百万億土 三千世界
どこまでいっても仏の道
世界の終末 神の成就
どこまでいってもハルマゲドン
聴こえますか 見えますか何を聴いていますか 何が見えていますか
私はひまわりの種を植えまし ...
青い鳥を 眺めてる
倖せは 何処に有るのと 探しても
芽を凝らしても 水が無ければ 見つからず
如雨露 片手に ウロウロ うろろ

ウロロンと 嘆いてみても
倖せの 青い声には 届かない
...
雪なんて当たり前だった幼い頃

道南の辺境で借家の玄関の硝子戸を開ければ

一階はすべて雪の壁だったこと

なにせ長万部が唯一町の体裁をそなえたようなところで

物流の届かない ...
   晩秋

すでにざっくりと強剪定された太い枝の切り口を
寒空にさらす街路樹
いつも
心の底ではあてどなく遠いあしたを待ち侘びていた


   冬の雲

空一面に
狼の顔が ...
雪は
ひとひらと数えます

ひら、ひらと
落ちてくる様は
心がなにかを探しているようで

雪を
ひとひらと数えます

ふたひら
みひら
あとはもう数えるのは止めました

あ ...
ほころびを縫う
小さな欠落をたぐりよせながら
そのひとつひとつを
確かめるように埋めていく

ほころびのない人生など
ない

冬の夜にほころびを縫って
いる

母さんにもらった針 ...
僕は歩いていった
街が そこにはあった


何もすることもなく、
とても 疲れていた


息をしていた
人には言えない冷たい思いで。


子供を見ていた
過去の路地裏に  ...
[梗概]
「yo-yoの作品の魅力を生み出している秩序付けられた混沌について書いた文章。」

http://yo-yo.blogzine.jp/poem/files/01.pdf

 詩のテ ...
裏切りには理由がある

理由のない裏切りには寄り添うが

理由のある裏切りには訣別する

それが自然なことなのだ

すべての裏切りのうえに雪が降る

雪はすぐ汚れてそのまま凍りつく

さあ、滑らぬよう ...
淋しい海は猫が好きで
ひとりぼっちの猫は海が好きなんだよ

お昼寝してたの僕
そしたら
僕もひとりになっちゃった
ひとりぼっちの僕は
お似合いの痩せっぽちの木と出会ったよ
でもいつか僕 ...
ふわふわとか
たっぷりとか
ふざけるな
切実さが足りない

相応しさとか
ぬくもりとか
真実とか
いい加減にしてくれ
せつないんだよ

コンビニエンスストアの
陳列棚に
...
 流行はぐるりと巡って、パンツはストレートからスキニー最盛だ。ウレタン樹脂の穿き心地を男性も楽しめるところが前回と違う。
 
 にもかかわらず高校生の男の子達は、相変わらずブカブカのをずり下げて穿 ...
雪前は冬が温む
低気圧の湿気が降りて
虚の体積は収斂する

降る雪は音を引き上げる
積もる雪は世界を聾する
雪は聴力を催眠する

未明
耳を澄ます
動物として耳を澄ます
(1.意 ...
左右 ゆらゆら 動かす鰭(ヒレ)を
滑稽に 眺めながら 足を出す

隙間に 挟まった 鯉は 動けない
隙間に 留まった 恋も 動けない

隙歯に 詰まった 滓は ミットモナイ
カスカスの ...
帰りの電車に揺られながら、頁を開いた 
一冊の本の中にいるドストエフスキーさんが 
(人生は絶望だ・・・)と語ったところで 
僕はぱたん、と本を閉じて、目を瞑る 

物語に描かれた父と幼子を ...
冬市が始まりました。皆さん、そごうにいきましょう
グランバザールは、パルコ
レッドバザールと言ったら、阪急百貨店
スパークリングセールは、丸井
ではイエローバザールは?……はい、LOFTでぇす ...
見たことも聞いたこともない
知らない国の痩せている土地に
稲を植えに行って
雨が降らなくて水に困り
そして
稲作を諦めた老人が
土に合う野菜を作ることを思い付き
風土に合う畑作に試行錯誤 ...
竹を割ったような性格なんて
ただのアホウだと思っていたけれど
実際問題
自分に娘がいたとして
どんな男なら嫁に出しても良いかというと
やっぱり俺みたいな
ネチョッっとした奴は嫌で
サッパ ...
後味の悪い夢を見た
夢で良かった夢を見た

分析結果の探せない夢世界からの遮断
気になる蒲公英の根から 無駄な栄養素を摂取したかのよう

 現実の現状の手がかりにたすきを投げかけたであろう ...
雪女は
約束を破った
夫と子供を残し
消えてしまったりして
物悲しいこと
この上ないけれど
それに引き換え
雪男は
巨大な足跡が
人間のものとは思えないとか
落ちてた体毛が異常に長 ...
笑顔でありがとうと
言ってくれたあなたを
冷たいと思ってしまった 私はうたぐり深く心の狭い人


世渡り上手に憧れて
今日もとんびは大空飛ぶもタカにはなれず
ただくるくると旋回してる ...
坂の上から街を見ました

街の向こうに 海を見ました。

海は細長く、曇り空の下に無言で横たわる

私が見ても

見なくても

風が吹いても

吹かなくても

...
嫁が頭が痛いと言うから
頭痛薬を飲ませようと寝室の引き出しを探していると
なんとラブホテルの割引券が出てきた

問い詰めてみたら、すぐに逆切れして
「わかった、わかった、離婚したら良いんだろ ...
Hello, world!

こんにちは世界

あなたのことが
好きでした
「多趣味でなんでも器用にこなすあなた」

いやぁ、それならばこんなに
面倒な人生送ってこなかったでしょう


「今年は素敵な恋人も見つかり、」

それ覚えてるだけでも
既 ...
1月の夜が遅くはじまる

寄り添うように押し潰してくる

絶望と希望のように

まやかしのように

首をあげてあなたに付いてゆく

雪にすべって照れながら立ち上がる

好きこそ ...
あと数時間後、15日より第6回批評祭・HHMがはじまります。



主催として、今回のHHMでは

・作品論に限定、
・詩のサイト発でありながら詩以外のあらゆる作品を対象とする、
...
悲しくてかっこよかった

予備校生

それは生き方のような季節だった

探偵という職業も

そのようなものだとなにかで読んだ

だからあの頃ぼくらは

浪人探偵団だったのだ
...
子供の様に、無邪気に人を傷つけられるなら

私はきっと幸せでいられた

大人の様に、上手に言葉を使うことが出来たなら

私はあなたの傍にいられた


中途半端な私は、青年期の途中に足 ...
雪が朝から降っている
景色の輪郭を消しながら
道路の染みを消しながら
隣の境を消しながら

雪が一日降っている
人の予定を消しながら
人の日常を消しながら
人の時間を消しながら

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
万華鏡月形半分子自由詩413/1/15 13:32
ウロロン鳥藤鈴呼自由詩3*13/1/15 12:10
雪の日に梅昆布茶自由詩21+13/1/15 11:56
晩秋・他Lucy自由詩14*13/1/15 11:06
ひとひらの雪そらの珊瑚自由詩1513/1/15 10:32
ほころびを縫う自由詩1713/1/15 8:03
見た日番田 自由詩513/1/15 2:07
【HHM参加作品】「yo-yo「紙のおじいちゃん」について」葉leaf散文(批評...713/1/15 0:34
すべての裏切りのうえに吉岡ペペロ携帯写真+...413/1/15 0:24
今日の礼拝月形半分子自由詩313/1/15 0:19
陳列棚はるな自由詩313/1/15 0:18
風俗考 青春の部salco散文(批評...4*13/1/14 23:36
消失点自由詩6*13/1/14 23:18
ヒレで泳ぐ藤鈴呼自由詩2*13/1/14 22:58
天使の声 服部 剛自由詩10*13/1/14 22:28
特売月形半分子自由詩413/1/14 22:20
アフリカの角板谷みきょう自由詩3*13/1/14 22:14
多い日も安心花形新次自由詩313/1/14 21:51
窓口からの声朝焼彩茜色自由詩413/1/14 21:24
イエティ花形新次自由詩313/1/14 20:55
とんび寿 雪野自由詩3*13/1/14 20:51
坂の上からLucy自由詩11*13/1/14 19:37
離婚慣れ和田カマリ自由詩4*13/1/14 18:36
Hello, world!佐藤伊織自由詩213/1/14 18:19
そんな程度です占いなんてレイヨウ自由詩1*13/1/14 18:06
雪の日に吉岡ペペロ自由詩413/1/14 18:00
HHM(第6回批評祭)開催にあたって香瀬散文(批評...4*13/1/14 17:43
浪人探偵団吉岡ペペロ自由詩213/1/14 17:35
ないものねだりala自由詩213/1/14 17:27
雪が降る日……とある蛙自由詩18*13/1/14 17:20

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加筆訂正:
坂の上から/Lucy[13/1/15 10:19]
言葉の重複が気になったので、一行削除しました。
5.38sec.