握手した手が離れなかったのは
わたしのなか
一日が
眠りの中で
すこしづつ
記憶を消していく
ゆっくりと
あの時の
わたしは
眠りにつくから
眠りの中の
眠りにつくか ...
あそこにある棒をとってください
ええ、宏君の顔が変化したものです
ここに足の5本ある赤ちゃんが
くるので祝福してあげてね
いらっしゃい
あなたの水が空中をまわる
あそこにある棒でわ ...
内科につれていって
眠れないから、と
夫にいう
夫は頷き
やけに尖った車の鍵を取る
ちゃらり、と手のひらが鳴る
大きい車は苦手だったはずが
高い窓から外を見るのにも
慣れて ...
紅白歌合戦に誰がでるのかとテレビは繰り返し
コタツに老婆がひとり
印刷された年賀状に「今年も健康でありますように」と、娘に書き添えた
大海原は苦手だ
小さな滝壺を庭にしてひっそり暮らした
時々、「見晴らし岩」に座り、遠くを眺めた。
渡り鳥のような大空は苦手だ
見捨てられた小さな神社が裏庭だった
時々、「千年杉」の枝から ...
交差点の一角が更地になっていて
かつてそこに何があったのか
ひたすら思い出せなかった
いつの間にか始まっていた工事は
何を壊したのか ーがが
がー を持ち去ったのか
ひとつもわからない ...
忙しさ 会社に置いて クリスマス
水面に 浮かび上がった 聖樹かな
クリスマス 光の魔術 使う夜
聖樹の灯 煌めく愛の 交流す
聖菓切り 大きさ違い 喧嘩する
あなたは
今どこにいるの
誰といるの
何をしているの
どうしてるの
気になってしょうがないんです
こんな感情間違ってるってわかってるつもりなのに
こんな自分もこんな世の中も嫌いです
...
パンティいらんかえ
脱ぎたて
ホッカホカの
パンティはいらんかえ
さっ、寒い
もううちに帰りたい
あかん、弱音吐いたら
このパンティが売れへんと
病気のおかあはんに
薬買えへ ...
君はピザ屋のサンタクロース
君がたくさんの人を
子供を
笑顔にできると思うんだ
冷たい風の中
注文チェック
そっと応援したくなる
君の後ろに見える
あたたかな景色は
私の理想 ...
僕には忘れなれない…
クリスマスがある。
君と出会った頃…
僕にはお金がなく…
君には何も…
買ってあげられなかった。
それでも…
クリスマスくらい…
何かプレゼントしたいと思 ...
先走る脳内時間
過去は
願望と忘却
変容する記憶
未来は
膨張する
観念のお化け
ほとばしる脳内血流
熱い血潮で
凍える心を
ときとか ...
ぼくは手首の関節を外す。控えめに悪態をつきながら、ありとあらゆる手段に打って出る。首の関節だけは皆無だったが。
肉体というものは政治の弱い国としてシンボル的役割を担うが、川の中州に佇立する鴫はいかに ...
人と街が食べあっている
道路にたち
あふれるように行き交う時間の
どのひとつにも乗りこめない
きのうの夜
きみが外した錠を
どの時間にかざしてみても違う
もうだれにも会え ...
窓に寄りバイク走るを見届けて
パッチンパチン深爪の昼
時間を突き離したわたしはすでに、
わたしであることに疲れていた。
気球のように烏につつかれ瀬戸際に顔を打つ恐怖に、
疲れていた。そうでなくともボイラーは切れそうだった。
それからは無量 ...
名前は親からの最初の贈り物
光と書いてヒカル
その名前を彼女はあまり好きではなかった
「光は周囲を照らすけれど
光が照らされることはないの
虚しい人生だと思わない?」
いつも甘いタ ...
君を抱きしめる
折れそうなその細い体は
案の定
折れてしまった
添え木になるものを探しながら
僕は君の名前を呼び続ける
あなたが悪いんじゃない、と
君はできるだけの笑顔で言う ...
街、都市計画は百年たってもまだつづく
しずみこんだ街の青い静脈で
渋滞しはじめた一台一台
濡れた車体はガス漏らし震える
なりをひそめたクラクション
...
炎帝飼いならして夏を早送り
重たい青に喰われている
咳するごとに命減っている
晩飯は王将にしよと詠んだら餃子ぐらいはタダにならぬか
きっとまた三途の川を渡るから泳げるようにクロール磨く
武者ガンのビームナギナタ振り回す彼女のことはもう忘れなよ
積もった雪が奏でる
静寂の夜の世界
凍えた闇を彩る幾億の星に
惹かれ、誘われ
輝く鼓動
真冬の空に駆け抜ける
吐く息は今
月の明かりに反射して
銀色に煌めいて
...
風鈴が微かに聞こえ寒気する寒い冬には似合っていない
夜の海穏やかだけど何となくネガティブなこと想像させる
独特な雰囲気を持つクリスマス何処で過ごそうとときめきの中
クリスマス普 ...
法則を聞いてみる
雲のうえに
青空に
ひかりに
法則を
発見せずに
決めつけずに
雲のうえに
青空に
ひかりに聞いてみる
市電がとおる
...
あれからもう何年の月日が経ったのだろう
昨夜 昔の約束事のように深夜0時に掛かってきた電話
そしていまクリスマス・イブの雑踏のなかでぼくはきみを待つ
やがて遠くからでも分かる背の高いきみと小 ...
風が
やすやすと
国境を越えて
やってくる
クリスマス寒波に
背中を丸めて帰りを急ぐ人の
ひとりにひとつ用意された家路をたどれば
夜に沈んだ土地に
ぽつり、ぽつりと
灯りがともさ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
眠りの中の眠り
佐藤伊織
自由詩
2
12/12/24 23:11
光
〃
自由詩
1
12/12/24 23:08
夫婦
かや
自由詩
5
12/12/24 23:03
コタツ
殿上 童
自由詩
25*
12/12/24 19:14
日々の物語
空丸ゆらぎ
自由詩
19
12/12/24 18:57
リコリアス
Seia
自由詩
3
12/12/24 17:49
クリスマス
夏川ゆう
俳句
0
12/12/24 17:42
考えたくない
いちげ
自由詩
1
12/12/24 17:01
パンティ売りの処女
花形新次
自由詩
2
12/12/24 16:26
君はピザ屋のサンタクロース
朧月
自由詩
3
12/12/24 16:20
理想と現実
清風三日月
自由詩
6
12/12/24 16:11
脳内世界
シホ.N
自由詩
3
12/12/24 16:10
清冽の順守という暗黙
綾野蒼希
自由詩
0*
12/12/24 14:32
道路
はるな
自由詩
3
12/12/24 13:55
爪を切る
すみたに
短歌
0
12/12/24 13:01
アンセリウム
〃
自由詩
1
12/12/24 12:40
光について
木屋 亞万
自由詩
3*
12/12/24 12:40
パレード
たもつ
自由詩
6
12/12/24 12:40
おおきな樽の小部屋にて
すみたに
自由詩
0
12/12/24 12:27
炎帝飼いならして夏を早送り
北大路京介
自由詩
3
12/12/24 12:25
重たい青に喰われている
〃
自由詩
4
12/12/24 12:24
咳するごとに命減っている
〃
自由詩
3
12/12/24 12:24
晩
〃
短歌
5
12/12/24 12:23
きっと
〃
短歌
1
12/12/24 12:23
武
〃
短歌
2
12/12/24 12:22
聖夜
キダタカシ
自由詩
9*
12/12/24 11:44
似合っていない
夏川ゆう
短歌
2
12/12/24 10:39
信じる
吉岡ペペロ
自由詩
8
12/12/24 10:01
イブの街で
HAL
自由詩
2*
12/12/24 9:45
No Country
そらの珊瑚
自由詩
15
12/12/24 9:04
2761
2762
2763
2764
2765
2766
2767
2768
2769
2770
2771
2772
2773
2774
2775
2776
2777
2778
2779
2780
2781
2782
2783
2784
2785
2786
2787
2788
2789
2790
2791
2792
2793
2794
2795
2796
2797
2798
2799
2800
2801
加筆訂正:
アンセリウム
/
すみたに
[12/12/24 13:07]
修正しました
爪を切る
/
すみたに
[12/12/24 13:04]
修正しました
4.46sec.