暗い森に一人
敵を待ち構えている
私の敵を
私の心を昂らせ
魅了する敵を
ただ静かに
立ち止まり敵を待っている
私の価値を証明する敵を
私に体を
私に肉と血の実感を
私は想 ...
行方不明Aさんのこと駅前で見掛けたけど腹へってたので
指名手配Xのこと川崎で見掛けたけど同伴中で
初心に還る 感情を空気に混ぜ 吐き出す
招かねざる訪問者が 青唐辛子を持って来た
甘口の私は 避けたい感情の皺を眉間に寄せた
招いていない 呼んでない
訪問者の青さ 初心に分か ...
生きるだけの塩と
砂糖とたんぱく質
ミネラルとビタミン
水があればいい
それとテキスト
これが重要だ
生きることに勇気を与え
いのちの滋養となるものがいい
働くことに力あふれ
休むこ ...
約束してないから
昨日という忘れ物を探して僕は行く先を見失ってしまった 。
みつからない理由が思い出されるのは砂浜かも知れないと海へ向かう 。
干からびた岩場の上に白い鷺は羽を休め、若い母と子が浜辺で ...
まいにち、テレパシーをとばしている
とどいたのかなぁ
今日は雨だけど ・・・
れんちゃんにとって
六月はもう、真夏とおなじだった
朝から暑くてたまらないみたい
ひんやりつめたい ...
緑の角柱
ビルの屋根
聳える街の
ショー・ウインドー
マネキンガールの姿には
なんとなく
緑の角柱のように
細い姿が浮かんだ
川の流れの水色に
澄んだ水が
ショー・ウィンドーの ...
この世界の音からのりおくれて
はたして世界に音はあるのだろうか
残らない記憶には意味がない
そう賢者はいった
みてわからんもんは きいてもわからん
厳格な祖父の口癖は
酔えばサイフの中 ...
出かけるのなら
帽子を被ってお行きなさい
いざという時には
バケツになるから
出かけるのなら
傘を持ってお行きなさい
空から降ってくるのは
優しい雨だけと限らないにしても
出か ...
無限のなかでいきるから 頭のなかが満たされないんだ
青い空が晴れているように みえないように翳してみたけれど
青い空がおちていくように 翳してみたけれど
青い空が天にあるのに 高い音が切り裂いて ...
強烈な腐敗臭がする
淀んだ汚いドブの水に
長い間 私は浮かんでいた
そこから見える空は
暗雲に隠れて 鈍い光を放つ
偽者の太陽だった――
這い出そうとすれば
誰かが足を引っ張って ...
詩を書いていると「上手く書きたい」「より多くの人に良いと思われるものを書きたい」という欲が出てくる。その欲が、最初のインスピレーションに従ってただ書き出しただけの言葉を、色々と加工させる。加工してい ...
やっと今日の仕事が終わった
選び間違えた 水の様なアイスコーヒーを飲み干して外へ出る
工場の騒音のなかで暮らしていると帰る頃には
虫の音なのか 耳鳴りなのか全く区別がつか ...
雨の日はビー玉に
世界を映して覗き見た。
このビー玉をくれたのは知らないおじさんで
両手に溢れるほどの色とりどりのビー玉をくれた。
雨の日は透明。
夕暮れは橙 ...
愛しなさい
ただひたむきに
引き換えるものなど待ってはいけない
見返りを求めた途端
それは愛ではなくなるから
今日も風に吹かれながら歩いていく
思うことが人に伝わったならと思っている、
流行がやってきては過ぎていくこの街で、
どこに向かうというわけでもない
毎日のように牛丼を胃に流し込む生活だ ...
蒼白い頬が好き。と言ったら気味悪がってそのあと一度も連絡が取れなくなった子もいたしなんでか食事を抜き始めてばかみたいに痩せてみたりしたひともいた。いろんなひとがいた。でもみんなどこかへ行ってしまった。 ...
願うよりも 探してしまうアルタイル
ハクチョウはキレイに羽をみせている
スター・ダストなんてダストは
ないのですよ
どれ一つに目を凝らしても
ただ、またたくばかりで
...
最近 うまく寝つけないことがある
寝つけないときは
寝る前から寝つけないだろうなってわかる
眼精疲労っていうのかな
目の奥とか眉間だったりが"ぴんとしている"とき
...
ある時、しくみちゃんのセーラー服のリボンがなくなった。赤くて、カワイイ、テラテラのリボン。しくみちゃんは目を丸くして、「わたしのリボンがありません」と学校中をぐるぐるしはじめた。あんまりしくみちゃん ...
特別養護老人ホームで
夜勤のアルバイトをしている
夜勤明けに施設の門を潜ると
男子高校生が
度胸試しに
施設から出たゴミ袋
すなわち
うんこ山盛り袋にタッチしていた
元気な俺な ...
そう多分必然とそうなってしまうんだからそう思うのは私が休む間も無く歩き続けている最中だから関係性が焦れて塵になればよいのにと両手を伸ばして空に考えている記憶を媒体を変えて未来中に描いている現在を通過中 ...
カネさえあれば何とかなるって世界も
イヤだな。
少しずつでも貯金しなさいよ、なんて
他人に説教しといて考えている
ハイジみたいに暮らしたかったのに
パンプス履いて小走りで
山からどんどん離 ...
最近、本を読みすぎて、
多分、多分なんだけど、
オナニーしたら、
ザーメンに混じって、
文字があふれるはず。
そうだなあ、
「詩」とか「わたし」とか「語り手」とか、
そんな文字たちがあふ ...
元々ある それ
「今、ここ」 に 現れる
喜び
悲しみ
皆それぞれに、真実の命
嬉しいことを分かち合う命
辛いことを分かち合う命
希望を覆う命
絶望を増幅さ ...
考え過ぎると
知恵熱が 出ると
知った
冷たい汗を
拭う瞬間に ばかり
ゾクッとした
感触が
ぬるり
張り付いて
離れない
いつから
瞬間接着剤に ...
先が明るいから
感謝するような人生ではなく
感謝に満ちているから
先が明るいと思える人生がいい
そうしたら後悔や嫉妬や疑念
そんなものもなくなるのだろう
秋の光 ...
飛び散った灰と「何となく」
湿り気を帯びて地面はすでにそのままの模様
そんなつもりじゃなくて、どちらでもよかったのに
形になったら焦った
一瞬も ...
雨粒を指先で弾くと
光が砕けた
それは夜を背景に
風の中に散っていった
相席した男がふかす
煙草の煙を呑むと
しなびた思いが伝わってきた
今のこの悲しさも
明日には忘れているの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
暗い森の霊
夜恋
自由詩
0
12/9/26 19:21
平成無責任短歌1
花形新次
短歌
1
12/9/26 18:33
訪問者の刻印
朝焼彩茜色
自由詩
4*
12/9/26 16:45
塩
渡辺亘
自由詩
6
12/9/26 16:43
土砂降りの雨の中いつまで待ってもあのひとがこないのは
HAL
自由詩
2*
12/9/26 14:09
& bottle
アラガイs
自由詩
14*
12/9/26 13:35
ぼくのテレパシー 2010
たま
自由詩
29*
12/9/26 13:12
緑の角柱
生田 稔
自由詩
7
12/9/26 11:43
ふたりのこども
朧月
自由詩
3
12/9/26 8:30
おせっかい
そらの珊瑚
自由詩
16+
12/9/26 7:54
雨
十二支蝶
自由詩
1
12/9/26 7:29
【 ドブの水 】
泡沫恋歌
自由詩
10*
12/9/26 7:21
駄作について
三田九郎
散文(批評...
2
12/9/26 6:07
駐車場の月
ぎへいじ
自由詩
13*
12/9/26 5:35
ビー玉
永乃ゆち
自由詩
13+*
12/9/26 2:26
ひたむきに
〃
自由詩
3*
12/9/26 2:13
もうやめなさい
番田
自由詩
4
12/9/26 1:50
詩なんてかきたくなかった
はるな
散文(批評...
6
12/9/26 1:43
願わない
芦沢 恵
自由詩
11*
12/9/26 1:24
不眠
多木元 K次
自由詩
2
12/9/26 1:20
しくみちゃん、リボンをさがす
御飯できた代
散文(批評...
3*
12/9/26 0:51
うんこ
一 二
自由詩
27+*
12/9/26 0:38
煉獄
透明な魚
自由詩
7+
12/9/26 0:12
経済SM
salco
自由詩
7*
12/9/25 23:45
こいめ
中川達矢
自由詩
3
12/9/25 23:41
湧現
侔義
自由詩
3*
12/9/25 23:34
布製の ボンド
藤鈴呼
自由詩
6*
12/9/25 23:20
天高く馬肥ゆる秋
吉岡ペペロ
自由詩
14
12/9/25 22:41
過去に帰る
TAROぱっ...
自由詩
1
12/9/25 22:30
ダンサー
まーつん
自由詩
7+
12/9/25 22:27
2863
2864
2865
2866
2867
2868
2869
2870
2871
2872
2873
2874
2875
2876
2877
2878
2879
2880
2881
2882
2883
2884
2885
2886
2887
2888
2889
2890
2891
2892
2893
2894
2895
2896
2897
2898
2899
2900
2901
2902
2903
4.07sec.