ひとつ
大きな仕事をして
昨日は飽きるほど眠った
ので、
今日は眠れない
仕事といっても
遊びで
「仕事」の意味は
「必殺仕事人」の
「仕事」なんだけれど
...
しんしんと
雪も降りそうな秋の夜
想い出すのはなぜだろう
星から吹く風に包まれて
山は変わって
夜は澄み
心は切なく
香りは優しい
叶わなかった恋ばかり
美しいのはなぜだろう
綺麗な役者たちが素敵なフレームのなかで
甘く切ない恋物語
某チョコレートを齧って
爽やかに微笑み彼らは天使に昇格する
僕たちは昇給も無い仕事が恋人だ
僕たちの切なさは三等級下で
...
ピアノの強い旋律に耳を委ねる
他には音の聞こえない時間
僕はどこか自分の知らない自分へ
心の底のほうへさらさらと落ちてゆく自分を感じる
自分というものをどう扱ったらいいかわから ...
人間どもの
情念の切れ端が
いちいちこの世に刻まれてしまったなら
この地球も
いつしか宇宙の隅々までも
僕の狭い部屋や
遠いどこかの山村までも
情念で切り刻ま ...
路面
傘
ボンネット
木々の葉
草花
僕の手のひら
あらゆるところに降り注ぐ雨粒の一粒一粒が
耳を澄ませると
万別の音階で
声色で
思いで
...
死が呼んでいる
冬に取り込まれた体は
心の出血多量で死亡する
7.
シャワーにはいっていると
うがい薬の甘いにおいがして
僕は目をつぶる
僕はそこまで女々しくないはずだ
鋳金されていく街の春は
貴腐葡萄のように熟していけばいいから
鋳型のよ ...
きみが「お詫び」で買ってくれた黒いワンピース、
約束どおり、きみのお葬式に着ていくね。
楽しみ
白い花が二輪
口をあけて
雛鳥のようだ
世界に命を震わせながら
何一つ邪なく生きている
あなたの掌に
載っている
その形が好き
なぜって僕の鍵穴だか ...
ウォーターベッドに溺れていて、誰もたすけてくれやしないよ。
深夜まで待っていたのはいいけれど、
ここは永遠だったから、誰にも見つけられなかった。
揺さぶられて
あくる日、偽物の ...
束ねられたさびしさを解くと
ふっと花の香りがしたようで
そのことを伝えようと振り返り
不在に胸を踏みつけにされるようだ
音も声も湿度もすべて気配の中にないまぜ
微笑も寝顔も怒ったときも輪 ...
どんな言葉も 世界を変えられないのなら
口を開くことに 何の意味があるだろう
何かよくわかんないけど、自分よりレベルの高い人にはとりあえずリスペクトしときます。
自分の人生に真剣に向き合っていたとある高僧(やらない夫)は、
自分なりの知恵を完成させようとしていろいろ ...
歪んだ
時空の
軸受の
軋む音を
聞きながら
夜毎
もう 使わなくなった
言葉を
燃やす。
ちいさながじゅまるの鉢植えを夫が買ってくれた。土曜日、駅のよこにある小さな、閉店間ぎわの花屋で。つめたくて、青い、「2」という数字がかたどられた陶器に入っている。
植物の方が、動物よりもなじ ...
さいきんは
いつも二つ夢をみる
朝と晩にひとつずつ
きまって蒼白いかおをして
どこか寒い場所で赤を抱えている
ふるえて
昼間には
夢をみない
昼間には
どろどろの
...
僕のこころは
いっぱいいっぱい
君のこころは
いっぱいいっぱい
世界のこころは
いっぱいいっぱい
また一粒
零れ落ちてゆくよ ...
湯気のゆーちゃん 御茶碗に腰かけ
はみだしたつま先で ほっぺにちょん
冷たかった 指も冷たかった
窓を閉めても 重ね着しても
ふとんかぶっても 冷たい
両手でおちゃわん握りしめた
...
じぶんのなかの書きたいことが霞んできたらそれこそ終わり
バランスとってんじゃねえよ
素晴らしい今日という日よ永遠に逆さ張り付けきみを保存する
古代その楽園で
私はエイプだった
セイントをキックして
全世界をスタートした
大きな夜の星
元日の小さな星
生まれたての暗さ
蝶蝶は裸足で来た
最初はカラスのように
現われて ...
GW明け4月1日の嘘に気づく
人にやさしくされる度に
自分の存在を切り刻みたくなる
無くなってしまえばいいのに
やさしくされる価値など無いのに
人に好かれる度に
逃げ出してしまいたくなる
悲しませる責任など取れない ...
ともだちの家と二軒ぶんのごみだしたから
朝からくたくただって君が言う
今日はお昼から仕事だって
僕は朝帰ったばかりで残り物でご飯をつくっている
刻んであった大根とキャベツをつかう
...
耳鳴りがする、ずっと遠い。
静かになったと思い、見渡すと、島国は無くなっていた。
鳥がやっと一羽、乗ることができるくらいの岩礁が、
まだゆっくりとした白煙を上げている。
...
雪の音について語る パーソナリティー
無音は 存在しない
昔から しんしん こんこん
色んな 表現が 有るのだ 、 と
ここで 立ち止まる
訳には 行かずに
ハンドルは 握った ...
中身の分からぬ箱を
幾度も運ぶように夜は来て
色を静かに塗りかえる
重ねられた隙間が鳴く
地球の裏の蝶
緑へ落ちて
陽を弾じく影
あたたかな不安
永い永 ...
哀しみの法則なんて大嫌い
悪夢でもここにいる人僕の妻
バーゲン会場彼女の汗の美しさ
命懸けの恋も今では金次第
給料日嫁のまゆ毛が吊り上がり
ラブレター書き間違えたとまだ言 ...
誰かが案山子に
帽子を被せた
誰かがお地蔵様に
上着を着せた
寒ぅなりよる
風邪ひかんでね
誰かが誰かのために
祈っている
なんの変哲もない
道々で
おとぎ話を温め ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
昨日頑張りました
鵜飼千代子
自由詩
8*
12/10/17 4:45
秋風
うみこ
自由詩
6*
12/10/17 3:24
韓流じゃなきゃだめなの
梅昆布茶
自由詩
5
12/10/17 3:09
旋律
三田九郎
自由詩
3
12/10/17 3:07
無言
〃
自由詩
2
12/10/17 2:58
音階
〃
自由詩
7*
12/10/17 2:52
_
番田
自由詩
1
12/10/17 2:17
7
いつも神様の...
自由詩
1
12/10/17 2:07
純粋
佐伯黒子
自由詩
2
12/10/17 1:00
80歳まで
吉岡ペペロ
自由詩
10
12/10/17 0:59
202号室
佐伯黒子
自由詩
2
12/10/17 0:18
場合じゃない
瀬崎 虎彦
自由詩
3
12/10/16 23:44
石
まーつん
自由詩
4
12/10/16 23:32
現代心経(編集中)
2012
自由詩
3
12/10/16 22:04
燃やす
フクスケ
自由詩
2
12/10/16 21:33
がじゅまるのこと
はるな
散文(批評...
6
12/10/16 21:12
夢
〃
自由詩
2
12/10/16 20:56
こころの器
多紀
自由詩
15*
12/10/16 20:27
フォー ユー
砂木
自由詩
16*
12/10/16 20:20
創作者たるもの独り善がりであれ
乾 加津也
自由詩
18+*
12/10/16 19:22
デジカメ短歌1
花形新次
短歌
0
12/10/16 19:17
エイプ
和田カマリ
自由詩
1*
12/10/16 18:00
GW明け4月1日の嘘に気づく
北大路京介
自由詩
3
12/10/16 16:08
自意識過剰という病
れもん
自由詩
2
12/10/16 15:16
残り物
梅昆布茶
自由詩
17
12/10/16 15:14
耳鳴り
Ohatu
自由詩
2*
12/10/16 13:57
オリオン
藤鈴呼
自由詩
6*
12/10/16 11:32
夜と白
木立 悟
自由詩
6
12/10/16 10:18
哀しみの法則
梅昆布茶
川柳
5
12/10/16 9:13
稲刈りが終わったら
そらの珊瑚
自由詩
8
12/10/16 8:08
2860
2861
2862
2863
2864
2865
2866
2867
2868
2869
2870
2871
2872
2873
2874
2875
2876
2877
2878
2879
2880
2881
2882
2883
2884
2885
2886
2887
2888
2889
2890
2891
2892
2893
2894
2895
2896
2897
2898
2899
2900
6.05sec.