アナタのコトを
思い続けて幾年も

あらゆるものが
わすれられずに

留まり続けた





季節の春は
来てないけれど
ワタシのとなりが
埋まらなくても
卒 ....
つぎはぎだらけのオニオンパイ
心に何もなくても 白紙があるから 散乱しても
おもちゃの劇のように 一晩かけて作ったおもちゃのお城を壊すだけ
這いつくばった地面のひび割れとともに  ....
またきたね、匂う夏が、
むせかえる、草叢のにおいのなかで、
ぼくらは、呼吸をする

過剰な、色彩の、
この、感情の、渦に、巻かれ、
色をもたない、ぼくらは、
草色に、染められてく

てのひらの汗で湿っ ....
エブリリトルシングのCDを買って、歌詞カードだけ抜き取ってあとのCDは捨てる。
捨てるというか、真ん中の穴のところに野良犬の鼻をつっこむ。
もし、鼻にエブリリトルシングのCDをつけたまま街道を ....
{引用=

外は雨。







窓のガラスに幾粒もの涙が
透明な線を斜めに描いていく。





ベッドの上からその景色を見上げていると
左手がやさしい感触に包 ....
Aの登場 Bの登場 Cは不明
埃とダニが交ざる  Cはまだ不明

Aの周りをBが囲む
Cの目線を感じるA おのずとBも

そこで AとBを換えるとうまくいった
Cは不 ....
アナタハ ダレデスカ

身寄りも帰る場所もなく来る日も河川敷を掘じくる佐久間少年ですか
地球の汚染大気に蝕まれ余命いくばくもないメイツ星人ですか
ふたりきり
河川敷の工場跡で
下水道に住む ....
わくわく
ぷくぷく
ころころ
まろまろ

ぽんぽこ
でこぼこ
どってん
しゃらん

ぽりぽり
ゴッツン
ぷかぷか
ズンタン
俺はビールにしろ冷えたのが好きで
居酒屋などで冷えてないビールが出てると若干静かに腹が立つ
うちでは冷凍庫にコップを冷やしているので
うちよりぬるいビールや冷酒に金を払うと思うといろいろなものを ....
この大空一杯
何を届けよう
ビール飲んで
焼き鳥食べて

太陽が笑っている
風が泣いている
木の葉がひそひそ
泡がぷかぷか

自然に身をまかせ
寝転がる
冷静な頭脳
温かい気 ....
 孤独と夏。
ピアスと耳、
ギターとバイオリン、
男と女。

ゆっくりシケモクを吸って、下唇を噛む。
わたしの名前は声に出すと
窓の外からきこえるクラクションにそっくりで
誰かが警笛を鳴らす度

「はぁい」

私は返事をする





先生どうしてママはごはんはいらないというと ....
書こうとする試みが
厚い夏の一室に
雷撃のノスタルジアを 低く
響かせる

窓がなくても 開く
ピアノの蓋のように
あるいは熱せられた二枚貝のように
土が枯れ
ヒビが割れ
不毛の土地
神様の涙がでない。
あきれ返って
ものも言えない
怒る気もしない

クーラーの下
汗をかかない
水なんか幾らでもある
やたらと車に乗る
木を切 ....
彼がやるのは衆勢に網をなげること
粗い網目の投擲部隊

撒き餌を大魚が食いさらい
ガハハ大漁じゃあ!
と彼は酒を飲む

雑魚は網目をすり抜けて、
沈殿した海底でこぼれた餌をたべている。 ....
アセチルコリンが足りなかった。

君に心はない、とお前は宣告される
君は脳にも血が足りない

焦ったお前は青ざめる。
蛇を殺して血を飲むべきだと考えた。
だけど飲む気がしなかった

 ....
{引用=
***


ベッドの下の人たちを看取る

{引用=
***


自動二輪の音がきこえるしんしんと
暗闇にほの白くうかぶアークは
かわらずまわっているのか
確実の ....
冷たい水でタオルを濡らしてしぼって持って来てと言われるネコ ある日 上陸した魚の一群が、
砂浜でひなたぼっこをしていた

太陽の光を全身に浴びた魚は
やがて背骨を透き通らせ
口から虹を噴き出した

羽の生えた酸素が空を漂い
酸素が付着した虹は輝 ....
大西日山の蕎麦屋をつき抜けて ぜんそく持ちだった
ブラバンに誘って
くれた
いつも一緒だった

楽しかった。
銭のため
缶ビン集めをした
ジュースを買った。

皆でクラッシャージョーを
見に行った。楽しかった ....
ほぼ何もせず、ベッドでゴロゴロしながら
ひたすら様々な観賞。

第三のビールよりも
安ワインの方が経済的なんじゃないかと考えた。

ため息や罵倒や夫婦喧嘩が金に換わるならば
幾らでも絶望 ....
K点超えの地平線の、
ホワイトアウトする境界で
メガネも曇って、
つーか、プラスチックが劣化しててさ

学者より怖い何かが
おれたちは霧のなかだから
知らない
わかんない
どこに動か ....
四人が互いに背を向ける
司法に背いた心が
支え合い

「認めないのだぞ。」

鉛の鼠は、そらで掴める!
かような期待が背中押して
四人は別々の方へと力強く歩む
これが
彼らの支え
 ....
あの風船のように
旅に出よう

雲を越え
山を越え

やがて海に出る

風に乗って
潮騒を聴きながら

列車に揺られ
あの町よりも
もっと遠くへ

子供の頃から憧れてた
 ....
あなたは私の体を
アイスの当たりくじを探すように
一生懸命舐めるんだね




はずれ
時々、何かがおかしいと思うけれどその何かが全く分からないというようなことがある。でも、僕はそれはそれで仕方のないことだとも考えている。この相対的ではなく絶対的に考えて忙しい毎日を、本来のんびりとした性 .... 先生
ボク帰って来ました
この教室に
円周角やら
関係代名詞やら
習った
この教室に


先生
あなた方が座っていた
デスクに

ボクが座っています
こんなにも
広かっ ....
あたしの想いを弾いて
あなたはどこかに行ってしまった

受け取ったとしても私を狙うかはわからなかった。
初めての釣り場に行くときには、はちきれんばかりの期待感の裏側に、喉元に
つっかえてまとわりつくタンの様な不安感が頭のどこかに鎮座する。
特に淡水域での釣りではそれが如実に現れる。どこから入ったらい ....
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