冬をついばむ
くちばし
幼い蕾が
羽ばたく季節の夢をみている
今はまだ色を持たずに
たくさんのおみくじが
今年の枝に結ばれて
羽ばたく明日を待っている
少し前まで
小さな ...
なくしものはないと
あの子は云った
わすれものもないと
あの子は笑うんだ
いつかの夕やけが ぼくの肩にとまった
片手に乗せた鳥が とおくへ飛び立った
宙を舞う羽の しなや ...
部屋が寒いと悲しくなった。手紙を書こうと思い立った時から、何かに追い立てられている気がしていた。八月は遠ざかり、友達は消え、毎日が残った。残っていたものものはべたべたと路上にへばりつき、それでも坂道 ...
なんでこんな夜中に書いてるんだろうとつくづく自分を馬鹿だと思う。
トルコのセダトとムスタファがけっこう好きだった。
日本の大証上場をうたい文句の中企業で一緒に現場をやっていたのだが
さすがに ...
救いを差し伸べる歌い手
懺悔を聞き、受け止める神父
恋人に裏切られた女性
コンピュータベースの思考
過去の栄光とは言えない
同系統なら飽きるだろう
...
にほんの
とうぶにあって
とざまの
ガザン藩
という
藩が
あると
いう
あやまった
ちしきを
おしえると
がざんと
いうじは
どうかくのかと
きかれない
がいこくごぽく ...
火にくべた
きみの手紙が くすぶって
なくしたものに 焦がれる夕べ
ひとりのひとを ほんとうに愛することができたら
多くの人に愛される 気がします
あかちゃんの頃から
ひそかやかに息づいている初々しい清水を
ゆっくりと 汲みあげ
丸い透明な器にいれて窓辺に置く
水の中に虹を 見つけた
こどものころから 不幸せな場所にな ...
ききみみは みぎか ひだりか
自分でも わからなくなったので
るるるっと まわして ききみみをたててみる
まさか ほんとうに
つまり これは 透明人間になったということだ
...
雀の子 そこの毛そこの毛 引っ張るな
1人の男が死んだ
71歳だった
死んだ男はクリーブランドの墓地に埋められた
男はユダヤ人だった
コミック雑誌の原作者だった
うだつの上がらない男だった
女と2度離婚したことがあり3度結婚し ...
くらがりが覚醒している
背筋を伸ばすとからだがこまかく震えているのだが
それはそれ以上のことにもそれ以下のことにもならなかった
全てが語尾上げのコミュニケーションがつくりだす古めかしさで
...
「あなたが相手どっていいのは結局のところ彼だけなのよ」
すっとなめらかな放物線を描いて彼女が指さした先には
波打つ筋肉も猛々しい牡牛がおりまして
つややかな黒毛が太陽の光をはじいて輝いており ...
始発までカラオケルーム寒鴉
小寒の一発ギャグがだだすべり
小寒の東京タワー夢芝居
ピノキオ彫って仏像にする
入院初日十羽鶴でも嬉しい
冷凍庫にカントリーマアム入ってる女の胸に抱かれて眠る
あなたの唇を枯らし
血をにじませるもの
わたしのこぶしを引き裂き
血をにじませるもの
冬
凍りつく冬の陽射し
寒い朝には人々の胸中に隠れたものが明るみに ...
炬燵に入って「行く年来る年」を見ていた沢井亜紀は、ふーっ、と大きなため息をついた。親元を離れ、このマンションの十三階で暮らすようになってもう四年になる。去年は、大学一年の時から付き合っていた男と二人で ...
僕が好きなものを、キミは嫌いで
キミが好きなものを、僕が嫌いだったりもするけれど
それでも、僕は、キミが大好きで
キミも、僕を、大好きだって言ってくれた。
それで十分だ ...
調律をした
二輪車が
周回路の直線を
駆け抜ける
咆哮はワウと呼ばれる
振動を伴う
それは乗り手を栄光のゴールに
恐ろしい競技だと思う
安全に返って来る事を
願って
部品を ...
明日から仕事だろう
嫌な気分だろう
振り返ると
休みの間、何てことなかったなあとか
もっとああすれば良かったなあとか
思ってんだろう
寝て起きたら
またおんなじような日々が
始まっちゃ ...
上を見て、下を見て、前を見る。
右を見て、左を見て、後ろを見る。
天を仰ぎ、その空のcolorが沁みる。
鮮烈なる青、又は紫、あるいは朱。
ぼんやりとした灰色、または薄 ...
娑婆で「強く生きる」とは
夢に燃えることなのか
カルマに描くことなのか
螺旋を 曲線を 放物線を
それとも 直線そのもの を
娑婆の「縁が尽きる」とは ...
知恵の完成と理解される。
常に知識では無く、知恵の追求。
サーラ樹の下、ごーだま・しったーるだは
完成を目指した。身分も捨て、己の究極。
彼岸に至る事を求め至る。
成し遂げられたと彼は単純に ...
手に入れた吉光を手に走り出す
啜ってるうどん 一刀両断
新車のブレーキワイヤー 一刀両断
作業中のPCの電源コード 一刀両断
禿の残髪 一刀両断
あやつの動眼神経 一刀両断
何だかよく ...
奇跡のひと、
とはヘレンのことではない
奇跡のひと、
とはサリバン先生のことだ
私は奇跡のひとではなかった
奇跡を起こすまえに涙ぐむ
私はふるえる者だった
ヘレンは先生に7歳になるまえ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
素描
そらの珊瑚
自由詩
18*
13/1/7 8:00
その花のなまえ
マーブル
自由詩
7
13/1/7 5:17
11本
Debby
自由詩
4
13/1/7 4:21
世界
梅昆布茶
散文(批評...
8
13/1/7 3:34
系統
ビル
自由詩
0
13/1/7 3:02
ガザン藩
6
自由詩
1+
13/1/7 1:22
粉々になる
chocoa
短歌
3
13/1/7 1:04
I love you & ゆー らぶ みい
るるりら
自由詩
19*
13/1/7 1:02
I love you
〃
携帯写真+...
8*
13/1/7 1:00
ききみみ
〃
携帯写真+...
6*
13/1/7 0:59
雀の子
六九郎
川柳
1
13/1/7 0:46
AMERICAN SPLENDOR
〃
自由詩
0
13/1/7 0:34
ポイントいりません(12針)
モリマサ公
自由詩
2
13/1/7 0:23
黒毛の牡牛と
ゆべし
自由詩
1
13/1/6 23:53
寒鴉
北大路京介
俳句
6
13/1/6 23:24
小寒の一発ギャグがだだすべり
〃
俳句
2
13/1/6 23:23
小寒の東京タワー
〃
俳句
2
13/1/6 23:23
ピノキオ彫って仏像にする
〃
自由詩
5
13/1/6 22:57
入院初日十羽鶴でも嬉しい
〃
自由詩
5+
13/1/6 22:57
冷凍庫にカントリーマアム入ってる女の胸に抱かれて眠る
〃
自由詩
5
13/1/6 22:56
冬の日
ホロウ・シカ...
自由詩
9*
13/1/6 22:41
十三階の女
草野大悟
自由詩
1*
13/1/6 22:12
スキキライ。
元親 ミッド
自由詩
4
13/1/6 22:05
レース
ドクダミ五十...
自由詩
5*
13/1/6 21:25
最後の休み
花形新次
自由詩
5
13/1/6 20:28
歩き続けること。
元親 ミッド
自由詩
5*
13/1/6 20:17
気障な戦慄(六)
信天翁
自由詩
1
13/1/6 19:38
ぱんにゃ・はらみーた
ドクダミ五十...
自由詩
3*
13/1/6 19:36
切離
六九郎
自由詩
1
13/1/6 19:28
奇跡のひと
吉岡ペペロ
携帯写真+...
7
13/1/6 19:05
2766
2767
2768
2769
2770
2771
2772
2773
2774
2775
2776
2777
2778
2779
2780
2781
2782
2783
2784
2785
2786
2787
2788
2789
2790
2791
2792
2793
2794
2795
2796
2797
2798
2799
2800
2801
2802
2803
2804
2805
2806
5.1sec.