大通りを一本奥へはいった
   ラーメン屋の先の三叉路の角っこに
   その八百屋はあるんだ
   狭い軒先に段ボールが並べられ
   曲がったキュウリや
   太さも大きさもまち ...
としつきのいとおしさに溺れるまま
カレンダーは残り一枚となった
まるでおらの余命のようだ

老いのうわべと衰えのもとでは 
ターミナルへの興味は傍観に等しい
乗り継ぎ駅には関心がそそがれた ...
「なんとなくそこが正しい」
なんて流れに適当に乗っかって
楽なところで生きたくないだけです
一瞬生まれた疑問符を無視したら
自分の一番嫌いな人間に自分が近付く気がして
...
ほのぼのとしたことを書いて
心がポカポカしてきたので
寒い夜でも
なんとか頑張れそうな気がします

あなたも
私の言葉で
とても癒されるって
言ってくれましたね

自分だけでなく
...
 
あっちゃむいて、ほい! あっちゃむいて、ほい!

たまには向きおうてもええんちゃうん?

こっちゃむいて、ほい!



 
本質的な僕たちが
本質を詰まらせて
ぐうの音も出ない

散乱して
僕たちは
死にたいの前に
生きたいの前に
なんだったか
わからないまま全てだね

洗い髪を
ぬるい風通しが
...
まだ世界のだれも口に発しないが 日本人はすでに絶滅危惧種に指定されている

だけど日本人は得意なのだ  マイナス思考を跳ね返すことはどの国も右にでれない心意気を持っている
一、石
石には普通、感情はないと考える。しかしある。
石はほぼ性別は♂である。しかし、生殖はしない。無機質なものには♂という性別があるものだ。
石は考えることが好きである。ひたすら考える、そ ...
 暇だし、日曜だし、外出するのも億劫なので、趣味について書いてみようかと思う。
 ゛お前の趣味なんて、誰が知りたがるんだ? ゛と思ったそこのあなた。侮ってはいけない。僕にだって興味を持ってくれる第三 ...
少しきしむ階段をのぼれば きみの部屋

端から二番目…


ミントの煙草の匂いをまとった 気まぐれな人だった


手を離すと どこかへ いつのまにか

消えてしまいそうで

い ...
耳を障る青
君を貫く絶頂
零敗した指先
誰かを欺いている

自由はいつも鎖に繋がれていて
自分勝手な覚醒のあと
ひとりぼっちで解放された


遥か遥かのおとぎ話は
誰かの ...
遊びってものをわたしゃ
ほとんど経験ないんだよね、これが
今だって、真面目に
考えようとしてるし

義務じゃなくただ楽しいこと
リアルじゃなく目的がない
ルールがあってもその場限り
有 ...
ひとつ ひとつの
哀しみと

ひとつ ひとつの
喜びを

透明の結晶にして

華のように
星のように

この躯に降り注げ

言葉にならないコトバを
小さく折り畳んで
胸の ...
めざまし時計の音がいつもより二分ずれ
階段をころげ落ちる木の葉が回る
床に面した開き扉と
射しこんだ光線のかもしだす朝
洗濯したてのシャツをさっさと着替え
喉に通らぬパンを無理に押し込んでか ...
雪が降るね
私の中に
あなたの窓に
世界に

信じるのは簡単
みんな私を
通り抜けて
世界は

雪が
地表に舞い降りて
アスファルト
地下に抜ける

もう
キミは雪では ...
ドライヤー両手に持って眠ったら夢に出てこぬ妖怪ウェット 「フェニックス一輝のクロスどう思う?」面接官の意図が見えない ブルースを明るく唄うレノンの忌 寒風ふきつける新年のころ
子どもは白いカイトをあげた。
冷たくはしる急斜へつよく
糸はするどく牽引する
指はきつく締めつけられ
羽根は烈風に呑まれ舞い散る。

こめかみを撃つ固い痛みが
...
行くとこ行くとこ休館日 歯ぎしりでイルカが集まる 健康に殺される けたたましく掻き鳴らされる警笛の
過去の記憶を振り切って
今日 昨日まで立ち寄らなかった
この鉄格子をくぐる

倦怠は賭けへの不安
後悔は過去への依存
今日 きみの躰から
ぼくは昨日と ...
夜空に
ひとつ 輝く星に
私は望む

ずっと
そのままでいて、と

叶えられるはずも無いのに
そんな事など知っているのに

星が消えていくこと 寂しくて

私は
また願いを紡 ...
ミツコがぐるぐる
回転しながら
天に召された夜
マオたんは
グリグリ食い込んだ
コスチュームで
こちらも三回転を
これでもか
というぐらい跳んでいた
いつも考える
コスチューム無し ...
喜びを主体と願いながらせせこましく生きてしまっている

加藤登紀子の72年のライブいまさらにすげー女の代表だって思ったんだが

革マルと民青の両方の姉ちゃんを恋してた頃まだ僕の声は小さかった
...
本当はしらない
頭も心も臓も手先も夢も理想も居場所も歌も声も理由も言葉も悲しい顔も
だいたい自分のじょうだんだろう。
順調に死にむかって船出する男たちが

道端の赤い花に最敬礼

彼らを見送るのは

むくんだ顔をまっ白く塗って

泣きながら笑っている道化

まっ白い顔に黒い星と涙の模様をえがいて
...
     
           

ひどい罵声が飛んでくる
いきなり物が飛んでくる
わたしも避けながら 投げかえそうとする
むこうでは 言葉が渦を巻いていて
次の言葉が 今にも襲い掛か ...
非常に疲れているときに思うのは春であったり、心地よい風景であったりする。自転車を買いたいと、僕は思った。そんなことはどうでも良いのだが。よく、あるべき自分についてのことがわからなくなる。つくしが生 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夏八百屋石田とわ自由詩12*12/12/9 21:40
信天翁自由詩112/12/9 19:56
満ち溢れるゼロホロウ・シカ...自由詩4*12/12/9 18:40
ほのぼの言葉花形新次自由詩012/12/9 18:36
あっちゃむいて、ほい!殿上 童自由詩20*12/12/9 17:44
showerめー自由詩212/12/9 16:06
絶滅危惧種HAL自由詩2*12/12/9 16:01
石・草・虫など、その概念と考察山人自由詩4*12/12/9 15:57
趣味について、または詩についてまーつん散文(批評...8*12/12/9 15:14
キャラメル色のアパート市崎 柚自由詩212/12/9 14:41
青い行為早春自由詩2*12/12/9 14:11
課題「遊」:真面目なちびまる子ちゃん 木原東子自由詩8*12/12/9 13:49
【 結晶 】泡沫恋歌自由詩10*12/12/9 13:48
鈴置友也自由詩4*12/12/9 12:30
ゆきんこuminek...自由詩15*12/12/9 12:11
ドライ北大路京介短歌312/12/9 12:09
短歌212/12/9 12:08
レノンの忌俳句012/12/9 11:59
カイト鈴置友也自由詩4*12/12/9 11:59
行くとこ行くとこ休館日北大路京介自由詩112/12/9 11:57
歯ぎしりでイルカが集まる自由詩512/12/9 11:56
健康に殺される自由詩112/12/9 11:56
か行の習作鈴置友也自由詩2*12/12/9 11:49
ひとつの星柊 蒼衣自由詩312/12/9 10:35
グランプリファイナル花形新次自由詩112/12/9 9:32
半句半日梅昆布茶短歌612/12/9 9:26
_十二支蝶自由詩212/12/9 4:39
希望をうたう道化高原漣自由詩4*12/12/9 3:41
怒鳴る男 寓話的—詩の試みデッサン前田ふむふむ自由詩612/12/9 1:29
水の売りかた番田 自由詩212/12/9 1:15

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