終電車は、とうに出てしまった。。
街頭に照らされた住宅街の公園で
ぽつんと待ち続けている。
○缶コーヒーが、いつもより暖かい。。
○パトロールの警官と、目が合う。。
「待つ」と言 ...
うすく引き延ばされたホームに
ひらひらと電車が滑り込んでくる
ふっくらと炊きあがった白米は
やがて降ってくる灰の中で
天井を見上げる事になる
つり革の向こうに
夜、寝ている間に僕は
優しい形になった
とても優しい形になった
とても優しい形だったので
誰にも怒られなかった
誰も傷つけることはなかった
どうして昼間は
あん ...
左胸に、指先の感触が走る。
触れた事が判ったのだろうか?
目を合わせぬように、男は小声で謝罪する。
「単なる事故だ。。気にするな。。」
再度触れぬ様にと、身体を捻るが
斜 ...
アタシニホンゴヘタアルヨ
ヘタアルケド
ナゼカトテモイイアルヨ
イワレルヨ
ナゼイイカキクト
ハッキリトコタエナイアルヨ
デモ
カンドウシテナミダデタ
イウアルヨ
フシギアルヨ
ミ ...
キッチンなどとハイカラにいわず
おいらはお勝手というほうが
なんとなくピンとくるなぁ
明治のおふくろさんの匂いが ただよってきて
リビングなどと気取っていわず
...
夜明け前の6時、トイレに行った凪は、喉もかわいていて、
台所にお茶を飲みに行った。
すると、カサカサカサカサと耳慣れた音が聞こえる。
ハッとしてリビングに飛び込むと、そこには大福がホタホタと歩い ...
生きていることが
自分をごまかしているというのなら
何をたよりに生きていこう
生きることへの
疑問を持ち続けながら
なお生きる悲劇は
存在をこの上なく軽くさせる
君は言った
それで ...
雪の原理は知ってても
ききたくなる
お前はどこからきたのと
ちかい空からも
ふってくる
舞ってくる
わたしのうえにも
みたくないものにも
だいじなうえにも
わけへだてなく
...
浅黒い皮膚の色 その足
足首に 色褪せた鈴つけて 何を呼び出すの
貴女がコマ送りで踊れば 揺るがす影響
ブレイズが時をかける様に弾む 弾力に緩めた苦しみを放ち
瞳の縁に貴女だけの境界線 ...
きれぎれのふくをひろってあるく
しっているだけ めんをたどって
とり
いってしまったよ
くびをまげて
さけぶのじゃあなくて
いきをはくみたいに
まげて
さいしょのとりの ...
バス停の――屋根の下の段ボール箱の中で
仔猫が三匹震えながら鳴いている
この子たちのおうちはここなの?
年端も行かない女の子が言った
着物を着た母親はひっそりと微笑んだ
帽子を目深に被っ ...
それは ふいにこみあげてきて
鳴り響く 主旋律となることはなく
深く沈み
日常の底に
寄り添うように流れて
かすかな音色をも
ひきたてる
だから
哀しみを抱いて生き続けることを
...
神様
腹が減ったんだ
俺を愛してくれるなら
カレーライスをおごっておくれ
神様
風が冷たいよ
俺を愛してくれるなら
冬をどこかに追い払ってよ
神様
海が恐ろしく唸 ...
年に一度お楽しみ
村の外れの野っ原に
大きなテントが出現し、
チンドン屋が触れ回る
さぁさサーカスが始まるよぅ
このサーカスは面白いよぅ
そこいらのサーカスとはチと違う
空中ブラ ...
透明人間の唯一の欠点は
自分の姿が見えないため
歩行者が自分を避けてくれないこと
そのため透明人間は繁華街や
人混みなどでひとにぶつかる
でもぶつかったひとは何にと想う
そう だれ ...
ねえ 今日は早く起きれたよ
自分を褒めたらいいじゃない
ヤバイえらいじゃんできるじゃんなんて
独りで笑っちゃうくらいいいじゃない
最初から諦めたらだめよちょっと頑張ってみようかななんて
...
耳をすますと
遠くで 風が吠えている
近くで 何かきしんでいる
屋根
つらら
わたくしの骨
あおい湖の底に
沈んでいる蝋のような少女に
今夜も会いに行く
半透明の
永遠の
生 ...
良い車窓ってのは
どんなんだろう
列車だから 車窓っては 呼ばないの? なんて
お門違いな 質問ばかり 重ねても 良いよね
景色と共に おバカ妄想ばかり 後ろに流して
どんどん 進 ...
しゅんしゅんと沸く湯気の上はがされていく、ボクののりづけ
きぶくれた冬の雀がひだまりでおとぎ話の続きをうたう
かあさんの手冷たいねりっちゃんの手はあったかいね
火傷した誰かの指のため ...
正月に必ず食べている慈姑程よい苦み新鮮な味
ピアノ弾き空気の流れ音になる心に波のように溶け込む
正月はお節を食べて腹一杯年に一度の特別なもの
僕と逢う時は弁当作る君愛されている喜びが ...
いいよ
わからないでいてあげる
まつ毛の角度や
飲み干されなかったコーヒー
長いまま燃えつきる煙草
いつもと違う靴
あたらしいゲーム
みたいに
わからないでいてあげるよ
...
音楽用語だろうが
ゆるさとかのんびりとといった意味らしい
わざとリズムをはずすこと
あえてちょっと遅れる
もたもたでもないしとんがり過ぎもしない
ドラムの神様とと言われるスティー ...
しくしく
夜
大地が歌う
これは
よい
さよなら だから
しずかに
泣き出しそうな夜の淵
思い出すのはきみの声
少し掠れた低い声も
ひっくり返って照れた声も
不思議な宇宙を繋げるように
それは少しずれていて
可笑しくて柔らかくて大切 ...
日々を
いいかんじでこわしていく
もとから顔なんて無かったような場所で
もう
からだでなんかいたくない
意味となって
更新されていく
「でこぼこの部分」
を
何度もなでながら ...
女を 追い掛けた
夢見ているのだろう
忘れかけた日、
そこで 自分自身を
過去を省みることは、
僕には できる
人には できない
努力を重ねてきた
だって、
自 ...
理性では理解できないことを
喜び誇るには
芸術しかなかったのだ
無原罪のお宿り
その絵の喜びと誇りが頼もしかった
理性ではないのだ
ひとは信じきることで
命を輝かせることができるのだ
今からセックスの話をします。
だいたい、セックスの価値は、2万です。
2万でどう?2万でどう?
都心のカラスのように声が聞こえます。
古本が200冊。
回転寿司200皿。
CDアルバム ...
携帯の明かりが照らす叫び声音もなく声かける人もなく
刺す冷気窓際からの匂いかな不定期深夜慟哭時間
エアコンの熱暖かく吹く風の色に育てよベッドの蚕
芸のない男の指がただ紡ぐ言葉が消える ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぼんやり
梓ゆい
自由詩
1*
13/1/18 21:13
米
佐藤伊織
自由詩
2
13/1/18 20:55
優しい形
たもつ
自由詩
15
13/1/18 20:37
災難
梓ゆい
自由詩
0
13/1/18 20:14
日本語下手
花形新次
自由詩
0
13/1/18 19:57
LDK
信天翁
自由詩
2
13/1/18 19:01
怪奇 うさぎの大福大脱走
凪 ちひろ
散文(批評...
3*
13/1/18 18:13
_
渡辺亘
自由詩
0
13/1/18 17:37
白い生命
朧月
自由詩
3
13/1/18 17:06
秘蜜
朝焼彩茜色
自由詩
7
13/1/18 15:54
イモセ
ミゼット
自由詩
5*
13/1/18 14:41
ぜいたくな捨て猫
綾野蒼希
自由詩
0*
13/1/18 13:41
ウッドベースの響きのように
Lucy
自由詩
11*
13/1/18 13:09
海岸線
まーつん
自由詩
6*
13/1/18 12:58
サーカスのおはなし
……とある蛙
自由詩
12*
13/1/18 12:20
欠点
HAL
自由詩
7*
13/1/18 11:12
あさ
sh^na
自由詩
2
13/1/18 11:07
第四楽章
Lucy
自由詩
14*
13/1/18 11:05
夫婦茶筅
藤鈴呼
自由詩
2*
13/1/18 11:03
放課後の音楽室で
そらの珊瑚
短歌
11*
13/1/18 10:01
正月
夏川ゆう
短歌
0
13/1/18 9:41
白い
はるな
自由詩
11
13/1/18 7:53
レイドバック
梅昆布茶
自由詩
11*
13/1/18 6:26
untitled
かとり
自由詩
1
13/1/18 3:16
夜の淵
Mélodi...
自由詩
1
13/1/18 2:57
ポイントいりません(ツイッター)
モリマサ公
自由詩
5
13/1/18 2:39
生きることに疲れた詩
番田
自由詩
2
13/1/18 1:58
無原罪のお宿り
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
13/1/18 0:55
金とセックスの話
きーろ
自由詩
0*
13/1/18 0:50
深夜叫劇
〃
短歌
2*
13/1/17 23:55
2752
2753
2754
2755
2756
2757
2758
2759
2760
2761
2762
2763
2764
2765
2766
2767
2768
2769
2770
2771
2772
2773
2774
2775
2776
2777
2778
2779
2780
2781
2782
2783
2784
2785
2786
2787
2788
2789
2790
2791
2792
5.31sec.