こうした追悼文をしたためようか、迷いました。きっと誰かがそうしてくれるであろうし、昨日今日の出来事だったから、心のブレを伴うほどの時間であるし、言葉も掬っては零れてしまうだろうと、思いを巡らしていまし .... 左、
右、

左目  君 人に見える タバコを吹かしている 暇らしい。
右目  君 眩しく映る 後ろにある夕陽?いや 恋らしい。

右肩  ツボ かなり凝っている。
左肩  ツボ この辺 ....
昨日隣街で
宇宙の人に話し掛けられた


こんにちは
と彼は言う

こんにちは
と僕も言う


どこから来たの
と彼は聞く

すぐ近くから
と僕は答える

僕もそ ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=19365&from=listbyname.php%3Fencnm%3D%25A4%25CA%25A4%25F2
 ....
その場所は小さな木造モルタルのアパートで
たぶん1980年代のどこかで建てられたもの
疲れていたので
迷いはなかった
部屋に入ると
中は2DKらしいのだが
ごちゃごちゃと荷物が多く
狭く ....
風のつよく吹く日には
惑星間電話で
火星に電話をかける。

受話器のむこうから伝わる
赤錆色した砂あらし。

その夢の原石のような響きに、
そっと
耳を澄ますために。
あなたは電車で言った
こんなこと長くは続かない
続いたことはあるかと
わたしは答えられなかった
続いたことなどなかったから
答えはいっこだけ
答える必要などなく
いつか終わる
けれどだ ....
傘はふらりと咲く
街路樹はそれを見送り
またひとつ あかるくなった

ヨーグルトが発酵する
毛布はその音を包み
またひとつ あかるくなった

玄関のチャイムが鳴る
握手を交わし
 ....
手のひらが いちまい
めくられて
ぼくらの普通の暮らしを
すっきりと覆いかくす 朝ぼらけ

―大海原のかなたには
    銀色の大きな秤が
        沈んでいて

" ....
(深夜、薄荷煙草を以て出廷せり)

色街の電気光に射られた雲が遠くに浮浪する刻限
を歩く、訪れない睡蓮とは手を切った その手に
小銭を幾ばくか 煙草を買いに遊歩している コ
イン4枚のお告げ ....
I was born in the Egg.
My Egg is SelFish.
Because, My Egg mind is hardCell.

My Egg mind i ....
ゆっくり服を脱いで
ここは最上階で
ほくろの位置は秘密で
わたしはあなたとベッドに入る
暗い暗い部屋で
わたしはわたしを
見せたくない

あなたはわたしのともだち

外の夜景を見る ....
レッドキングは
強い
強かった
んじゃないかな
でもひょっとして いやマジで強い
と思うよ 多分

ラーメン屋のカウンター席でチャーシュー3枚を入れ
るべきか否か、その抗いがたき自 ....
i

どこにでも空はある
この手元の
ガラス瓶のなかにも
耳を近づけると
かすかな雲雀の声が聞こえた
            (sky in the bottle)
 

ii
 ....
しとり
しとり
肩が
ひとつ浴び終えた白い固形石鹸のように、しとり
うな垂れる夜だ
秋の、


始めから用途のない石鹸水の
最後まで澄めない、白濁
いつまでも済めない、 ....
夢で見る弟を追いかけてしまう

弟は時折現れる
でも触れることはできない

わたしがピアノとフルートの伴奏で
歌を歌った夜
弟は会場の一番後ろの席に座り
わたしを見ていた

「弟だ ....
 交差点でおじさんが信号待ちをしている
 小太りで背も低い
 めがねをかけて
 頭は寒い
 夕焼けの中
 視線は下方でどこか違うところへ行っている

 「知ってるよ、みんながおれのことキ ....
「らりるれろ」
    だけ
「らりるれろ」
    ころころころころ
「らりるれろ」
    なんてよい響き
「らりるれろ」
    だけでいいわ
    他はいらない
    使 ....
「 K' 」


彼女は影に罠をかけ、
影を鎖でつなぎとめた。

影は逃げ出そうとしたけれど、
鎖は硬く切れなかった。

Kiss,

彼女は鎖にKissをする。
 ....
先生 この前のテストは100点だったけどBでいいです先生私先生が好きです。


ラメ入りの少年 惚れさせてしまうのは男どもばかり 生理も来ない


触れてとは言わない言えないでも触れな ....
蒼い空に手を伸ばし、
あの炎の中に手に入れた。

空は悲鳴を上げたけれど、
太陽はとっても冷たかった。

夜空に黒く穴をあけ、
月が赫く血を流す。

太陽が憎いから、
 ....
暗闇に
浮かび上がる 無駄のないシルエット
黄色く光る 大きな丸いふたつの眼だけが
無表情にこちらを覗いている

バルタン星人だ。

両手のハサミを重そうに持ちあげ
分身を残しなが ....
(おとなりのワンちゃんは犬次郎といって
 生れたときから
 ネコとばかり暮らしてきたので
 自分がネコだとかたく信じています
 イヌがやって来ようものなら別の動物ということで
 ワンワン ....
ふ、
と、きづくと腕やら腹やら裸足のあしのうらやらに、
うっすらと血のにじむ傷がむすうに
花の咲く木のしたに裸足の幽霊がつまさきをそろえて
べつになんでもかまわへん、とゆうような顔をしてたって ....
かえれるほたるもおりますよ

うちあげられて
なみをあびてはあおくうみほたる


みちてくれば
よけいとおくに

ひくときには
ひかれるままに

はこばれたり
もどされたり
 ....
うっかり逆方向の快速列車に乗ってしまったり
足の小指をイヤというほどタンスの角にぶつけたり
外出直前どこを探しても財布がみつからない
そんな時
母の背中を思い出す

ぼくと弟がびりびり ....
倉吉病院にきちがいを連れて行くと5000円もらえる
倉吉病院の裏山には隔離施設と秘密の沼と竹林があって山を越えると
東伯郡になって梨園に出て夏になるとおいしく食べられる
竹林の奥の井戸のトタン板 ....
こんなはずじゃなかったんだよなあ
なんでこんなことになっちゃったのかなあ
おれ、飯が食いたくて
屋根の下で眠りたかっただけなんだよ

あーあ

えっ、ヤダヨ
おれ、撃ちたくないよ
あ ....
岩に穴を抜くと石幹 転がる脇にお花

写真撮って 君もろとも 僕はこんな詩が好き

かっこいい出身地だろ?道は夜 頭にはネオン

今度行きましょう
来るとは思わなかった  だろ?
花が咲いて花が散って
どちらが先に逝くかなんて
同じって事はないさって
そんなの考えるのも馬鹿らしいから
君とはもう暮らせない

明日は雨になって晴れになって
君は南風のようで
春一番 ....
m.qyiさんのおすすめリスト(1843)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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