つらい暗い夕暮れ
ひとりを噛みしめる時間
あとにしたカフェで飲んだ
クランベリーソーダを思い返している
霧雨のなか
あえてテラス席で
はじめたばかりのタバコ
慣れない手つきをごまかし ...
指を折り数えた
波がない
気付き難いしあわせ
遠い場所に行けば
すぐに人は見えなくなり
空はもっと遠い
ふてくされた約束を
取り戻す
からくりのない場所で
...
知り得ない核心 知ったかぶりに高ぶる驕り
ああ まだまだ透けない濁り経由 ぬるま湯に至る
向上心 意識だけ逆上がりの練習を くるくるさせる
回転を速めて 全てを祓い散らす
回転を遅 ...
散髪をすればスッキリ男前 ハサミ一本ミラクルチェンジ
秋興やマンガ喫茶でジョジョと旅
{ルビ月極=げっきょく}さんは資産家だ
日本全国に空き地を持っている
でも、どこに住んでいるのだろう
月極さんのお家がない
そう思うと、ちょっとかわいそう
パートさんになった
月極で働 ...
―適応―
異国で生き抜くために身に付けた術
外国なのだもの、
文化も生活習慣も考え方も
違って当たり前
違いにいちいち目くじら立てていたって
所詮何ひとつ解決しない
抵抗は余計な葛藤 ...
あこがれをさまようと書くテキストを前にむかしの空おもうとき
ブラインド指でおさえて昼前のひざしやさしく街に降りゆく
石破自民党新幹事長の
『いまは平時ではない』
との発言は正しい
「正直に生きればいい」と言う空気偽物の自分魂は嫌う
夢を持ち夢を追いかけ掴む時七色の光見えた気がした
嫌なこと新しい朝迎えれば溶けて無くなり新しい自分
百貨店目に映るもの高級品 ...
おまえも ころもがえするんだろうと
犬に話しかける
ええ そろそろ冬毛が生えてくる季節です
けれど 私には長袖も半袖もありませんし
化繊や木綿や絹だとか
細かな品質表示はもとより
陰干 ...
恋人よ
その唇に
甘き吐息を重ねよう
永遠の時は
数えられないけれど
砂時計は刹那を刻む
明けない夜
ふたり魚になって
白い川を泳いでいく
愛染の
罪は深まりつつ
快 ...
まどろみの向こうからわたしがやってきて
ことばではない言い方でわたしを呼んだ
いとおしく触れられ、そして擁かれる
霧に隠れた向こう岸で川の流れを見つめていた
わたしの手を取り、朝のほうへ連れて ...
休みも時間も金も、無限にあっても足りない
不在を証明せよ、
と、
書きなぐられた、
黒板が、反響する、チャイム、
放課後の静けさ、誰もいない、教室の大気、
歪な、掃除要具入れの、造形美、
フローリングの線に沿って、並んだ机達が、
...
愛していますと 言ってみたかい
かみそりの様な 三日月の夜にさ
過ぎる程の星の 瞬きの深夜にさ
河原で尖った石 探す様な手探り
積み上げてみる 崩れる音のする
瓦解しなが ...
沙の夜に
伽藍伽藍とまわせ
斜視の僧侶の足踏みが
韃靼韃靼と
おお踏む、沙の海に曼荼羅を描いてゆく
翔ける、赤い翼を持った天使が月から星へ
骸の上にも虹がかかる
...
わたしだったらこうするを楯に突き進んだ青い時代がありました。あなたのそうするを理解できる想像力に欠けていたのです。お互いの価値観の違いを別れる理由にしてしまう浅はかさ。沈黙は心臓10センチメンタル否セ ...
だから俺は生きてこれた
日々を告白するように
だから俺は書いてこれた
音楽と過ごしていた
ただ未来を見つめて
夢まぼろしの立体が
遠い虹のようだった
...
人生が好転してきた
全てが調子が良い
心配事も減り
環境も良くなる。
楽しい
幸せだ
充実している
満足している。
体重も軽くなり
体調も良い
人からも好かれる
仕事が舞 ...
ああ、もう嫌になるな
先の見えない コーヒーは冷めたんだ
砂糖もミルクも足したりしなかった
その結果 飲まずにコーヒーは冷めたんだ
フランクフルトまで飛んでいって
口コミで聞いたスーベニ ...
なにかの腹いせに
捨てるように蒔いた種が
季節を無視して咲きはじめる
かみなりのなる夜に
濡れながら
裏切るように白く
うすべったい花びらが
いっせいに
いつまでも
あな ...
心に夕陽が沈むと
満天の星
ことばたちがキラキラと
真夜中のいきものたち
真夜中の市場にはすでに
大都会の胃袋を満たすための供物が
続々と魁偉な動物のような巨大車両や
あるいは中型や小型のさまざまな甲虫たちによって
到着し並びはじめて ...
夏の雲は膨らんだ自我
眩暈 土砂降り 稲光
遥か上には秋の雲たなびく
天使の翼のように
美しき日に坂道を上り また下り
廃屋の漆喰は剥がれ落ち
背の高い草が住む
暗がりに ...
この身体には阿鼻叫喚が渦巻き
時には槍吹雪となり
体内から世界へ
精神の切れ端が乱射されていく
僕と世界は絶壁に阻まれ
と、確信していて
なのにふと
世界に溶 ...
誰もが腹を立てている
作り笑いの下で
沸騰するいら立ち
火にかけた薬缶の様に
そしてここに
社会を舞踏室に例えた洒落者がいた
両開きのドアを押し開け一礼と共に
シャンデリア煌 ...
水面に浮かんだ 反響する光
閉ざされた 闇の中 語る人は消えた
横たわっているのは 君の姿
引き金に 指を添えて
さまよう言葉 指揮者の合図
凍りついた 泡沫 ...
いっせいに飛び散る鳥が
意識を疎らにしてくのを
待ち遠しそうにきみは
口笛吹き鳴らしながら
なんだか面白そうに
見おろしていた
片耳しか聞こえやしないよきみは心細そうな声で
嘆い ...
純白に広がった眩しき光の画用紙に
身を震わせながら生ぬるいみずを垂らした
祈りに悶えるおんなの吐息を筆にふくませ
なぞりはじめてみた
何故だか気怠い何故だか
満ち溢れてくる月の情緒の沸騰のよ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
靴
もっぷ
自由詩
9
12/10/5 19:54
コンタクト
中山 マキ
自由詩
3
12/10/5 17:53
片言意識
朝焼彩茜色
自由詩
7
12/10/5 17:22
散
北大路京介
短歌
6
12/10/5 15:38
秋興
〃
俳句
2
12/10/5 15:37
月極のひと
たま
自由詩
37*
12/10/5 14:26
蕁麻疹
夏美かをる
自由詩
17+*
12/10/5 13:36
てん
紺野 夏槻
短歌
0
12/10/5 12:38
発言
HAL
自由詩
2*
12/10/5 11:31
偽物
夏川ゆう
短歌
0
12/10/5 9:52
ころもがえ
そらの珊瑚
自由詩
16*
12/10/5 8:40
【 白夜 】
泡沫恋歌
自由詩
11*
12/10/5 6:49
おはよう
三田九郎
自由詩
3
12/10/5 5:37
_
番田
自由詩
0
12/10/5 2:21
詩人不在証明その3
rabbit...
自由詩
3*
12/10/5 2:04
失恋すら意味を持たぬ
ドクダミ五十...
自由詩
4
12/10/5 1:45
赤い翼を持った天使
高原漣
自由詩
2*
12/10/5 1:21
独月
阿ト理恵
散文(批評...
10*
12/10/5 0:27
遠い虹
吉岡ペペロ
自由詩
4
12/10/5 0:24
うーイェー絶好調!
ペポパンプ
自由詩
7*
12/10/5 0:12
冷めたコーヒー
ねこ歩き
自由詩
0
12/10/5 0:11
いっせいに
はるな
自由詩
6
12/10/5 0:01
満天の星
殿上 童
自由詩
26*
12/10/4 23:33
目覚めゆく街
梅昆布茶
自由詩
15+
12/10/4 23:18
美しき日に坂道を上り また下り
ただのみきや
自由詩
22*
12/10/4 23:11
角砂糖
三田九郎
自由詩
2*
12/10/4 22:56
誰もが腹を立てている
まーつん
自由詩
5
12/10/4 22:48
凍りついた泡沫
nia
自由詩
2
12/10/4 22:39
ゼロ
マーブル
自由詩
2
12/10/4 22:38
火の粉のようになりたい
〃
自由詩
4
12/10/4 22:30
2873
2874
2875
2876
2877
2878
2879
2880
2881
2882
2883
2884
2885
2886
2887
2888
2889
2890
2891
2892
2893
2894
2895
2896
2897
2898
2899
2900
2901
2902
2903
2904
2905
2906
2907
2908
2909
2910
2911
2912
2913
4.72sec.