中空から舞い降りる 
ゆっくりとひとかたまりの光
原っぱの漆黒をひらべったく白昼にした
薄は失われた銀色を白粉のように放った
艶やかな水平線をラインクロスする
誰かがこちらを見ている
遠き ....
古いエレベーターの揺れの中で
僕の細胞は{ルビ篩=ふるい}にかけられた


だけど残った物はどれもこれも
ロクでもない代物に見える


チンと扉が開いて
気は進まないが後ろから
押 ....
信仰と 「胎陽よ!」射た 灯魂死

ガラリアで 琴歌う床 で蟻らが

地パレイド 懐胎が痛 トイレは血

へ賛美歌 Sunさん讃さ 過貧さえ

愛尖字 回文符如何 jin製 A!(me ....
紫煙吐く 色なき風を染めんとし

栗剥くやただひたすらに我のため

触れずとも胸を開きて鳳仙花

桔梗咲く丘登りたり逢へずとも

黄落す逢ひ引きと云ふ罪重ね

木に残す柿 ....
まずはURL、
チアーヌさんの書いた詩「かわいい匂い」は下のリンクから読める。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=20788

 それからお断り、私の ....
琴線添う
枯れた声
妄想疑い
喪失染色

過ちから
開かれる
深層へと
自問投身
雨がいる

傘がいる

 ....
削れたコーヒーカップの

春を容れることができないところが好きだ


ぼくに季語はない

季語をもってる人は

季節がくると

花が咲くよ

手から 花が

 ....
鳥が飛ぶ

波紋を投げかける

そしてそれは

僕らまで届くことのない 水たまりの中で

はねろ 羽 そして 雨よ降れ

地球を とめろ

そうして

息をもう一度吸い
 ....
 込んでいるのは駅前だけかと思った。310号線に左折したらすいすいゆく。のだと思った。が、310号線、北へ、車は続いていた。
 永遠に続くような気がした。永遠に続いてくれればと思った。フロントガラス ....
チリリン チリリン
眼鏡の君はブーツで漕ぐ

紫雲
オレンジのビル
夕陽と遊べ遊べ


チリリン チリリン
ニセモノみたいな僕の人生の
猫も転がる土手の道

ほんの少し前を漕ぐ ....
胎陽の降らせedサンセットの跡の後、不要なノアとの浮遊
滲み出す羊水、ダーツの用には胎陽の胚をとオットーの鼻
「さあ、とうくまで」talkのcakeのスポンジと王子の雲乗り
苦悶タージュに陽精の ....
回文し 六咲き-ザクロ 心部慰花

睡散花 ヘリウム売りへ 缶、彩す

(無売り)と名 冠絵の炎苛 な鳥産ム

三ツ葉摘み さあNolの朝 蜜は罪

燦然と 千℃のdon't say  ....
洗顔フォームで歯磨きして
口の中になんともいえない
厭な後味をさせながら

道を歩いていたはずなのに
道はなくなっていた
落ちたと思ったのに
光に包まれて空にいた

でも
やっぱり ....
咲く落差 Kirsch 切る、朱 地の噛む血

知識とは 血飛沫の赤 桜の木

「紅さがさ 朝から捧ぐ アサハカさ」

不意に嗚呼! 手折れた首-A 輸血の唖。

 
ゆらゆらゆれる・・・
ポロポロころがる・・・

つよかがってみたり
さみしがってみたり

わからない
わからない

しっと・・・
うたがい・・・  ....
君は死んだ
理解してる
どこを探してもいないんだ
腕は折れて
穴は大きく
後悔が去ることはないんだ
吐きそうだ
空回りだ
時が癒してくれないんだ
人にあたって
手を抜いて
どんど ....
遠いかもしれない、未来のはなし。

 地球上では、人が少なくなっていました。とってもとっても、少なくなっていました。
 種の数は、大型の哺乳類の場合、子を作れるオスメスが半数ずつで1000頭を切 ....
青い空の向こうから
巨大な顔が降ってくる
にこにこにこにこ
笑いながら
うわあこっちにくるな
虹を見つけるコツは
こまめに空を見上げること
雨のたび
忘れず雨上がりに期待すること


四つ葉のクローバーを見つけるコツは
誰かのために探すこと
本当は自分で見つけないと意味がないん ....
むかし
街外れにあった
ログハウスみたいな喫茶店で
冬になりかけた秋の日
あなたと二人
熱いコーヒーを
挟んで

何も考えていなかった
でも永遠だとも思わなかった
そのころは恋愛関 ....
俺は推敲していた
つまり、ちゃんと書こうとしたところや詩っぽくしようとしたところを省いた。
涙がほろほろ流れるほど
あくびをしても
眠れない
何かやり残したことがあるような
あまりに退屈なので
自分の小指をギーッと噛んでみる
痛いなあ、やっぱり

眼球が今に溶けて流れて出るの ....
気がついたら雨が降り出していました
三十号が上陸しました
って
季節はずれだけど今年は特にしょうがないでしょう
って
聞こえたから、しょうがないでしょう
って
言うしかないんです

 ....
よる寝ていたら
彼が帰ってきて
ひどく酔っていて
わたしは体を起こした
そしたら女の声がして
女もひどく酔っていて
大きな声を出してる
「もう帰れないんだし泊めてよ」
髪の長い
白っ ....
雨降り 坂を下って
   覆うモノクローム
 車のタイヤに飛沫を眺めていたら オレンジの傘とすれ違い
    はっとした

   少し肌寒い
今は朝なのか昼なのか
   どんよりとし ....
愛のうた 歌う楽器が ウクレレて

(私は大阪人です)
「とりとめもない!」


そう言ってパタンと地べたにつっぷした9月の横にしゃがんで僕は、

「いつまでもスネていたって仕様がないだろ。」

と9月をなだめた。


「フン。お前にオ ....
蛾、列記する「主は愛で火で」書きませり
     瓦礫に微睡む朱が浄化する

賛淫美歌、「唖」点の声引火して
     肢と肢と火の雨の降るプール

浄化erとポーカー遊戯に数-再度
  ....
ホームセンターに行ったら「台風キット(¥493-)」が売っていた。
よし、夏休みの自由研究はこれにしよう。


家に帰って早速出してみる。

*******************
■自 ....
m.qyiさんのおすすめリスト(1843)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
照明弾- バンブー ...自由詩204-11-2
エレベーター- 松本 涼自由詩4*04-11-2
回文狂句2- 六崎杏介俳句104-11-1
黄落- 佐々宝砂俳句4*04-10-29
チアーヌさん「かわいい匂い」に関する私見- 佐々宝砂散文(批評 ...31*04-10-27
- 松本 涼自由詩2*04-10-27
寒い雨- 初代ドリ ...自由詩7*04-10-26
コーヒーカップ- kokorono未詩・独白8*04-10-25
とばり- 佐々井未詩・独白104-10-25
日常の渋滞- A道化散文(批評 ...304-10-23
自転車- 松本 涼自由詩6*04-10-22
メルヘン- 六崎杏介自由詩204-10-19
回文狂句1- 六崎杏介俳句204-10-19
ちょっとだけとぶ?- 初代ドリ ...自由詩3*04-10-19
A- 六崎杏介俳句104-10-18
ユラユラ- 未詩・独白3*04-10-16
地球- 自由詩404-10-16
遠いかもしれない、未来のはなし。- チアーヌ散文(批評 ...604-10-15
- チアーヌ自由詩1204-10-15
トントンミー/私をノックして____- 小池房枝自由詩22*04-10-14
むかしのはなし- チアーヌ自由詩404-10-14
推敲について- 馬野ミキ散文(批評 ...1004-10-10
だからって別に- 初代ドリ ...自由詩4*04-10-10
台風通過〜- 未詩・独白9*04-10-8
いない場所- チアーヌ自由詩504-10-7
雨降り- 自由詩204-10-7
微妙- 城之崎二 ...川柳304-10-4
9月(完結編)- 松本 涼自由詩2*04-10-3
火葬- 六崎杏介短歌104-10-2
台風キット★- 自由詩2*04-9-30

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