あのガンジーが躊躇なく殴りやがりましたよ 数多の蛍が男の全身を包んだかと思ったら消えてなくなった 裏筋から亀さんへ
亀さんから突然
お玉さんへと
あなたの口撃は
変幻自在で
僕は翻弄されっぱなし
ドピュピュピュのピュ

天才の閃きのようにも思えるが
男のツボを知り尽くした
経験 ...
              121125


急げや急げ
のろまなノルマを追い立てて
波路から陸路を隈無く回れ
クチやかましくせわしなく
イソゲヤイソゲの杖突き立てて
乱暴者がやってく ...
あたしの爪が赤いのは
マニキュアを塗ったからではなく
あなたの身体を突き刺した血で赤いのだ

あたしはいつも
爪に尖った金属をつけている
あなたとこの身を交わすときは

あ ...
東日本大震災・死者・行方不明者数
            二〇十二年三月十日 

死者 15854名
 宮城県 9512名 岩手県 4671名 福島県 1605名
 茨城県   24名 千葉 ...
 野イチゴ摘みに連れてって
 もう夕方だけれど、そんな小さなことは忘れましょう
 暗くなってもいいじゃない
 月明りで摘みましょう
 おいしくなくてもいいじゃない
 野イチゴだってことが ...
澄み切った青を見上げる午前 可能性の渦が西の彼方によぎる
単調な予告を告げる明日が東の彼方に漂う



変化の乏しい迷路の中で残り時間を地図をなくして消化
秋の風の中 飛ぶトンボに優しく語 ...
百葉箱をかぶった白衣の人が

歩いてやってきた

誰も気づかないのはなぜ

ベンチに座る私のところまで

つかつかつかとん

近づいて

そっと私の脈をとり

まだ大丈夫
...
食べ物をあてがわれ、私は幸福だった
六畳のフローリングに頬をつけ、わたしはしあわせ

粉末状の光が降り注ぎ、わたしの家もろとも午後2時の町を覆った
その中には学校があり郵便局があり、路地で玉遊 ...
冬枯れ落ち葉をしゃくしゃくと踏み公園路 かきごおりに舌を染め


ふりかえ見れば緑の木入道雲はまぼろし 前むけばはだか木


もいちどと見かえればいつもの散策路 おどる枯れ葉のしきたえの
...
詩を書いたことがある
少ないのかも知れない まわりに そんな人は
寒い冬の明け方
仕事で 遠くに 出かけていく人を見た
僕には たぶん できそうもない
そうも言ってはいられない経済状況な ...
生きるのがかったるい
起きるのがかったるい
そう 何もかもが かったるいんだ

筋の読める映画
見え透いたスローガン
愛は押しつけがましく微笑み
悪は歯を剥いて唸りかけてくるが

俺 ...
誰かが誰かを求めて

世界は狂っていく

拒絶する手こそ美しい

言葉を発語しない唇こそ美しい

沈黙している君こそ美しい

もし君が黙っていないなら

僕はキスできないではな ...
赤色が にじんでいくと
踊りながら 夜に溶けるようだ
空が青い 知っているのに
それがウソのようで 心に染みる

溜まった汚れ 取れないけれど
色んな事は当たり前に変わって行く
正解は何 ...
作詞 Shinji Hanagata 作曲 Johnny Raven 編曲 Delivery health angels

孤独な 僕の部屋のドアを
叩く音がして 目覚める ミッドナイト
きみ ...
Beatlesなかでいちばん幸せだった奴は
ぼくは絶対 Richard Starkeyだと想う

ではThe Rolling Stonesのなかでと問われれば
言うまでもなくKeith ...
女性の小鼻の
毛穴の黒ずみを見ると
むしょうに取りたくなって
下手をすると
電車でこっくりこっくりしてる
30代OL風に
いきなり襲いかかってしまいそうになる
自分が怖くて
催眠療法を ...
水を噛む 答えは無いが トリアエズ

口付けの 余韻を消そう スベキコト

無味無臭 受け入れ新た ワスレサリ

記憶とは 見ずにて流す ムカンドウ

味気なし 口ののこりは イニオチ ...
空から枯葉が落ちてくる
頭上の木から切り離されるのではなく
空の見えない高さから
無音とともに落ちてくる
空の見えない高さの
さらに高いところの
その向こうがわ
宇宙の深淵のような場所か ...
いいじゃねえか TPP
いらっしゃい TPP
ヨダレ垂らした海ン中
かみきれないステーキにぶら下がって
あっぷあっぷもあきただろ

国の出入りが自由になりゃあ
あっちの国こっちの国からわ ...
美しい満月が浮かぶ今宵
僕を見ている黒

染まる 一羽の鴉
月光が黒い羽の上で輝く

「黒い鴉が僕を見てる。」
その僕の言葉と共に
僕も黒に染まった気がした

次の満月
僕は誰か ...
  1

  夜に錠をかける
  炭酸水に精液を混ぜる
  クレジットカードに鋏をいれる



  2

  美術室
  置きざりのままの
  パレットに絞った絵具のこ ...
あなたに会いたいと思うことと
あなたを好きだと思うことが
同じことなのかどうかもうわからない

寒さと暑さが
痛さと快感が
朝と夜が
どう違うのかもうよくわからない

わかりたい ...
あなたの顔に
穴が一粒

紐を通してくれと
言うが

どれだけ手繰り寄せても
紐のはじまりが
やって来ない
うつくしいのは
なぜだろう

横顔 曇天 カップの重み

うつくしいのは
なぜだろう

深緑色 かわいい恐怖
ふるえて立ってる電信柱

うつくしいのはなぜだろう
死なないも ...
 2008年7月19日の土曜日 千葉県安房郡丸山町、現在は町村合併で南房総市となってしまったが、そこの白子地区にあるローズマリー公園での詩朗読公演「南房総ポエトリカル・アンソロジー」朗読詩人団コトバナ ... 「キレイ」
そう指差す先にあるものを
同じように
キレイと思えなくなって久しい


自分で精一杯
半径一メートルの事さえボンヤリ
そんな時にも
作為のない共感で
「ほんとキレイ ...
  カップボードのガラスに
  葡萄の果実が映しだされる
  一粒ひとつぶ、
  丁寧に描いたみたいに



  時計の針の刻む音が
  穏やかに年老いてゆく間
  ホテルか ...
  頭の中に
  一匹の犬が眠っている
  擦れてしまって読みとれない
  古い名札のついた小屋で



  静脈のほそい暗がりを
  血液がそっと滑ってゆく
  夜、
  ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
あのガンジーが躊躇なく殴りやがりましたよ北大路京介自由詩412/11/25 12:23
数多の蛍が男の全身を包んだかと思ったら消えてなくなった自由詩2*12/11/25 12:22
スマフェ花形新次自由詩012/11/25 12:07
フリージアあおば自由詩5*12/11/25 11:00
『鎖』あおい満月自由詩6*12/11/25 10:59
透明な統計表—デッサン前田ふむふむ自由詩312/11/25 10:27
野イチゴ摘みに連れてってゆべし自由詩412/11/25 10:12
komase...自由詩1*12/11/25 9:24
百葉人灰泥軽茶自由詩6*12/11/25 3:11
平和台マンションまきしむ自由詩6*12/11/25 3:07
短歌八首 夢路よりmizu K短歌212/11/25 2:47
心は六本木に番田 自由詩112/11/25 2:09
おっさんのブルースまーつん自由詩8*12/11/25 1:54
キスのタイミングyamada...自由詩212/11/25 0:25
希望加藤自由詩3*12/11/25 0:05
深夜の訪問者花形新次自由詩312/11/24 23:20
幸せな奴HAL自由詩4*12/11/24 22:52
病院に行け花形新次自由詩112/11/24 22:40
忘却希望者ドクダミ五十...自由詩112/11/24 22:26
枯葉岡部淳太郎自由詩1112/11/24 20:08
いいじゃねえか TPPオイタル自由詩2*12/11/24 20:00
明月に柊 蒼衣自由詩412/11/24 18:33
The Taste Of The Glass草野春心自由詩5*12/11/24 18:16
_はるな自由詩312/11/24 15:53
自由詩5+12/11/24 15:45
深緑自由詩512/11/24 15:38
南房総ポエトリカル・アンソロジー  その2あおば散文(批評...2*12/11/24 14:04
北東の水族館komase...自由詩2*12/11/24 13:37
カップボード草野春心自由詩5*12/11/24 11:10
静脈自由詩13*12/11/24 10:38

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