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至高の愛のフィナーレは死だ。



あの人からは死臭がする。



あの人の立ち振る舞いが、一つ一つ黄泉に属してるとしかいいようがない。



悦楽!



そ ....
今日のK電車はゆれる
こんな日に限って
いつも以上にゆれてる
ゆれてなんぼなんやろか
ゆらしてなんぼやろか
こころは、こころは
かっくんって
こころが、こころが、
かっくんって ....
今ここにあることが
偶然の連鎖なのか
必然のなせる結果なのか
解らない

今朝も菜も刻み
鍋に水を張って
瓦斯の炎にのせた

沸騰したら
適量の味噌をいれる


味噌汁ができ ....
幽霊の見える日、洗面所の鏡を万遍無く塗り潰して、どこからか忍び込んだ鼠が食い破った洗顔フォームのチューブをごみ箱に投げ込んだ、太陽が顔を見せる時間があまりなかった日、深く息を吸い込んだら黴の臭いを .... 口笛の奏で、目覚めてこの夜
澄んで響く何処から

明るい旋律音色のループ
微妙に低く高く震え魅惑の相

聴き入るうちに潮騒磯の香
漂いザワメキ布団が波打つ

扉開いて弓形の白浜
広 ....
いつもあなたは一人ですね

どうして一人なの?

それでいいです

私は一人です

ありがとうございます

毎日幸せです
見えない入り口に導かれ
水と共に景色を掘る
誰かが歌を歌っている

今は誰もいない孤島に
虫たちの鳴き声だけがなっている
見えない入り口の後ろ姿

触った者 触らない者
誰もが見つめ ....
くまは瀕死だった
ぐるりを人間たちにかこまれて、
路上で、濡れて

だいじょうぶですよ
とくまは言おうとした
ひとりで死ぬから、だいじょうぶです

「殺せ」
とだれかが言った ....
毎日リリースしています
ソフトウェアプログラム
私の顔のアイコンが
関わる人に入り込み
世界中に散らばって
時々勝手に起動する

汗ばむ額の内側や
凍える頬のその奥で
ふとした時を見 ....
ぼうっと過ごしている
この午後の一時を

自動車の走行音
黄金に照り輝く瓦
微かに揺れる送電線
何処までも澄み渡る蒼穹

この私が今此処に居ること
息し生きて此処に在ること

) ....
遠い空から辿り着くまで
濾過され磨かれて
六花はダイヤのように輝き
千切れた雲の遺言が透ける
明るく優しく降るようにと
街路樹にセーターのように
街を往く恋人にはもっと
寄り添うよう ....
腕に時計したことがない

ダイナマイトの束、体に巻き付けたことがない
腕に時計をするなんて
それに等しいと思ってしまった

放課後の学校の屋上
飛んだことがない
放課後の黄昏は寂しすぎ ....
はんてんしたれいしんが
すとらくるして
しとしとして
はなのさきから
でさきまで
こんなふといあめが
ふったことなんてなかったんだよ

ぎゃっこうでよくみえないから
じぶんの、みぎ ....
頭部のない地蔵が地に突き刺さり私は石くれを拾い集めて供えていく。顔は覚えてくれているのか、と問われても元より知らない。けれども手を合わせることだけは遠い昔に習ったし、あの鳥のように歌を供物にしてあの花 .... ひとりぼっちだった
ふたつのかたまり
おとずれて

いつのきせつだって
ここにいるんだと
ないている

白い空
黒い雲
まじりあったら
ときどき灰色

黒い土
白い草
ま ....
時は、11月30日夜の11時

彼女が私に突然の別れを告げた。

ほかの彼氏ができたのだった。

闇と孤独の中に私をひとり残していってしまった。

別れを宣告された瞬間、淡々と聞いてい ....
かくれた次元に秘密がある

いな
神により
かくされた次元と言うべきか 

そこはまるで
海のように

数々の波たちの
住みかだった

ある波の振動数に共鳴して
この世界の粒 ....
あとがきのような
夕方に残す
手紙の最後を
迷っているから
インクの匂いが
蜜柑と混ざり
便箋の端を
濡らしてしまう

瞳の色だ

嘘も言い訳も
全て包んで
濁りを煮立てて
 ....
わたしの間に箸が挟まれていて、
それが素麺をつかもうと懸命に身体を動かしている夢を見た

目が覚めると私は左手の箸で素麺を摘まみ取ろうとしていて、
あるか知れない数条の麺をさがしつづけていたの ....
イルーガルな魔法に手を染めて粘度の高い夜の海に漂っている―眼球の裏にはバッタが棲みついて視神経を齧るたびに貫くような痛みが走る、きみに送った手紙にはたいしたことは書けなかった、それは意地と言えば意 .... 落ちた紅葉の水辺に座る少年は
絶望するほどの
期待もないようだ

燃えるづけた劣等感も枯れて
未来におびえる焦燥も枯れて
生きている価値がないという言葉も枯れて
時を忘れるほどの楽しみも ....
私のメールボックスに詩編をくださった方がいらっしゃいます。今年は災害の多い年でしたが、いつも通っておられる教会も被害をうけておしまいになった方から、一遍の詩が私のメールボックスにとどきました。

 ....
夕焼けを朝焼けと錯覚して
午後五時を午前五時と錯覚して
頭の中がぐるぐるになった
薄青い空の山あいはオレンジで
夜明けすぐに父と車で
温泉に行ったことを思い出す

あのまま騙されていた ....
おまんこがあるほうが人生強いに決まってる。
神は女を完璧な悪魔に作った。
おっさんはおまんこがないから誰も助けてくれない。
おまんこはつよい。
おまんこがないから男は知力や能力を鍛えた。
お ....
私の話だ、私は当時、常に空腹で、色のない箱のような街と、その箱の外縁をかじり、
ここから周囲何メートルの、そうした環境で暮らして、暮らした、
ビニールの保護膜、ノートに名前が書けな ....
ペダルを漕ぐのはいつも空の上
丸い寝顔を追い越してゆく

安心を舐めた両足の裏に
広がる明日が水を溢すなら

吐く息の白さを堪える前に
黒い地面に叩きつけられる

アスファルトに擦っ ....
ザザザザザァ
心に降る雨はそんな風に哭いている

ザラザラに渇いてしまった
私の心だったから
恵みの雨

湿っていく
塗れていく
恥ずかしいくらい

ヒリヒリ痛んでいた
私の体 ....
今夜はとっても
気持ちがいいね

と夜が星たちに話しかける

あの憎たらしい満月が
うすい三日月になってから
僕たちがいっそう
きれいに見えるね

と星たちが夜に
相づちを打つ
 ....
目に見えない何かに襲われたら
どうしたらいいだろう?
暴漢や通り魔等は目に見えるから
逃げたり抵抗は出来る
目に見えて襲いかかってくるものは
敵と判断していいだろう
逆に目に見えないものは ....
ふぐをもらった
皮がとても硬いので扱いかねていたが
家庭用の鋏で簡単に捌けるらしい
表面の針をぼきぼき折って
力を込めて刃を入れると
驚くほどオレンジ色の肝がこぼれ落ちた

身もガラも肝 ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ニルヴァーナは死である。- viraj自由詩219-12-6
K電車- AB(な ...自由詩2*19-12-6
今ここにあることが- こたきひ ...自由詩219-12-6
幽霊の見える日、洗面所の鏡を万遍無く塗り潰して。- ホロウ・ ...自由詩3*19-12-5
夢夜- ひだかた ...自由詩9*19-12-5
一人- moote自由詩419-12-5
見えない入り口- moote自由詩119-12-5
くまは瀕死- はるな自由詩6+19-12-5
世界に散らばる私のアイコン- イオン自由詩1*19-12-4
二階の窓(改訂)- ひだかた ...自由詩4*19-12-4
六花- 丘白月自由詩1*19-12-4
ナイナイ_尽くせない- こたきひ ...自由詩419-12-4
れいしんすとらくる- 次代作吾自由詩319-12-4
求めるもの- 帆場蔵人自由詩3*19-12-3
ノラと雑草- にゃんし ...自由詩219-12-3
愛別離苦- viraj自由詩119-12-2
神によりかくされた次元- st自由詩319-12-2
足掻き- ミナト ...自由詩2*19-12-2
迷い箸- 阪井マチ自由詩219-12-1
(だから、あなたに会うたび、ラプソディを打ち鳴らすよう)- ホロウ・ ...自由詩1*19-12-1
枯れ木と少年- 若乱自由詩219-12-1
たいふう- るるりら自由詩7*19-11-30
美しすぎる夕焼け- mmnkt自由詩119-11-30
男は弱いよ_全能のおまんこ- viraj自由詩119-11-30
消去された世界のこと、あるいはすべてイメージの産物- ねことら自由詩219-11-30
パンク- ミナト ...自由詩1*19-11-30
女の雨の音は擬音で- こたきひ ...自由詩219-11-30
三日月のベッド- st自由詩2*19-11-30
裏切り- リィ自由詩1*19-11-30
ふぐ- 春日線香自由詩819-11-29

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