夕影に マーブル ひとり ぽつんと おり

よろこびも いまは かなしき まーぶるの コスモスの なかに いた ひを おもう


ねーちゃんは よめに いくよと 弟に 告げし 君の 目 みた ....
日差しを あびていると なにもかも 忘れてしまう あなたとの いやな こともにちじょうの 瑣末さも あびている 陽射しだけ に なってふたり 抱かれていると ひとつに 解け合って 塊に なる にちよう .... さかなが泳いだ
ちいさな波を切った
そらのその跡はすかさず隙あわさっていく
その そらの
なみだ

目玉はいつもさけんでいる

これではきつねの嫁いりにもならない
かわいいひとりごと ....
二日目。




雨が止まない。

夜が明けても、
そのまま降り続き、
今もまだ降っている。

お昼過ぎに、
カリミから連絡があった。

話したいこ ....
茶柱ほどの
しあわせ一服
握りつぶし
一日目。




吊るしてみた。

ウテ子さんに、
教えて貰った通りにやった。

少し重かったけれど、
なんとか無事に吊せた。

後片付けを終えて、
 ....
「タンバリンをね
買おうと思っているのよ

できれば
きれいな色がいいわ
菜の花色の黄色とか
桃の花のようなピンクとか

ターンターンって
飛び跳ねるような音が鳴ってね
パリョーン ....
未来に向かい、
書き残しておこう。

わたしが、
まだ。

音楽に対し、
純粋な今のうちに。

やがて時が経てば、
忘れてしまう。

こんな感情など。
 ....
俺には誰もが秘密を打ち明けたがる

朝食はサンドイッチ
耳はついてない
朝、その一方で
コンクリートの階段を
冷たくなって滑り落ちる風
一段ずつ、無抵抗に落ちてゆく影


正しく、針が切る時を
間に合い続ける列車が貫通してゆく
プラットホー ....
シマウマに、
横線引いて○Xをする。




「鹿と見た!。」
 ほんとに見たのか?。
 馬鹿ヤロぅ。

「あんた誰?。」
 知ってりゃ鏡に訊くものか!。 ....
朝日に窓枠は枯れて

錆付いたカーテンからは

夜が死んだ匂いがする

炊き立ての白いご飯が

今日はもう仕方が無いんだよ

と生きる糧を与える

箸に摘めるだけの物を

 ....
だぁれかさんが
だぁれかさんと
歩いていった
獣道
腕を切られて
足打たれ
腕を切られて
頬ぶたれ

だぁれかさんが
だぁれかさんと
仲良く並んだ
大岩に
腰掛け
ほおばる ....
逝くことの できない きみに なつかれて ねこの ごとくにやさしく なれり


アイだとか アイジャナイトカ わからぬが わたしは 所詮とらんぺっと


自由より 義務 こそあいする  ....
白髪になりし頭を掻く
掻き毟って
ふけが舞う
舞い落ちては
降り積もる
我が肩に
膝に

胃液が
溢れて
喉元に溜まる
こらえてきた
鬱憤が
喉元に溜まる

   吐き出 ....
聞こえるか
石段の向こう
ざわつく駅の周辺に偏在する
倦怠

おおおい
おおおい

ゆりかごにゆられている
温い空気のなかで
賜手箱 あけて きみ 紅のひも あけたね きみと  ぼく 紅の ひも あけて なかみたね        

ふたりの とき ときが ながれた 大きな りゅう せい ふたりを つつんだ        ....
挿エデン(-泥、美ニ倦ム)花々no.如雨露ノst.な鍵の銀河むチェッ区、may燈の
テラス兎のEXIT-テクスト.蘭プ √の鎌デ刈ルト 麻リアンヌの乳ケット、joker客船ト
1¢ノ焼きステラ.レ ....
夢に
おばあちゃんが出てきた
おばあちゃんは
わたしに
お餅をたべさせてくれた
おばあちゃんの家の匂いがして
座布団と
掘り炬燵が
暖かかった
背中から風邪を引くからと
手作りの襦 ....
まあ、いきなりマンガの話です。昔のマンガですね。原作者は吉沢やすみ。
昭和45年から50年にかけて連載されたこのマンガ、ぼくの世代ではアニメの印象がかなり強いです。アニメも大ヒットで、実に103 ....
ことばの ベクトルを 投げてみた 。   コーヒーを煎れる。
年賀状を打ち出す。
レイアウトを直す。
素晴しき年末年始。
星占いも好意的で。
好きだけど
恥ずかしすぎて
いわし雲
きみが
目を細めて女性の下着を見るとき
針のような災いが
膨らんだ胸中を狙っている
そろそろ私は
部屋としての個立を始めなければならない
夜のやつときたら
すっかりふけこんでしまった
だけど彼は
闇の中では常に幸福だったんだ
問題は私の方にあった

私はたかぼ
 ....
庭に置いてある白いブランコに
雪が積もり
境目が見えなくなる
向かいの医院は
とても静かな内科
高熱が出たわたしは
抗生物質を貰いに行く
山のふもとは
山が音を吸い込んでしまうので
 ....
床に落っこちて卵が割れた
平凡な日常のひとコマ
のはずが
切れて怒鳴りだしたわたしを
誰も止められない
というか
誰もいない
るぅ、




りる、
りらぁ。

ふるりらぁ。


小さく、
目を開けて。


鍵盤の上、
踊ってるよ。

こびとさんたち。



 ....
揺れている火を見つめていた
下の方からだんだんと褪めてゆく扉
窓を開けようか
どこかでこんな事あった?
言いたい事あったけど
忘れちゃった

蒼いドレスを着せて鏡の部屋に連れていった ....
そういえば、気づいたら台風は通り過ぎていたみたい
デスネ、
いつのまに、無くなったのかボンヤリ考え込んでいたわけで
ぼんやりと、骨の折れた傘の柄をぎゅーと握り締めていたみたい
ですね デ ....
m.qyiさんのおすすめリスト(1843)
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