現代詩手帖の詩人住所録に
俺の名前が載っていない
なぜか?
身体障害者にも悪どいのはいる
なぜなら、俺たちと同じだからだ
俺たちと同じように
やさしかったり卑怯だったり豊かだったり軽薄だったりするだろう。
太陽はオレンジ色に重く熟れても
夜に染まるまいと
燦爛とラメを絞りだし扇子をはためかせ
アスファルトに積まれたり崩されてゆく影を
横目で睨みつけては光の地団駄を踏みつづける
ジュリアナ東京と ....
信じ切って、二球目も振った
高得点が目の前にあった
地表と肩の高さの空気は
温度においても輝度においても異なっていて
一閃するタイミングを測るヘッドは
重心を回しながら僕の空間の内にあった
 ....
忘れものを取りに教室に戻ると、
男がいた。
知らない男だ。
若い、
ひどく痩せた男。
クラスの誰かの彼氏だろうか?。
男はあたしに気が付くと、
声を掛けて ....
天井まで届く
モノレール
わたしが常に憧れていた風景
青空に
あなたがいた
ある午後のことを
ただ
あおいビー玉と
して


ふと
体をわるものと認めたら大人になり
わるさがすでにこころに及んでいることに
気付くころには、あ、 ....
*
タキオンが像を結び
無数のクラゲが空から
淡い光を放つ

*
どこまでも歩いていっても元に戻ってしまう
三畳間の宇宙に

*
生まれてから白痴に至る世界

*
笛を吹いて ....
システム関連スレ3
[101]片野晃司[2007 06/06 07:15] 
>ユーザー番号、ハンドル名
>文書番号、投稿者のユーザー番号、投稿日、タイトル
>ポイントを与え ....
今夜半からの雲に覆われた月の光は
それでも雨粒に溶け込んでアスファルトにあたるたびに
ぴんと張った鼓膜をゆるやかに振るわせる音で
うずくまった街並みの背中をそっとなぞっていくから

 ....
弱いものいじめ
しようと
手ぐすね引いてる人たち
たくさんいる
やっと咲いた花を
夜中にこっそり
折り取って
持って行ってしまったり
耳元で突然
大きな声出して
大喜びしたり
最 ....
プロフィール読んだら
すごく嫌いなタイプだけれど
言葉の使い方が上手いんで
ポイントあげます

いままで
まったく
こっちの作品には
ポイントを入れてくれてないけれど
描かれてる情景 ....
詩 って なんだろうね?
君がぼくに訊ねる
ぼくは 脱いだばかりの
クツ下のにおいを無心に嗅いでいて
君の問いに答えられない
君の目とぼくの目とが ゆっくり重なる

たとえば 早朝の ....
 ハリエニシダ
 遠しといえど難からず

近頃の人間は半袖というものを着ない
だから腕に掻き傷のひとつもないのだと
おじさんは言う
茂みを抜けた岬の荒れ地は
見通しはいいけれど 
とお ....
山道を左に入って
舗装されていない砂利道を1キロくらい
そこに

わたしとあなたの
思い出が
白っぽい蜃気楼になって
佇んでいる

わたしは怖いから行かない
たぶんあなたも

 ....
朝起きると、
夫の蟹を食べる。
水のきれいな土地で生まれ育った夫の蟹は、
沢蟹に似た味がして、
なかなかの珍味である。
蟹は大抵、
夫が寝ている間に、
湧 ....
ことばなんて おぼえちゃいけないのかな
保育園の先生に さよなら を言いわすれた
ユキ姉ちゃんが
いつまでも半ベソをかいている
そのすぐ傍で たあくんが
「あびば ぷぅー」と叫びながら
そ ....
犬小屋で眠っていると、
きつねのこんに声を掛けられた。

「どうして、
 そんなところで眠っているんだい?。」

ぼくは、
わるいこだから。
そう答える ....
水面を
揺らさないように
しずかに
飲み込んだ
息を
止める
息を
こぼしてしまえば
瞬く間に
揺れ打ち
歪む満ちてゆく月
めくって
そのページ
スタッカートな舌触りで
若葉燃ゆこの夏にきて山はいさ天日に舞い 

川はいさ月日を載せて

人々のあいだを流る川面には藍ざかな舞い

虚空には天女が集ふ

甘まし國火のもとにして人々のあいだに流るうつくしき清 ....
酒がキレた俺とアンちゃんは
「大きな砂浜のある」駅にあてもなく降りる
行商のオッさんはしゃべり好きで
列車の走るあいだ ずっと
ハマグリが夢をみる話とか
食べられる星を手に入れた話とか
 ....
吾が母の夏草の如とうつくしく

吾が父と歩みしあれば

虚空には雨があがりて永き日の永久の患い

仰ぐれば雨があがりて

懸かるるは虹色の花振り返り田野をみれば倭が国のうつくしきこと  ....
人は数字ではない。東大合格者も戦争や天災での死者もしばしば数字で表される。だが人は数字ではない。とカッコつけといていきなり卑近な話になるけど、ポイントも数字じゃない。無論数字で表されるし数字で表すしか .... お前が何ものだと言うのでここにいるのか




お前は何ものだと言うのでここにいるのか



お前は何ものだと言うのでここにいるのか


           ....
ここでは稜線をつよくなぞるようにして吹きつける風が、けし
て浅くはない爪跡を至るところに残している。砂混じりのかわ
いた大気に、あれた山肌に、つつましい色を放つ丈の低い植生
群に、かるくひび ....
ノスタルジア
誰のために泣くの?
何を嘆いているの?

ノスタルジア
愛するものは去り
記憶は色を失う

ノスタルジア
柔かくさすピアノ線を

ノスタルジア
割れてしまったワイ ....
 
  


 わたし、苺をいただこうと思って、近所の自動販売機まで出かけましたの、そしたらば、それは偶然、ペプシの自動販売機でございましたが、なんとも、苺は売ってませんのよ、懐疑という二 ....
いろんなもんに辟易だわ
だからって今すぐずっぱり頚動脈切る気にもなれん
決定的に血の欠けるまでの35秒間で
全てを諦められるほど強くないことくらい
かろうじてわかる

だからって
無為す ....
わたしは十九歳頃から病気だ。高校から音楽にのめり込み(ピアノ)。クラシック。  病気に なっちゃった 。 高校時代は 自分でも 楽しかったのか と きかれたら 楽しかったけど 高校時代が あんなものか ....
m.qyiさんのおすすめリスト(1843)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩人住所録- 馬野ミキ散文(批評 ...6*07-6-22
差別について- 馬野ミキ散文(批評 ...9+07-6-22
太陽- 湾鶴自由詩407-6-21
待ち姿勢- 吉岡孝次自由詩407-6-18
「_教室。_」- PULL.自由詩10*07-6-16
青空モノレール- チアーヌ自由詩507-6-14
わるい頬- A道化自由詩1407-6-12
地下鉄- 佐藤伊織自由詩4*07-6-10
ポイント獲得の傾向と対策- 青色銀河 ...散文(批評 ...1707-6-10
徒然ー「夜半」- ワタナベ自由詩507-6-9
あなたは弱いですか?- チアーヌ自由詩907-6-8
ポイントあげます- 北大路京 ...未詩・独白72+*07-5-29
もいっぺん、童謡からやりなおせたら(第二稿)- 角田寿星自由詩16*07-5-28
ハリエニシダ_2- 「ま」の ...自由詩8*07-5-28
舗装されていない道- チアーヌ自由詩1207-5-25
「_蟹。_」- PULL.自由詩19+*07-5-24
きときと。- 角田寿星自由詩16*07-5-23
「_こんくんこん。_」- PULL.自由詩11*07-5-23
月のしずく- 未詩・独白507-5-23
怠惰- チアーヌ自由詩407-5-22
新緑の候_。ハンカチ王子_。- すぬかん ...未詩・独白3*07-5-19
砂浜に絵を描く(マリーノ超特急)- 角田寿星自由詩707-5-18
道と_夏草__。- すぬかん ...未詩・独白4*07-5-18
ポイントは数字か?(親指1000字エッセイ)- 佐々宝砂散文(批評 ...13+*07-5-17
背中のブツブツ- 初代ドリ ...自由詩3*07-5-17
山岳地帯(マリーノ超特急)- 角田寿星自由詩7*07-5-16
miss_Call_you...- 未詩・独白207-5-14
苺を求むる- カンチェ ...散文(批評 ...507-5-12
サバンナ、母の日- まりょ自由詩307-5-11
_少年老い易く学成り難し。一寸ノ光陰軽ンズ可カラズ。__- すぬかん ...散文(批評 ...2*07-5-10

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62