詩人になんかなれない
梅昆布茶

ほっこり埼玉古墳群をあるいていた

歴女の可愛いのがいた

当然ナンパ


アクセサリーを買ってあげた

逆なんされる可能性のない不細工は

こうして愛にいそしむのだ


僕だってカノジヨみたいのはいるが

なんせ男好きのする子持ちで

僕の序列は十番目ぐらい

待ってるうちには死んじゃうし…


新たな可能性を求めて

ナンパですが虚しいな〜


ルノアールの美少女が大好きだった

吹奏楽部の彼女がそっくりだった

遠くから見ているだけ

幼い恋はどうせ叶わないし


田んぼのなかで

彼女を思っていた

ちょっとセンチメンタルな少年だったかも

いまだにかわらねなー


傷を癒すものは何



或いは

闘争


僕は命を選んだ

そして無限の愛を

それから

音楽を始めた


すべては許されるんだね

愛には形がないんだね

君も曖昧な様式でしか存在しないし僕も同様


では何を信じて生きようか

明日もないし

今日でさえ危うい


ソネットをひねってる場合では確実にないのだが

それでも愛してるを連呼して生き恥をさらすのだね




自由詩 詩人になんかなれない Copyright 梅昆布茶 2011-10-08 08:28:15
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