何十億といる人間というとるにたらない存在の一つが

何をぐだぐだとくだをまいているのか

KASS!!

そんな暇があったら さあ 空を飛べばいいじゃないか

屋上の端から さあ 空を ...
どこか遠くからきたりんごが
台所に座っていた

母親が小言をいう
父親がだまってテレビをみている
そんな普通の家庭に
憧れる私の目の前に

この時期しか売られないんですよ
売り場の女 ...
僕の声は

君を

空間を透過して

霧散する


音にならなければ

伝わらなければ

飽和して

溶け出してしまう
僕の範囲は僕だけだ

僕だけだ

全身タイツのようやぴたりと

僕の中だけだ

部屋は広すぎる

空気が多すぎる

空間が広すぎる

年老いていけば

自分ですら自分の ...
あたいはねそんなことでは負けないよ舐めんじゃ・・な、い、よ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、ああ! ねぇ
手、繋いでもいい?

私には勇気がないから
そんなこと絶対聞けないけど

君から言ってくれることなんて皆無なわけで。

黙って手を差し出してくれる
なんてこともない ...
遠洋定期船を彷徨う
過去の魂たちの
最初のクロニクル

交差したアトランティスは
キュナードを1番目から読む
清潔なニューヨーク

彼と彼は同時に
自分溺れの旅に
静かに幕を閉じま ...
積乱雲が雨を降らせる。
空が好きだな。雲が好きだな。それを映す
水面が好きだな。言い出したら霧を見つけた。靄も好きだ。
雲の根源は地上に流れる水にある。
葉の裏から出た水蒸気にある。
空が私 ...
響き合うことに楽譜は要らなくて夜の舞台で雨が奏でる いつか止む雨を見つめて沈み込むあなたがいない時間は偽物

良いことが押し寄せてくる誕生日無色透明だけど幸せ

山崩し高速作るのが嫌い自然への愛強く持ちたい

過ぎ去った時間を戻すこと ...
僕は子供の頃金太郎飴がすきだった
でも一緒に暮らそうとはおもわなかった

金太郎飴よりは
それぞれ違ったいろいろな飴が
食べたかった

あまり関係はないが古い知り合いの井上さんは
...
それはつややかで
長い眠りを経て
化石が光輝く石になるように
半透明のクリスタルのように濡れて
小さな歯茎から芽を出した

そろそろと目覚め始める頃

歯のない人生にさよなら
歯のあ ...
うちらの仲間内で 化粧濃いのって 
居ないよねぇ〜

そんな会話をしていた

誰かは スッピン フリークス
時には キラキラ アイズに フォーリンラヴ

だけどね キラッキラの 世の中 ...
流された血に名を問わぬまま白骨だけを拾っていく野犬
あざとく遺されたあたたかい痕跡の数が
ひとつずつ増えていくたびこの街の領空を
春鳥が埋め尽くしてはそこに勝手に墓標をたてる
花ばなの刹那/街 ...
詩を書くのはやめて、眠ることにする 君は真実
僕は虚構

君は嘘を吐かない
僕は嘘を吐く

君は「愛してる」という
僕は「幸せになろう」という

朝はすべてを照らす
夜はすべてを不可視にする

あらゆるものが背を ...
下を向いていることが なにより好き

下しか見えないから 当たり前


もっと前を見つめて 天を仰ぎみて

大きく羽ばたき 

大きく羽ばたき


うん そのあと どうする ...
あしたの朝
夢を拾おう
ほんとうの空気を
呼吸できるように

息をしてる間に
きのうまでに見た
悲しい夢さえ
昇華されるように

時計のベルが鳴り
次第に目覚めゆく
駅へと ...
からっぽの溝に鳥が死んでいた

学校の帰り道

それだけでしょんぼり出来た

世界は知らないうちに壊れていた

世界はこころそのものだった


誰彼かまわず挨拶していた

た ...
1.

信じ続けることは海になって
みんな浜辺でお祈りをしている
空になれる日はきっと近くて
折り曲げた姿で翼を待ってる

消灯されていく物語たち
電光をやどす唇(すぐに手放す)
な ...
は 破断面 破壊の呪文 破滅の呪文
ひ ひれ伏せ 大事なことだから
ふ 復讐の泥に塗れて 二回言いますよ
へ 変貌を遂げる ひれ伏せ 変貌を遂げた私に
ほ 本当の意味で最後の最後 これは警 ...
手をのばし聞こえる前に降りる羽



小さな戸あふれ出ぬよう閉じてゆく



見えぬまま目の奥の闇ほしがる手



夜の外また夜があり胎があり

...
「ねえ、こい、と、あい、って何が違うと思う?」
「こ、と、あ、が違うと思う!」
「そうじゃなくて、意味だよ、意味」
「えーっとね、こいは魚で、あいは英語かな」
「そうでもなくて…、えーっと…、 ...
かけた心を
また探してここにくるけど
あきらめ気分で

ページはめくらないと終わらない
つまらない小説みたいに
行間がやたら広いから
うまらない
逃げ出そうとする
心 居心地悪い
...
驚かぬココロが死んでいるからか既にカラダが死んでいるのか 日の丸がはためく島や鮭颪 閑古鳥もいない  無音 「月が綺麗ですね」

大学からの帰り道
電車から降りて見上げた月が
あまりに綺麗だったので

写真には残しませんでした

呟いたりもしませんでした
私の指はとても不器用で
目の前にあるものを掴むのに時間がかかる
だから誰かがサッと掠め盗っていってしまったり
のんびりしすぎて消えてしまったりする

ビルの谷間に逆立ちで歩いている
理想郷 ...
すべらかな曲線の感触を
薬指は覚えている
残り香は闇にほどけて
薄らいでいくというのに

互いのささやかな湿度を
夜ごと貪り合った
決して同じではない温度が
夜ごと擦れ違った

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
KASS!!2012自由詩1*12/10/12 23:06
りんごの夢朧月自由詩912/10/12 22:44
飽和する前にreo自由詩012/10/12 22:39
下り坂の何処にて短角牛自由詩212/10/12 21:46
女囚さそり短歌1花形新次短歌012/10/12 21:10
手、繋いでもいい?(照)ジュリエット自由詩012/10/12 21:05
マリタイム和田カマリ自由詩2*12/10/12 18:16
一昨日の私は明後日の空を想像できないかんな自由詩12*12/10/12 16:25
雨の夜そらの珊瑚短歌812/10/12 10:05
いつか止む雨夏川ゆう短歌212/10/12 8:54
金太郎飴梅昆布茶自由詩16*12/10/12 8:32
野蛮人にお成りなさいそらの珊瑚自由詩7*12/10/12 8:24
キラッキラの世の中藤鈴呼自由詩4*12/10/12 8:07
鉄塔紅月自由詩012/10/12 6:55
_番田 自由詩112/10/12 4:10
背を向けて抱き締めろcaligr...自由詩012/10/12 1:45
ふつう芦沢 恵自由詩18*12/10/12 1:18
夢の駅シホ.N自由詩412/10/12 0:55
少年世界吉岡ペペロ自由詩1812/10/12 0:06
1いつも神様の...自由詩212/10/11 23:49
未来皇帝2012自由詩012/10/11 22:51
冬と手木立 悟俳句112/10/11 22:51
「恋と愛」中川達矢自由詩3+12/10/11 22:22
小さなこたつ朧月自由詩412/10/11 22:21
北大路京介短歌912/10/11 22:10
鮭颪俳句312/10/11 22:09
閑古鳥もいない自由詩5+12/10/11 22:08
名刺中村葵自由詩412/10/11 22:00
アヒルのピーッて鳴るやつカマキリ自由詩712/10/11 21:54
月の滴る夜nonya自由詩21*12/10/11 21:52

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