雨がふるので
膝を立てて
まがった指で
生理用品をつけかえる
角に立っている男たちが花売りを罵倒している
走り抜ける街の多さ
どれだけ降っても
給水塔はふやけない
雨が ...
光がないから
影もない
のっぺらぼうの空気の
暗闇
夜の住人の
かわいた息
脳天のおくを這う
黒い質感
夜のからだを
闇にあずけて
優しさと厳しさが
混交する
...
アリエッティににてるから好きって
きみは、わたしのせんたくハサミのようなかみどめをはずしながらいった。
わたしはこびとじゃないわって
いうと
きみはこいびとだよっていって
かみをくしゃくし ...
私の言葉を
ばらばらにすれば
私がわかるのかな
そうだったらいいな
それなら
どれだけ分解されてもいいのに
きっとわからない
自分でさえわからないからでなく
想いなんて
心な ...
ほぉら明るいよ
ずっと一緒さ
一人じゃないよ
涙がでるほど
嬉しかったよ
暖かかったよ
どうころんでも
ふたりの人生
先は明るいから
我慢させ ...
最初はね
君のこと知らなかったから
ちょっとすました横顔がかっこいいなぁなんて
思ってたんだよ?
でもね
今は
私の隣でおもいっきり笑う
その笑顔がいちばん好きだよ
...
人は、一生の内に、何度謝るのだろう。
謝罪と、謝礼、どちらの言葉を多く発するのだろう。
皮膚が盛り上がったまま元に戻らない左手首の傷跡を指して
主人が言った。
「君は確かに被害者だ ...
あのときこうすれば良かった
あぁすれば良かった
後悔は先に立たず
息子の育児をやり直すことは出来ない
間違っていたこともいっぱいあったろう
やって良かったこともいっぱいあったと思う
そ ...
耳元で
面白いこと
しゃべるから
一回やらせて
くれませんかね
心から
あなた思って
かきました
ラブレター?
いいえ違いマスです
これは俺が中二病だったときの話なんだけど
と言って話し始めた彼の話はとても面白くて
彼の顔もとてもたのしそうだったので
そんなに素敵な病気なら
治らなかったらよかったのにと
少し悔し ...
人は壁にぶつかると迷う
そんな時、ほんの少しの勇気があればできるのになんでだろうなぁ
そう思いながら歩く
空は楽天的だった
地面は感謝に満ちていた
だまされてやるさ
なにを言えば終わるのか
知り尽くしたひと
計算していたんだきっと
空は楽天的だった
地面は感謝に満 ...
AOE?に出てきた巨大投石器には、バッド ネイバーという名前がついていた。おそらく、何らかの故事にちなむ名称だと思われる。だが、普通に考えても、自宅の横に巨大投石器を構えた宅があって、それが自宅に向け ...
理性的なものと感性的なものとは、インタラクティブな関係にありうるものと考えられるが、伝統的には、感性は理性の下位にあって、理性に従属すべきものと考えられてきた。意識と無意識もまた、同様の関係にあるもの ...
{引用=
鹿に小石をなげる
それを、食べてはいけないのです
野いちごに口を赤く染める おまえは
なにも知らず
動物の本能を ためされる
※線という 残忍な審判 ...
新月欠けていく パリ 香港 アメジスト
竹を伐る嵯峨野ファッションモンスター
塗料が剥げた
一部むき出しの看板
××酒店の文字が
マグマのように溶けだした
アスファルトの傍らで
孤独の声を上げる
何食わない顔をして
過ごしている
もう忘れてしまったなんて ...
苦しみのあとには幸せが待っていると誰が言ったんだろう?
瘡蓋だらけの手は夢をつかめると誰がほざいたんだろう?
言った本人は未来のことなど考えもしなかっただろうに
ポジティブとは時に残酷だ
ネガ ...
「遍ねきもの」
木の若芽
世の中で起こっている一切の事は
まさに自分の心の中でも起こっている
同時に進んでいる
遍ねき時間
ああ また
わたしに台風が発生した
...
「スピリチュアル」
木の若芽
今吸った息
足にはねた雨
雲のうすいところをすけてさしてきた陽
みんな宇宙の愛
口や肌や目から ...
秋は正しくあらわれて
冬になるまでに仕事をする
暑いからいや
寒いからいや
そう言っていた君はいまどうしているんだろう
春には
あたらしいという言葉が
使わなければな ...
私に優しいあなたは
私じゃなくても優しい
それが悔しくて
唇を強く噛みしめる
ひとり占め出来ない男は
心を{ルビ蝕=むしばむ}む
胸が苦しいの
肌が紅く染まっていく
女の身 ...
美しいモノが見たいというなら
それはもう美しくないかも知れない
汚いモノには目を覆いたい
だけど匂いはどうしようもない
私はたくさんの言葉を紡いできた
そこには僅かな真実があったのか ...
私の耳元で
乾いた音がする
してはならない
タブーを誰かが冒す
音がする
見てはならぬ!
呪いを架けた
白いヒトガタ
ロザリーよ
おまえもまた結界を超えてゆくならば
自 ...
雨が降り湿気の匂い広がって重く感じてしまう恋心
集まって今年最後の花火する燃え尽きるたび夏が遠のく
日曜日お洒落な通り「恋の街」名付けた君は僕の恋人
太陽の大きな愛に救われるネ ...
心は 揺れて
共に 戸惑い
玉の 汗
たまに 笑えば
たまに キズ
たまに キス
丸いものは
どうして 安心するの と
問わなくても 良い
揺らぐ 時を
ゆるりと 眺めてた ...
「木の物語」
きょうもまた
あの木のてっぺんにいる
あれは多分ぼくだ
ぼくの知らないぼくがいる
忘れていたのかもしれない
ぼくがすっかり忘れていたぼくがいる
だから懐かしい
...
長い冬が明けて
やっと雪解けのときをむかえましたね
悪い夢をみていたのだと
すべてを水に流し 再出発です
おめでとう
悪い夢 儚い夢 叶わぬ夢
夢 ...
腐臭が届かぬ場所にいれば
それは美しい光景かも知れない
死も崩壊も距離によって美となる
心を持たなければさらに美しい
わずかな罪悪感を
わずかな金に置き換えて
他人事の神々たちが
安 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
給水塔はふやけない
はるな
自由詩
4
12/9/25 0:20
夜に住む人
シホ.N
自由詩
4*
12/9/25 0:17
きみ、ジブリがそんなに好きなの
阿ト理恵
自由詩
12*
12/9/24 23:49
総画
朧月
自由詩
2
12/9/24 22:57
ふたりの人生
吉岡ペペロ
自由詩
2
12/9/24 22:17
ありがと、大好き。
ジュリエット
自由詩
1
12/9/24 22:09
加害者と被害者
桐ヶ谷忍
散文(批評...
4
12/9/24 21:51
正解なんかない
桜 歩美
自由詩
2*
12/9/24 21:39
直球短歌1
花形新次
短歌
0
12/9/24 21:26
中二病
一華
自由詩
1
12/9/24 21:24
ほんの少し
スマイル?
自由詩
2
12/9/24 21:18
だまされてやるさ
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/9/24 21:03
バッド ネイバー
6
自由詩
1
12/9/24 20:47
文学メモ
るか
散文(批評...
1
12/9/24 20:12
野いちご
月乃助
自由詩
7*
12/9/24 19:05
新月欠けていく パリ 香港 アメジスト
北大路京介
自由詩
10
12/9/24 18:58
竹を伐る嵯峨野ファッションモンスター
〃
俳句
2
12/9/24 18:56
チンポコ音頭
花形新次
自由詩
2*
12/9/24 18:01
想像させたかったんだ
きみのてを
自由詩
1*
12/9/24 16:17
遍ねきもの
木の若芽
自由詩
5
12/9/24 14:17
スピリチュアル
〃
自由詩
3
12/9/24 14:05
正しい秋
朧月
自由詩
5
12/9/24 12:50
【 柘榴 】
泡沫恋歌
自由詩
17*
12/9/24 10:39
【 移ろい 】
〃
自由詩
7*
12/9/24 10:31
禁忌の森で
そらの珊瑚
自由詩
3
12/9/24 9:55
恋心
夏川ゆう
短歌
1
12/9/24 8:43
丸いものは
藤鈴呼
自由詩
5*
12/9/24 8:12
ものがたり
yo-yo
自由詩
7
12/9/24 6:29
うたげ にて
芦沢 恵
自由詩
11*
12/9/24 2:49
安全圏の神々
无
自由詩
5
12/9/24 2:20
2865
2866
2867
2868
2869
2870
2871
2872
2873
2874
2875
2876
2877
2878
2879
2880
2881
2882
2883
2884
2885
2886
2887
2888
2889
2890
2891
2892
2893
2894
2895
2896
2897
2898
2899
2900
2901
2902
2903
2904
2905
4.13sec.