下駄箱に恋文二通雪礫 生き恥をさらしています冬の凪 レシピ通りに作られた横綱 喪服はだけている月明かり DNA検査の結果アヒルの子ではありませんでした つるとつるつる つるつると

皿のふちに
小指を走らせる
あなた



ひょうじょうは

ひかっていた



小指はリズムに乗って指を走らせる

純白のダンスホー ...
久しぶりに
君と一緒に帰った

ケンカしてからずっと距離を置いてきたけど

君の
「あのときすぐに『ごめんね』が言えなくてごめんなさい」

その一言で
昔に戻ったみたいに ...
 「きみの詩」

冬の庭にきみは
一所懸命に
種を蒔いている
ときには雪、吹雪のなかでも

脳裏をよぎらないかい
咲くわけがないってこと

、わたしは
たずねない
ただ
じっ ...
【すりおろした林檎】

ねこをかんぶくろにいれて ポンと蹴っていいような
汗と毒と 荒い呼吸の  みすぼらしい私が すっかり蒸発しました
ぬけがらの私の みぞおちを 
糖蜜が ...
みいちゃんは
働きながら
ずっと両親と同居して
後半二十年は介護して
ようやく見送りました

パラサイトシングルとか
親離れできないとか
みいちゃんのことを
呼ぶ人もいたようです
...
モーニングスター

少しずつ明けてく空 夜と朝の境界線は何処?
それが気になって 眠れずに空を見上げてたこともあったな
生まれ変わる日々の中 次の景色を見ることを
許されたものは それ以外と ...
  舞台中央に椅子がひとつある
  男がひとりすわっている
  男は語りはじめる


おまえさん牛は好きか
そう、おまえだ
牛は好きかと聞いているんだ
牛はすばらしいぞ
何しろ奴ら
...
あなたとふたたび逢う時
泣いている訳にはいかないと思った

空が好きだった
あなたが撮影した朝焼けは力強く燃えて
私にはない色を奏でた

オリオンに輝く星の彼方で
小さく光る二粒の瞬き ...
僕たちは夜を旅する
孤独にむかって囁き続けるナイトバードなんだ

代償なんてありはしない
ささくれを癒す為に空を飛んできた
まぬけなオウムの類だが

ちっともいいことなんてないって言いな ...
僕たちのギターはすでに古びて
ギブソンやマーチンよりかはマシな音色で人生を歌う

たくさんの奇妙な物語が僕たちを誘ってゆく

何処へ

それはレスポールの残響が終わるところ

かどの ...
傷ついてほのぼの
嘘ついてほのぼの
仲間はずれだほのぼの
誹謗中傷だほのぼの わかりあえずに
ほのぼの

燃やしちまえ
ほのぼの
こわしちまえ
ほのぼの


人を責めてほ ...
言えないようなこと、
して。


知ってる。
昨日の夢で私は
人には聞かせられない吐息をついて
誰にも見せたことのない顔で
あなたしか知らない声で鳴いた。


ずるい。
私しか ...
愛は真実
愛は変わらないこと
うちの母ちゃんが言っていた
余計なことは言うなと
余計なことを言わなければ
愛は永遠
しかし私たちは
余計なことを言いすぎた
余計なことばかり ...
近しい人の幸せな報告に

心が温まる

なにやら淋しくなる

羨ましく思う

心から祈る


突き合わせた笑顔で作られるこの熱気には

様々な想いが渦巻いて

纏わり付い ...
お化けににらまれる夢を見た
砂漠になった部屋で
山羊が「UNDO? UNDO?」と囁く
ぼくは「REDO!REDO!」と返す
トカゲが「CAN DO? CAN DO?」と勧める
ぼくは「RE ...
{引用=進歩は昔話を撲滅する}
 あんたの事は食わしちゃる
 あたしが部屋で何しとるかは
 詮索せんといて
 覗きでもしたら出て行くきね

女房のオツーはそう言って襖を閉め
日がな何事か ...
毒矢を構える 待ち人が
噴水の傍らで 翼を折り 
畳むことない 不敬

平面へ滑り 落ちていく 
知識人、 いつか
煙突が 影を伸ばし  

林立した時、
黄色い毒の 飛沫が ...
ほめられたくって
書いたってしかたない

ほんとは少しは
ほめられもしたいけど

自分はこんなふうだった
そう 残したい

長く生きるかもしれないし
そうじゃないかもしれない

...
冬の夜

街灯から離れた暗がり

こんなにも遠かったんだ

喜びも悲しみもちりばめた星空

カルガモが音もなく泳ぎ

湖面に浮かんだ月が揺れる

語り合うことも

言い合う ...
京大理学部の彼女に
チンカスを採取されて
顕微鏡でじっくり観察されたうえに
定性定量分析までされて
それでも主成分すら
はっきりとは分からなかったこと
屈辱と言えば屈辱だが
経験したこと ...
綿の飛び出た座椅子には
歯抜けの鼠がねむっている
尻尾もない、毛もない鼠が。

やがて
見つめているうちピクリと動いた

そしてその日
僕は、なにもできなかった
ある日、{ルビ自我=イド}の底に溜まった汚泥を掻きだしていた。

その泥を天日に干して固めたレンガをぶつけあう祭りがあると聞いた。

延々と風景のガンマ値が上がり続けて

まっ白になってな ...
ことばを失ったら
待てばよい
待てばやってくる
ことばはやってくる
求めず、待ったら
ことばはしずかにおりてくる
神よりしずかにおりてくる
ことばは
それを伝える手段 ...
蝕む権力と、
蝕まれる生。


陽光から隔絶されたあり方で。
笑った顔が好きって言われて
これっぽっちも
意識してなかったのに
あたしのほうが好きになって
どんどんどんどん好きになって
気づけば一緒に暮らしてて
だけど一年半たったころから
お互いの ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
雪礫北大路京介俳句213/1/23 11:40
冬の凪俳句213/1/23 11:39
レシピ通りに作られた横綱自由詩113/1/23 11:38
喪服はだけている月明かり自由詩313/1/23 11:38
DNA検査の結果アヒルの子ではありませんでした自由詩713/1/23 11:38
皿よりもナプキンがお好き赤青黄自由詩1*13/1/23 11:27
親友ジュリエット自由詩013/1/23 11:20
ふたつのソネットもっぷ自由詩513/1/23 10:09
【りんごの ゆくえ 】二編のオムニバスるるりら自由詩14*13/1/23 9:52
みいちゃんそらの珊瑚自由詩12*13/1/23 9:00
モーニングスターitukam...自由詩1*13/1/23 8:21
砂浜の男村田 活彦自由詩9*13/1/23 7:45
命は燃え尽きない詩貴自由詩313/1/23 7:18
ツアー梅昆布茶自由詩2013/1/23 5:28
トワイライトゾーン自由詩713/1/23 5:00
ほのぼのぶらっくす ...自由詩213/1/23 1:57
白昼夢伊織自由詩3*13/1/23 1:20
小川 葉自由詩413/1/23 0:30
洗浄短角牛自由詩413/1/23 0:17
REDO! REDO!自由詩313/1/22 23:34
鶴の恩返しsalco自由詩31*13/1/22 23:28
屋上からすみたに自由詩313/1/22 23:25
宣言三田九郎自由詩4*13/1/22 23:04
冬の夜のベンチで自由詩3*13/1/22 22:40
化学賞花形新次自由詩013/1/22 22:31
すみたに自由詩213/1/22 22:26
つるべ落とし、のような高原漣自由詩3*13/1/22 22:04
ことば(詩)星☆風馬自由詩013/1/22 21:28
蠱毒のように吉岡孝次自由詩1*13/1/22 21:19
ジョニーの馬鹿花形新次自由詩213/1/22 20:33

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