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ゆるりゆるゆる ひらきます

さむさのゆえの ゆるやかさ

ゆびさえふれず ながめます

ゆうやけいろを すこしだけ

もらいこくなる ...
明日ぼくらは葬列に混じる、くらい顔をした大人たちと、ぽかんとした子供たちと一緒に
明日ぼくらは葬列に混じる、急なことでちゃんとした服を用意できなかったことを気にしながら、どうしてもなおせな ...
私には何かが足りない

満ちた月が少しずつ欠けていくように

足りない何かが

少しずつ時間をかけて暗闇が私を包んでいく

すっぽりと暗闇が私を包んだとき

私はどこかに向かって
...
見上げる星よ、きみであれ

痛ましいほどに
疑いようもなく
きみであれ



忘れてくれるな、
燃え盛る目を

忘れてくれるな、
恥じ入る肩を



かろうじて ...
  
     
                   
ものを捨てる
なにかを捨てることに
ときにためらい うしろめたさを
感じながら
一方では恣意的な解釈を
遠いツンドラの泥土のし ...
満月と月に照らされた海面を見ながら若者と話し込んでいた

この若者と話していると月に照らされた海面がとてつもなく愛しく思えてくるのだった

満月が若者で月に照らされた海面がぼくだった

ぼ ...
あたしの脳が溶けたら
きっといつもより倍緑っぽい
洟が出るんだと思うよ
今朝の寝起き
思いっきり洟かんだら
ドロッと大量に出て
心なしか頭が軽くなった気がしたんだ
そうだね、もう既に軟ら ...
右目からレーザー出てるオジイチャンどっしり座る優先座席 毎日が針のむしろの職場ですドMだったら喜べるのに 新聞はホントのことを書いてないだから大好きファンタジー好き 正しさってなんだろう

正方形の角が 誰かの頬に食い込むとき
その痛みが 真四角の正しさを証しするのだろうか

正しさってなんだろう

まっすぐな線をまっすぐに歩くことが
そんなに尊い ...
ほぼ全裸の国技 ほほ笑みのリズムに逆らわない 紙飛行機乱れ浮く音楽箱 老人ホームは
駅のホームみたいに
最終列車を見送る時がある

いろんなひとの
いろんな最後を
見送る時がある

いっぽ前まで
せいかつをしていて
静かに静かに
旅立つ時まで

...
浴室で
血は
思うより
少しだけ赤い

一枚ずつ意識を剥いでゆくと
なつかしさの手前で
熊たちが手をふっている

わたしは
もう
あなたがしてくれたようには
わたしを愛せな ...
庭木の虚空を指さす
  その たくましさに見惚れたとき
リグレットは にびいろの反芻に苛まれる
  そうして カルマが ルーズな演出を始める

「風」が立ち 「時」を騒がせている 
  「 ...
グラスのふち いちばん
ぎりぎりのところに
つかまって
あなたが落ちれば
わたしも落ちる
わたしが落ちれば
あなたも

でもべつべつの
ところに

こぼれおちたさきで
明日 ...
紅いやら
黄色いやら
騒いでるんじゃない

山の中に勝手に入ってきて
ジロジロみて 
写真撮って
弁当食い散らかして
ゴミだけ残して帰る
観光客たち

俺は
おまえらに怒って
...
俺の眼の前のプライオリティシートに
足広げて悠々と座っている
外国籍の少年達よ
他の奴らは知らねえが
俺をなめてもらっては困るんだ
いいかお前ら
満員なんだから
ちょっと詰めろ
そうだ ...
5大陸90ヶ国を2年にわたり
ノーブラで旅をしました
グループ痴漢や
強姦未遂や
集団強盗など
様々な困難を乗り越えながら

明らか乳首の立っている私
Tシャツもブラも同じ事
ノーブ ...
「まなざし」
                木の若芽



強さ弱さは千差万別

だから いのち思いやらなければ


人の表情の変わりぐあいを見るより

花のつぼみがひらいて ...
「最果てに」
           木の若芽



雨を降らせない雲におおわれたまま

今日は暮れてゆく

漂泊の旅について考えてしまう こんなとき

旅に自分を探したり 美を求 ...
「静かな鐘」
               木の若芽


からーん カラーン

どこか宇宙の彼方で鐘が鳴っているのが

わたしだけに聞こえる 胸に響いてる

なんと言っていいかわか ...
僕には心がないのです、この充実ですか、これは何か砂糖菓子のような余分なものでしかないのです、ただ甘いだけでそこで閉じてしまいます、あなたはそんなに死にたいのですか、死にたいと言いたくて、死にたいと口に ... キミがあんまり

機嫌が良さそうだったから

どうしたんだろうって思って

聞いてみたんだ。

「ねぇねぇ、何かいいことあったの?」





「いいこと?」 ...
色あせたオレンジ色の水銀灯が

列に並んで指示してる

明日へと向かう道を

雨の中、

雨の中、

雨の中、

降りしきる漆黒の暗闇に

アクセルは緩めない ...
ある日

小さな「面倒くさい」と出くわして

何気に後回しにしてしまう。





だけども、後回しにしたことで

視界の隅に追いやっただけのつもりが

いつしか ...
我等を弱者と呼ぶな
力あるものたちよ強きものたちよ

我等はお前達が権力を得るための
道具でもなくまた利用されるものではない

我等には後援会もなく秘書もいず
いるのは互いを慮るものだけ ...
クリスタル
まるい ビー玉
褪せぬ夢

この次の
停車駅は
どちらかな

くるくる見渡す
ミラーボール

君に 聞かれた
ミラーサイトって
どういう意味?

それはね…
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
喜びはゆっくりとしてドクダミ五十...自由詩412/12/1 2:34
明日ぼくらは葬列に混じるホロウ・シカ...自由詩2*12/12/1 1:49
欠ける月灰泥軽茶自由詩5*12/12/1 0:54
約束の歌千波 一也自由詩7*12/12/1 0:45
蒼い思考 デッサン前田ふむふむ自由詩612/12/1 0:04
切実な場所吉岡ペペロ携帯写真+...212/11/30 23:59
脳軟化花形新次自由詩112/11/30 23:12
北大路京介短歌712/11/30 23:02
むしろ短歌212/11/30 23:02
短歌112/11/30 23:01
正しさってなんだろうまーつん自由詩12*12/11/30 22:58
ほぼ全裸の国技北大路京介自由詩712/11/30 22:57
ほほ笑みのリズムに逆らわない自由詩312/11/30 22:57
紙飛行機乱れ浮く音楽箱自由詩112/11/30 22:56
最終電車朧月自由詩412/11/30 22:21
熊たちはるな自由詩412/11/30 20:59
宇宙人のしわぶき(七)信天翁自由詩212/11/30 19:50
ふちはるな自由詩512/11/30 19:31
【 紅葉 】泡沫恋歌自由詩18*12/11/30 18:11
ACC公共広告機構花形新次自由詩412/11/30 16:49
アニマル パスウェイ和田カマリ自由詩4*12/11/30 16:23
まなざし木の若芽自由詩212/11/30 16:14
最果てに自由詩112/11/30 16:12
静かな鐘自由詩012/11/30 16:09
無題葉leaf自由詩4*12/11/30 11:57
いいことあった?元親 ミッド自由詩312/11/30 10:54
漆黒の闇を走りぬけろ!自由詩212/11/30 10:46
小さな面倒くさい。自由詩312/11/30 10:43
ある種の宣戦布告HAL自由詩1*12/11/30 10:23
秘密 みつけた藤鈴呼自由詩2*12/11/30 10:23

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