すべてのおすすめ
浅い春が来て
きみの肩先から
ふたばが芽吹く

冬の熱量が
熱ければ熱かったほど それは
あどけなく
ふるふる
ほころぶ

目をはなしたすきに
ひとひらの蝶になって
とびたった ....
詩が差し迫つてくると
私の中のアラームが鳴る
排便の際の
直腸のサインと同じ事だ
その詩情はもはや老廢物である
と、肉體が云ふ譯で
この場合 精神は肉に隷属してゐる
譯で-

出して ....
○「独り言」
今朝も
ボケてない証に
独り言を二言三言

○「冬田」
冬田は
今は風雪に耐えながら
地力を蓄えている
春の田植えを夢見ながら


○「極楽登山」
名山あり名湯 ....
 あるとき、atom、つまり、「原子」という言葉が、ディキンスンとホイットマンの二人の詩人の詩に使われているのを発見して、これは、おもしろいなと思ったのである。それというのも、当然、この二人の詩人 .... 一行目が二行目ならば二行目は一行目ではないこれは偽である

二行目が一行目ならば一行目は二行目であるこれは真である

三行目が一行目ならば二行目は二行目であるこれは偽である

四行目を平行 ....
カードはカードだ
クレジットカードもその他
いろいろお国によって
多種多機能有るということだ

かるたと花札と百人一首などなど
日本にも前からいろいろあった
仕事に行き詰まったら、どれか ....
とてー
鼻先から抜ける
夜はこんなに豊かなものを含む
とてー
夜空に浮かぶ1.2.3
うさぎの星座、からだじゅうに散りばめた赤い煌めき
その他アンタレス
あれはサイのからだね、外枠が青く ....
外に出る時は仮面にマント
オレの正体は誰も知らない
家に帰って気づく
マントからはみ出たガーターベルト
誰かに見られていたかもしれない
仮面を外せば
瞳が見えないくらいのつけ睫毛
そんな ....
トランプはゲームだ
国によって遊び方は
違うということだ

遊びで仕事をしてはいけないが
仕事で遊ぶのことは大事だと言う
新たなゲームも作れるし
メチャクチャなルールでも
試してみない ....
○「不安の世紀」
見上げれば
火山灰がどんどん落ちてくる
見下ろせば
地面がぐらぐら揺れている
目を閉じれば
心臓がバクバクする

○「年」
年寄りに年を聞くのはやめてほしい
「も ....
お嬢様、温かいお茶を持ってまいりましたわ。

いつもありがとう、ろーら。
今度、またあのお花を見に行きたいわ。

いつも勉強熱心ですねお嬢様は。伝えておきますわ。

久しぶりに思い出した ....
電解質の雲は、うすうす氣づいてた、赤い龍の欄干、アリストテレスの横顔、上映中の忍たま乱太郎、
立って、立って、立って、
たった一つ絶った二月
工場は閉鎖しました
ロボット肯定botになった人間 ....
左首筋に喰らいつくドンとした重さを感じ
思わず顔を顰める
まるで虫がしゃぶりつくような薄気味の悪さ

しばらくすると何もなかったかのようにすっきり治るが
不意打ちのようにやってくる厄介者
 ....
わたしのおじいちゃんは山が好き
山に入ってはいろいろ採ってくる
ハツタケマツタケイグチにヤマドリタケ
時にはマムシにキムシにハチノコも

一緒に山に行くと
おじいちゃんはよく木々の間に消え ....
破壊と再建の繰り返しで
歴史は編まれている

恐怖 ショック 残念
悔しさ 闘志 アクション

様々な編み方が共存しながら
延々と編まれ続け
時点時点の結果がそこにある

今日は三 ....
生まれてきた者らの國と
生まれてこなかった者らの國
お前はどちらに
棲みたいのだ?

なべてこの世は撰択肢だらけ

自分で決めろ
と云ふ事だ、要するに

僕は自室に詰まつた
澤山 ....
街に雨が降っている
いくつかの記憶が断片のまま転がっている
  僕は君に呼びかける
  かえってくるものが自分の谺にすぎないと
  知っていても
  それは君がいなければ
  生まれなかっ ....
○「ディスコ」
ミラーボールの鮮やかな夢のような光が
くるくる回っている
その鮮やかな夢のような光に包まれていると
だんだん女は誰でもいいように思えてくる
ディスコで結ばれた男女は少なくない ....
気づくとたいてい
じゃがいものくぼみから芽が出ている
ほっとくとそれらは
すくすく伸びて
じゃがいもをだめにしてしまう

わたしの毛穴からも芽が出て だけど
それは空なんかは目指さない
 ....
環境は心が反映子どもたち
大人からだと音無し世界!

こわっぱのどろぼう 逃げだした
この部屋から いちもくさん
お化けがこわいと むがむちゅう

部屋にのこった 音楽隊
暖か ....
わたしのおばさんは
おばさんなんだけど独身だ
結婚してたことはないと思う
本人に聞いたことはないけど

おばさんちには山のように本がある
マンガも岩波文庫もラノベも
エロ小説も詩集も古典 ....
面白きを生むか? 美しきを生むか?
ピカソは美しきではなく、面白きを生んだ。
ゴッホも美しきではなく、面白きを生んだ。
ダヴィンチが生んだものも美しきではなく、面白きだったと思う。
美しきはな ....
図星がストライクゾーンに入る
黒目がおたまじゃくしとなって
白目の中を慌ただしく泳ぎまくる
いっそここから抜け出し
白目剥き出したぁい
手足よ早く生えろ
燐光を見た
どちらかと云へば
アレッホ・カルペンティエエルの中で
熱されたディキシーランドのやうなジャズ
D.W.ライト氏が持ち上げた
ヘイデン・カルースの隠遁
とは一歩二歩違ふ

燐 ....
 いま、わたしは、西院というところに住んでいるのだが、昨年の三月までは、北山大橋のすぐそば、二十歩ほども歩けば賀茂川の河川敷に行けるところに三年間いた。その前の十五年間は、下鴨神社からバスで数分の距離 .... ○「焼酎文化」
疲れたら焼酎をのむ
嫌なことがあったら焼酎をのむ
うれしいことがあったら焼酎をのむ
友が集まったら焼酎をのむ
お湯七に焼酎三で
いやお湯六に焼酎四で
いや五五で
それぞ ....
地は堕ち人々の叫びが聞こえる
笑い合った家族が一瞬にして哀しみに変わる
疲れ切った人々の朦朧とした現実
瓦礫の下に生き埋めとなった人々の無念な嘆き

年の始まりが自然による災いの炎と化す
 ....
人を一人も殺さなくて、男と言えるかね? 
人間と言えるかね?
もう一度言おう。
人を一人も殺さなくて、男と言えるかね?
人間と言えるかね?
太宰治は沢山人を殺したよ。
ジョンレノンだって、 ....
 {ルビ形象=フオルム}を一つ一つとらえ、それを書物のなかに閉じこめる人びとが、私の精神の動きをあらかじめ準備してくれた
(マルロオ『西欧の誘惑』小松 清・松浪信三郎訳)

 言葉ができると、言 ....
書けないのなら
書く必要がない

心の縁から
投げ込んだテーマが
もったり沈んでいくのを
焦げたトーストを齧りながら
眺めていた

書けていないのなら
書く意味がない

心 ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はなうた- そらの珊 ...自由詩13*25-1-20
慾求_-茶色い詩-- 髙任勇梓 ...自由詩225-1-20
独り言1.20- zenyama太 ...自由詩2*25-1-20
語の受容と解釈の性差について──ディキンスンとホイットマン- 田中宏輔自由詩10*25-1-19
百行詩- 田中宏輔自由詩11*25-1-19
アメリカントランプ2- 足立らど ...自由詩4*25-1-18
グッドナイトハミング- よるもと自由詩225-1-18
正体- 自由詩6*25-1-18
アメリカントランプ- イオン自由詩3*25-1-18
独り言1.18- zenyama太 ...自由詩1*25-1-18
ローラがくるわ- 林 理仁自由詩325-1-18
業業サマー- トビラ自由詩1*25-1-17
首筋の虫- 栗栖真理 ...自由詩2*25-1-17
わたしのおじいちゃん【きょうのソネット】- 佐々宝砂自由詩2*25-1-17
永遠の編み物- 自由詩5*25-1-17
人間の撰択- 髙任勇梓 ...自由詩225-1-17
call- 塔野夏子自由詩6*25-1-17
独り言1.17- zenyama太 ...自由詩2*25-1-17
ソラニン- そらの珊 ...自由詩13*25-1-16
ブレーメンの音楽隊- 足立らど ...自由詩2*25-1-16
わたしのおばさん【きょうのソネット】- 佐々宝砂自由詩4*25-1-16
浅薄詩- 鏡文志自由詩2*25-1-15
おたまじゃくし- 自由詩5*25-1-15
燐光- 髙任勇梓 ...自由詩125-1-15
THE_GATES_OF_DELIRIUM。_──万の川より ...- 田中宏輔自由詩9*25-1-15
独り言1.15- zenyama太 ...自由詩1*25-1-15
共に越える- 栗栖真理 ...自由詩4*25-1-15
おにいちゃんへ②- 鏡文志自由詩3*25-1-14
LET_THERE_BE_MORE_LIGHT。_──光の詩 ...- 田中宏輔自由詩9*25-1-14
勝手に咲いてしまう花- 夏井椋也自由詩9*25-1-14

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