左胸に、指先の感触が走る。

触れた事が判ったのだろうか?

目を合わせぬように、男は小声で謝罪する。

「単なる事故だ。。気にするな。。」

再度触れぬ様にと、身体を捻るが

斜 ...
アタシニホンゴヘタアルヨ
ヘタアルケド
ナゼカトテモイイアルヨ
イワレルヨ
ナゼイイカキクト
ハッキリトコタエナイアルヨ
デモ
カンドウシテナミダデタ
イウアルヨ
フシギアルヨ
ミ ...
キッチンなどとハイカラにいわず
    おいらはお勝手というほうが
        なんとなくピンとくるなぁ
明治のおふくろさんの匂いが ただよってきて

リビングなどと気取っていわず
  ...
夜明け前の6時、トイレに行った凪は、喉もかわいていて、
台所にお茶を飲みに行った。
すると、カサカサカサカサと耳慣れた音が聞こえる。
ハッとしてリビングに飛び込むと、そこには大福がホタホタと歩い ...
生きていることが
自分をごまかしているというのなら
何をたよりに生きていこう
生きることへの
疑問を持ち続けながら
なお生きる悲劇は
存在をこの上なく軽くさせる

君は言った
それで ...
雪の原理は知ってても
ききたくなる

お前はどこからきたのと
ちかい空からも
ふってくる
舞ってくる

わたしのうえにも
みたくないものにも
だいじなうえにも
わけへだてなく
...
浅黒い皮膚の色 その足
足首に 色褪せた鈴つけて 何を呼び出すの

貴女がコマ送りで踊れば 揺るがす影響

ブレイズが時をかける様に弾む 弾力に緩めた苦しみを放ち
瞳の縁に貴女だけの境界線 ...
きれぎれのふくをひろってあるく
しっているだけ めんをたどって

とり
いってしまったよ

くびをまげて
さけぶのじゃあなくて
いきをはくみたいに
まげて

さいしょのとりの ...
バス停の――屋根の下の段ボール箱の中で
仔猫が三匹震えながら鳴いている

この子たちのおうちはここなの?
年端も行かない女の子が言った
着物を着た母親はひっそりと微笑んだ
帽子を目深に被っ ...
それは ふいにこみあげてきて
鳴り響く 主旋律となることはなく
深く沈み
日常の底に
寄り添うように流れて
かすかな音色をも
ひきたてる

だから
哀しみを抱いて生き続けることを
...
神様

腹が減ったんだ
俺を愛してくれるなら
カレーライスをおごっておくれ

神様

風が冷たいよ
俺を愛してくれるなら
冬をどこかに追い払ってよ

神様

海が恐ろしく唸 ...
年に一度お楽しみ
村の外れの野っ原に
大きなテントが出現し、
チンドン屋が触れ回る


さぁさサーカスが始まるよぅ
このサーカスは面白いよぅ
そこいらのサーカスとはチと違う
空中ブラ ...
透明人間の唯一の欠点は
自分の姿が見えないため
歩行者が自分を避けてくれないこと

そのため透明人間は繁華街や
人混みなどでひとにぶつかる
でもぶつかったひとは何にと想う

そう だれ ...
ねえ 今日は早く起きれたよ

自分を褒めたらいいじゃない
ヤバイえらいじゃんできるじゃんなんて
独りで笑っちゃうくらいいいじゃない
最初から諦めたらだめよちょっと頑張ってみようかななんて
...
耳をすますと
遠くで 風が吠えている
近くで 何かきしんでいる
屋根
つらら
わたくしの骨

あおい湖の底に
沈んでいる蝋のような少女に
今夜も会いに行く
半透明の
永遠の
生 ...
良い車窓ってのは 
どんなんだろう

列車だから 車窓っては 呼ばないの? なんて
お門違いな 質問ばかり 重ねても 良いよね

景色と共に おバカ妄想ばかり 後ろに流して
どんどん 進 ...
しゅんしゅんと沸く湯気の上はがされていく、ボクののりづけ

きぶくれた冬の雀がひだまりでおとぎ話の続きをうたう

かあさんの手冷たいねりっちゃんの手はあったかいね

火傷した誰かの指のため ...
正月に必ず食べている慈姑程よい苦み新鮮な味

ピアノ弾き空気の流れ音になる心に波のように溶け込む

正月はお節を食べて腹一杯年に一度の特別なもの

僕と逢う時は弁当作る君愛されている喜びが ...
いいよ
わからないでいてあげる

まつ毛の角度や
飲み干されなかったコーヒー
長いまま燃えつきる煙草
いつもと違う靴

あたらしいゲーム
みたいに
わからないでいてあげるよ

...
音楽用語だろうが
ゆるさとかのんびりとといった意味らしい

わざとリズムをはずすこと
あえてちょっと遅れる

もたもたでもないしとんがり過ぎもしない

ドラムの神様とと言われるスティー ...
しくしく



大地が歌う

これは
よい
さよなら だから
しずかに
泣き出しそうな夜の淵

思い出すのはきみの声

少し掠れた低い声も

ひっくり返って照れた声も

不思議な宇宙を繋げるように

それは少しずれていて

可笑しくて柔らかくて大切 ...
日々を
いいかんじでこわしていく

もとから顔なんて無かったような場所で
もう
からだでなんかいたくない

意味となって
更新されていく
「でこぼこの部分」

何度もなでながら ...
女を 追い掛けた
夢見ているのだろう
忘れかけた日、
そこで 自分自身を


過去を省みることは、
僕には できる 
人には できない
努力を重ねてきた


だって、
自 ...
理性では理解できないことを

喜び誇るには

芸術しかなかったのだ

無原罪のお宿り

その絵の喜びと誇りが頼もしかった

理性ではないのだ

ひとは信じきることで

命を輝かせることができるのだ
今からセックスの話をします。
だいたい、セックスの価値は、2万です。
2万でどう?2万でどう?
都心のカラスのように声が聞こえます。

古本が200冊。
回転寿司200皿。
CDアルバム ...
携帯の明かりが照らす叫び声音もなく声かける人もなく

刺す冷気窓際からの匂いかな不定期深夜慟哭時間

エアコンの熱暖かく吹く風の色に育てよベッドの蚕

芸のない男の指がただ紡ぐ言葉が消える ...
駆け足で泣くと、
電線は、雀の足でたわみわみ
夜は上を黒、下を青とし
地面は音もなくぎちぎちと詰まり
壁はただ綺麗でした。

お母さんは予言者のように、
私の行く末を指します。

あ ...
故郷遠く背にすれば
曇天に霞みゆくは青く長い山の尾根
道に続くすすきがどこにでもいる老人のように
私にその淋しい手をふるのだ


通夜の日の廊下は疲れ果てたように行き止まり
昼なのに暗闇 ...
じりじりと国が焼け
冬は飛び立ち
うなじをうなじに見下ろしている


午後の蛾の羽
雪と咽の下
噛めば透り
放せば 海となる


誰かのこだま
左の痛み
光と ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
災難梓ゆい自由詩013/1/18 20:14
日本語下手花形新次自由詩013/1/18 19:57
LDK信天翁自由詩213/1/18 19:01
怪奇 うさぎの大福大脱走凪 ちひろ散文(批評...3*13/1/18 18:13
_渡辺亘自由詩013/1/18 17:37
白い生命朧月自由詩313/1/18 17:06
秘蜜朝焼彩茜色自由詩713/1/18 15:54
イモセミゼット自由詩5*13/1/18 14:41
ぜいたくな捨て猫綾野蒼希自由詩0*13/1/18 13:41
ウッドベースの響きのようにLucy自由詩11*13/1/18 13:09
海岸線まーつん自由詩6*13/1/18 12:58
サーカスのおはなし……とある蛙自由詩12*13/1/18 12:20
欠点HAL自由詩7*13/1/18 11:12
あさsh^na自由詩213/1/18 11:07
第四楽章Lucy自由詩14*13/1/18 11:05
夫婦茶筅藤鈴呼自由詩2*13/1/18 11:03
放課後の音楽室でそらの珊瑚短歌11*13/1/18 10:01
正月夏川ゆう短歌013/1/18 9:41
白いはるな自由詩1113/1/18 7:53
レイドバック梅昆布茶自由詩11*13/1/18 6:26
untitledかとり自由詩113/1/18 3:16
夜の淵Mélodi...自由詩113/1/18 2:57
ポイントいりません(ツイッター)モリマサ公自由詩513/1/18 2:39
生きることに疲れた詩番田 自由詩213/1/18 1:58
無原罪のお宿り吉岡ペペロ携帯写真+...613/1/18 0:55
金とセックスの話きーろ自由詩0*13/1/18 0:50
深夜叫劇短歌2*13/1/17 23:55
駆け足で泣くと。自由詩4*13/1/17 23:42
峠道月形半分子自由詩513/1/17 23:36
白と水(Private Nocturnal)木立 悟自由詩113/1/17 23:33

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