空が剥がれ落ちていた

無音を描きながら

時間を奏でながら



空たちはみな地に落ちて

染み込んで消えた

あっさりと自由に




せめて僕は

空 ....
おばぁさま おばぁさま お花が咲いておりますの
のんのんさまの おひざもと
のんの のの花 咲いて おりますの

おそばに おられましょうか?
ここのところずっと、ある詩を批評しようとして、色々考えていました。
そして考えが横にそれたというか根本的なとこまでいったというかつまり、文章を理解するとはどういうことかに関心が移ってきました。
ま ....
   その箱の中には
   巨大なソーセージのような
   赤黒いいなまこのような
   パンパンに膨れ上がったものが
   体らしきその全体をくねらせていた

   私はそれが自分のもの ....
いつものように
甘い甘い
卵焼きを作ろうと
冷蔵庫の中に残っていた卵を一つ

卵を割ると
虫が
卵の中から
黒い虫の大群が
音もなく
飛び出した

あっという間に
私の視界は ....
言葉だって寡黙になりたい
 そう思っているに違いない
  僕は押し黙る


回転音とともに目覚める一連の
 緻密な音程を残らず食らう


役職がついたからといって
 僕は相変わらず ....
カスタネットの鳴るほうへ
落ち葉が泳いでいった
開かれた世界
忘れてた呼吸のリズムを思い出すような
お前が転がりこんできて2ヵ月がたつ。俺達は毎日やってるんだ。
表を行く人達は寒そうに白い息。俺達はこの部屋ではだかで過ごすのさ。
それこそ息も出来ないくらい、やってやりまくる毎日さ。

お前は ....
白い風に頬を撫でられつつ 坂を駆け上がる
ホームにアルタイト電車 人々乗り込む
止まるたび揺れつつ こぼれ急く

唯 洗浄された豚の薄皮に肉を詰める
唯 洗浄された豚の薄皮に破れない ....
1.敬称略です。
2.あまり読めてなくても、笑い飛ばして下さい。
3.責任は持ちますが、プライドは持ちません。
4.「どーしてもヤダ」という時は、私信ください。その方の評は人知れず削除します ....
お風呂に
かおをつけて
片方に
おぼれてる

息する


二時間

座ってるだけで
いいんだよ
尖んがったヒールにキツイ煙草


それに真っ赤な爪とレモンリキュール


が あれば 尚可


ほぅら 夜毎 視線は鋭利に



特とご覧あれ





貴方にだけ従順な野良犬



よるはむらさきまひるはみどりあなたはましろにきえにゆきそぞろなゆびさきはまどいふるえる


煌々とぼんやりと嗚呼輝く月は秩序ある虚無を愛でる此の魂の止まり木


霊的な不変真 ....
昨日、嵐だったんだ。



そうなの。



たくさん死んでる。



そうね。
目前の硝子が

あまりに硬くて

飛び降りる事は諦めました
もしもきみが

きみのぜんぶを

すきじゃなくても

それはあたりまえのこと


だってぜんぶは

だれにも

みえないんだから
こんなにがらがらの夜の電車の座席で、車中にたったふたりのうちのひとりのあなたの傍に座ってしまった私ですが、でも別にあなたの事なぞ全く気にかけてなんていなかったのです。
ただ、それなりに規則正しい振動 ....
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白い犬を一匹飼ってい ....
聖夜には

森の大きなもみの木たちが

お空を支えているんだ



その枝という枝に

世界中の子どもたちが

靴下をぶら下げるものだから



プレゼントでいっぱいに ....
彼女の尻にささった巻き貝が
彼女を内側から照らす
ああ なんて明るい尻
なんて暖かそうな腹だ
そうして彼女は一個の
ジャンヌ・ダルク風キャンドルとなって
僕をも照らし
慰める
{ルビ白粉=おしろい} 眉墨 頬紅 香水
順をおう あたしの手は酷く女の様だ

万年筆 携帯電話 光る画面
順をおう あたしの手は酷く男の様だ

皆様 どちらをお望みですか?
ご購入の際 ....
「きょうはパパとおふろにはいるの」
ユキちゃんはすでにすっぱだかで
あたりをとことこ歩きまわってるので
父さんもあわててすっぱだかです。

シャンプー シャワー
ちょっとした格闘のすえ ....
生ぬるいニュース眺めるぬるい顔

ファルージャとシンクロする戦場鍵盤弾き

ウクライナにやさしい日差しとオレンジスライダー
穴を跨げ
そこに
あるべくしてある
穴を跨げ
見るだけで
深さを推測して
見なかったふりをして
穴を跨げ
落ちるパントマイムは
見苦しい
涼しい顔で
穴を跨げ
紫さんから見た
僕の瞳は
紫色


黄土くんに聴こえた
僕の声は
黄土色


臙脂ちゃんが読んだ
僕の言葉は
臙脂色


乳白さんが触れた
僕の涙は
乳白色


 ....
☆どっぷりと 柿が沈むや 西の空

☆明日は晴れ 西の街角 朱に染む

☆とろとろと 柿溶けて来る 闇夜かな

☆日の沈む みんなの頬も 染まりけり
さっきまで
ともだちと遊んでいたのに
気がつくと
周りには誰もいなくなっていた

薄墨に暮れていると
むこうから
母が サンダルばきで
必死に走ってきてくれた


家へ帰る 道す ....
そのこは 祖母や両親に褒められることが何よりも嬉しかった。
長女であったことがそうさせたのか、弟や妹のように自分の思いを上手に言葉で表現できないので、言葉の代わりに喜んでもらえることを一生懸命に考え ....
うち転校するんよ明日
ひぐらし鳴く森の
高いニレの樹に
お別れしにきたんよ今日
明日になったら
あのおっきな船みたいな雲に乗って
転校するんよ
「僕を知っているのかい?」

「もちろん。」

「じゃあ僕の特徴は?」

「んーと・・・」

「それじゃあ僕の特技は?」

「ええっと・・」

「それなら僕のイメージは?」 ....
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