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卓上の玉葱の芽は日日伸びて
七本の青き葱となりゆく
バス降りて 草むら行けば足もとに
稲穂ゆるがし イナゴ飛び立つ

秋雨のやうやく上りし宵の月
ジャンケンをして大人賑やか

耳もとに娘がつぶやきぬ生え際の
薄くなりしと夫のことをば
 ....
前髪の白きに毛染吹きつけて
女身愛しと笑われもする

蓑虫を二つぶらさげ鉢植の
さつきは強き夕立を受く

草の実を体に着けし犬と吾れは
川辺歩めり秋風の中

雑踏の中のマキシ ....
加茂川に降る雨と共に昭和逝く
 何時もと変わらぬ景色まぶしく

編隊のかたちに鴉帰りゆく平成となる日の夕空を

永かりし昭和の御代も終焉となりて
小雨降る 夜となりけり

親しめぬ言 ....
畠に居る吾れに遠くより手を振りて
かたみに呼びて吾子等帰りくる
  (塩田のお宮さんあたりから)


稲木立ち視線さえぎられし彼方より
ハミングしつ吾娘帰りくる


幾年か経てば少女 ....
水道の水を掴むと児は必死


バレンタイン 「感謝」の文字のチョコレート
(食べるのが勿体なくて賞味期限〔三ヶ月〕迄飾る)

木の実降る子供のように拾いけり
            (植 ....
萩原重太郎さんのむさこさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
平成十九年六月二十八日- むさこ短歌6*07-7-6
27P_「短歌2」より- むさこ短歌11*07-6-29
23P_「短歌2」より- むさこ短歌5*07-6-24
12,13P_「短歌2」より_平成元年- むさこ短歌11*07-6-3
2P_「短歌2」より_昭和三十三年- むさこ短歌6*07-3-23
裏表紙から- むさこ未詩・独白5*07-3-17

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