月は語る、語るね
なん億年と見守ってきた思いを、キラキラと反射させる
雲がかかってもなんにも変わらない
地球人として、月にお礼を言いたい
そうやって、いつまでも見守っていて
どんなひどい殺し ...
愛は短命
嘆いた日々も
地平を巡り
海へと消える

私は私
彼の時も越え
季節を巡り
未だ此処に居る

春に始まり
夏に深まり
秋に交わり
冬に離れる

何処に愁うも
...
明かな

核廃絶の

先駆けに

駆け出すかの地

進め福島
嫌いだよ。


それは色無く重たくて

誰にも届かない。
足元に降り積もっては見えないまま。


嫌いだ嫌いだ嫌いだ.



見えないから

見えないまま

知らない ...
帰り道

向かい道

どれ位歩けば

どれ位急げば

しあわせ

なんだ


しあわせ

なんてあるかい

今現在と過去を

みくらべるかい

じぶんと他人を

くらべるのかい

しあわせ

なんてあ ...
砂利は自由いつも違う
0.2ミリ違う
そこがいい
芸術になれないのがいい

風はそのへんで吹いている
花はあのへんで咲いている
詩なんてそれでいい
自分の言葉は邪魔なだけ

世界に ...
 ゆうこちゃんは元ヤンキー
 スイングドアどっかん
 カートでつき破って
 おっはよー 
 おぉ今日も元気いっぱいで品出し
 野菜売り場へ突撃だ

 ゆうこちゃんにはカボチャ割る鉈
  ...
光の向こうへ消えた気がした


瞬間を綺麗な長方形に切り取る
小さな四角、それが全て
仕組みには詳しくないけれど
問題はそこじゃなくて、ただ
シャッターを押せば出来上がる


切り ...
私がかなしいのは
海が波立つからではない


海が波立っているのは
私がかなしいからではない


あまりに遠いところから注ぐ
あまりにも薄い光を反射して


波がしらのひとつひ ...
 朝起きると、お父さんが増えていた

 ばさり、ばさ、ばさり
 ず、ずずーっ、んぐっ
 しゅふしゅふしゅふ、おえぇーっ、んがらーっ、ぺっ
 ぶっ、ぶりゅりゅりゅっ、ぷぴぴっ、ぶぴっ ...
趣味の部屋誰も入れたくないわけで幾重にも張る爆破の仕掛け 激アツの画像感激刺激的電気ビリビリあの娘に激似 お嬢さん啓蟄なのでお茶しましょ

啓蟄やサードコーチのまわす腕

啓蟄や地味にいとおそろしき夜
仕事のデキる男を演じようとしている 火傷しそうなビール注いでいる 夢のカケラくすねて爛れている ヴィンテージギターを手にいれたが
一万円と格安のヤマハFG-130という
1972-74あたりに製作されたもので状態もいいし
かなり響きが良く豊かに音がでる

男はそういったおもちゃを幾つに ...
ウニは一つの口で済ませてしまうけれど
多くの動物は摂取口と排泄口がある

かつて
日本の家は出入り口が二つ以上あった
公式な訪問を受けるのは玄関
日常出入りする家族や
御用聞きは勝手口
...
夜に積み上げられた箱階段が
複製を繰り返す(発芽)
その上を
じゃばらの形に折れ曲がりながら
わたしの影が長く伸びつつ登っていく
星々が裏声でささやきあっている(給水)

そうやって
...
女子高生のスカートを
ヒュンとひるがえし
春のイタズラ者が通り過ぎる

激しい風に街路樹も
大きく揺れて
梢にとまった小鳥は
今にも吹き飛ばされそう

突風で倒れた看板が
歩道を走 ...
ひとことに矮星と言っても、いろいろある。
わたしたちは一生のうちにいったいいくつの幽霊を見つけることができるのだろうか。

従軍経験から言うと、あれは赤色矮星だ。艦隊の音が聞こえて、
懐から出 ...
ゾンビごっこをやってて、ひとりで、はじめはショッピングセンターのショーウインドウを叩く真似とか、駐車場のフェンスを乗り越えようとしてたら踏まれて起き上がれなくなってる真似とか、けっこう盛り上がってたん ...      かぶとむしを採りに行こう
     きみがそう言ったのはいつだったか
     荒れ狂う嵐の正体が
     悲しみだとも気づかずにいた
     そんな夏のできごとだっ ...
空を掃きすじ雲を残す
裸木の梢の枝が鳴る季節も
そろそろ終わる
どこまでも抜ける空が
やがて春霞めいてくる

弾けそうななにかの呟きが
聞こえてきそうな気がして
そろそろと吹く風に
...
ドアを開けると その先にはまたドアがあって その鍵を開けるのに一苦労し そのドアをやっと開けてもその先にはまたドアがあることは 余りにもわかり切っていることだから 開けたドアをいったん閉めて しばらく ... 確か幸せは
歩いて云々
来てくれないなら
出向いてやろうと

歩いて歩いて
ひたすら疲れて
視界真っ暗で
やたら苦しくて

曲がりくねった
夜の山道
どっち向きかも
解りゃし ...
ドアノブがなくなっているとは!
ドアノブを差す棒しかない!
部屋をくまなく探した
見つからない 見つからない
なぜだろう?

棒をハンカチで回してみた
なんだ ドアが開くじゃない
ドア ...
指針を欲しがっている

根を張った知識をえぐる

本であふれかえった戦場で

今日も血は流れない



天才と狂人の言葉を

おそろいに犯された

こどもたちが借りる

...
頭からガソリンをかけて
火をつけて燃やされる男が
ジャケットのCD
500円で陳列されているブックオフ
手に取られては戻される
ドカベンプロ野球編とゴルゴ13 
輪廻のように 始まりと終わ ...
どうか同化なんてしないでください
特異なんですから
得意になってのぼらなくっても
もちろん脱がなくってもいいんです

た(く)ましい面接通過しました

おとなになるために
赤抜け青抜けしなくっちゃ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
月の語り杉原詠二(黒...自由詩6*13/3/7 18:20
追憶カルメンオジ...自由詩4*13/3/7 18:16
題「進め」ジム・プリマ...短歌0*13/3/7 17:45
「存在する」の定義五月雨自由詩013/3/7 15:45
吉岡ペペロ携帯写真+...313/3/7 15:17
現代詩スターダスト左屋百色自由詩4*13/3/7 15:05
ゆうこちゃんへ平瀬たかのり自由詩6*13/3/7 14:45
幻影のバラードあ。自由詩2*13/3/7 14:35
かなしい海Lucy自由詩26*13/3/7 13:37
増殖お父さん平瀬たかのり自由詩3*13/3/7 12:41
北大路京介短歌313/3/7 12:27
短歌213/3/7 12:27
啓蟄 三句俳句1*13/3/7 12:26
仕事のデキる男を演じようとしている自由詩313/3/7 12:25
火傷しそうなビール注いでいる自由詩513/3/7 12:24
夢のカケラくすねて爛れている自由詩013/3/7 12:24
サウンドホール梅昆布茶自由詩18+*13/3/7 10:21
出入り口は二つが良いイナエ自由詩5*13/3/7 9:50
夜の箱階段そらの珊瑚自由詩22*13/3/7 9:12
【 春一番 】泡沫恋歌自由詩19*13/3/7 8:55
ボーリングフォーコロンバインはたらくくる...自由詩213/3/7 8:04
ハイウェイゾンビ魚屋スイソ自由詩613/3/7 4:17
夏の話しをきみとする石田とわ自由詩12*13/3/7 3:39
連詩 「あづさゆみ」(百行) ベンジャミン 鵜飼千代子鵜飼千代子自由詩14*13/3/7 3:19
twitter葉leaf自由詩413/3/7 3:18
クローバーカルメンオジ...自由詩113/3/7 2:50
ドアノブ小川麻由美自由詩3*13/3/7 2:49
レンタル・フィロソフィー村正自由詩2*13/3/7 1:40
回転体uraocb自由詩113/3/7 0:52
棲む阿ト理恵自由詩8*13/3/7 0:43

Home 戻る 最新へ 次へ
2748 2749 2750 2751 2752 2753 2754 2755 2756 2757 2758 2759 2760 2761 2762 2763 2764 2765 2766 2767 2768 2769 2770 2771 2772 2773 2774 2775 2776 2777 2778 2779 2780 2781 2782 2783 2784 2785 2786 2787 2788 
加筆訂正:
連詩 「あづさゆみ」(百行) ベンジャミン 鵜飼千代子/鵜飼千代子[13/3/7 15:40]
最終連 砕くよくよう→砕くよう 転記ミス部分を修正
4.21sec.