【合唱コンクール】

 中一の娘が学校の合唱コンクールで、伴奏を引き受けてきた、と驚愕なことをいう。
 娘がピアノを習っていたのは小学校三年までで、どこをどうやったら、そういうことになるのか。
...
シロツメクサに
私はなろう
遠い
異国のビードロを

木箱に
そっと包み込む
同胞たちの
笑顔のように

こわれてやまぬ
あなたの心
私は
そっと包み込む

花で
ある ...
冬の田の真白い雪をほおばって意味ないことをしているおのれ        うす汚れた魂を
       夜更けに洗う
       洗面器に冷たい水を張り
       ひとつまみの塩でもみ洗う
       不信と後悔がにじみ出て
     ...
春隣


朝から夜中までテレビをつけっぱなしにする
私の垂れ流し好きをどうにかしてくれ
うるさすぎて、何ひとつ変わらずに私の冬が過ぎていく
世の中はどうだ。目眩をおこすほど輝いているのか
...
『ありがとう。』が飛び交う、広い浴室。。

「背中、流しますよー。」

くしゅくしゅと泡を立てて

労る様に背中を流せば

全身左麻痺のかずちゃんが呟く。

「お風呂に入ると、生き ...
だれでも見えないところに空がある

晴れたり、くもったり
雨が降ったり、嵐が吹いたり

届きそうで届かないのは
空とほんとにおんなじで

何もなさそうで何かあって
そんな空っぽみたい ...
あの人、鶏肉ばかり食べるのよ
安くて健康にいいからって言ってだけど
お酒飲んだ時に本音を言ったの
「本当は翼が欲しいんだ」って
「ニワトリは飛べないじゃない!」って
言ってやったのよ

...
明日へ戻っていくだろう

昨日見た夢も
明日に久しく見る為のもの
今日起こった事は
何ものもなく明日見る夢

うたかたのそれも
まさしく現実のそれらも
明日に見る久しくもある形なき形 ...
新宮、古賀を抜けて、福津に入ろうかというとき

僕は、唐突に、「のっぺらぼう」に出くわした。

それはいきなり現れて、国道沿いに突っ立っていた。

真っ白い顔をこちらに向けて、あるはずの無 ...
風呂に入るという行動は

懺悔をするためなのだろうか?

それとも

生まれたての赤子のように

新しい1日を送るためなのだろうか?

アウトプットの刹那

狭いバスタブで湯に ...
指のとどかない所に 風が吹きつける
残る葉は からくりに寄り添い
ほどこしに 目をあけない

脈が 望みを往く
土に 酔い交じり

ひかるのは星だけと
枝の夜は ふける
私の詩を
だれかが声にだして読んでくれたら
いいとおもう
大きな
大きな声で読んでくれたらいいとおもう

この私の両の耳にも
きこえるように はっきりと
よんでくれたらいいとおもう
...
発:青青下下右上 宛:上上下右中中赤


緑もやしからセアカゴケグモへ。氷の季節になったので通達する

バーンズの糖蜜倉庫を十六夜に出て、1マイル向こうで折れざる矢を拾ってきてほしい。

...
今迄の僕は 
どれほど多くのまなざしに
みつめられてきただろう   
どれほど多くの手に 
支えられてきただろう 

今、僕は、ようやく 
幹の内側からいのちの歓びを{ルビ呻=うめ}くよ ...
なかなかはいはいしなかった周が 
ある日突然、棚に掴まり立ちあがった。 

「すごい、すごい」 
諸手を叩いて、僕は言う。 

「ぱ・・・ぱ・・・、ぱ・・ぱ・・」 
こちらを向いて、周が ...
あなたは
ひとがいいから
何でも引き受けちゃって
責任も押し付けられて
それでいて
美味しいところは
持っていかれて
見ていて歯痒いくらいだ

田沼さん
たぬまれたって
断ってい ...
弱き己を信ずる事は



弱き己を信ずる事は
わたくしには到底難しい事
すぐに魔がさして
後ろを振り向こうとする
死んだ嫁ならぬ旦那が
追いかけてくるだろうか

弱 ...
ぼくはそれがあると生きているし
それがないとほとんど息をしない、つまり死んでいる
ぼくとはいったい誰でしょうか
それはね スカイブルーが支配してるおそらに浮いている、
ちいさくておならみたいな ...
街を歩くと
人がいる

海を泳げば
魚がいるし

空を飛べば
鳥がいるけど

街には人がいる

たくさんの箱の中に
住んでいるし

たくさんの道の上を
流れているし

...
落語するはずで入った園芸部「寿限無寿限無」と花を育てる カレー喰う人は誰でもインド人親のジョークを真に受け布教 大寒や名人戦の千日手 家計は火の車4WD 渡り廊下うらがえす 深夜のラーメンゆがめている 世界のまん中
陽の当たる道を
歩ける人に
エールを送る

世界の片隅
日陰の道を
歩く人が精いっぱいの
エールを送る


縁の下で
力を養う
陰の中で
光を育てる
...
出張先で倒れた

会社のひとにわりと大きな病院に運んでもらった

その間にもお客様からクレームの電話が入っていた

その処理の指示を浅い息でおこなってそこへは明日行くことにした

問題が起こることは普 ...
感受性とやらが、あったとして、わたしのそれは、あっ、わたしの声がはいってるTOPVALUかりんとうたべて、あっ、わたしの声はいってるTOPVALUチョコレートなめて、あっ、わたしの声はいってないリップ ... Heはartに

artはHeに

Heartの問題ばかりをなげかける
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
珊瑚の小径2(エッセイ)そらの珊瑚散文(批評...9*13/1/22 8:23
シロツメクサuminek...自由詩24*13/1/22 7:21
真冬榊 慧短歌313/1/22 5:01
洗面器にわたしが溢れるとき石田とわ自由詩32+*13/1/22 4:04
春隣月形半分子自由詩313/1/22 1:55
思い出話梓ゆい自由詩513/1/22 1:46
「空がある」ベンジャミン自由詩10*13/1/22 1:19
チキンワークイオン自由詩3*13/1/21 23:28
いちにち 〜昨日から明日へ〜kannki自由詩213/1/21 23:23
「のっぺらぼう」元親 ミッド自由詩4*13/1/21 23:13
てるまえ??ろまえ???梓ゆい自由詩3*13/1/21 22:50
無明砂木自由詩11*13/1/21 22:14
詩の音朧月自由詩913/1/21 22:09
定時連絡高原漣自由詩013/1/21 21:48
いのちの歓び 服部 剛自由詩8*13/1/21 21:03
喜びの日 自由詩5*13/1/21 20:52
田沼さん花形新次自由詩313/1/21 20:39
弱き己を信ずる事は田園自由詩213/1/21 20:24
こたつの中でこたもぐらをした日に産まれるものがぱ自由詩3*13/1/21 19:13
お散歩の効用まーつん自由詩6*13/1/21 18:32
北大路京介短歌213/1/21 17:49
カレー短歌113/1/21 17:49
大寒俳句113/1/21 17:48
家計は火の車4WD自由詩513/1/21 17:47
渡り廊下うらがえす自由詩213/1/21 17:46
深夜のラーメンゆがめている自由詩113/1/21 17:45
世界のまん中シホ.N自由詩113/1/21 17:13
病院にて吉岡ペペロ携帯写真+...20*13/1/21 15:58
そんなあまい感受性なら、かくしてしまえ! 阿ト理恵自由詩6*13/1/21 15:50
一心同体の悩み 自由詩11*13/1/21 15:42

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