あたい
あんたの
初めての男になんて
なりたくない
一生あんたの記憶に
留まるなんてご免
だって、あんたが
その後何人も何十人も
関係するなかで
初めての男は
ずっと比較対象なんで ...
炉辺そばでココアを飲み、胸の中から暖かさを感じる。
春巻きを作りたかったが、しょうがが尽きてしまった。しょうがない。
日本からはるか遠くにみそを飲んで、家庭の味で慰めた。
微笑んでき ...
僕の彼女は 今ごろ
生活が充実してる
僕の彼女は 今ごろ
トイレそうじなんかしてる
僕の彼女は きっと
なます なんかを作る
正月でもないのに
僕の彼女は き ...
陳腐な切実
ブックオフにかかる畳み掛けるような音楽
たとえばファンキーモンキーベイビーズ
白か黒かが重要で
買うか買わないかが重要で
たとえば年末ジャンボ宝くじ
...
目蓋の夜、窓の外では四角い人造石の街が美しく燃えている。
でもタバコはやめない方がよい。
目蓋の夜、見えない戦闘機が無差別爆撃をつづけ、火炎とすさまじい爆発音が窓ガラスを割った
...
何を
為すべきか
訊いても
効かない
玉の涙も
給わる標べ
*
名もなき
何か
帰すべく
来ている
たまたま生まれて
弾ははじけた
...
{画像=121201015630.jpg}
ゆるりゆるゆる ひらきます
さむさのゆえの ゆるやかさ
ゆびさえふれず ながめます
ゆうやけいろを すこしだけ
もらいこくなる ...
明日ぼくらは葬列に混じる、くらい顔をした大人たちと、ぽかんとした子供たちと一緒に
明日ぼくらは葬列に混じる、急なことでちゃんとした服を用意できなかったことを気にしながら、どうしてもなおせな ...
私には何かが足りない
満ちた月が少しずつ欠けていくように
足りない何かが
少しずつ時間をかけて暗闇が私を包んでいく
すっぽりと暗闇が私を包んだとき
私はどこかに向かって
...
見上げる星よ、きみであれ
痛ましいほどに
疑いようもなく
きみであれ
忘れてくれるな、
燃え盛る目を
忘れてくれるな、
恥じ入る肩を
かろうじて ...
ものを捨てる
なにかを捨てることに
ときにためらい うしろめたさを
感じながら
一方では恣意的な解釈を
遠いツンドラの泥土のし ...
満月と月に照らされた海面を見ながら若者と話し込んでいた
この若者と話していると月に照らされた海面がとてつもなく愛しく思えてくるのだった
満月が若者で月に照らされた海面がぼくだった
ぼ ...
あたしの脳が溶けたら
きっといつもより倍緑っぽい
洟が出るんだと思うよ
今朝の寝起き
思いっきり洟かんだら
ドロッと大量に出て
心なしか頭が軽くなった気がしたんだ
そうだね、もう既に軟ら ...
右目からレーザー出てるオジイチャンどっしり座る優先座席
毎日が針のむしろの職場ですドMだったら喜べるのに
新聞はホントのことを書いてないだから大好きファンタジー好き
正しさってなんだろう
正方形の角が 誰かの頬に食い込むとき
その痛みが 真四角の正しさを証しするのだろうか
正しさってなんだろう
まっすぐな線をまっすぐに歩くことが
そんなに尊い ...
ほぼ全裸の国技
ほほ笑みのリズムに逆らわない
紙飛行機乱れ浮く音楽箱
老人ホームは
駅のホームみたいに
最終列車を見送る時がある
いろんなひとの
いろんな最後を
見送る時がある
いっぽ前まで
せいかつをしていて
静かに静かに
旅立つ時まで
...
浴室で
血は
思うより
少しだけ赤い
一枚ずつ意識を剥いでゆくと
なつかしさの手前で
熊たちが手をふっている
わたしは
もう
あなたがしてくれたようには
わたしを愛せな ...
庭木の虚空を指さす
その たくましさに見惚れたとき
リグレットは にびいろの反芻に苛まれる
そうして カルマが ルーズな演出を始める
「風」が立ち 「時」を騒がせている
「 ...
グラスのふち いちばん
ぎりぎりのところに
つかまって
あなたが落ちれば
わたしも落ちる
わたしが落ちれば
あなたも
でもべつべつの
ところに
こぼれおちたさきで
明日 ...
紅いやら
黄色いやら
騒いでるんじゃない
山の中に勝手に入ってきて
ジロジロみて
写真撮って
弁当食い散らかして
ゴミだけ残して帰る
観光客たち
俺は
おまえらに怒って
...
俺の眼の前のプライオリティシートに
足広げて悠々と座っている
外国籍の少年達よ
他の奴らは知らねえが
俺をなめてもらっては困るんだ
いいかお前ら
満員なんだから
ちょっと詰めろ
そうだ ...
5大陸90ヶ国を2年にわたり
ノーブラで旅をしました
グループ痴漢や
強姦未遂や
集団強盗など
様々な困難を乗り越えながら
明らか乳首の立っている私
Tシャツもブラも同じ事
ノーブ ...
「まなざし」
木の若芽
強さ弱さは千差万別
だから いのち思いやらなければ
人の表情の変わりぐあいを見るより
花のつぼみがひらいて ...
「最果てに」
木の若芽
雨を降らせない雲におおわれたまま
今日は暮れてゆく
漂泊の旅について考えてしまう こんなとき
旅に自分を探したり 美を求 ...
「静かな鐘」
木の若芽
からーん カラーン
どこか宇宙の彼方で鐘が鳴っているのが
わたしだけに聞こえる 胸に響いてる
なんと言っていいかわか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
初めての男
花形新次
自由詩
0
12/12/1 7:42
いんしょく
舞蛍等
短歌
0
12/12/1 7:37
僕の彼女
佐和
自由詩
3
12/12/1 7:10
たとえばファンキーモンキーベイビーズ
吉岡ペペロ
自由詩
4
12/12/1 7:10
閉ざされた眼瞼と伝わらない言葉による意識の誘導
atsuch...
自由詩
8*
12/12/1 7:09
名無き魂
シホ.N
自由詩
2
12/12/1 5:48
喜びはゆっくりとして
ドクダミ五十...
自由詩
4
12/12/1 2:34
明日ぼくらは葬列に混じる
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
12/12/1 1:49
欠ける月
灰泥軽茶
自由詩
5*
12/12/1 0:54
約束の歌
千波 一也
自由詩
7*
12/12/1 0:45
蒼い思考 デッサン
前田ふむふむ
自由詩
6
12/12/1 0:04
切実な場所
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
12/11/30 23:59
脳軟化
花形新次
自由詩
1
12/11/30 23:12
右
北大路京介
短歌
7
12/11/30 23:02
むしろ
〃
短歌
2
12/11/30 23:02
聞
〃
短歌
1
12/11/30 23:01
正しさってなんだろう
まーつん
自由詩
12*
12/11/30 22:58
ほぼ全裸の国技
北大路京介
自由詩
7
12/11/30 22:57
ほほ笑みのリズムに逆らわない
〃
自由詩
3
12/11/30 22:57
紙飛行機乱れ浮く音楽箱
〃
自由詩
1
12/11/30 22:56
最終電車
朧月
自由詩
4
12/11/30 22:21
熊たち
はるな
自由詩
4
12/11/30 20:59
宇宙人のしわぶき(七)
信天翁
自由詩
2
12/11/30 19:50
ふち
はるな
自由詩
5
12/11/30 19:31
【 紅葉 】
泡沫恋歌
自由詩
18*
12/11/30 18:11
ACC公共広告機構
花形新次
自由詩
4
12/11/30 16:49
アニマル パスウェイ
和田カマリ
自由詩
4*
12/11/30 16:23
まなざし
木の若芽
自由詩
2
12/11/30 16:14
最果てに
〃
自由詩
1
12/11/30 16:12
静かな鐘
〃
自由詩
0
12/11/30 16:09
2807
2808
2809
2810
2811
2812
2813
2814
2815
2816
2817
2818
2819
2820
2821
2822
2823
2824
2825
2826
2827
2828
2829
2830
2831
2832
2833
2834
2835
2836
2837
2838
2839
2840
2841
2842
2843
2844
2845
2846
2847
5.11sec.