡れた髪に触れる
少し恥ずかしそうに
僕を見つめる

時がゆっくりと流れて ....
 歪んだ廃屋に住まう老婆は元は花売りをしていたという。
 
 摘み取られた花々の売れ残りを悼み此処に種を自生させる。首を刈り取られた花々は枯れてなお見せしめに壁に揺られている。そんな場所であったと ....
無音の現に
頭突っ込む
頭呑まれて
言葉を捨てる
要らないんだ
要らないんだ
伝達言語、要りません
白壁囲う白い部屋に
伝達言語、要りません

 *

壁を叩く
沈黙の壁叩く ....
世間ではまだまだだというのに、
給付金がぶじ口座に入った。
暑いので冷房入れたら、エアコンが壊れた。
 
{ルビDo sit 'em all=全員を着席させなさい}

{ルビWhat a sea !=何と云う海だ!}

{ルビTouch it=それに触りなさい}

{ルビWord &q ....
十五歳の世界で見つからなかったものが
今になって見つかるわけでもなく
背景はわたしの視線をズレてどんどん透明になっていく

古着屋で買ったスカートはこの問題を解決できない
そしてまたわた ....
暗い湖に朦朧と沈む膨張した死体の夢
網膜のなかに書き殴られた最期の詩
叫びはふやけた肉体に阻まれ
二度と出られぬまま溶解して流れ出る
いつだって午前二時
破裂と飛散を望むものたちが
内 ....
気づいたら
こうしてインターネットの宇宙に
言葉を蝶々の折り紙にして
息を吹きかけて飛ばしている
私がいた

だけど
表現の自由が無限に与えられてるなんて
あり得ない

けして
 ....
こと切れそうな灯りが、埃の海に飲み込まれそうな木の床を探している
流れているジャズはスローで、消えないものに心をこだわらせる
まばたきのつもりだったのに眠っていたのか、そんな判断もつかないほど ....
その蜜をかけて
わたしのすきなバニラの
エッセルスーパーカップに
全部にかけたいけれど
大きいので
内の蓋を少し開けて
半分ね


地面を舐めている
落とした自分のを
命にな ....
今日も空は青かった
にこりともせずただ青く
無限の沈黙のうちに
それは在った

今日も私は無力だった
宇宙の虚無に耐えかねて
あなたにあることないこと
喋っていた

今日も黄昏は優 ....
 
 おお、{ルビ苦惱=annoy}

 {ルビ琴=harp}、花にも{ルビ瓦=terra cotta }

 内弟子用

 讓渡した{ルビ血液=sang}はおろか

( 天惠の ) ....
 

今夜は魚の塩焼
ちょうど良く焼き上がって
美味そうだ
食べようと箸を近づけたそのとき
そんなはずあるまい
魚と目が合った
どうかしたのと向かいの母が尋ねるので
なんでもないよと ....
氷山にあいた窓に
鳥と気球と蝶がいて
空を見たまま飛べないでいる
ひとつ 逆さのアルファベット


雨の隣には雨
その隣にも雨
雨のむこうの雨
雨のふりをした雨
 ....
指の強張りの理由は不明だった、時間は渦のように暴れながら不均一に流れ、少なくともここからでは確認することの出来ないどこかへ静かに落ちて行った、午後になってから隠れた太陽は結局そのまま今日の役目を終 .... 簡単なことだったのに
忘れていたね
君を待ちわびた世界は
まるでマンハッタンから
月を投げた薄い明かりだ
遠くても分かっているし
近くなら歩いて行けるし
どんな小道具も役に立たない
君 ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
愚か者- こたきひ ...自由詩420-6-14
ありったけ- 自由詩13*20-6-13
エゴ・エリスⅡ_私は_夜_床についても_私の愛している人を探 ...- PAULA0125自由詩1*20-6-13
夏至- 墨晶自由詩2*20-6-12
エゴ・エリスⅡ_干ぶどうの菓子で私を力づけ_りんごで私を元気 ...- PAULA0125自由詩1*20-6-12
死にたい、が零れる夜- もとこ自由詩11*20-6-11
ストーリー- こたきひ ...自由詩620-6-11
青、もしくはブルー- umineko自由詩13*20-6-10
エゴ・エリスⅡ_あの方が_私に口づけしてくださったらよいのに- PAULA0125自由詩120-6-10
_思考滅裂①- あい う ...自由詩120-6-10
彼女の方程式- 梅昆布茶自由詩920-6-9
指切り- クーヘン自由詩11*20-6-8
ロックンロールはだれのため- ホロウ・ ...自由詩8*20-6-7
ヒキコの述懐- りゅうさ ...自由詩3*20-6-6
濡れた髪- 夏川ゆう自由詩220-6-6
虫篭窓の瞼- あらい自由詩120-6-5
歌降る歌降る- ひだかた ...自由詩2*20-6-5
病葉- ナンモナ ...自由詩5*20-6-5
- 墨晶自由詩1*20-6-5
スカートはこの問題を解決できない- カマキリ自由詩220-6-3
不意打ちのようにやって来る- ホロウ・ ...自由詩7*20-6-2
たがら何と- こたきひ ...自由詩620-5-31
愚かさの取り分- ホロウ・ ...自由詩1*20-5-31
グッバイ、バニラ- 唐草フウ自由詩10*20-5-25
今日もまた(改訂)- ひだかた ...自由詩720-5-24
Survivor- 墨晶自由詩2*20-5-23
命日- 自由詩13*20-5-23
水光片- 木立 悟自由詩620-5-22
カウントを取るにはビートが染み込んでいなければならない- ホロウ・ ...自由詩2*20-5-21
新世界- ミナト ...自由詩4*20-5-18

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