…それは母音だけでいい
かきくけこ )と
(さしすせそをもぎ取り
ありふれたモノの中から
たちつてと )と
(なにぬねのを選びだせ
男たちから錆び付いた二文字を取り除き ...
下校途中のスクールバスに
突如乗り込んできた男達
怯える少女達に男が
「どの子がマララ・ユスフザイか?」と訊いた
まだ愛くるしさの残るきれいな瞳を持つ少女が指差された
次の瞬間彼女の頭と肩 ...
白い旗がなびき
黒い旗がなびき
光は君の下へ
君は笑う
世界は凍る
果ての奥で
始まりは終わりを知らせる鐘音
終わりとは君の別名
女神は僕に口づけして
既にこの世を去った
...
きみは一度も言わなかったから
夜の道を
あの人のような街灯を
見ていた
白線の
ぼやけた先の終着駅へ
白い獣が
のそのそ
歩いてゆく
光が途切れるとき
黒い獣に襲われて
あのブチは
シロからクロへ変わった ...
夢で大人にお辞儀する子ども
互いに正座している
どこの子だろうか
黙ったままうつむいている
何のために向きあっているかもわからない
目覚めが近づいて
シルエットがゆれだす
夢の白い網 ...
たまの休みに猫と相撲をとる自由
恐竜も出演前の薄化粧
リアリティ短歌の巨匠におしえられ
猫じゃらし遊んで暮らす迷い人
不可解を不可解にする朝メール
蠅が飛びふと習性で追い ...
赤ちゃんがいると
赤ちゃん言葉をしゃべりたくなるのは
ちょっとだけ
赤ちゃんになると
楽しくなるから
みんな赤ちゃんの頃があったのに
記憶はないから
二度目の赤ちゃん役をやってみる
...
燕が飛ぶを 見られない町
群れ飛ぶトンボは どこだ
ただドス赤い 夕焼けの
ビルの隙間の 底の闇
嵌り込んでいるのは 何?
コンクリートで厚化粧した
お ...
感傷が緩衝をこえて観照になるまでいきていられるだろうか
ちょっと思うんだけれども広場の孤独って時にはいいよね
優越感と劣等感は群れで進化してきた僕らの心性なのかな
twitter勝間 ...
私はこの一年ほどtwitterで詩を書くということをやってきた。twitter詩の特徴として、(1)非同一的であること、(2)公開性があること、(3)反応がリアルタイムであること、を挙げようと思う。 ...
自由詩というジャンルは、長い間、一人称の最後の砦として機能してきたと思われる。それは、小説よりも私的で、小説ほどの鍛錬も要らず、自由に思ったことを「私」の意識の赴くままに書いていく、そういうものとし ...
月は夜の命醒めた情熱が空に浮かんでいる
張り出した枝の先に引っかかってなにを思う
そらが墜ちてくるまであそぼうか
朝のひかりを待たずに逝ってしまう
幾千のしじまの響きをたずさえて
...
すべての、そもそもの始りは夢だった
今でも夢は続いていて
夢だった(原始、夢はなんと呼ばれていただろう、最初の人々に、最初の言葉で)
もう、失われてしまった神話の
もう、忘れられた ...
卵巣が痛むのは、男と結婚したわたしへのFの復讐かもしれない。
愉快に晴れ渡った夏の午後。わたしは、シトロエンの助手席にFを座らせ、幌を全開にして高原へ向かった。風景が白いボディに写りこみ、 ...
なにもかもだよ。なにもかもが奪っていくんだよ。
平凡な日常とか、幸せそうな毎日とか
なければ生きていけないような
些細な幸せさえも、全て奪われていくんだよ。
残された物でやりくりするしかない。 ...
ずっと働いている
ずっと
寝たら取れるかな
寝たら
肩の筋肉をうえに
ぐっと
背中のを真ん中に
ぐっと
影が話し掛けてくる
勇気を振り絞って
...
人は
何のために祈るのだろう
自分のため
家族のため
社会
世界
宇宙
それから
私たちは知っている
幸せは
すべての人にはこないこと
多分に
相対的であり
他人 ...
当たり前のことを
当たり前にやってきた
そう
息をするように
当たり前のことを
当たり前にやってきた
けれど
いつも思うのだ
みんな
...
葉山の小学校裏の
とあるホテルの一室
隣のカップルのけたたましくも
どこか空ぞらしい声に
虚しさを覚えながら
僕らは僕らなりに
じっくりと確かめ合おうとした矢先
鼻の先3センチで放た ...
にんじん
牛乳
そりが合わんのだ
瞳が見ていた
僕は知らないふりをした
頭の中へ届かないように努力をした
だけど上手くいかなかった
思い出した途端に
黒曜石の帰り道だ
恐ろしいほど星が綺麗だ
恐ろしいほど無数の小さな ...
9.8ニュートンの
朝を
蹴っ飛ばしたら
空元気いっぱいで
胸を張って
間違いだらけの
午前に
歩き出す
早くも重さを感じ始めた
午前を
乗り切ったら
不様な前のめりで
...
{画像=121014170013.jpg}
遠くから聞こえてくる音楽
幾つものの輪が拡がって
自分の心のどこかで繋がっている
初めてスキップをした時、
いつだったんだろう?
...
耳鳴りが止まない 夕立が止まない 誰も気に病まない
いくつもの六角形めがけて降りてくる無数の線
歩道橋では今日も神様が飛び降り自殺をしようとしている
マンホールは踊り出しボートが通りを行き交って ...
もう声はひび割れている
擦過傷の目立つ真空の中で
またはエタノールの中で
ひらひらと
(舞い上がるか、舞い落ちるか、)迷っている
影におびえることはもうない
人間さえも気をつけてい ...
4.
酸素を少しとりこむのは
恥ずかしいことですね
ちょうどの互いの離れ方で
手をつなぐように指をのべたら
網膜を傷つけつづける雪
夢、虹、鳥、花、川、愛、心、光
光、光、光 ...
我が家では去年の秋から
家電品が壊れるという【 連鎖 】が始まっている
最初に洗濯機が壊れた
スイッチを入れても作動しなくなった
もう7年は使っている
そろそろ寿命だったのかな
洗濯 ...
(仮)
121012
時には、Sr Receiver の命ずるままに奈落の底も探す
仮面を付けたまま落下した貴公子の数は知らないが
そこでは腐 ...
しまったって感じで今頃朝顔が咲いた
いいんだよ
夏を閉じこめた種はまた蒔いてあげるから
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
月と哭け (序文)
アラガイs
自由詩
5*
12/10/15 14:35
今宵は4つの瞳のために祈ろう
夏美かをる
自由詩
16+*
12/10/15 13:53
天空と一緒に
yamada...
自由詩
1
12/10/15 10:22
ぼくが離婚しようと想ったささやかな理由は16年間『ありがとう ...
HAL
自由詩
2*
12/10/15 9:25
宇宙列車
うみこ
自由詩
5*
12/10/15 9:12
夢の続き
殿岡秀秋
自由詩
7
12/10/15 8:39
お休み川柳
梅昆布茶
川柳
6
12/10/15 8:31
ばいばい
そらの珊瑚
自由詩
15+
12/10/15 8:29
窒息空間
ドクダミ五十...
自由詩
3
12/10/15 8:12
二次元の色
梅昆布茶
短歌
5
12/10/15 7:34
twitter詩
葉leaf
散文(批評...
3
12/10/15 5:59
抒情性の彼方へ
〃
散文(批評...
5*
12/10/15 5:58
鳥獣戯画
梅昆布茶
自由詩
14
12/10/15 5:25
すべての、そもそもの始りは夢だった
rabbit...
自由詩
2
12/10/15 3:19
血の太陽
阿ト理恵
散文(批評...
7*
12/10/15 1:49
fixed
子役大好き
自由詩
3
12/10/15 0:54
仕事はダメだから
吉岡ペペロ
自由詩
5
12/10/15 0:47
負けるもんか
uminek...
自由詩
14*
12/10/14 23:45
いつも思うのだ
reo
自由詩
1
12/10/14 22:29
69に気をつけて
花形新次
自由詩
3
12/10/14 20:33
残され給食
吉岡孝次
自由詩
3
12/10/14 20:32
瞳が見ていた
うみこ
自由詩
3*
12/10/14 20:01
重力
nonya
自由詩
18*
12/10/14 18:19
スキップ
beebee
自由詩
30*
12/10/14 17:02
雨が降ってくるとき
itaint...
自由詩
4
12/10/14 16:59
後戻りは出来ない
瀬崎 虎彦
自由詩
1
12/10/14 16:52
4
いつも神様の...
自由詩
3
12/10/14 13:53
【 連鎖 】
泡沫恋歌
自由詩
11*
12/10/14 13:37
(仮)
あおば
自由詩
7*
12/10/14 10:45
しまった
殿上 童
自由詩
23*
12/10/14 9:55
2862
2863
2864
2865
2866
2867
2868
2869
2870
2871
2872
2873
2874
2875
2876
2877
2878
2879
2880
2881
2882
2883
2884
2885
2886
2887
2888
2889
2890
2891
2892
2893
2894
2895
2896
2897
2898
2899
2900
2901
2902
5.45sec.