すべてのおすすめ
 見慣れたカーテンの色彩が風に揺れて部屋全体を染める。ねぼけなまこで電話に出ると君からだった。君は僕の視線を逸らし、通いなれた道筋を迷うことなく進んでいった。これはゲームなのだ。渋谷とウチのちょうど中 .... ずいぶん長いこと静かだった
道路の舗装工事をしても
気づかれることなく
死んだように眠っていた
それが突然起きてマジギレして
大地に穴を開けた
近くに人がいたら殺していただろう
忘れかけ ....
○「米値上げ」
小さなキャベツ一個300円にも驚いたが
新米5キロ3000円にはさらに驚いた
昔から米どころである我がふるさとのスーパーで
昨年の玄米30キロの農家の売り渡し価格は7千円弱ぐら ....
家の中に
タイムカプセルがある
タンスの奥に眠る木箱には
古い写真や
隠していたメモや
忘れ去られた人の住所や
捨てられなかったおもちゃが入ってる
開けてみるとガラクタしかないのに
今 ....
真夜中目が覚めて
スツールに置いた水を飲む
暗闇の中タオルを持ち上げて
ベッドから足をおろす

この家の中では
何も見えなくても
トイレに行って帰ってこれる
でも、外に出てしまえば ....
ある朝

昔いたノラネコを思い出す

もういないはず
頭の中にはいるのだけれど

幼い頃の記憶はぐにゃぐにゃ「ト」むにゅむにゅ
とても優しいものではあり
「僕がワタシであった」証明
 ....
それはどこかにあるのか、それともどこにもなかったのか、違うやり方をすれば手に入れられたのか、近くにあったけれど見落としていただけなのか、要因なんて探せばいくつだって見つかるものさ、でもそんなことに .... 子供の頃から虚言癖
親からの期待の砲弾を
避けるのに必要な技術
未だに平気で嘘を吐く
嘘の中に本当を隠し
真実も共存している
生きてることは真実
それさえあれば
あとは嘘だとしたって
 ....
どうしたら人は人に優しくなれる?
私は何に衝き動かされる?
今日と明日の間
勇気を持って為すべき事を為す
所謂
「情熱」だ
私を衝き動かすのは
もう二十五年も、黒板に向かって、数式を書いたり消したりしておりますが
おとつい、あるおひとりの数学の先生に
「田中先生、図形は、どうして反時計回りにアルファベットをふるのでしょうか。
 ご存 ....
夕暮れの川面に寄り添い

言葉もなく涙を流した

甘く 切なく ほろ苦く

結ばれぬ想いだけが通り過ぎてゆく

映画のようにリアルで

小説のように深く

ふたりは闇に溶けてゆ ....
あなたのG行為を
見せてくれませんか?
手は出しません
ただ鑑賞するだけです
どんな器具を使っても構いません
あなたが果てるまで
傍で見ているだけです
僕自身は何もしません
クラシック ....
ブライアンウイルソンは、百姓がにんじんや大根と対話するように、音楽と対話していた。

ピアノを柔道のように演奏するピアニストがいる。
ピアノをポップソングを作るために、演奏するピアニストがいる。 ....
まだ整備されていない、
とても茶色がかった昭和の夢の中を、
ヨウイチ君と一緒に遊びまわって、
一体ぼくは何を忘れてしまっていたというのだろう、
彼の名字がどうしても思い出せなくて、
なんだか ....
午前3時に家を出て
ゲン担ぎのバイオリンソナタを聴きながら
捕らぬ狸の皮算用
今日で渓は閉ざされる
渓は水量が極度に減っていて
秘密のポイントも浅瀬になっていた
ピクリともアタリは無かった ....
君に走り寄ろうとして
転んで思い切り擦り切った
泣いて湿り気で覆えば
傷の治りは早くて
綺麗だったかもしれない
けれど泣かなかった
血小板の力を借りて
乾いて固まっていく体液
新しい皮 ....
○「死」
他人の死は
考えられても
自分の死は
考えられない

○「秋が来た」
朝夕はめっきり涼しくなり
昼間には
澄みきった青空と黄金色の稲田が広がる
夕方には美しい月が上がり
 ....
アンダーハイフン

入れているのか、どうなのか

口当たり

ほろ苦くて、爽やかで、どこかぎこちない

右の親指の

皮がむけているようである

血はでていない

ザラザラ ....
繋がり生まれる意味を求めて
無意味な旅を続けているのか
ありもしないのかもしれない
トップ オブ ザ ワールド

匿名の顔の見えない人たちの
名前も知らない北の街に来た

高い ....
集合的無意識

誰かが放った言葉に
自分が発しようとしていた言葉が重なって
なんだかドキドキする
そして先を越されたような気分
このまま自分も発したら
パクってると思われるかなと
余計 ....
 
 窓の外は雨あがりの道端に
 もう夏が振り向きもせず
 透けた背中をみせている

 昨晩干した洗濯物の柔軟剤が香る室内で
 好きな音楽を聴きながら
 刻み始めるキャベツ

 レッ ....
美酒に酔い

漁期が終わる明日を待つ

魚影は薄いと知りながら

銀鱗の重みを忘れぬよう

今宵最後の夢を見る
○「生き方見直し」
終活は
いつ死んでもいいように
していかなければならない
現に同級生が次次と亡くなっている
それにはなんといっても
「時間とお金」の無駄づかいをしないことである
散歩 ....
秋に撒いた種が花を咲かせたか
わたしは知らない
春になる前に去らなくてはいけなかったから
瓦礫のなかに
そっと咲いていたらいい

眠ると亡くなった人に会える
まだ生きているような感じで
 ....
目を覚ましたくないけれど意識はしっかり目覚めている
恐る恐る目を開ければ目ヤニがパリパリと
昨日酷使した恨みのバリケードを築いている
体は寝たがっていて布団にしがみつく
今日の空白の予定に敢え ....
本当に恐ろしいのは自身の存在とその周辺のすべてが本来あるべきはずの意味を失ってしまうことだ、豪雨に洗われた路面のように本質を剥き出しにして、けれどなにも語ることは出来ない、本当に恐ろしいのはそうし .... 桟橋の果で水につま先をぬらす
少年たちと少女らがいて
軽トラからもれるラジオを背景音に
秘密をはじめようとしているところ

心にうまれる底のない穴に
無意味な詞ぽつりを吹きこめながら
指 ....
物思いの先に
秋がとまる

キバナコスモスの先に
ツマグロヒョウモン

夏のような時間が
漸く終わろうとしている

熱風と湿気に
塗りこめられていた

思い出と思い入れと
 ....
みゃあみゃあ
きみがどこかで言うから
どこにいるのって
さがした
見つからない

きみの声が
ずっとしたまま
買い物に行ったら
傘も手提げも
どこかになくして
それっきり

 ....
君のましゅまろ、
丸くて白顔、
微笑んで、
目もほそい口もほそい眉もほそい、
まるで五つの三日月、
一つの白月、
首をすこぉーしだけ傾げて、
甘くてふんわり、
ゆきみのだいふく、

 ....
アラガイsさんの自由詩おすすめリスト(6236)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- おまる自由詩4*24-10-3
歴史の証明- 自由詩7*24-10-3
10.3独り言- zenyama太 ...自由詩2*24-10-3
がらくた- ガト自由詩6*24-10-3
UP_SIDE_PRISON- 竜門勇気自由詩5*24-10-2
STAND_ALONE- 秋也自由詩424-10-2
それはきっと初めから出来上がっている- ホロウ・ ...自由詩5*24-10-2
嘘吐き- 自由詩7*24-10-2
衝き動かすもの- 渡辺亘自由詩324-10-2
反時計回り。- 田中宏輔自由詩12*24-10-2
ラフマニノフ_ピアノ協奏曲_第二番_- レタス自由詩6*24-10-1
G行為中のアリア- 花形新次自由詩324-10-1
ブライアンウイルソンの詩- 鏡文志自由詩9*24-10-1
ヨウイチ君- 本田憲嵩自由詩1124-9-30
【渓流】_最終章_- レタス自由詩6*24-9-30
かさぶた- 自由詩6*24-9-30
独り言9.30- zenyama太 ...自由詩3*24-9-30
指の動くままに_03- Hose Enomoto自由詩224-9-29
未来から_始まる絵本_007- 足立らど ...自由詩5*24-9-29
シンクロ- 自由詩5*24-9-29
The__Holiday_- リリー自由詩10*24-9-29
五行歌_【渓流】_閉渓前夜- レタス自由詩7*24-9-29
独り言9.29- zenyama太 ...自由詩5*24-9-29
花を渡す- 凍湖自由詩524-9-29
休みの日- 自由詩4*24-9-28
水が絶えなければ循環は続いていく- ホロウ・ ...自由詩4*24-9-28
ひみつ- soft_machine自由詩724-9-28
秋/漸く- 夏井椋也自由詩9*24-9-28
みゃあ- 唐草フウ自由詩10*24-9-28
ゆきみだいふく2- 本田憲嵩自由詩924-9-27

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208