笑顔色の街の中で 屋根の下独りきり
椅子に座って 本を広げては 心孤独 三年前の冬
思いどおりの春じゃなくて
壊れていると思っていた爪先の向きを決めるコンパス
買い換えようと思っていたけど ...
殺意は純化する
狂暴な血で贖うのが私の務め
遇いたい
あの人に遇いたい
詩が祈りであるなら
わたしたちは
「」
人間であるという
薄っぺらさ
生きている
という曖昧さ
そんなものが
祈りだというのなら
わたしたちは
静かに
口 ...
あれから
いくつかの詩を書いた
ふたりとも
無言で
色にも
光にも
夜にも かまわずに
いくつかの詩をかいた
鳥が飛ぶのにも
種が蒔かれるのにも
気づかないで
...
あなたのはく息は
わたしのよりも
ちゃんと白いね
あなたの手のひらは
ぶ厚くて温かく
冬が
さむいのだとわかる
うしろから抱き込まれると
まるい刃物に刺される心地が
した ...
作詞 Shinji Hanagata 作曲 Johnny Raven 編曲 Delivery health angels
愛と平和で 腹が一杯になるなら
飯食わないで セックスしてろ
飢え死 ...
ぼくはやがて死ぬ
いや
パラレルワールドでのぼくは
もう死んでいるのかも知れない
いや
パラレルワールドでのぼくは
この世界のぼくとは
すこし違うひとなのかも ...
自分の手のひらを見て思うんだ。
僕に、何かが出来ないかなって。
この手で何か、人のために
作ったり
奏でたり
守ったり
描いたり
...
他愛もない小石につまずく
そのたびに
立ちどまり 足元をたしかめる
誰もが、平気でいきすぎる
そんな四角四面では 生きられませんよ
それとも 私は、
ほんとうに詩 ...
俺はここにいる!って
俺を理解してくれ!って
泣き叫ぶ子供のように
お前は、いつも飢えていた。
満たされることが嫌いで
満たされることを恐れ ...
作詞 Shinji Hanagata 作曲 Johnny Raven 編曲 Delivery health angels
街角に佇み 声を枯らして
私は叫ぶ 私のために
自分の命は 自分で ...
ただ、それだけのことだけど。
朝、目が覚めた。
ただ、それだけのことだけど、
お腹がすいて、ご飯を食べた。
ただ、それだけのことだけど、 ...
まじないめいた
隙間がすきです
ほほえみきれない
ほの明るさも
あしたはぼくを
待ちますか
おんなじ思いの
きみですか
危ういそぶりの
ゆるしがす ...
一日
ハレルヤ
ハレルヤ
金とステータスが廃止され
彼の人間性はちっちゃくなる
頭を掛けた洗濯バサミ
柱にきらきらと光る
高慢で嫌な[空気]だった
あなたはいくらみたいな海の生き物?
...
だれに
味方をするでもなく
秋はしずかに燃えている
わたしが
ひとを敵視するのは
燃えようとする
哀しい加速
はなはだ容易い
弱さの
露呈
いっそ
水にな ...
作詞 Shinji Hanagata 作曲 Johnny Raven 編曲 Delivery health angels
彼女はうんちくさい人
彼女はアナリスト
性的嗜好はそれぞれだぜ
J ...
きみの声が世界を変えることなんてない
きみの声に世界を望む人がたくさん
きみの声はきみの世界を守ってくれない
きみの声で誰かの世界を叩くことはある
整わないリズムで鼓動を打つ
心臓一つ差し出 ...
キスして
となかなか言えない・・・
甘えたい
けど甘えられない
キミに聴いてほしいことはたくさんある
だけど、キミに話すと離れて言ってしまいそうで…ホントはもっとそばにい ...
毎週火曜日
下の娘のクラスにボランティアとして入っている
私が話すつたない英語でも
一生懸命に聞いてくれる
小学一年生の瞳には
一点の曇りも宿っていない
恐らくその瞳はまだ
本当 ...
鳥が啼いてゆく
いつか、いつか、いつか、
赤い夕陽がしたたり落ちて
心を焦がす イタイホドニ
{引用=近づけばまた遠ざかり
遠ざかるとまた近づく
蜃気楼 日々は}
そしてまた ...
罪なきガザのひとびとが痛んでいる
心のなかに埋まっている この磁石が
引き寄せる
たとえばそれが砂漠に転がっている石ころだろうとも
たとえばそれが海を漂う明日をも知れぬ泡だろうとも
たとえばそれが誰も見向きもしないような ...
残酷なギャングスター
銃口をむけながら
若いふたりと談笑している
こころでは泣いている
目では笑っている
顔では遠く考え込んでいる
みんな帰ってゆく
どこ ...
私はフレンチトーストなのである。
有史以来フレンチトーストである。
気の遠くなるような宇宙の歴史が
私が存在する必然性を担保すると
かのデカルトも明言した気がする。
モーニングといえば私 ...
はやし立てる誠意のない
ただそこには圧倒的な盛り上がりと明るさ
どんな真面目な主張も鼻で笑われる余裕を持って
無邪気に天然の美しさ
硬くわずかにしか溶けだせないシャーベットのよ ...
エジソンで言う汗だきみの眼鏡だたそがれの銀色のふち「目がね、痛むの」朝から。ひどく。大きなひたいをかくした雰囲気美人ってかげぐち。置いてきた「目が「ね、みんな持ってる」夕日の端をつかんだ。良かったね。 ...
仲違いをしているふたりから
マグカップをもらった
どちらかを使うと
どちらかに悪い気がして
大切にしまっている
彼女とも
彼女とも
仲がいいのに
どうし ...
+剥離+呼吸+孤独+写像+
1.はじめに
光冨郁也の詩は白磁のように硬くて白くて滑らかだ。硬さは、詩語の硬さでありまなざしの硬さであり何よりも孤独の硬さである。白さは、詩世界を覆う光 ...
僕は見ていた
見ていないものを その中に
いつも 掌の中に
強く信じていた子供だった気がする
きっと 誰の言葉もなく
夢見た日々は
遠のいていった 何も残さずに
思いをグラウンド ...
真剣さの重みで
天秤が壊れた
代わりを踏みにじって
俺たちは忘れる
先へ行くといい
急がずに
安らかなそれをここで待つ
どれだけ叫んでも
鏡にはもう映らない影と
変わらない君 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
誰が指折り願う日に
邦秋
自由詩
2*
12/11/21 23:55
_
渡辺亘
自由詩
2
12/11/21 23:52
詩が祈りであるなら
佐藤伊織
自由詩
2
12/11/21 23:49
出会う
はるな
自由詩
3
12/11/21 23:31
まるい刃物
〃
自由詩
4
12/11/21 23:19
らいす いず びゅうてぃふる
花形新次
自由詩
2
12/11/21 22:09
ぼくがぼくであり続けること
吉岡ペペロ
自由詩
4+
12/11/21 21:56
空のような、雲のような。そんな夢さ。
元親 ミッド
自由詩
17*
12/11/21 21:55
「レモネ‐ド」
月乃助
自由詩
5*
12/11/21 21:50
イカロス
元親 ミッド
自由詩
0
12/11/21 21:37
募金の詩
花形新次
自由詩
1
12/11/21 21:35
ただ、それだけのことだけど。
元親 ミッド
自由詩
4
12/11/21 21:25
この指とまれ
千波 一也
自由詩
7*
12/11/21 20:43
一日
和田カマリ
自由詩
1*
12/11/21 20:35
秋・絢爛
千波 一也
自由詩
10*
12/11/21 19:36
アナリスト in the JK
花形新次
自由詩
0
12/11/21 18:35
ワールドメイカー
Mélodi...
自由詩
1
12/11/21 17:37
未来へ
スマイル?
自由詩
0
12/11/21 17:17
50の瞳の輝き
夏美かをる
自由詩
17*
12/11/21 15:30
いつか、
石瀬琳々
自由詩
10*
12/11/21 13:44
何の非も責もないのに
HAL
自由詩
1*
12/11/21 12:11
磁石
そらの珊瑚
自由詩
21*
12/11/21 12:03
寝場所
吉岡ペペロ
自由詩
5
12/11/21 11:33
さすらいのフレンチトースト
ブルース瀬戸...
自由詩
4*
12/11/21 9:25
潔くただ回れ
TAROぱっ...
自由詩
3
12/11/21 8:11
動機
メチターチェ...
自由詩
1*
12/11/21 7:35
マグカップ
三田九郎
自由詩
1
12/11/21 7:20
光冨郁也詩集『バード・シリーズ』あとがき
葉leaf
散文(批評...
2
12/11/21 6:54
門の向こうに
番田
自由詩
1
12/11/21 2:12
スタンドアローン
村正
自由詩
1*
12/11/21 1:31
2798
2799
2800
2801
2802
2803
2804
2805
2806
2807
2808
2809
2810
2811
2812
2813
2814
2815
2816
2817
2818
2819
2820
2821
2822
2823
2824
2825
2826
2827
2828
2829
2830
2831
2832
2833
2834
2835
2836
2837
2838
加筆訂正:
753
/
月乃助
[12/11/21 10:40]
少し
或るイメージ
/
結川菜青
[12/11/21 7:45]
修正しました
4.39sec.